高野山町石道+京・大坂道のはずが・・・


- GPS
- 06:55
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 2,621m
- 下り
- 2,606m
コースタイム
8:45 慈尊院
8:46 180町石
9:06 展望台
9:36 一里(144町石)
10:03 二里
10:52 三里
11:40 四里
12:20 大門
12:26 1町石
12:28 金剛峯寺(根本大塔)
13:00 弁天岳(〜13:30昼食)
13:40 女人道
14:08 極楽橋駅
15:29 高野下駅
天候 | 晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高野山町石道 コースは迷うところはありません。九度山駅にも、南海電車のホームページ、九度山町のホームページなどに地図(案内図)があります。 京・大坂道 極楽橋駅を出てから、一度も表示を見かけませんでした。学文路駅からだったら迷わなかったのか・・・ |
写真
感想
先月予定していたコースですが、急遽荒島岳に登ったので、今回3連休の初日、天気がいいうちに高野山頂石道〜弁天岳〜京・大坂道を学文路駅まで歩こうと思い、計画を立てました。
予定通り(電車なので時間は狂いません。8時30分に九度山駅に降りて、走り出します。
今回は荷物も必要最小限?にまとめ、背中はとても軽いです。久しぶりの運動と言うこともありゆっくりジョギング。15分ほどかけて慈尊院につきました。
本堂には軽く手を合わせ(沢山の方で入って行けなかった?)、直ぐに180町石へ。階段を上り丹生官省符神社にお参りし、いよいよ町石道最初の難所、柿畑の急坂です。いつ登ってもきつい!もういや!というころに展望台です。午前中は天気は持つとのことでしたが、既に薄曇り・・・。和泉葛城山から岩湧山、紀見峠から金剛山方面の雄大な景色と紀ノ川とその両側に広がる橋本・九度山の一大パノラマを満喫して、先に進みます。
もう暫く柿畑の中の舗装路を進み、150町石台に入ると、やっと緩やかなアップダウンの気持ちの良いトレイルです。多少路面が削れて岩肌が露出したような所もありますが。概ね気持ちよく登れます。今回は、町石をすべて撮ろう!と思って走り(歩き)だしたのですが、山側の斜面を見ながらゆっくり走っていたのですが、一つ・二つ見落としていきます。しかも、字が読みにくかったり、次の町石の番号を間違えて覚えていたり・・・。立ち止まって動けなくなってしまう・・・。
気がつけば、六本杉も過ぎて、二鳥居です。天気がいまいちで、眺望もいまいち。気持ちよく下る道なので写真だけ撮って通過します。
右手にゴルフ場が見えてきたので、ぼちぼち二里石のはずですが、字が読みにくい。どれかな?左手ちょっと上方にあった?・・・。
町石道の直ぐ横がティーグランドなので、ちょっと休憩がてらショットを見ていましたが、うん・・・。僕が打つよりましか・・・。
このあたりは本当に気持ちよく、植林ではありますが杉こだちの中を気持ちよく走ります。しかし、後方から4〜5人のトレラン集団が追い越していきます。若い人は違うなぁ・・・。
上古沢への分岐を過ぎて、ちょっと登りますが、それを越えると、また平坦になり下り始めると3里石です。電車の走る音やら車・バイクの音が聞こえ始めます。急に車の音が大きくなった来たと思ったら矢立です。2年前の春、初めての町石道、くたくたになって、もういやだ!と思ったときに、濱さんに買って貰って食べた”焼き餅”を食べて元気になりました。
もちろん、今日も食べます。よもぎの焼き餅、1個105円。番茶もいただきながらしばしの休憩と、エネルギーチャージ。
茶屋の表の水道で顔も洗わせていただき塩の吹き出した顔をさっぱりとして、また、上りの開始です。ここからはトレッキングです、トレランの元気はありません。
一旦国道を横切って、直ぐに休憩・展望所がありますが、今日はもう薄曇りで岩湧山〜紀見峠方面はうっすら。
下りきって国道手前を町石道に。ここからは最後の急坂のイメージしかなかったのですが、結構緩やかなアップダウンが続き、また、南向きに展望が開け野生の柿の木でしょうか、赤い実をつけたりして気持ちを和ませてくれました。
