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Yamareco

記録ID: 358024
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

念願の白峰三山縦走!広河原〜奈良田!秋晴れとステキな出会いと

2013年10月13日(日) 〜 2013年10月15日(火)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
46:21
距離
24.1km
登り
2,535m
下り
3,218m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

13日 9:50広河原-11:55二股-(右俣)-15:00北岳-15:50北岳山荘 テント泊
14日 6:10北岳山荘-7:30間ノ岳-10:30農鳥岳-11:05大門沢降下点-13:10大門沢小屋 テント泊
15日 6:00大門沢小屋-8:10奈良田第二駐車場
天候 13日 快晴
14日 快晴 2500m以下は曇り
15日 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田第二駐車場(無料100台以上)を利用。
身延〜奈良田間の林道は一部河川を埋め立てた迂回路を使います。
増水時は通行止めになるかもしれませんので、事前に確認が必要です。
停めていたのは行き7割、帰り10台程度でした。

奈良田から8時52分のバスにて広河原へ。
1台で全員が余裕を持って座れました。
コース状況/
危険箇所等
人気のコースだけあってコース整備はしっかりされています。

大門沢小屋〜奈良田間は河原歩き、低山ハイク的な要素が強いコースです。
ルートファインディングや転倒には気をつけましょう。

奈良田の里温泉の泉質は関東甲信越エリア屈指!!(私調べによる)
かすかな硫黄臭とぬるぬるアルカリ泉はかなりオススメ。
無理に時間を合わせてでも入るべきです。
¥500 9:00〜19:00
奈良田に到着!寝坊して朝一のバスに間に合いませんでした。
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奈良田に到着!寝坊して朝一のバスに間に合いませんでした。
広河原到着。ビジターセンター脇の林道を進みます。
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広河原到着。ビジターセンター脇の林道を進みます。
「緑の橋を渡ると登山道です」と教わったとおりに進みます。
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「緑の橋を渡ると登山道です」と教わったとおりに進みます。
おぉーなかなかの紅葉!あれに見えるは北岳かな?
おぉーなかなかの紅葉!あれに見えるは北岳かな?
ほほーこれはなかなか!
実は、けっこう画像処理かけてます。いいかんじ。
実は、けっこう画像処理かけてます。いいかんじ。
赤。というより赤茶色。
北岳と紅葉がすばらしい!
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北岳と紅葉がすばらしい!
二股より右俣コースを登ります。
二股より右俣コースを登ります。
斜面の途中にも紅葉が。稜線は遠いなぁ。
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斜面の途中にも紅葉が。稜線は遠いなぁ。
九十九折れになっていて登りやすいですが、荷物の重みで一歩一歩がズッシリきてます。
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九十九折れになっていて登りやすいですが、荷物の重みで一歩一歩がズッシリきてます。
稜線に出たら目の前に甲斐駒ケ岳!カッコイイなぁ。奥に八ヶ岳も見える。
稜線に出たら目の前に甲斐駒ケ岳!カッコイイなぁ。奥に八ヶ岳も見える。
鳳凰三山!一度歩いた山は違って見えますね!
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鳳凰三山!一度歩いた山は違って見えますね!
おっと、日本一様も!
さてさて、ここから稜線歩き。少しは脚への負担が少なくなりますが、足取りは重いまま。
さてさて、ここから稜線歩き。少しは脚への負担が少なくなりますが、足取りは重いまま。
岩場ですが危険は感じず。ロープもあって安心安全!
岩場ですが危険は感じず。ロープもあって安心安全!
ようやく肩の小屋に到着。つかれた・・・
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ようやく肩の小屋に到着。つかれた・・・
いっそここでテント泊してしまおうか?いやいや、明日の行程を考えると北岳山荘まで行かないと。
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いっそここでテント泊してしまおうか?いやいや、明日の行程を考えると北岳山荘まで行かないと。
一人でポツンと座っていたので話しかけてみました。日本語話せないので、カタコト英語でなんとかコミュニケーションをとってみる。名前を聞いていなかったのでダニー(仮)としますw
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一人でポツンと座っていたので話しかけてみました。日本語話せないので、カタコト英語でなんとかコミュニケーションをとってみる。名前を聞いていなかったのでダニー(仮)としますw
