尾瀬ヶ原・至仏山(鳩待峠〜アヤメ平〜見晴〜尾瀬ヶ原〜至仏山)


- GPS
- 30:46
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
07:30鳩待峠〜08:40横田代〜09:30アヤメ平〜10:05富士見小屋(昼食45分)〜12:05昼場〜12:30八木沢橋〜12:55沼尻川橋〜13:15見晴
◯9/22(日)
05:50見晴〜06:20龍宮十字路〜07:35山ノ鼻(朝食45分)〜08:30至仏山登山口〜10:40高天ヶ原ベンチ〜11:10至仏山頂(昼食20分)〜12:15小至仏山〜12:50オヤマ沢田代〜14:00鳩待峠
天候 | 9/21(土) 快晴 9/22(日) 晴れ後曇り 早朝は霧 ※日中は20℃ぐらいありますが早朝は5℃以下、防寒着の用意を! |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
・戸倉から鳩待峠の間は乗り合いタクシーを利用(片道900円) ※工事に伴う渋滞 国道120号椎坂峠の下(沼田市街側)で終日片側交互通行を実施中のため、帰りに椎坂峠を通過するのに40〜50分ほど渋滞しました。椎坂峠手前で薗原湖方面へ抜けるか、県道64号を使用して川場村経由で沼田市外へ向かう迂回路を検討したほうがいいかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◯道の状況 ・八木沢道の富士見峠から十二曲がりまでの間には道が狭い箇所あり、八木沢橋付近では大雨で侵食された脇を通る場所があるので注意 ・至仏山は蛇紋岩が本当に滑るので昇り降りに注意してください ・登山ポストは鳩待峠の鳩待通り入口と至仏山入口にそれぞれありました ・今回のルート上のトイレは鳩待峠・富士見小屋・見晴・龍宮・山ノ鼻にあります ◯下山後の温泉・飲食 ・老神温泉「東明館」にて入浴&夕食 ・日帰り入浴は600円、白濁した単純硫黄泉を源泉かけ流しの内湯と露天風呂で満喫しました ・入浴後はホテル内の「ぎょうざの満洲」でラーメン・餃子・ビール(ノンアルです)を堪能 http://www.mansyu.co.jp/oigami/toumeikan.html ◯行動時間、距離など by takecho(スマホ) 9/21 距離 11.64km 合計時間 6:38 最小標高 1463m 最大標高 2009m 標高の増加 461m 9/22 距離 13.79km 合計時間 8:15 最小標高 1440m 最大標高 2268m 標高の増加 957m |
写真
持ってきたお握りと、小屋のけんちん汁(400円)。
お茶と、お茶請けのカボチャの甘煮がサービスで出てきました。
小屋のアルバムにはアヤメ平の紅葉の写真も。
尾瀬ヶ原とは違った、とっても色鮮やかな紅葉が見られるそうです。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
シュラフ
シュラフカバー
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
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共同装備 |
テント
コンロ
ガスカートリッジ
コッヘル(鍋)
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
カメラ
ポリタンク
車
|
感想
◯感想 by takecho
天気に恵まれた最高の二日間でした。
富士見峠までの間に通った横田代とアヤメ平の二つの湿原は、秋の真っ青な空とたなびく白い雲、黄金色に輝く草紅葉の湿原とのコントラストが本当にキレイでした。
さわやかな風、空を映す鏡のような池塘、湿原の向こうには至仏山と燧ヶ岳・・・。
すれ違う人もまばらで、ベンチでは時間が経つのを忘れてボケーッとしたくなるような、とても気持ちの良い湿原でした。
富士見峠では持ってきたお握りと温かい「けんちん汁」をいただきました。
オマケにいただいたカボチャの甘煮もとても美味しかった。
見せていただいた小屋のアルバムには紅葉のアヤメ平の写真がありました。
あと二週間ほどで尾瀬ヶ原の淡い紅葉とは違った鮮やかな紅葉が見られるとのことです。
見晴へと下る八木沢道の途中にはブナやカバの大木がたくさんあり、「巨木好きにはたまらないねー」なんて話をしながら歩いていました。
この道では誰ひとりとしてすれ違うことがなく、尾瀬じゃないような静かなハイキングを楽しむことができました。
見晴に到着して燧小屋で手続きを済ませてテントを設営、弥四郎清水のおいしい水で入れたコーヒーと持ってきたお菓子で休憩した後、尾瀬ヶ原を少しだけ散策しました。
午前中は至仏山がよく見えましたが、この時間になると今度は日差しを受けた燧ヶ岳がキレイに見えました。
散策の後は生ビールで乾杯、早めに到着できたおかげで夕方までゆっくりと過ごしました。
散策から戻ってくると、テント場がいっぱいになっていてビックリ!
浄化槽の上のコンクリートの上にまでテントが…笑
早めに到着して平らな場所に設営できて本当に良かった〜
翌朝は4時過ぎに起床してテントを撤収、待ち合わせの5時半にギリギリ完了。
6時少し前、朝もやの尾瀬ヶ原縦断に出発しました。
やがて日が昇り、次第に消えていく霧と刻々と変わっていく湿原の様子を撮りながら1時間半以上かけて山ノ鼻へ到着し、朝食を摂ったらいよいよ至仏山へ向けて出発です。
至仏山は、手強かった・・・。
見た目の穏やかな印象とは違いました。
朝露をたっぷりと吸ったテントを背負って、滑りやすい足元に気をつけながらの急登は正直キツかった。
山頂だ!と思ってたどり着いたところから見えた本当の山頂。(高天ヶ原でした)
あそこでの精神的なダメージは忘れられません。
仏の山とは名ばかりで、こっちが仏になって昇天してしまいそうでした。
山頂はとにかく人が多くて、休憩する場所もありませんでした。
記念撮影だけして少し下った登山道の脇で昼食を取りましたが、ここでゆっくり休めなかったことが長い下りでバテた原因かも。
雲行きが怪しかったのも下山を急いだ原因でしたが、雨に振られることはなく無事に鳩待峠に戻ってこれました。
下山後は、戸倉から少しありますが老神温泉でゆっくりしました。
歴史のある温泉だから泉質は文句なし、入浴後の餃子でスタミナ回復!
おかげで予想外にひどかった帰りの渋滞も乗り切れました。
今回の尾瀬ヶ原周回コースは距離も長いし高低差もあるから日帰りではとても歩けません。
今までは日帰りでしか来たことがなかった尾瀬ですが、一泊すると色々と違った楽しみがあることを発見できました。
来年は燧ヶ岳に登りたいですね。
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