盛岡発の始発の花輪線に乗り大更駅で下車します。この地点では予定通りバスを待とうかと思いましたが、駅前にタクシーが常駐していたため少し考え直し、結局タクシー利用にして登山道までの車道歩きをカットしました。
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盛岡発の始発の花輪線に乗り大更駅で下車します。この地点では予定通りバスを待とうかと思いましたが、駅前にタクシーが常駐していたため少し考え直し、結局タクシー利用にして登山道までの車道歩きをカットしました。
大更駅付近は朝靄で視界が悪かったのですが、岩手山に近づくと一転して青空が広がりました。絶好の登山日和です。
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大更駅付近は朝靄で視界が悪かったのですが、岩手山に近づくと一転して青空が広がりました。絶好の登山日和です。
焼走り登山口。ひと通りの設備は整っています。利用者も多そうです。
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焼走り登山口。ひと通りの設備は整っています。利用者も多そうです。
登山口から第二噴出口跡までの間、見通しの利かない樹林帯を歩きます。長く緩い坂です。
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登山口から第二噴出口跡までの間、見通しの利かない樹林帯を歩きます。長く緩い坂です。
第二噴出口跡。地図上のコースタイムではここまで2時間ほどです。
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第二噴出口跡。地図上のコースタイムではここまで2時間ほどです。
噴出口跡の方へ出てみると、東部方面の展望が広がっていました。既に結構標高は稼いだという感じです。【以降のパノラマ写真は元サイズをクリック頂けますと、より大きな画像でご覧いただけます】
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噴出口跡の方へ出てみると、東部方面の展望が広がっていました。既に結構標高は稼いだという感じです。【以降のパノラマ写真は元サイズをクリック頂けますと、より大きな画像でご覧いただけます】
前日登った早池峰山が雲に浮かんでいます。やや右に重なっているのはおそらく薬師岳でしょうか。
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前日登った早池峰山が雲に浮かんでいます。やや右に重なっているのはおそらく薬師岳でしょうか。
樹林帯の中をもう少し進むと第一噴出口跡に出ます。この辺りも見晴らしは良いです。
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樹林帯の中をもう少し進むと第一噴出口跡に出ます。この辺りも見晴らしは良いです。
第一噴出口跡から岩手山を仰ぎ見てみました。だいぶ近づきましたが、標高差はまだまだありそうです。
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第一噴出口跡から岩手山を仰ぎ見てみました。だいぶ近づきましたが、標高差はまだまだありそうです。
第一噴出口跡付近からの眺め。
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第一噴出口跡付近からの眺め。
ヤマハハコ。この時期はエゾオヤマリンドウを始め秋の花があちこちで咲いていました。
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ヤマハハコ。この時期はエゾオヤマリンドウを始め秋の花があちこちで咲いていました。
見通しのいい斜面を登っていきます。左には岩手山がよく見えます。
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見通しのいい斜面を登っていきます。左には岩手山がよく見えます。
右側も遮るものがなく、景色を眺めながら登りました。
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右側も遮るものがなく、景色を眺めながら登りました。
岩手山の北面に入り、辺りは樹林帯となりました。しばらく歩くと上坊コースとの分岐であるツルハシ分れに到着します。
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岩手山の北面に入り、辺りは樹林帯となりました。しばらく歩くと上坊コースとの分岐であるツルハシ分れに到着します。
平笠不動避難小屋までの間は樹林帯ですが、チラチラと景色の良い箇所があります。
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平笠不動避難小屋までの間は樹林帯ですが、チラチラと景色の良い箇所があります。
途中に小さい祠のようなものがありました。
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途中に小さい祠のようなものがありました。
再び青空の下に出ます。この日は東北一帯が高気圧に覆われ、曇りそうな気配はありません。
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再び青空の下に出ます。この日は東北一帯が高気圧に覆われ、曇りそうな気配はありません。
平笠不動避難小屋。ここまで来ればもう一息で山頂となります。
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平笠不動避難小屋。ここまで来ればもう一息で山頂となります。