ダニーといっしょに北岳ピークを目指すことに!ビール飲んでたけど、片道20分なら大丈夫か?
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ダニーといっしょに北岳ピークを目指すことに!ビール飲んでたけど、片道20分なら大丈夫か?
ダニーは少しのピークも果敢に攻めます。
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ダニーは少しのピークも果敢に攻めます。
触発されて自分も!本当のピークと富士山!
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触発されて自分も!本当のピークと富士山!
念願の北岳登頂!!ダニーと写真の撮りあいっこ。いっしょに撮っておけばよかったなぁ。
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念願の北岳登頂!!ダニーと写真の撮りあいっこ。いっしょに撮っておけばよかったなぁ。
これが見たかった!標高日本二位から日本一を眺める。360°の展望。いくつも3000m峰が見えますが、ここより高いところはあそこだけ。感無量です。
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これが見たかった!標高日本二位から日本一を眺める。360°の展望。いくつも3000m峰が見えますが、ここより高いところはあそこだけ。感無量です。
さて、ダニーとHave a good climbing!と別れて間ノ岳方面へ。
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さて、ダニーとHave a good climbing!と別れて間ノ岳方面へ。
見よ!この稜線!!
下山コースも安心安全。
受付を済ませて設営。サンライズ、サンセット及び夜景撮影のために稜線に近いところを陣取りました。
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受付を済ませて設営。サンライズ、サンセット及び夜景撮影のために稜線に近いところを陣取りました。
テン場からの眺めもすばらしいの一言。
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テン場からの眺めもすばらしいの一言。
お待ちかねのサンセットタイム。中央アルプスの稜線がきれいです。
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お待ちかねのサンセットタイム。中央アルプスの稜線がきれいです。
サンセットで赤く染まる北岳。美しい。
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サンセットで赤く染まる北岳。美しい。
楽しみにしていたのは自分だけではありませんね。
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楽しみにしていたのは自分だけではありませんね。
さようなら。また明日。
さて、食事の準備です。こだわりの山メシのため食材はふんだんに持ってきました。おかげで重量過多。
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さて、食事の準備です。こだわりの山メシのため食材はふんだんに持ってきました。おかげで重量過多。
メシを炊きながらお湯を沸かす。排熱回収です。エコでしょ?
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メシを炊きながらお湯を沸かす。排熱回収です。エコでしょ?
パエリアと鶏のトマト煮。うまい!と言いたいところですが、パエリアの米が少し固かった。もちろん完食!
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パエリアと鶏のトマト煮。うまい!と言いたいところですが、パエリアの米が少し固かった。もちろん完食!
そうこうしてると星が出てきたので、お楽しみの天体撮影。甲府の夜景がすばらしい。
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そうこうしてると星が出てきたので、お楽しみの天体撮影。甲府の夜景がすばらしい。
月もキレイなのですが、月明かりが明るすぎて天体撮影には向きません。
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月もキレイなのですが、月明かりが明るすぎて天体撮影には向きません。
上空はすばらしい星空。赤い線は恐らく流れ星。
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上空はすばらしい星空。赤い線は恐らく流れ星。
北岳と星空。本当は真っ暗ですが、補正かけてるので山腹もハッキリ見えます。
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北岳と星空。本当は真っ暗ですが、補正かけてるので山腹もハッキリ見えます。
時間が経つごとに見える星が多くなってきました。風が強く、長いこと外にいれないのでここでお開きに。
時間が経つごとに見える星が多くなってきました。風が強く、長いこと外にいれないのでここでお開きに。
夜中に起きたら月が落ちて満天の星空!!!天の川も肉眼でハッキリと!が、カメラのピントが合っておらず、残念な写真に・・・
