記録ID: 4616053
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍
水俣川から北鎌尾根
2022年08月21日(日) 〜
2022年08月23日(火)


体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 19:43
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 2,956m
- 下り
- 2,933m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:23
距離 14.9km
登り 512m
下り 178m
2日目
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:23
距離 11.3km
登り 1,959m
下り 524m
天候 | 一日目: 雲は多いが晴れ。夜も雨降らず。 二日目: 雲は多いが晴れ。夜は小雨降り、少し風もあった。 三日目: 朝から霧雨〜小雨で少し風もあり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
増水のため湯俣温泉晴嵐荘手前で渡渉必要。ロープあり。晴嵐荘でテント泊(入浴ありで3000円)。 湯俣川は濁りが続いており上流で山が崩れた恐れがあるとのこと。 水俣川は澄んでおり、遡行当日は渡渉ポイントを探してなんとか突破できる水量。渡渉は深いところは腰下まであり、非常に水温が低いので防寒重要。 水量による渡渉可否が一番の問題で、滝等には巻道あり。 北鎌尾根は、ルートファインディングと登攀力に尽きると思う。 北鎌のコルへ上がる右俣は水も結構流れており、沢靴で好適だった。割と上部でも水が取れる。巨石など通過が困難な箇所も複数あり。 北鎌のコルのテン場はゴミが多かった。 尾根始めは緑が多く、木の幹を頼りにして登ることができるが、だんだんと岩の世界になり、手掛かり足掛かりは岩へと移っていく。不安定な岩もあるので、頼れるかどうか事前に確認必要。 稜線通しが基本だが、登攀性が高く、荷が重いと躊躇する場所が多く、巻道を探しがちになったが、崖下途中で不明瞭になる巻道が多い。 登攀の可能性を十分に探ると、手がかりや足がかりが見つかって突破できた。 進路に行き詰まる場合もあるので、後退できないような経路を選ぶのは遭難まっしぐらだと思われる。 独標のトラバースルートも不明瞭箇所あり。 小さなテン場は各所にある。広めのテン場はゴミが多め。 槍の穂先への登り上げも登攀性が非常に高く、ルート取りに迷った。 |
その他周辺情報 | 中崎山荘日帰り入浴利用。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
不安定な天気諸々で飛び出せなかった山の夏休みを取る。
初日の湯俣の増水ぶりに諦めかけたが、沢に入ればやっぱり楽しく、翌日減水傾向の水俣川を進む。
そして北鎌尾根は、予想以上に困難な道で、落ち着いてよく考えてなんとか越えられる道を見つけていく。
しかも小雨の北鎌も体験することになり、より困難な状況の課題に必死だった。
生きて帰れてよかった。
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