避難小屋から見た岩手山。山頂まではコースタイムで40分とのことで、それほど距離はありません。
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避難小屋から見た岩手山。山頂まではコースタイムで40分とのことで、それほど距離はありません。
望遠で撮ってみると御鉢回りをしている人の姿を確認できました。
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望遠で撮ってみると御鉢回りをしている人の姿を確認できました。
振り返ってみると八幡平方面の眺望が広がっています。中央のとんがりが畚岳なので、八幡平はその右のなだらかな所だと思われます。
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振り返ってみると八幡平方面の眺望が広がっています。中央のとんがりが畚岳なので、八幡平はその右のなだらかな所だと思われます。
もう少し登った所で再び振り返ってみました。御苗代湖や、この日行く予定の鬼ヶ城、裏岩手の連峰方面の山々が見渡せます。残念ながら八甲田山は見えませんでした。
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もう少し登った所で再び振り返ってみました。御苗代湖や、この日行く予定の鬼ヶ城、裏岩手の連峰方面の山々が見渡せます。残念ながら八甲田山は見えませんでした。
一つ前の写真の左側に突き出た、一際目を引く山は鳥海山です。いつか登ってみたいです。
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一つ前の写真の左側に突き出た、一際目を引く山は鳥海山です。いつか登ってみたいです。
山頂までの道の様子。勾配はそれほど急ではなく、歩きやすい道です。
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山頂までの道の様子。勾配はそれほど急ではなく、歩きやすい道です。
お鉢に出た所。山頂はもう目と鼻の先です。
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お鉢に出た所。山頂はもう目と鼻の先です。
お鉢に出た所で振り返ってみると、鬼ヶ城と御苗代湖の様子がよく見えます。正面奥の山塊は秋田駒ヶ岳かと思われます。
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お鉢に出た所で振り返ってみると、鬼ヶ城と御苗代湖の様子がよく見えます。正面奥の山塊は秋田駒ヶ岳かと思われます。
岩手山最高峰の薬師岳までの最後の登り。既に多くの人で賑わっています。
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岩手山最高峰の薬師岳までの最後の登り。既に多くの人で賑わっています。
お鉢の様子。南東方面で、やや右には早池峰山が見えます。
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お鉢の様子。南東方面で、やや右には早池峰山が見えます。
賑わいを見せる岩手山山頂。こんな登山日和なので、次から次へと人が来ます。
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賑わいを見せる岩手山山頂。こんな登山日和なので、次から次へと人が来ます。
東側一帯の様子。眼下の町は大更。右端にあるのが盛岡市街です。このちょうど真下から登ってきたことになります。
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東側一帯の様子。眼下の町は大更。右端にあるのが盛岡市街です。このちょうど真下から登ってきたことになります。
早池峰山を望遠で。割と目立つ形の山です。
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早池峰山を望遠で。割と目立つ形の山です。
お鉢の様子を南方向へ。正面奥に一際高い山が見えます。
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お鉢の様子を南方向へ。正面奥に一際高い山が見えます。
何の山だろうと望遠で撮り帰ってから調べてみると、どうやら丁度栗駒山と焼石岳が重なっているようでした。どちらも面白そうな山です。
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何の山だろうと望遠で撮り帰ってから調べてみると、どうやら丁度栗駒山と焼石岳が重なっているようでした。どちらも面白そうな山です。
山頂とお鉢の様子。皆思い思いに山頂の景色を堪能しているようです。自分も、こんな絶景は飯豊以来です。
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山頂とお鉢の様子。皆思い思いに山頂の景色を堪能しているようです。自分も、こんな絶景は飯豊以来です。
西側、八幡平〜鳥海山方面。秋田駒ヶ岳が少し雲に隠れてきてしまいました。
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西側、八幡平〜鳥海山方面。秋田駒ヶ岳が少し雲に隠れてきてしまいました。
山頂を降りて振り返ってみたところ。富士山の剣ヶ峰みたいな雰囲気です。
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山頂を降りて振り返ってみたところ。富士山の剣ヶ峰みたいな雰囲気です。
お鉢から東側展望。絶景の中を歩きます。
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お鉢から東側展望。絶景の中を歩きます。
