山行記録: 古道飛脚道でユガテへ

記録ID: 5083001

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ハイキング

奥武蔵

古道飛脚道でユガテへ

2023年01月10日(火) [日帰り]

埼玉県

OLTA

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 03:31
距離: 8.8km
登り: 574m
下り: 588m

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歩くペース

速い

0.7～0.8

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 3:07
休憩: 0:32
合計: 3:39

距離 8.8km 登り 575m 下り 591m

7:34

4分

東吾野駅

7:38

7:40

32分

吾那神社

8:12

8:15

8分

虎秀村雨乞塚

8:23

8:24

28分

橋本山

8:52

9:08

20分

ユガテ

9:28

9:29

3分

エビガ坂

9:32

8分

みちさと峠

9:40

4分

スカリ山

9:44

9:47

6分

観音ヶ岳

9:53

9:54

4分

観音山

9:58

9:59

4分

愛宕山

10:03

10:04

5分

北向地蔵・ユガテ・土山集落分岐

10:09

5分

大峰高峰

10:14

10:15

19分

沢山峠

10:34

10:25

23分

五常山

10:48

10:50

14分

長尾根山

11:04

武蔵横手駅

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2023年01月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車行き　西武秩父線東吾野駅(スタート) 帰り　西武秩父線武蔵横手駅(ゴール) アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	危険箇所等は特になしです。

写真

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「西川林業地をめぐる道(飛脚道)」(虎秀やまめクラブ)の絵図によりますと、古道飛脚道は、福徳寺経由と吾那神社経由があるようですが、後者を選びました。

2023年01月10日 07:33撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 7:33

吾那神社の創建年代は不明ですが、徳川家康が関東入国した際に御朱印をいただいたという、格調の高い古社です。

2023年01月10日 07:39撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 7:39

吾那神社の創建年代は不明ですが、徳川家康が関東入国した際に御朱印をいただいたという、格調の高い古社です。

ヤブツバキの森づくりが進められています。

2023年01月10日 07:47撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 7:47

ヤブツバキの森づくりが進められています。

花期にはまだ早かったようです。

2023年01月10日 07:50撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 7:50

花期にはまだ早かったようです。

吾野線27号鉄塔から西方の展望が得られます。

2023年01月10日 08:02撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 8:02

吾野線27号鉄塔から西方の展望が得られます。

雨乞塚ですが、遺跡らしきものは見当たりません。

2023年01月10日 08:14撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 8:14

雨乞塚ですが、遺跡らしきものは見当たりません。

橋本山見晴台へは男坂と女坂がありますが、男坂を登りました。

2023年01月10日 08:19撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 8:19

橋本山見晴台へは男坂と女坂がありますが、男坂を登りました。

橋本山には丸木のベンチがありました。

2023年01月10日 08:23撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 8:23

橋本山には丸木のベンチがありました。

灌木の向こうに奥武蔵の山波が広がります。

2023年01月10日 08:24撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 8:24

灌木の向こうに奥武蔵の山波が広がります。

古道飛脚道はユガテで終わります。ロウバイ(蠟梅)が咲いていました。

2023年01月10日 08:48撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 8:48

古道飛脚道はユガテで終わります。ロウバイ(蠟梅)が咲いていました。

まだ咲き始めです。

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まだ咲き始めです。

ロウバイの花は派手さこそありませんが、とても可憐です。

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ロウバイの花は派手さこそありませんが、とても可憐です。

花の黄白色が青空に映えます。

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花の黄白色が青空に映えます。

標高290mに広がるユガテは、桃源郷のような山上集落です。広場には、ベンチ、テーブル、トイレが設けられ、休憩には格好の場所でした。

2023年01月10日 08:52撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 8:52

標高290mに広がるユガテは、桃源郷のような山上集落です。広場には、ベンチ、テーブル、トイレが設けられ、休憩には格好の場所でした。

この日は寒風が吹いていましたが、水仙のある風景を見ますと、明るい気持ちになります。

2023年01月10日 08:56撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 8:56

この日は寒風が吹いていましたが、水仙のある風景を見ますと、明るい気持ちになります。

蜜蝋でできたオブジェのようです。

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蜜蝋でできたオブジェのようです。

澄みあがった美しさです。

2023年01月10日 09:01撮影 by RICOH WG-7, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

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1/10 9:01

澄みあがった美しさです。

尾根筋に出ると、「エビガ坂」の道標が建っていました。

2023年01月10日 09:28撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 9:28

尾根筋に出ると、「エビガ坂」の道標が建っていました。

スカリ山は4等三角点峰(点名「鎌北」)です。スカリとは「縄で編んだ背負袋」とのことのようですが、どこから見れば、そのように見えるのでしょうか。

2023年01月10日 09:42撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 9:42

次のピークが観音ケ岳です。

2023年01月10日 09:45撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 9:45

次のピークが観音ケ岳です。

ここも明るく展望のよい山頂でした。

2023年01月10日 09:46撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 9:46

ここも明るく展望のよい山頂でした。

北向地蔵のお堂には、悪疫を防ぐお地蔵様が北向きに並んでいました。

2023年01月10日 09:56撮影 by SO-01L, Sony

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北向地蔵のお堂には、悪疫を防ぐお地蔵様が北向きに並んでいました。

土山の峰には、小さなケルンが積まれていました。

2023年01月10日 10:08撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 10:08

土山の峰には、小さなケルンが積まれていました。

五常山の頂上です。

2023年01月10日 10:34撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 10:34

五常山の頂上です。

新所沢線63号鉄塔は巨大です。

2023年01月10日 10:39撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 10:39

新所沢線63号鉄塔は巨大です。

長尾根山の頂上は、いろいろな標識が賑やかです。

2023年01月10日 10:47撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 10:47

長尾根山の頂上は、いろいろな標識が賑やかです。

吾野線21号鉄塔の巡視路をたどり、関ノ入林道に降りて武蔵横手駅に出ました。

2023年01月10日 10:55撮影 by SO-01L, Sony

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1/10 10:55

吾野線21号鉄塔の巡視路をたどり、関ノ入林道に降りて武蔵横手駅に出ました。

撮影機器：

SO-01L Sony

RICOH WG-7 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

OLTA

古道飛脚道という名前から、私は、尻端折りで山道を急ぐ飛脚を連想しましたが、『新ハイキング』(689号)の中で森田俊男氏は次のように紹介されています。
「古道飛脚道は、古い時代には緊急連絡道として利用していた裏道のこと。(中略)維新戦争時、飯能戦争に敗れた彰義隊振武軍の兵士が、旧虎秀村新田からこの道を通り、越生に逃れたとある」。
また、森田俊男氏はユガテについて、同号において次のように解説されています。「古い時代に温泉が出たので〈湯が天〉という地名になり、変じて〈ユガテ〉になったとのこと。ユガテの落合家には今でも〈湯ケ天〉と記された古文書が残されている」。これに対して、藤本一美氏は「湯ケ天とは、床状の平坦な高い所の意」と言われています。
このように興味をそそる2つの地名でもあり、「古道飛脚道でユガテを訪れたい」と思いました。ちょうどロウバイも咲き始めていました。

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