記録ID: 4611864
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
北葛、蓮華、船窪、不動、烏帽子 周回 北アルのやり残し
2022年08月20日(土) 〜
2022年08月21日(日)

体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 18:21
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 4,197m
- 下り
- 4,201m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 9:00
距離 13.7km
登り 2,744m
下り 1,351m
2日目
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 9:18
距離 20.4km
登り 1,458m
下り 2,853m
13:24
ゴール地点
| 天候 | 8/20:曇り後雨、気温10〜15℃、風速17〜20m/s、 8/21:曇り、気温13〜18℃、風速4m/s |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
全体的には、船窪小屋~蓮華岳、船窪小屋〜南沢岳の区間は、荒天も影響しているだろうが、コースタイムが厳しめだと感じた。アップダウンが多く、距離や時間以上にタフなコースで、南アルプスを彷彿とさせます。 累積標高は、8/20が+2900m位、8/21が+1300m位だったと思う。実際の疲労度は、8/20は+3200m位、8/21は+2500m位だと感覚的にあうかな。 船窪小屋から烏帽子岳分岐点までは人には会いませんでした。 ・登山口〜船窪小屋:危険箇所無し。山と高原地図コースタイム6時間だが、甘い設定。3時間で到着した。 ・船窪小屋〜北葛岳:所々、多少の注意が必要な箇所があるが、基本的にかなり道は整備されている。七倉岳からの下りははしごなどある。七倉乗越や痩せ尾根付近にあるワイヤーはささくれ立っているので手を切らない様に注意。崩落しそうなトラバースなどあるので注意。北葛岳への斜面も注意。 ・北葛岳〜蓮華岳:北葛乗越は風の収束域で特別風が強いので強風時は注意。ザレ場のトラバースとなっているので、風にあおられて滑落しないように。蓮華岳への登りは岩場で鎖場多い。風裏部は良いが、風表ではあおられたりするかもしれないので、注意が必要。なお、船窪小屋〜蓮華岳の区間は結構なアップダウンがあり、まるで南アルプスのように累積標高が増えていく。結構しんどい。蓮華岳山頂は、天気が良ければ絶景だが、今回は残念。 ・船窪小屋〜船窪岳:こちらのルートは全く別の道と思った方が良い。整備率は最低限(通常の安心に通行できる観点ではなく、一定程度のレベルの方を滑落させない観点でのピンポイント補強)で道も良くない。というか、沢山の危険箇所をここまで整備してくれてありがたい。頭が下がる。船窪小屋から約20分のところにテント場があるが、3張り程度は可能。ただし木々が高く景色は期待できない。簡易トイレはあるが水場は崩落して今は行けない。小屋まで水を買いに行くしかなく、しかも小屋に行かないとテント場500円を支払えないので面倒くさい。大雨の時は川になりそう。このテント場はあまりよくない。小屋から船窪岳へは予想以上に下る。そして道もこれまでと比べて狭い。山頂は注意しないと標識が草に埋もれていて気が付かない。自分は一度戻って探して気付いた。山頂からの景色は絶景。ちなみに船窪岳の標高は2292mだが、山と高原地図には標高が表記されていない。なぜだ??? ・船窪岳〜船窪岳第2ピーク:船窪岳2292mより、第2ピーク2459mの方が標高が高い。この区間は崩落地のロープや鎖場、草付き崖、痩せ尾根、スラブやザレの急登、それらが混在した場所など結構危険。ロープや鎖は、なんちゃって(なくても問題ないが、念のため設置してある)ではなく、ないと登れない、下れないレベルのものが多い。しかもロープは6mm位の細さで握りにくい。人によっては滑落すると思う。自分が過去に同じように感じたのは、凍り付いた石鎚山の鎖場と大雨翌日の下の廊下だが、その箇所では、当日、実際に人が亡くなっている(合計3人)。