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夜中に起きたら月が落ちて満天の星空!!!天の川も肉眼でハッキリと!が、カメラのピントが合っておらず、残念な写真に・・・
暗いうちから支度をして、朝食は炊き込みごはんとホット麦茶で。余ったごはんは今日の行動食になります。
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暗いうちから支度をして、朝食は炊き込みごはんとホット麦茶で。余ったごはんは今日の行動食になります。
おっと!ちょっとタイミング外したけどキレイなサンライズ!!めでたい組み合わせ^^
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おっと!ちょっとタイミング外したけどキレイなサンライズ!!めでたい組み合わせ^^
お日様と共に行動開始です。
お日様と共に行動開始です。
楽しい3000mの稜線歩き。けど、風が強くて寒い。
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楽しい3000mの稜線歩き。けど、風が強くて寒い。
中白根山。まだまだ歩きます。安物ソフトシェルだけだと寒いので、上にカッパを重ねます。
中白根山。まだまだ歩きます。安物ソフトシェルだけだと寒いので、上にカッパを重ねます。
振り返ると美しい稜線。はぁ、癒される。
振り返ると美しい稜線。はぁ、癒される。
日が高くなってきました。
日が高くなってきました。
西斜面をずっとトラバース。すれ違う人もチラホラと。間ノ岳で日の出観賞でしょうか。
西斜面をずっとトラバース。すれ違う人もチラホラと。間ノ岳で日の出観賞でしょうか。
残念。偽ピーク。
本物はまだ遠い。
ようやく到着!
人がわんさかいましたが、なんとか合間を見て撮ってもらいました。
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人がわんさかいましたが、なんとか合間を見て撮ってもらいました。
甲斐駒、北岳、鳳凰三山!地蔵岳のオベリスクがハッキリと確認できます。
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甲斐駒、北岳、鳳凰三山!地蔵岳のオベリスクがハッキリと確認できます。
うっっ!けっこう下りますね。脚の疲労が溜まってきました。農鳥の登り大丈夫かなぁ。
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うっっ!けっこう下りますね。脚の疲労が溜まってきました。農鳥の登り大丈夫かなぁ。
農鳥小屋から。ウワサのオヤジさんもいらっしゃいましたが、他の登山者となにやら難しい話をされていました。
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農鳥小屋から。ウワサのオヤジさんもいらっしゃいましたが、他の登山者となにやら難しい話をされていました。
普段はなんてことない登り。でも、疲労の残る脚で重いテン泊装備を上げるのは一苦労。
普段はなんてことない登り。でも、疲労の残る脚で重いテン泊装備を上げるのは一苦労。
見えていた険しい東斜面とは違い、西斜面は穏やかな様相。
見えていた険しい東斜面とは違い、西斜面は穏やかな様相。
おっ!アレがピークか!?
おっ!アレがピークか!?
ピークはピークでも西農鳥岳のピークでした。ここから休憩のたびに出会うことになるY氏に大門沢の下りの厳しさを教えられ、もう一泊することを考え出します。
ピークはピークでも西農鳥岳のピークでした。ここから休憩のたびに出会うことになるY氏に大門沢の下りの厳しさを教えられ、もう一泊することを考え出します。
あれが塩見岳かぁ。山奥の大ピーク、かっこいい!
あれが塩見岳かぁ。山奥の大ピーク、かっこいい!
少し岩場が出てきます。
慌てず落ち着いてペンキを追いましょう。
少し岩場が出てきます。
慌てず落ち着いてペンキを追いましょう。
いつの間にやら眼下には雲海が!
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いつの間にやら眼下には雲海が!
農鳥岳登頂!!白峰三山の記念ショット。北岳が遠い!はるばる来たなぁ。
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農鳥岳登頂!!白峰三山の記念ショット。北岳が遠い!はるばる来たなぁ。
残る稜線も後わずか。
そろそろ鞍部かな?あれが広河内岳かな?
そろそろ鞍部かな?あれが広河内岳かな?
おっ!これが大門沢下降点の鐘かぁ。吹雪や霧深い日には本当に助かるでしょう。実益を兼ねた素晴らしいレリーフですね。
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おっ!これが大門沢下降点の鐘かぁ。吹雪や霧深い日には本当に助かるでしょう。実益を兼ねた素晴らしいレリーフですね。
「下降」という表現がぴったりの斜度です。
「下降」という表現がぴったりの斜度です。
下っていくとまた紅葉に出会えました。
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下っていくとまた紅葉に出会えました。
昨日といい今日といい、天気に恵まれました。
昨日といい今日といい、天気に恵まれました。
エリアは狭いですがすばらしい!
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エリアは狭いですがすばらしい!
急降下は続きます。脚へのダメージが尋常じゃないです。ゆっくりゆっくり、休み休み進みます。
