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Yamareco

記録ID: 4504822
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

栗駒山 天国地獄コースで泥まみれ!

2022年07月21日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 宮城県
 - 拍手
morizaemon その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:42
距離
25.8km
登り
1,443m
下り
1,453m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:38
休憩
1:05
合計
8:43
距離 25.8km 登り 1,454m 下り 1,453m
7:23
7:29
35
8:04
8:05
118
10:03
10:13
104
11:57
12:00
7
12:07
28
12:35
14
12:49
13:26
11
13:37
18
13:55
75
15:10
15:11
28
15:39
15:46
10
15:56
ゴール地点
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R398沿いの湯浜温泉駐車場(20台駐車可)
※登山者で満車になることは滅多にないそうです!
コース状況/
危険箇所等
登山届記入用紙など、湯浜温泉三浦旅館さん玄関前にあり
・湯浜温泉〜変則十字路(ふるさと緑の道)
 傾斜が緩く、平坦な道も多いが渡渉多し
 大きな沢では濡れる覚悟必要
・千年クロベ往復
 道は明瞭(旧林道)ただし、分岐のみに標識があるだけ
・変則十字路〜表掛・大地森分岐(大地森コース)
 倒木や枯れ枝が道を塞いでいる箇所があるが、快適な道
 御室手前の100mぐらい岩だらけの道、道が開け分岐までは少し不明瞭
・表掛・大地森分岐〜御室
 踏み跡を辿れば御室に着きます、危険個所なし
・御室〜湯浜コース
 御室から少しザレた道を進む、少し解りずらいが水平移動する感じで進めば
 問題ありません
・湯浜コース〜山頂
 整備された階段があり、アップダウンも大したことない
 間もなく山頂です

・湯浜コース
 虚空蔵十字路から直ぐに高層湿原や木道が素晴らしい!
 その後はドロドロの地獄コース
 (汚れるのを嫌う人は行かないでね)