今回もそのレベルの箇所が1、2箇所あった。きちんと重心を載せて足場のグリップを確認して歩ける人は良いが、力任せに足だけで歩いている人は滑って滑落する可能性が高いだろう。 いつ崩落して通行不可になってもおかしくない箇所が多い。今のうちに歩いておかないと、数年後は怪しいと感じた。 ・船窪岳第2ピーク〜不動岳:予想以上に時間がかかり、アップダウンもある。崩落箇所を多く危険。ザレ場のトラバースも複数あり。道は最低限の整備はされているが、草刈りなどはなく、両側から草や木々がかぶさっている。登山者も少ないと思う。いつ崩落して通行不可になってもおかしくない箇所が多い。今のうちに歩いておかないと、数年後は怪しいと感じた。 ・不動岳〜南沢岳:藪っぽい道が多い。不動岳は登山道からは山頂に行けない。自分は一度先に進んで、稜線の反対側の東斜面をトラバースして山頂の大岩の裏からハイマツの藪漕ぎして登頂した。最初、試行錯誤して登頂したので時間を無駄にロスしたが、東斜面トラバースありきで行けば片道7分位だと思う。ヤマレコの地図上の山頂は実際の山頂から少しずれているようだ。多分5〜10m位だと思う。山頂の岩の裏にはクマの糞がバケツ数杯分たまっていた。古いのからさっきしたものまで。大岩の裏(東側)はクマ2頭位の岩盤のテラスがあって、雨風凌げて、斜面はお花畑なので餌もある。恰好の住処だ。絶対に近くにいるので注意した方が良い。 不動岳と南沢岳のあたりは少し開けていて、コマクサ群落が凄い。 ・南沢岳〜烏帽子岳分岐:南沢岳の山頂付近は白ザレの開けた場所。素晴らしく景色が良く気持ちが良い。コマクサも滅茶苦茶咲いている。これほど多くのコマクサ群落は見たことがない。この先は藪っぽい道を降りて行くと複数の池塘がある四十八池がある。ここは素晴らしいお花畑だ!!白山のお花畑と同程度。しかも池塘と烏帽子岳の景色と相まって絶景だ。しかしクマもいそうな場所でもある。 ・烏帽子岳分岐点〜烏帽子岳:素晴らしく道が良くなる。手前から烏帽子岳の岩々とした雄姿がバーンと迫る。烏帽子岳直前には鎖場が3、4箇所あるが整備が行き届いていて問題ない。烏帽子岳山頂からは天気が良ければ絶景だが今回は残念だった。ここはブロッケンが発生しやすい場所。真の山頂の少し手前に山頂標識がある。 ・烏帽子岳分岐点〜前烏帽子岳:前烏帽子の景色が絶景。この区間素晴らしいトレイル。絶景を見ながら一休みするのには良い場所だ。 ・前烏帽子岳〜高瀬ダム:素晴らしく整備された道。何も言うことがない。慣れた人ならば走れるレベル。 ・高瀬ダム〜七倉登山口:舗装道路。トンネルが6個位ある。トンネルはライトがあるが、最後の山ノ神トンネル(距離は1250m位ある)のみヘッドライト必要。この区間、タクシーがあり、高瀬ダムでは大体、数台が待機している。 |
| 予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
今回は北アルのやり残し、蓮華岳〜烏帽子岳の赤線つなぎです。2年前から計画していましたが、登山道崩落、通行止めなどで、やっと今回トライとなった。ちなみに写真は今回初めて気づいた七倉岳登山口のトイレ!!睡眠時間1.5時間だが頑張ろう。
今日のお宿、船窪小屋に到着。
風がかなり強い。15m/sはありそうだ。
ここで2kg位をデポして蓮華岳ピストンへ。
コースタイム9.5時間あるので、念のため1晩ビバークできるだけの荷物は持っていく。デポした後に遭難して、装備不足から亡くなられるケースもあるのでデポは慎重にしている。
風がかなり強い。15m/sはありそうだ。
ここで2kg位をデポして蓮華岳ピストンへ。
コースタイム9.5時間あるので、念のため1晩ビバークできるだけの荷物は持っていく。デポした後に遭難して、装備不足から亡くなられるケースもあるのでデポは慎重にしている。
雲が下がってきている。ここで風速は15-17m/s。すこしづつ強くなってきている。マウンテンフォアキャストでは、3100mで最大17m/s、15時から雨の予報だが、少し早まりそうだ。
蓮華岳山頂。小屋から3時間もかかった。強風と雨も相まって、自分の計算より1時間遅い。
強風と散弾銃のような雨でとても目を開けられない。
瞬間最大風速は20m/sか?雨は5mm/h位ある。カッパの中までぐしょぐしょだ。
予報は3100mで風速17m/s、雨は15時から5〜6mm/hの予報のはず!!
