白馬・杓子岳


- GPS
- 12:15
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,887m
- 下り
- 1,871m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬尻から大雪渓までは雪渓が後退していてしばらく右岸に付けられた夏道を歩きます。崩れやすいので注意。 |
写真
感想
久しぶりに週末の好天^^ 本日の巡回はどこへ行こうか・・・
蓮華温泉から白馬岳往復のつもりで家を出るが白馬村まで来て気が変わって
大雪渓から杓子岳だけ往復とする(笑)
9月に入り、猿倉の駐車場もいっぱいで入れないと言うこともない。
5時過ぎ出発。林道は整備されて路面がフラットになっていた。
登山道取り付きから白馬尻までまだヤマアジサイが咲いていて目を楽しませてくれる^^
他にもミソガワソウやトリカブトも! オオレイジンソウは初めて見た。
白馬尻から大雪渓の取り付きまでは9月と言うこともありかなり上まで右岸の夏道を歩く。石や砂のザレザレの斜面で歩きにくいがツルハシやスコップがデポしてあるので頻繁に修復されている様である。感謝です。
大雪渓はまだクラックもなく穏やかで歩きやすかった。
目の前をカモシカがダッシュで横切って対岸に駆け上がって行った。
時々立ち止まって私の顔をじーっと見ている^^
岩小屋跡から上は花はもう終わってるかと思っていたがまだまだ秋の花が盛りであった。雪渓が消えたばかりの所にはミヤマキンポウゲとシロウマタンポポの黄色が斜面を染めていた。避難小屋から稜線はミヤマトリカブトとミヤマアキノキリンソウで
斜面が紫と黄色のコントラストが綺麗だった。
もうこの時期グリーンパトロールさん達はいなかったがゴミはほぼ皆無で綺麗だった。
稜線のウルップソウは種になっていたが葉は黄葉が始まっていた。
ここから杓子岳までウルップソウがいっぱいでこの花の最盛期(7月)にゆっくり
来てみたいと思う。トウヤクリンドウはちょうど満開で斜面一面に広がっている所もあった。
杓子岳に来るのは7年ぶりくらいか。昼近くになり東側からガスが上がってくるが稜線を越える事はなさそうだ。雨も夕方まで降らないだろう。
ここから見る白馬岳は鋭角に尖っていていつもの優しい印象とは違う。
雲をまとってなかなかかっこいい^^
さてここから来た道を戻ろう。白馬岳との最低鞍部は村営小屋よりかなり下でスキーだったら適当な所からショートカットして下りられるのであるが忠実に夏道でのアップダウンは遠回りしている気分である(笑)
杓子は来年の春に鑓温泉に絡めて杓子沢を滑ってみたい。
アサギマダラの群れが稜線の東から西へと越えていくのが見られた。稜線では西風と東風がぶつかっていたのでそう易々とは山を越えられない様子だ。稜線に出たとたん向かい風に追い返されていたが何度もチャレンジして低空飛行した個体が漸く越えて行くのが見えた。彼らはこの先更にいくつもの山を越え、遙か南方まで渡っていくのだ。
村営小屋まで戻り、塩分補給でうどんをいただく。餅が入っているのを注文。
さて帰るか。たぶん本日下山者、私がラストかな?
無人の大雪渓を下り、猿倉に着いたのは17時過ぎだった。
※今回も登山道に落ちているゴミを回収した。相変わらず多いのがペットボトル。
ザックのサイドポケットに入れているのをよく見かけるが何かの弾みで落下してし まうパターンだろうか。あとトレッキングポール先端のゴム。これも気づかない内 に脱落する。 私も何度かなくした事がある^^;; 最近のは取れにくい工夫がされ ている様であるが取れる。
あとは帽子やタオル。これは休憩時の忘れ物? 登りの時はそのままにしておいて 帰りにも そのままであれば回収している。
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