 
その他周辺情報 湯浜温泉 三浦旅館
日帰り入浴 8:00〜19:00 ¥500-
※今回は入浴しませんでした... 
登山口、湯浜温泉入口
駐車場には4台あるが登山者なのか不明
登山口、湯浜温泉入口
駐車場には4台あるが登山者なのか不明
小雨の中出発
湯浜温泉へ下って進みます
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湯浜温泉へ下って進みます
母沢に架かる橋を渡る
2
母沢に架かる橋を渡る
沈下橋というそうです
1
沈下橋というそうです
三浦旅館のすぐ手前に手作り露天風呂
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三浦旅館のすぐ手前に手作り露天風呂
頭上には物資運搬用ケーブルが張られ、宿への物資を空を渡って運ばれてきます
画像の右は源泉
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頭上には物資運搬用ケーブルが張られ、宿への物資を空を渡って運ばれてきます
画像の右は源泉
R398路肩に設置された積込場から、ここまで物資を運ぶそうです
R398路肩に設置された積込場から、ここまで物資を運ぶそうです
ランプの宿として有名な秘湯、湯浜温泉三浦旅館
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ランプの宿として有名な秘湯、湯浜温泉三浦旅館
看板犬がお出迎え
スマホを向けると視線をそらします
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看板犬がお出迎え
スマホを向けると視線をそらします
ピーちゃん、2歳半だそうです
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ピーちゃん、2歳半だそうです
受付で登山届を記入し登山道へ突入
旧羽後岐街道が登山道になっているようです
2
受付で登山届を記入し登山道へ突入
旧羽後岐街道が登山道になっているようです
白絵沢を徒渉
水量があり飛び石では渡れません
1
白絵沢を徒渉
水量があり飛び石では渡れません
ほぼ平坦な道が続く
ほぼ平坦な道が続く
美しいブナ林
天国のような登山道
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美しいブナ林
天国のような登山道
ぬかるんだ道
脇を通過するが踝まで沈む
脇を通過するが踝まで沈む
分岐をスルーして大地森コースへ進む
「ふるさと緑の道」は,全線約357kmが整備されており,奥羽山系ルート254km,北上山系ルート103kmが設定された散策路
分岐をスルーして大地森コースへ進む
「ふるさと緑の道」は,全線約357kmが整備されており,奥羽山系ルート254km,北上山系ルート103kmが設定された散策路
キツネノボタン
(ピント合ってませんが)
2
キツネノボタン
(ピント合ってませんが)
ツクバネソウ
所々、ブナの大木が倒れており跨いで通過
所々、ブナの大木が倒れており跨いで通過
この後も小さな沢を渡っていく
2
この後も小さな沢を渡っていく
ツルアリドオシ
ヤグルマソウ
ギンリョウソウ
沢水は冷たくありません
この沢を渡れば直ぐに千年クロベ分岐
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沢水は冷たくありません
この沢を渡れば直ぐに千年クロベ分岐
分岐から旧林道に下りる
1
分岐から旧林道に下りる
岩手・宮城内陸地震で取り残されたと言われる軽トラ
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岩手・宮城内陸地震で取り残されたと言われる軽トラ
スズキのキャリー
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スズキのキャリー
平坦な道を進むと
1
平坦な道を進むと
突当たりに大きな木が現れる
これが千年クロベと思ったら違った
突当たりに大きな木が現れる
これが千年クロベと思ったら違った
青空が見えてきた
この後間違って直進する
青空が見えてきた
この後間違って直進する
引き返して、先程の大きな木の手前を右へ進めば千年クロベ
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引き返して、先程の大きな木の手前を右へ進めば千年クロベ
幹回り約10メートル、樹齢1000年以上と推定される
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幹回り約10メートル、樹齢1000年以上と推定される
日本最大級を見上げる
3
日本最大級を見上げる
ナメ床が続いているようです
3
ナメ床が続いているようです
スダヤクシュ?
静かな山歩きが続く
静かな山歩きが続く
変則十字路到着
ここから大地森コースで山頂へ
大地森付近は熊が多数生息しているとの情報です
ここから大地森コースで山頂へ
大地森付近は熊が多数生息しているとの情報です
可愛いお地蔵さん
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可愛いお地蔵さん
いい休憩ポイントです
大地森コースという名ですが、大地森山頂へは道はありません
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いい休憩ポイントです
大地森コースという名ですが、大地森山頂へは道はありません
トウゲシバ
またしてもピンボケ
またしてもピンボケ
キクラゲ
ノコギリクワガタのメス
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ノコギリクワガタのメス
倒木や枯れ枝多数
1
倒木や枯れ枝多数
サワラン
ゴゼンタチバナ
稜線手前は石ゴロゴロの歩きづらい道
ここまで快適な道でした
稜線手前は石ゴロゴロの歩きづらい道
ここまで快適な道でした
今年のブナは豊作でしょうか?
今年のブナは豊作でしょうか?
ようやく視界が開け御室が正面に見えます
ここらの沢水はキンキンでした
3
ようやく視界が開け御室が正面に見えます
ここらの沢水はキンキンでした
雪渓と御室
モミジカラマツソウ
3
モミジカラマツソウ
ミズバショウが残ってます
3
ミズバショウが残ってます
キンコウカ
道はやや不明瞭です
道はやや不明瞭です
虚空蔵山
オノエラン
ハクサンチドリ
イワカガミ
岩に張り付いたイワカガミとアオノツガザクラ
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岩に張り付いたイワカガミとアオノツガザクラ
御沢源頭部
イワイチョウ
ムシトリスミレ
アオノツガザクラ
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アオノツガザクラ
お花を踏まないように慎重に進む
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お花を踏まないように慎重に進む
ちっちゃなタテヤマリンドウ
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ちっちゃなタテヤマリンドウ
表掛・大地森分岐
湯倉とは大地震で水没した秘湯湯ノ倉温泉の事でしょうか?
表掛・大地森分岐
湯倉とは大地震で水没した秘湯湯ノ倉温泉の事でしょうか?
ヒナザクラ
これからピークを向かえそうです
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ヒナザクラ
これからピークを向かえそうです
御室直下の雪渓を登ります
3
御室直下の雪渓を登ります
ひんやりして気持ちいい
3
ひんやりして気持ちいい
あとちょっとで崩壊しそうなスノーブリッチ
2
あとちょっとで崩壊しそうなスノーブリッチ
秣森(左)と大地森(右)、真ん中奥に文字三山(柩ヶ森,中ノ森,大土ヶ森)
秣森(左)と大地森(右)、真ん中奥に文字三山(柩ヶ森,中ノ森,大土ヶ森)
御室到着
巨大な岩の下に鎮座
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御室到着
巨大な岩の下に鎮座
麓の駒形根神社は、お駒様と呼ばれ親しまれ歴史ある神社
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麓の駒形根神社は、お駒様と呼ばれ親しまれ歴史ある神社
駒形根神社の奥の院
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駒形根神社の奥の院
御室から大地森
岩稜帯の下から水が染み出しています
また、上からも降ってきて少々濡れます
岩稜帯の下から水が染み出しています
また、上からも降ってきて少々濡れます
少しザレた道を進み、虚空蔵十字路方向へ
1
少しザレた道を進み、虚空蔵十字路方向へ
ウラジロヨウラクツツジ
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ウラジロヨウラクツツジ
虚空蔵十字路付近から虚空蔵山
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虚空蔵十字路付近から虚空蔵山
洗堀された道に架けられた階段
運搬組立に、かなりの労力を伴うと想像します
ありがとうございます
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洗堀された道に架けられた階段
運搬組立に、かなりの労力を伴うと想像します
ありがとうございます
大地森と虚空蔵山
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大地森と虚空蔵山
山頂がかなり近づいてきました
しかし天気は快晴とは言えない
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山頂がかなり近づいてきました
しかし天気は快晴とは言えない
アズマシャクナゲ
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アズマシャクナゲ
岩に生えた苔
まもなく天狗平
山頂へ進みます
山頂到着
ここで休憩とお昼ごはん
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山頂到着
ここで休憩とお昼ごはん
東栗駒方向
笊森方向
人影ありません
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笊森方向
人影ありません
今日は静かな山頂
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今日は静かな山頂
奥に見えるトンガリは高檜能山
では、下山します
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奥に見えるトンガリは高檜能山
では、下山します
無数のトンボが飛んでます
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無数のトンボが飛んでます
ハクサンシャジン
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ハクサンシャジン
眼下には須川高原温泉、名残ケ原、ゆげ山などよく見えます
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眼下には須川高原温泉、名残ケ原、ゆげ山などよく見えます
途中の分岐、御室からの廃道ルート
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途中の分岐、御室からの廃道ルート
虚空蔵十字路、正面に虚空蔵山
登るつもりで装備を用意してきましたが、往復1時間は掛かりそうなので今回は断念
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虚空蔵十字路、正面に虚空蔵山
登るつもりで装備を用意してきましたが、往復1時間は掛かりそうなので今回は断念
湯浜コースへ進み、西側からの虚空蔵山
2
湯浜コースへ進み、西側からの虚空蔵山
立派な二車線木道
2
立派な二車線木道
高層湿原、夏にはお花畑、秋には草紅葉
見ごたえありそうです
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高層湿原、夏にはお花畑、秋には草紅葉
見ごたえありそうです
小絵沢源頭脇を歩いて
小絵沢源頭脇を歩いて
タテヤマリンドウ
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タテヤマリンドウ
トキソウ
楽しいー
マイズルソウ
ツマトリソウ
湿原を過ぎ地獄のドロドロコース
湿原を過ぎ地獄のドロドロコース
重ねたような岩
自然?
重ねたような岩
自然?
湿地を通過
泥沼で靴が脱げてしまうぐらい酷い道
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泥沼で靴が脱げてしまうぐらい酷い道
こんなです!
ようやく泥道を抜け
1
ようやく泥道を抜け
湯浜分岐
温泉建物が見えてあと少し
1
温泉建物が見えてあと少し
ピーちゃんに下山報告
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ピーちゃんに下山報告
温泉宿に植えられたナデシコ
2
温泉宿に植えられたナデシコ
親父は沢で洗濯
沢を歩いて汚れを落とす
1
沢を歩いて汚れを落とす
無事下山
温泉は小安温泉共同浴場
熱々の源泉掛け流し
1
温泉は小安温泉共同浴場
熱々の源泉掛け流し
さっぱりしたー
家で汚れた靴下等をつけ置き
何回も濯ぐが汚れは頑固
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家で汚れた靴下等をつけ置き
何回も濯ぐが汚れは頑固