これは予報より二回り位悪い状況となりそう!!
強風と散弾銃のような雨でとても目を開けられない。
瞬間最大風速は20m/sか?雨は5mm/h位ある。カッパの中までぐしょぐしょだ。
予報は3100mで風速17m/s、雨は15時から5〜6mm/hの予報のはず!!
これは予報より二回り位悪い状況となりそう!!
ここで天気予報から二回り悪い荒天を再想定して、船窪小屋までのリスクを推測する。温度計は10℃を示している。これから風速+5m/sくらい、つまり22m/s位はあり得る。雨は12時頃には10mm/hを軽く超えてくるだろう。岩場の濡れた急登もある。船窪小屋までは2〜3時間かかるだろう。向かい風の中、10mm/hの雨だと前方確認が厳しいだろう。長時間だとふくらはぎなど局所的な低体温症で足が攣り、動けなくなると低体温症となる可能性がある。これはかなり危険な状態だ!!まだ状況がましで、寒さを感じない今のうちに先を見越した対応はしておくべきだ。
体の状況をチェックする。ふくらはぎにわずかだが違和感がある。体温が少しづつ奪われている可能性が高い。多少濡れるが、岩の陰に隠れて中にダウンを着こむ。念のために用意しておいた防寒テムレスを装着する。飲み物とおにぎりを2個食べる。30分後には分解されてエネルギー、熱量となる。この対応でふくらはぎの違和感が消えた。対応は正解だった!
一瞬のガス抜け。美しい稜線が浮かび上がる。
こんな状況なのに、なんだか楽しい。そして冷静だ。なぜだろう?
荒天の中、いつも自分はそうだ!そんな時こそ充実感がある。試されている自分。的確な対応を求められる。そんなやり取りが、ヒリヒリ感を楽しんでいるのか?
この辺で往路でスライドした男性4人組を追い抜いた。疲労して一休みされているようだったが、午後から倍以上の雨の可能性があるので、少し急いだほうが良いだろうとお伝えした。心配だ。
こんな状況なのに、なんだか楽しい。そして冷静だ。なぜだろう?
荒天の中、いつも自分はそうだ!そんな時こそ充実感がある。試されている自分。的確な対応を求められる。そんなやり取りが、ヒリヒリ感を楽しんでいるのか?