急降下は続きます。脚へのダメージが尋常じゃないです。ゆっくりゆっくり、休み休み進みます。
雲海の中に入ってしまいました。
雲海の中に入ってしまいました。
川沿いに出ました。対岸の紅葉がキレイ。大門沢小屋からコースタイム3.5h。これ以上はちょっと無理そうなのでテント泊を決意。
川沿いに出ました。対岸の紅葉がキレイ。大門沢小屋からコースタイム3.5h。これ以上はちょっと無理そうなのでテント泊を決意。
見た目はアレですが、案外頑丈です。
見た目はアレですが、案外頑丈です。
二本目を渡れば、大門沢小屋はすぐそこ。受付を済ましてテントを張ります。
二本目を渡れば、大門沢小屋はすぐそこ。受付を済ましてテントを張ります。
ちょっと遅めの昼メシに棒ラーメン初体験!食材はふんだんにあるので、即席鶏チャーシューとわけぎをトッピング。まぁ、悪くないです。
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ちょっと遅めの昼メシに棒ラーメン初体験!食材はふんだんにあるので、即席鶏チャーシューとわけぎをトッピング。まぁ、悪くないです。
テン場の上の段に陣取りました。残念ながら、富士山は雲の中。
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テン場の上の段に陣取りました。残念ながら、富士山は雲の中。
早く着きすぎてヒマなので、残った食材を使いまくるメニューを考案。シーフードと鶏肉とピーマンを炒めて味付け。炊き込みごはんの素を混ぜた玉子を絡めて具沢山オムレツ!ひっくり返せないので焦がしたのは言うまでもないですねw
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早く着きすぎてヒマなので、残った食材を使いまくるメニューを考案。シーフードと鶏肉とピーマンを炒めて味付け。炊き込みごはんの素を混ぜた玉子を絡めて具沢山オムレツ!ひっくり返せないので焦がしたのは言うまでもないですねw
一晩明けて、朝です。台風が接近しているようなので、急いで下ります。
一晩明けて、朝です。台風が接近しているようなので、急いで下ります。
大門沢小屋脇から河原へ進みます。
大門沢小屋脇から河原へ進みます。
時間はあるのでゆっくりゆっくり。昨日の疲れが残っているようで、ペースが上がりません。
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時間はあるのでゆっくりゆっくり。昨日の疲れが残っているようで、ペースが上がりません。
危険箇所は楽に通れるように整備されています。
危険箇所は楽に通れるように整備されています。
二本目。斜めってますが、案外普通に渡れます。
二本目。斜めってますが、案外普通に渡れます。
丁寧に滑り止めを彫ってありますが、この上を渡る度胸はありませんでした。
丁寧に滑り止めを彫ってありますが、この上を渡る度胸はありませんでした。
小尾根をトラバース。すっかり低山ハイクの域です。
小尾根をトラバース。すっかり低山ハイクの域です。
斜面がキツイところは九十九折れになっていて歩きやすいです。丹沢のバリエーションルート直登のほうが断然辛いです。
斜面がキツイところは九十九折れになっていて歩きやすいです。丹沢のバリエーションルート直登のほうが断然辛いです。
3本目。複雑に絡み合って作られています。作成者の苦労を物語っていますね。
3本目。複雑に絡み合って作られています。作成者の苦労を物語っていますね。
ナイスバランス!本当に木で支えてる?
ナイスバランス!本当に木で支えてる?
ここはコレが無いとかなり怖かったでしょう。ありがたいですね。
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ここはコレが無いとかなり怖かったでしょう。ありがたいですね。
一本目の吊橋。
二本目。揺れますが恐怖感はないです。
二本目。揺れますが恐怖感はないです。
二本目を渡ってすぐ、護岸工事によって登山道が消えていました。迷いましたが、工事側へ行ってみます。
二本目を渡ってすぐ、護岸工事によって登山道が消えていました。迷いましたが、工事側へ行ってみます。
大堰堤を眺めながら!変わっていておもしろい!
大堰堤を眺めながら!変わっていておもしろい!
堰堤近くから登山道へ復帰。正式ルートはどれだ?
堰堤近くから登山道へ復帰。正式ルートはどれだ?
3本目の吊橋。すでに工事関係者が入っていました。
3本目の吊橋。すでに工事関係者が入っていました。
吊橋を渡れば登山道は終了。脚も膝も耐えてくれた!
吊橋を渡れば登山道は終了。脚も膝も耐えてくれた!
道端にコスモスが咲いていました。コスモスを秋桜と書くようになったのはさだまさし発祥だと、さだまさしファンのオカンが言ってました。
道端にコスモスが咲いていました。コスモスを秋桜と書くようになったのはさだまさし発祥だと、さだまさしファンのオカンが言ってました。
ゲートを越えれば一般車道です。
ゲートを越えれば一般車道です。
駐車場が見えてきました。長い長い縦走も無事完了。
駐車場が見えてきました。長い長い縦走も無事完了。
奈良田の里温泉!白峰三山縦走の締めくくりに相応しい、いい湯でした!帰宅方向が同じだったY氏と相乗りで帰りました。またご一緒しましょう!
2013年10月15日 08:40撮影 by  iPhone 5, Apple
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10/15 8:40
奈良田の里温泉!白峰三山縦走の締めくくりに相応しい、いい湯でした!帰宅方向が同じだったY氏と相乗りで帰りました。またご一緒しましょう!

