霊仙山(河内からリョウシ、コザトを経て)


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,043m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
河内の風穴の直角カーブを過ぎ、集落外れの空き地に駐車して権現谷林道を奥へ向かって出発。歩き始めて三分もすると右に流れる芹川はすぐに伏流となりがちとなり、水音が無い空間では、谷間には鳥のさえずりと自分の足音しか聞こえない。林道沿いの木々はまだ青いが陽の当たる見上げる山稜は色合いが見えて期待できた。
15分も歩くと右手の巨大な岩峰から水が湧き出していて驚かされる、河合不動明王と木製看板がぶら下がっていて、エアリアの水場表示の所でしょうか。
それ以後は全くの伏流となって高さを上げる谷間を淡々と進むと気がつかなかった河内元行者窟なる鳥居が右岸に発見しましたが立ち寄らずに、すぐに行者谷を越して先に進む。
ありがとうございますと書かれてあるカーブミラーに意味ありげなオレンジ紐が巻いてあるので注意して山肌を観察すると赤テープがあって入山口を発見出来ましたが、凄い角度で気合いを入れて登り始めました。苦闘30分、確かに偶にルート表示のオレンジ紐と時に出会いますたが…かなり無理筋の傾斜45度っていう感じで、石灰岩ゴロゴロの尾根に出ると、明るい黄葉越しにリョウシのピークが近くに見えましたので最短ルートってことで良しにしましょう。が、稜線は石灰岩乱立でフラフラさせられて意外と手ごわく、半時間を要して地面に転がった測量の赤白ポールがそれと確信させるだけのリョウシに着く。樹間から西南尾根の大斜面が仰がれ、西下方へ赤杭が続いていたので少し様子を見に行くと大岩の上で視界を遮らなれない展望ピークになっていて感動で1枚写真を撮る。
コザトへ向かう稜線は地形図で見ると迷いそうだったので、慎重にコンパスで方角を見ながら進んだのですが、警戒しすぎて早く西へ曲がってしまいお約束通り山頂部でグルグルと迷いました。なんとかコザトへの稜線に乗れましたが、山頂周辺だけが植林で見通せないのが原因です。そんな植林もコザトへの上りに差し掛かると雑木となって、また黄葉が明るく好まい斜面をじっくり上がり平凡なコザト山頂。コザトのピークは北斜面は雑木南斜面は植林で覆われて景色は見えないので小休止しただけで通過します。コザトを降り始めると赤紐黄テープがちらほら出てくるのと裏腹に稜線は強烈な灌木に遮られる忍耐藪漕ぎで、新設林道にへとへとで軟着陸する。
少し歩き白谷林道と合流して霊仙から来る尾根と白谷林道が切削で乗越す地点で半時間弱甘い物ばかりの昼食をとった後、腰をあげて最後の登りへ向かう。ダイレクトに霊仙最高点に突き上げる尾根ではい上がったのですが、目指す霊仙のピークは見上げる高さにあって骨っぽく見えていましたが、上部で石灰岩がゴロゴロし出して間なしに、時間的にはあっさりと霊仙の山頂部に飛び出したのでした。但し、道は上部で険しくかつ藪気味ですが…。
後は、一般ルートの西南尾根ルートを降りるのみだから楽勝と思っていましたが、案外に稜線の石灰岩が骨っぽかったと再認識させられ、ついでに、今畑の集落を通らず地形図通り近道しようと真っ直ぐ尾根づたいに降りましたら、道は急斜面となって消失し最後に壁を降ろされて冷や冷やして道路に着陸できたのでした。
最後、河内へとプラプラと道路を歩く正面には夕陽が全山紅葉鍋尻山を照らしていて夕暮れを感じさせてくれたのでした。
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