この辺で往路でスライドした男性4人組を追い抜いた。疲労して一休みされているようだったが、午後から倍以上の雨の可能性があるので、少し急いだほうが良いだろうとお伝えした。心配だ。
船窪小屋が見えた!!すでにカッパの中はぐしょぐしょで、保温効果が低下しているが、ここまでくれば大丈夫。
濡れても保温効果が低下しにくい化繊のジャンバーやメリノウールのインナーやミドルウェアがあってもよかったか?今後の改善を検討しよう。
濡れても保温効果が低下しにくい化繊のジャンバーやメリノウールのインナーやミドルウェアがあってもよかったか?今後の改善を検討しよう。
ふう・・・。ひと安心。しかし途中で抜いてきた4人組が心配だ。
この後、13:30頃から予想通り10mm/hを超える雨となり、15時頃からは20mm/h以上ありそうな豪雨となった。後で知ったがが麓では警報が出ていたようだ。
そんな中、14時頃、4人組の方々が宿に到着された。ほっとしたが、1名の体調が悪いらしい。結局4人ともテント泊から小屋泊に変更された。今日はテント場はきっと川だろう。正しい選択だと思う。
この後、13:30頃から予想通り10mm/hを超える雨となり、15時頃からは20mm/h以上ありそうな豪雨となった。後で知ったがが麓では警報が出ていたようだ。
そんな中、14時頃、4人組の方々が宿に到着された。ほっとしたが、1名の体調が悪いらしい。結局4人ともテント泊から小屋泊に変更された。今日はテント場はきっと川だろう。正しい選択だと思う。
小屋で休憩中、早くも晩酌を始めた男性4人組とお話をしていると、麦焼酎を頂いた。本当にうまかった。ありがとうございます。
そして夕飯がこれ!!おいしゅうございましたm(__)m。
そして夕飯がこれ!!おいしゅうございましたm(__)m。
ここがテント場。これは川になっていただろう。ここの水場は崩落してしまって使用不可。代金は20分歩いて小屋で500円支払い。往復40分だ。ここの選択肢はないなあ・・・。ちなみに3張り程度可能で簡易トイレあり。
ここが船窪第2ピークだ!!船窪岳からここまでは危険地帯だと思った方がよい。人によっては滑落するレベルだ。自分が過去に同じ感覚を抱いた場所2箇所(石鎚山と下ノ廊下)では、当日、自分の後に実際に人が亡くなっているので、それなりに的確な感覚だと思う。
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
着替え(ウィックロンクールロング上
靴下
パンツ
モンベルリッジラインパンツを各1つ)
トレぺ
コンタクト1式
歯ブラシと耳栓
ザックカバー
温度計
サングラス
熊鈴大と熊鈴小
ホイッスル
大門沢手ぬぐい
帽子
モンベルウィックロンジオサーマルロング
スピードクロス5GTX
非防寒テムレス1個
防寒テムレス1個
レインウェア上下
ザック(グラナイトギアクラウン38)
パン6個+おにぎり3個
非常食(柿の種)6袋
ヘッドライト(レッドレンザーMH5を2個と予備電池2個)
GPS(ガーミンmap66sと予備電池3セット)
スマホとモバイルバッテリー1個
ココヘリ
JROカード
お金クレジットカードなど
地図
防寒着(ダウン上と化繊ジャンバー下を各1)
juzaのEMシェルター
モンベルシュラフカバー
水2.0L
プラティパスの折り畳み水筒1L
エマージェンシーグッズ1式
カメラ
総重量10キロ位
|
|---|
感想
出発前の補給は、約700~1000kcalと水分0.5L以上。
行動中は、20日が約1000kcal、水分0.5L、21日が約1500kcalと水分1L消費。
20日の水分は、涼しかったのと、あまり停滞できるような状況ではなかった時間が長かったことから少な目。
初日のどこかのコルで、稜線の両側から吹き上げる風で、1瞬、体が浮き上がるような感覚があった。アルプスで強風時は、吹き上げの風には注意した方がよい。テント設置も同様で、テントが空を飛ぶこともあるので注意(北岳山荘あたりは、実際にそういったケースがあるらしく、リスクあると思います)。
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針ノ木から船窪小屋までなら、今回みたいに天気が悪くなければ問題ないと思いますよ。天気悪くても片道ですし、装備さえしっかりしていれば大丈夫だと思います。というか、今回ほどの悪天候も台風以外はそうそう無いと思います。それと、ロープは不要です。自分はヘルメットも持参しませんでした。針ノ木は落石あるのでヘルメットあっても良いかもしれませんね。
船窪から先は、天候見たほうが良いと思います。大雨や爆風ならば日を改めた方が無難だと思います。
お気をつけてお楽しみください。
20日の北アが9時頃から天気が崩れるのを知ってましたが予想以上に悪いかったんですね。
風も強くてちょっと驚きです。
自分もこのコース考えてましたが、思ってた以上に厳しそう。
自分が行く場合も2日間で考えてましたが、greenriverさんで各9時間・・
しっかり調べてから望みたいと思います。
天気が良ければあと1時間以上は時間巻けたと思いますよ。余裕とって2日とも12時間みとけば問題無いと思います。コースタイムよりもアップダウンの多さが問題なので、疲労しないようにスピード調整すれば良いと思います。小屋も所々にあるので上手に利用すれば良いと思います。自分は寄らなかったので、余計に疲労したのかもしれません。そういえば、あまり水飲んでませんでした。それかなあ?