道祖神が並んでいます。岩手山も早池峰山と同様に古くから山岳信仰の盛んな山でした。
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道祖神が並んでいます。岩手山も早池峰山と同様に古くから山岳信仰の盛んな山でした。
火口中央にある妙高山の下に、岩手山神社の奥宮が見えます。神社経由で行けばよかったかな。
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火口中央にある妙高山の下に、岩手山神社の奥宮が見えます。神社経由で行けばよかったかな。
丸いお鉢の様子。正面が妙高山で、その左後ろが薬師岳(岩手山)です。
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丸いお鉢の様子。正面が妙高山で、その左後ろが薬師岳(岩手山)です。
薬師岳の様子。山頂目指してぞろぞろと人が歩いているのがよく見えます。
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薬師岳の様子。山頂目指してぞろぞろと人が歩いているのがよく見えます。
お鉢の南側に出てきました。下に見えるのは八合目避難小屋です。この時だけ雲が少し上ってきています。
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お鉢の南側に出てきました。下に見えるのは八合目避難小屋です。この時だけ雲が少し上ってきています。
名残惜しいですが、不動平まで一旦降ります。そこから正面の鬼ヶ城まで再び登り返しがあるようです。
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名残惜しいですが、不動平まで一旦降ります。そこから正面の鬼ヶ城まで再び登り返しがあるようです。
鬼ヶ城のギザギザの向こうには鳥海山が見えます。
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鬼ヶ城のギザギザの向こうには鳥海山が見えます。
不動平と鬼ヶ城の様子。たくさんベンチがあり、休憩ポイントとなっていました。
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不動平と鬼ヶ城の様子。たくさんベンチがあり、休憩ポイントとなっていました。
無人小屋である不動平避難小屋。中ではお昼寝をしている方が何人か居られました。
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無人小屋である不動平避難小屋。中ではお昼寝をしている方が何人か居られました。
不動平から先ほどまでいた岩手山を振り返ります。いい山でした。
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不動平から先ほどまでいた岩手山を振り返ります。いい山でした。
鬼ヶ城に上り始めた所から見る岩手山。見る方向によって山の形が違います。
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鬼ヶ城に上り始めた所から見る岩手山。見る方向によって山の形が違います。
鬼ヶ城をひたすら進みます。明日は奥の稜線を進む予定です。
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鬼ヶ城をひたすら進みます。明日は奥の稜線を進む予定です。
鬼ヶ城は切り立っているので展望は良いです。御苗代湖が見えてきました。
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鬼ヶ城は切り立っているので展望は良いです。御苗代湖が見えてきました。
別段道も悪くありません。歩いていて楽しい道です。
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別段道も悪くありません。歩いていて楽しい道です。
しかし、下りて上っての繰り返しなので結構体力を奪われます。進むだけなら一旦お花畑に下りるルートの方が楽だと思われます。
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しかし、下りて上っての繰り返しなので結構体力を奪われます。進むだけなら一旦お花畑に下りるルートの方が楽だと思われます。
鬼ヶ城から北側180度。右から来て左に進みます。
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鬼ヶ城から北側180度。右から来て左に進みます。
黒倉山、姥倉山が近づいてきました。中央左奥の少し突き出た山は翌日最初に登る三ツ石山です。この日はその麓まで行かなくてはならないので、まだまだ長い道のりです。
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黒倉山、姥倉山が近づいてきました。中央左奥の少し突き出た山は翌日最初に登る三ツ石山です。この日はその麓まで行かなくてはならないので、まだまだ長い道のりです。
南側の雲が取れました。下に広がるのは雫石高原です。
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南側の雲が取れました。下に広がるのは雫石高原です。
振り返ると、もう岩手山からずいぶんと離れてしまったことが分かります。
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振り返ると、もう岩手山からずいぶんと離れてしまったことが分かります。
西側の風景。秋田駒ヶ岳が正面に見据えます。
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西側の風景。秋田駒ヶ岳が正面に見据えます。
