記録ID: 50995
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積雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田
北八甲田 大岳、小岳、硫黄岳
1999年12月04日(土) 〜
1999年12月05日(日)


- GPS
- 26:15
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 828m
- 下り
- 823m
コースタイム
12月4日(土)青森7:50一酸ヶ湯駐車場8:45一仙人岱ヒュッテll:00ー12:10→大岳途中→小岳13:10→仙人岱13:40→硫黄岳14:30→仙人岱ヒュッテ15:00
12月5日(日)仙人岱ヒュッテ7:20→大岳8:25→仙人岱ヒュッテ9:00-10:00→酸ヶ湯11:00→青森12:10
アクセス | |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
12月4日(土) 酸ケ湯温泉駐車場に着くと、一人が出発準備をしていた。先に出発、”後でまた”と登って行く。日帰りのようだ。私は、彼のトレースをたどり登る。今回の降雪ですっかり、ササは隠れてしまっているし、夏道もたっぷりの雪で岩も雪の下だ。ルート取りも仲々に上手い。今冬初めての泊まりのザックなのでトレースの跡を登るのも疲れる。休み休みの登行となる。山頂部は雲の中だが、雪をおおったトド松や岳樺の樹々は真冬の山だ。地獄湯沢も雪で大分白くなっているが降ったばかりなので凹地や隠れた岩があるからまだ歩行には早いかもしれない。トレースは夏道通りだ。地獄湯沢手前で先人の姿を見るが又、いつの間にか消えている。 沢上部では、スキーを外して歩く。仙人岱へ着くがトレースは大岳へ向かっている。私は仙人岱ヒュッテに入る。トレースのおかげで二時間ばかりで着けた。ありがたい。ヒュッテの中の気温はマイナス8度。ストーブをつけるが暖かくならない。昼食を採った後、大岳へ向う。お花畑を過ぎて樹林のところで下山して来た先人に会う。黒石の千さんとのこと。いつもは岩木山に登っているが大橋が出来て八甲田に来易くなったとのこと。私は大岳をやめて小岳へ向かう。写真を撮りながら、小岳から高田大岳が良く見えた。大岳は火ロをガスの切れ間に見せながら仲々晴れないので仙人岱へ戻りそのまま硫黄岳へ向う。硫黄岳からは迷ヶ岳、駒ヶ峯、乗鞍岳、赤倉岳方面が良く見える。 硫黄岳から石倉岳側へ降りる。シールを着けたままトド松樹林までで引返す。仙人岱ヒュッテの日誌を見ると11月25日の池さんのがあった。忘年山行は仕事で来られないが来年また縫道石山へ行くぞと力強いメッセージが載っていた。つられて私も日誌に書いた。 12月5日(日) 日の出を期待して早く起きて準備していたが、ガスは晴れずじまい。時間がありすぎるので大岳へ向かう。昨日の千さんのトレースは消えているが夏道通りに進み、トド松林から森林限界に出て夏道に再び合流して、スキーをデポ。ストックを持って、夏道の鉄棒を目印に登る。山頂まで夏道が目印となり、登れた。鏡沼のあたりには、ストック1本立てて目印とした。帰りはトレースをたどる。これからは旗竿が必要だろう。10時仙人岱を出る。地獄湯沢で昨日の千さんが今日はヒュッテのウラでスキーをやると登って来た。続いて奥さん、弘前労山わかん隊、スノーシューの男牲と今日はにぎやかだ。 登山口近くなる頃外人のスノーシュー隊に会う。トレースはガッチリと固った。駐車場に着くと、石さんが来て、中さんと仙人岱まで行くとのこと。「まだ来ねじゃ」と中さんを待ちながら出発準備。まだ足に金属(カネ)が入ったままとのこと。なんと山の好きな人だとアキレル。 |
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