水飲まないと熱中症の可能性ありますね。
足攣りはそれかも?!
とりあえず無事で何よりです。
それにしても1.5H睡眠とは・・気合が違いますね。
ちなみに自分の南アのスタート遅れは眠れなかった事も要因にあります。
自分、ある程度寝ないと山行諦めがちになります(寝不足過ぎると頭痛くなる)。
気合なさすぎ?!
弱気ですみません。
いえいえ、自分も寝不足は辛いですよ。1.5時間でも熟睡してないので、ほぼ徹夜ですから。時には頭痛くなるし、息が上がってスピードも落ちますから。山しかやることないので、登ってます(笑)。ちなみに熱中症になるような気候ではなかったですし、ふくらはぎも攣ってません。違和感を感じた程度です。対策は念のためです。
ふくらはぎなど比較的小さめの筋肉は、風で局所的に冷やされると、寒さは感じなくても収縮して動かなくなります。手足の先が凍えて動かなくなるのと一緒です。ふくらはぎは寒さを感じにくいので、ちょっと注意する必要あると思います。本当はゲーターやカーフガードで直接温めるのが一番良いです。それらを用意してなかったり、取り出す余裕がない場合は、せめて温められる上半身などでもよいから温めて、足へ少しでも暖かい血流を送るようにしています。
北アと聞いて、奥様のお供で穂高辺りかな〜なんて思ってましたが、氏らしいと言えばらしいコースですね♪
初めての北アが裏銀座縦走の時、天候急変で烏帽子〜蓮華間を諦めたのが懐かC
北ア南北線繋ぎ…そう言えば乗鞍って北アに属する?
焼岳から白谷アカンダナ安房十石の縦走なんて…ど、どうかしら?💦
焼岳から十石縦走コース、雪山のコースみたいですね。無雪期、行かれてる方いるんでしょうか?藪やばそうです。
そりゃぁもろちん、無雪期藪漕ぎありますよ〜
とりわけ十石北尾根は凄まじいらしいですww
どうも皆さん誤解されているようですが、・・・自分は藪、危険、高いは嫌いですm(__)m。宝剣岳の岩や烏帽子岳の岩の上にも上りませんし。
藪こぎなんて辛いだけですし、穂高とか落石、滑落怖いです。ジャンダルムや下ノ廊下とか、もう行きたくないです。
そんなところはできれば避けて、高速ハイキングコースで絶景のみを沢山楽しみたいです。
ニコニコ顔の登山者とそれなりに出会って、お話して・・・。
でも、なぜだか楽しそうと思えるコースに行くと、藪があって、人に会わなくて、危険な箇所がちょいちょいあるんです。
そういえば、tagiri-dakeさんも藪嫌いとか言われてました。私には信じられませんが・・・。
tori-atamaさんは大好きですよね(笑)。ヤマレコで、「藪」で検索したら、レコ、出てきましたよ!!私のレコは出てきませんでした!!