感想

息子と休みが合い久しぶりに親子で山登り
山登りと温泉とバーベキューをやりたいので近場の栗駒山へ再び訪れる

コースは登山者が少なく静かな山歩きを楽しめる湯浜・大地森コースの周回に決定
ふるさと緑の道と名付けられた羽後岐街道、途中には国内屈指の大きさを誇る千年クロベもあり、まさしく古道の趣
ただし、大小の沢を横断するため大きな沢では靴を濡らすこと間違いなし
(水には困らくていいのだが)

国道398号線の湯浜温泉入口から歩き始めてすぐ母沢の美しい渓流を過ぎ、ランプの宿として有名な湯浜温泉三浦旅館の看板犬ピーちゃんが出迎えてくれます
温泉の玄関先で登山届を記入し出発
登山道に入ると勾配の緩いブナの巨木が広がる原生林、標識も多数あり迷う心配もなく快適に進みます(靴は最初の白桧沢でずぶ濡れ)
まもなく千年クロベへの分岐が現れ、ちょっと寄り道
ネットでよく見る軽トラが本当にある
平成20年6月に発生した大地震で取り残されたらしいが、持ち主は難を逃れたのでしょうか?
少し通り過ぎたが千年クロベに到着
この巨木は樹高21.5m、幹周り10m、推定樹齢千年、長年の風雪や大地震に耐え奇跡の樹である
根元など踏み荒らされることもなく今後も、私たちを見守ってくれる樹でいることを願う

登山道へ再び戻り変則十字路から大地森コースから山頂へ向かうが、大地森付近は熊が多数生息していると情報
こういう場所は過剰な音や匂いは却って刺激する恐れがるので、気にせず進む
御室には雪渓が残っており、これからお花が盛りを迎えるようだ
道が不明瞭で草花にダメージを与えないように進み神々しい御室に到着
ここまで来れば山頂までは一登り

山頂はさぞ賑わってると思っていたが2名のみ
直ぐに下山され親子水入らずで昼ごはんを食べ若干の展望を楽しみ下山開始
下山は湯浜コースへ
虚空蔵分岐から間もなく現れる湿原は、最高の休憩ポイント
秋には再訪しよう
ここから下っていくにつれ泥沼コースへと変わっていき、足首上まで潜り込むような悪路、大白森と同じかそれ以上!
言われの通り人よりも熊と出会う可能性が高いという道
貴重な体験をした!

温泉に入り、家で洗濯や片づけを済ませ、嫁さんと3人でバーベキュー
程よい疲れとアルコールの酔いが心地よい、いい一日となった
栗駒山の懐の深さ、豊かな自然を味わえる魅力的な登山コースでした!

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