感想

しらねさんざん
白根とか白峰とか書き方があるようですが、ここでは敢えて白峰と統一します。


今年のGW前、まだ2000m級に雪が残る頃、鳳凰三山を縦走しました。
鳳凰三山も美しい山だったのですが、眼前に広がる白峰三山の圧倒的な存在感を見て「いつか登ってやるぞー!」と心に決めていました。
白峰三山縦走に向けて、テント泊装備の準備や荷物に耐えうるだけの身体作り、岩場や3000m級登山のトレーニングを重ねてきました。
そして、夏を過ぎた頃、そろそろ!と思ったら連休のたびに雨や他の予定が・・・
今年ラストチャンスということで今週末を迎えました。

膝サポーターを忘れたせいで不安を感じつつの登山でしたが、蓋を開けて見れば、
見事な秋晴れと景観!
想像通りすばらしい3000m越えの稜線!
そして、予想通り厳しかった大門沢の下り・・・


食事に懲り過ぎたおかげで水抜きの荷物が17kg。
北岳の登りにヒイヒイ言って、縦走路で徐々に疲労蓄積し、大門沢の下りで太ももが限界を迎えました。
これ以上は危険と思ったことと、途中下山で会った方の薦めもあって、大門沢小屋に追加でテント泊することに。
この辺は想定内で食料も余計に持ってきていました。

食事に拘るのもいいのですが、拘るなりの身体の鍛え方が足りないようです。
荷物の軽量化、サポートタイツやストックに逃げたい気持ちもありますが、まだ初めて1年目ですし。
もちっと鍛えてみようと思います。


