記録ID: 3437582
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
行者還岳西面のバリエーションルートで七曜岳まで周回
2021年08月11日(水) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:01
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:59
距離 9.1km
登り 1,099m
下り 1,097m
天候 | くもり時々晴れのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しかし駐めた場所がトイレ近くだったので夜中そばに車の出入りがあったり、結構明るい防犯灯の光が車の中に差し込んだりと位置が最悪だった上、ずっと足を曲げていないといけない体勢は思ったより辛く、ほぼ寝れないままの登山になった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
関電道から行者還岳西尾根に乗り移る部分は地形図によるルートファインディング必要。 1486標高点からの下降ルートは最後谷筋に下りることになるので、増水時には通行不可能。 |
写真
最初の数メートルを登った所にいきなり。
何でこんな誰も来ないようなところに。
なお、これと次の写真は行きにダブルストック握ったばかりでスマホ出す気にならず、ずっと気になっていたので帰りが同じところだったのでその時に撮りました。
何でこんな誰も来ないようなところに。
なお、これと次の写真は行きにダブルストック握ったばかりでスマホ出す気にならず、ずっと気になっていたので帰りが同じところだったのでその時に撮りました。
途中は結構な傾斜でとにかく尾根を外さず直登。
人の踏み跡か獣道か分からないがずっと跡はあるが、巻き道やトラバース道に見える所は入らない方が良い。
ほとんど登り一方で細い部分が多いので、巻こうとして後から横の傾斜を登るのは厳しい。
途中テープ類は一切無いが、最後関電道に上がる直前になって一つだけ巻いてあった。
人の踏み跡か獣道か分からないがずっと跡はあるが、巻き道やトラバース道に見える所は入らない方が良い。
ほとんど登り一方で細い部分が多いので、巻こうとして後から横の傾斜を登るのは厳しい。
途中テープ類は一切無いが、最後関電道に上がる直前になって一つだけ巻いてあった。
地理院地図にも載っている等高線間の二つの岩場の間を抜ける予定でトラバースしてきたが、左右の岩の間を見上げてみると結構な傾斜と崩れやすい地盤で行者還岳西尾根に乗るまで一苦労。
もっと楽なルートもきっとあると思うが、見つけるのは大変そう。
もっと楽なルートもきっとあると思うが、見つけるのは大変そう。
乗ってみれば踏み跡もあり、要所には古いテープもあった西尾根からやっと頂上まで来たが、この直前が石楠花のバリア地帯になっており、踏み跡の気がして押し通ろうとしたらはね返されて石楠花の中で尻餅をついてしまい、起き上がれなくて一苦労。
行者還岳から奥駆け道に下りてきたところで七曜岳までピストンするか、天気予報では夕方から崩れるとのことだったのでちょっと悩んだが、時間が早かったので行くことに。
ここはもう七曜岳直下の無双洞分岐。
ここはもう七曜岳直下の無双洞分岐。
最初に小さい岩場が出てきたところでふり返って1枚。
尾根に入った最初の部分でなぜかブヨなのかやたら頭にたかってくる。
大峰ではハッカ油やディート系虫除けも効かない虫が多いので、この季節は最初から森林香を焚きながらここまで来たのに。
尾根に入った最初の部分でなぜかブヨなのかやたら頭にたかってくる。
大峰ではハッカ油やディート系虫除けも効かない虫が多いので、この季節は最初から森林香を焚きながらここまで来たのに。
この先岩場でいきなり尾根が数メートル切れ落ちていて、ここは確か右から巻き下った。
尾根前半ではこういう小さい岩場が2カ所と倒木帯2カ所ほどがちょっと面倒なところだが、尾根筋そのものははっきりしていて迷う心配はあまりない。
尾根前半ではこういう小さい岩場が2カ所と倒木帯2カ所ほどがちょっと面倒なところだが、尾根筋そのものははっきりしていて迷う心配はあまりない。
途中からゴツゴツした感じはなくなってこういう気持ちいい尾根になるが、末端に近づくにつれて分かれてくるので絶対肝心の尾根を外さないよう注意が必要。
勿論踏み跡もテープも無い。
一カ所右に間違えかけてあまりに細い尾根で不審に思い、左から巻き下ってみるとまだ先に目標の尾根が続いている場所があった。
獣道だけはずっとあって、それがシカやイノシシなど蹄では無く4〜5本指で、これは熊に違いないと思って勿論熊鈴は付けていたが歌も歌いながら歩いたので疲れた。
勿論踏み跡もテープも無い。
一カ所右に間違えかけてあまりに細い尾根で不審に思い、左から巻き下ってみるとまだ先に目標の尾根が続いている場所があった。
獣道だけはずっとあって、それがシカやイノシシなど蹄では無く4〜5本指で、これは熊に違いないと思って勿論熊鈴は付けていたが歌も歌いながら歩いたので疲れた。
ついに谷筋に下りてきて、この滝は下降出来ないとみて右岸側の腐葉土でズルズル滑る急傾斜を下りてきたところ。
このあたりから暗くなって遠雷が聞こえ、水近くにいるので不安になる。
このあと谷筋からの脱出場所を探して下っていくがまったく分からず、小坪谷に出てそのまま右岸を行けるところまで行って行き詰まってその場所の傾斜をよくよく見ると踏み跡が。
上がってみると細いながらよく踏まれた道でホッとする。
このあたりから暗くなって遠雷が聞こえ、水近くにいるので不安になる。
このあと谷筋からの脱出場所を探して下っていくがまったく分からず、小坪谷に出てそのまま右岸を行けるところまで行って行き詰まってその場所の傾斜をよくよく見ると踏み跡が。
上がってみると細いながらよく踏まれた道でホッとする。
その小道を上がってくるとなんと行者還小屋への道に合流するところに通行止めロープが。
このルートは外さず通るのが結構難しいと思うので登山者が多いのでは無く、おそらくは遊びで谷筋に下りる人が迷ったり怪我したりで通行止めにしたのでは。
このルートは外さず通るのが結構難しいと思うので登山者が多いのでは無く、おそらくは遊びで谷筋に下りる人が迷ったり怪我したりで通行止めにしたのでは。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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---|
感想
数か月前に初めてスマホを買い、とりあえず分かりやすいヤマップを何回か使っていたが、今回初めて両方ログを取ってみるとヤマレコの方が歩いた軌跡といい歩く速度の正確さといい、はるかに精度が良いことにびっくりしてヤマップに上げていたものをほぼそのままこちらに移植。
ただ、登りのルートは行者還岳西尾根に乗るためのルートファインディングが難しく、踏まれていない腐葉土のズルズル滑る急傾斜で最後岩に阻まれる部分も多いと思われ、後戻りを強いられることも多いかと思う。
また下りルートは最後谷筋に下りて小坪谷下流右岸にあった行者還小屋への道から下りてくる踏み跡を探し出した今回のルート取りが一番楽と思われるが、これは増水時にはまったく使えず(それも含めて通行止めロープが張られていたのだと思う)、途中そんな簡単なエスケープルートも無さそうなので、特に雨天後など、登り下り共に使うのは決してお勧め出来ません。
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