まだ早い
と言われる程の雑魚らしいですよ😢
恐怖に震えます・・・。
今月テント泊で七倉から烏帽子に行く予定で、船窪小屋の水場情報を探していました。そしてgreenriverさんのレコを見つけました。本日、船窪小屋にTELしたら水場が使えないと言われました。船窪小屋のホームページでは水場が使えないと書いてなかったので、レコで調べたわけです。
やっぱり使えないんですね。
登山道に関しては一時通行止めだった船窪岳あたりだけが危険箇所かと思ってましたが、そんなことはなく船窪小屋から南沢岳まで気が抜けない危険箇所だらけですね。穂高界隈の岩とガレとは違ったザレの危険地帯のようですね。ザレは荷重のかけ方と重心位置が微妙に違っただけでスリップし、しかもホールドの取りにくいところが多い感じで、おっしゃる通りワンミスが命取りです。
当初、船窪1泊で鳥帽子小屋から高瀬ダムに降ろうと思ってましたが、2日めはgreenriverさんでさえ、9時間かかってるの私には絶対無理、鳥帽子小屋で1泊の2泊3日で計画します。
おかげで、2日めは晴れの日をえらぶ、船窪天場から先は緊張感をもって慎重に行く必要があると分かりました。
水場、そして道の状況に関して大変参考になりました。
ピークでの自撮りかっこいいですね!特に蓮華岳!
コメントが遅くなったので、返信しなくても結構です。
どうしてもお礼を言いたかったのでコメントさせていただきました。
ありがとうございました。
いつぞやは、丁寧な情報提供やご教授、ありがとうございました。
大変助かりました。
遅コメは大歓迎です。私のレコは、できるだけ他の方の山行リスクを低減できるように、ポイントとなる情報を押さえるようにしています。ですので、時間が経ってもお役に立てたようならば本望で、とてもうれしいです。
多分ですが、2年前までの船窪小屋から船窪岳までの通行禁止区間は、現在、単管パイプで手すりが設置してある区間だと思います。たしかに、ここは手すりがないと危険ですし、当時はきっと、砂礫のリッジ状になっていたと思います。今は人が歩けるように最低限の幅、平らに整地されていて、注意すれば安全に通行できます。それ以降の区間は、雨の日や15m/s以上の風が通過するような状況では回避した方が無難だと思います。半歩ずれたらサヨナラの箇所が多いためです。この区間は、穂高界隈の感じ(足元がしっかり見えるけど、高度感や浮石によるリスク高い)ではなく、低山のバリエーションルートに近い(草付きの崖やボロボロ崩れるザレ場、地味でリスクを把握し難いけど、実は落ちたら重篤な怪我を負うような場所)感じです。人間は1.2m滑落すると10NTNの落下衝撃があり、重篤な怪我や死亡に至ると最近知りました。滑落距離は短いけれど危険。まさにそういった場所が多いです。
それと、宿泊日数とコースですが、半時計回りだと、朝一から危険箇所が多いので、明るくなってからの行動となり、2日目の行動時間を確保し難いです。
1日目の出発時刻次第ではありますが、朝一でご出発可能ならば、以下のように時計回りなら、2日目に時間的余裕ができ、リスク低減できると思います。
1日目:七倉登山口〜烏帽子小屋
2日目:烏帽子小屋〜七倉登山口へ下山。
1日目は、夜明け前からタクシー可能ならば、高瀬ダムまで利用して体力温存できます。
2日目は、不動岳までは比較的安全なので、ナイトハイクから始めれば下山までに時間的余裕ができます。体力的に厳しい場合や天候悪化の場合は、不動岳付近ではテント張れそうですし、船窪小屋に宿泊も可能です。3日目も時間がとれて、天候が良ければ、その時の余裕みて、船窪小屋から北葛岳ピストン(距離が近いので荷物はある程度デポ)や蓮華岳ピストン(ビバーク装備あり)で七倉登山口への下山も可能で、柔軟な対応ができるかと思います。
ちなみに私の足で、七倉登山口から半時計回りで船窪、烏帽子の周回は、多分、12時間程度です。ダムから下はジョグしましたが、それ以外は歩きです。このコースで日帰りされている方も結構います。
本当は南沢岳や不動岳あたりでテント泊できると一番良いのですが・・・。
以上です。
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