素晴らしい出会いも多くありました。

北岳肩の小屋で話しかけたダニー(仮)。
日本語を話せないとのことだったので、自分のなんちゃってカタコト英語でどうにかコミュニケーションを取ってみました。
ニューヨークからバカンスで日本に来て、もう2週間ほど日本の山を登っていること。
日本アルプスは標高は低いけど素晴らしいと思ったこと。
次週、長野エリアに行くとのことなので、槍ヶ岳をオススメしておきました。

後、西農鳥岳以降、休憩のたびに会って話をしたY氏。
脚の調子を気遣ってくれ、大門沢小屋にいっしょに泊まることにしました。
ちょこちょこと話をして下山後の奈良田温泉でもいっしょに。
帰りの方向が同じで、帰りのバスの時間が遅いとのことだったので、自分の車に相乗りして帰りました。
帰り車中もすっかり意気投合し、ちゃっかり連絡先も交換。
山関係の知り合いは少ないのでこういうのは嬉しいです^^

予定の時期がずれ、今回一人で山に入ったからこそ出会えた人たち。
一期一会を大切にしたいものだなぁと思いました。



これで一つの目標をクリア。
まだまだ課題は抱えていますが着実にステップアップ!

さて、次はどこに登ろうか。

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訪問者数:1258人

コメント

おー!白峰三山!!!
なんとmattsooさんはテント泊で白峰三山を達成されて来られたんですね 間ノ岳方面を見る稜線美はたまりませんよねー。私は見るだけで未踏なので滅茶苦茶羨ましいです。

しかも富士山迄くっきりと申し分無い景色をご堪能された様で、これまた素晴らしいっす

ダニーさん、いい味ダシテマスネ Gパンにコアラ?外人さんは日本人の笑顔と質が違う素敵な表情をされるので感心してしまいます。

テント泊に料理と凄いです。パッキングに調理に後片付け・・・
ワタシゼンゼンワッカラナイ(^_^;)

素敵な朝日に素敵な稜線。白峰三山はほんとに魅力的ですね。
来年へ向けて良い刺激を頂けました お疲れ様です。
2013/10/17 16:05
うまそ〜!
mattsooさん、こんばんはpaper
白峰三山いいですね  僕は北岳しか行った事がないのでちょっぴり羨ましいです

それにしてもこの連休は快晴で登山には最高の天気でしたが北アルプスでは多少の降雪がありましたsnow
南アルプスは大丈夫だったようですね

もうそこまで白銀の世界が迫っていますので僕も来年まで変な山行は控え、冬靴を履いてのテント泊に戻りたいと思います
それにしてもmattsooさん、星の写真が素晴らしいですね  僕もあんな写真を撮ってみたいものです
2013/10/17 18:33
fumihiko oさん
fumihiko oさんの北岳ピストンにも刺激を受けた上で行ってきました!
あまりに天気予報が良すぎたので、実は仕事を少し無理に調整して休みを取りました。
ここで行かないと損だと。無理して大正解でした!

テント泊は資金も体力も経験も必要ですからハードル高いですよね。
バイクツーリングの経験と道具があるので、他の方よりは敷居を高く感じませんでしたが、体力だけは如何ともしがたいです。

その代わりに、小屋泊では得られないものも多大にありますので、fumihiko oさんも是非
2013/10/17 20:35
kaikaireiさん
kaikaireiさんの実力なら日帰りで行けちゃいますよ!
実際、2日目にトレラン日帰りの方にかるーく追い抜かれました。

雪は無かったですが、夜はかなり冷え込みましたし霜柱も相当出ていました。
条件さえ合えばすぐにでも降雪するのではないかと思います。

星空撮影は少し道具が必要です。
シャッタースピードをマニュアル操作できるカメラ(一眼or高級コンデジ)、三脚、カメラ用リモコン等々。
自分の星空写真なんてまだまだですが、自分が撮った写真にちゃんと星が写っていると嬉しいですよ!
自分はコレ目的でテント泊してると言っても過言じゃありません
2013/10/17 20:42
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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