しかし、町石も12・11くらいからはまた急登です。頭の直ぐ上で車や人の声がしていますが、なかなか大門が見えません。2度・3度坂道を折れたところでやっと大門です。九度山を出て既に3時間40分。前回は、もう金剛峯寺でお参りを済ませ弁天岳の三角点だったのに・・・。
大門を撮って、左右の仁王像を撮って、あとは金剛峯寺まで下りなのですが、両ふくらはぎが痙攣して走れません??途中何回か痙攣したのですが、じっと辛抱していれば自然に快復してきたのですが、もうだめか?でも、まだ20kmほどなのに・・・。
足を引きずりながら3・2・1町石を撮って、金剛峯寺に無事に(おやじギャグです(^_^;))到着。
ここからは、大門〜弁天岳〜不動坂、そして京・大坂道です。
弁天岳への登りも、歩きます。こんなに距離があったのかなぁ・・・。
弁天岳三角点はちょうど13時。なんと、九度山駅を出てから4時間半です!いくら町石を撮りながら(撮るために10〜20秒くらい立ち止まる)来たとはいえ、ちょっと時間かかりすぎ・・・。
山頂からの眺望もいまいちで、岩湧山〜紀見峠は薄曇りで靄の中(結局写真も撮らず)。遅めの昼食は、朝握ったおむすび2個と卵焼き、マグカップ麺、コーンポタージュ、スティックコーヒー。意外ときつかったのか、おにぎりは1.75個しか食べられず、後半がちょっと心配。
30分と、意外に時間のかかった昼食を終え、気分も一新してさぁ、一気に女人道まで下るぞ!と思ったのですが、木の根っこや、なんやかやで脚が進みません。歩きながら女人道まで下って、バス道に出ます。
100m足らず走って不動坂へ。急くだりの始まりです。舗装路を走っていたのですが、ふと、右手に”京・大坂道”の表示が・・・。え?と思いましたが、藪の向こうに人影があったのでそのまま下ります。半分藪こぎのような道を行き、先行者に話を聞くと僕と同じで表示につられて入ってきたそうな・・・。
しかし、暫く進むと元の舗装路に合流。先行者に別れ、ジョギングペースで下ります。
もっと、長かったように思っていましたが、暫く走るとロープウェイのゴンドラが極楽橋方面から高野山方面に上がっていくところでした。
真っ赤な極楽橋を渡って、下って、右に少し登っていきます。京・大坂道の表示はありません(無かったように思います。この後も全然見かけませんでした、多分)
神谷の部落にはいるところで地図で実とを確認します、左へ。現在もそのまま生活道路のようです。何回か合流を繰り返し、神谷駅へ、の案内もすぎ、小学校跡も過ぎ、今上天皇の御成婚行幸跡?の碑も過ぎ、三叉路にさしかかりました。直進かな?と思いつつ、左を見ると通過してきた方面をさして”高野山”。そして振り返りT字路の正面にも右方向に”高野山”の張り紙。そして、左に曲がった先には”九度山へ”。
ここで、地図を確認しようかどうしようか逡巡しながら、確認せず通過。
15分も経過したでしょうか、ちょっとおかしいな。尾根の西側の道を走るはずなのに、右側を走ってる?しかも右側の谷の向こうの尾根には人家らしきものが見えるけど、こちら側は家もないし舗装も砂利道だし、もうそろそろ日本最後の仇討ちの碑とかあってもよさそう・・・。
その後、30分あまり、ひたすら谷あいの林道を下って、いきなり目の前に鉄路が???
何度か車で通ったり、電車の中で見て微かに覚えていた?高野下の風景でした。右手に山越えして河根に出て、学文路を目指すという選択もありますが、既に戦意喪失。
高野下駅のトイレで着替えをすませホームに入りましたが次の電車まで30分。仕方がないので駅舎を出て、国道を横切り酒屋さんの自販機で缶ビールを買って駅まで戻り、ひとり反省会を始め、今日の山行きは終了となりました。
今日の反省点:毎度のことですが、ルートが怪しくなったら地図を見る。ちょっとの手間を惜しまない。
はじめまして。
私は春に逆方向で学文路から進んできましたが
迷われた辺りは確か分岐がいくつもあって
少しわかりにくかった記憶があります。
週末は極楽橋から奥ノ院を経由して
町石道を歩く予定にしています。
計画の良い参考にさせてもらいました。
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