火山ガスの発生している大地獄谷が見えました。結構遠いですが、かすかに硫黄臭さを感じます。
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火山ガスの発生している大地獄谷が見えました。結構遠いですが、かすかに硫黄臭さを感じます。
大地獄の切り立った所も終わり、しばらく木々の中を進みます。
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大地獄の切り立った所も終わり、しばらく木々の中を進みます。
切通分岐。不動平から結構長く感じました。
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切通分岐。不動平から結構長く感じました。
黒倉山方面の分岐。あまり時間に余裕が無いので巻き道を進みます。景色は良さそうなんですが。
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黒倉山方面の分岐。あまり時間に余裕が無いので巻き道を進みます。景色は良さそうなんですが。
黒倉山からの合流点。たいして上りはきつくはなく、巻き道の方も途中アップダウンがあったので素直に登れば良かった。コースタイムも同じ程度らしいです。
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黒倉山からの合流点。たいして上りはきつくはなく、巻き道の方も途中アップダウンがあったので素直に登れば良かった。コースタイムも同じ程度らしいです。
姥倉山方面は地熱のため木々は少なく荒涼としています。
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姥倉山方面は地熱のため木々は少なく荒涼としています。
岩手山、鬼ヶ城と今日歩いてきた道を振り返ります。
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岩手山、鬼ヶ城と今日歩いてきた道を振り返ります。
岩手山薬師岳を望遠で。まだ沢山の人で賑わっているようでした。
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岩手山薬師岳を望遠で。まだ沢山の人で賑わっているようでした。
南側180度の展望。だいぶ標高も下がったような気がします。
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南側180度の展望。だいぶ標高も下がったような気がします。
姥倉山手前の地熱地帯。地面からもうもうとした煙が上がっています。ここから左に折れると縦走路となります。時間切れの時はエスケープルートとしてここから姥倉山を経由して松川温泉へと下りる予定でした。
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姥倉山手前の地熱地帯。地面からもうもうとした煙が上がっています。ここから左に折れると縦走路となります。時間切れの時はエスケープルートとしてここから姥倉山を経由して松川温泉へと下りる予定でした。
振り返り岩手山。これからさらに標高を落とし樹林帯に入るため、見納めしておきます。
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振り返り岩手山。これからさらに標高を落とし樹林帯に入るため、見納めしておきます。
ちょっと下りた所からエゾオヤマリンドウの群生と岩手山。裏岩手縦走路はリンドウが無数に咲いていました。
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ちょっと下りた所からエゾオヤマリンドウの群生と岩手山。裏岩手縦走路はリンドウが無数に咲いていました。
どんどん標高を下げていきます。周囲の木々も高くなってきます。
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どんどん標高を下げていきます。周囲の木々も高くなってきます。
前日降った雨のせいかひどい有様の道です。最初は泥の跳ね返りを気にしながら進みましたが、ずーっとこんな感じなので途中で諦めました。
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前日降った雨のせいかひどい有様の道です。最初は泥の跳ね返りを気にしながら進みましたが、ずーっとこんな感じなので途中で諦めました。
犬倉山の手前にある水場。三ツ石山荘の水場が枯れているとの事なので、ここで補給しました。水量は豊富で冷たくて美味しいです。
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犬倉山の手前にある水場。三ツ石山荘の水場が枯れているとの事なので、ここで補給しました。水量は豊富で冷たくて美味しいです。
犬倉山との分岐。ここも巻きます。
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犬倉山との分岐。ここも巻きます。
大松倉山方面。笹道を歩きます。
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大松倉山方面。笹道を歩きます。
犬倉山からの合流点の様子。
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犬倉山からの合流点の様子。
道端にリンドウが沢山咲いています。奥の丁字路が網張温泉方面の分岐点です。自分以外の人は皆網張温泉方面へと下りて行きました。
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道端にリンドウが沢山咲いています。奥の丁字路が網張温泉方面の分岐点です。自分以外の人は皆網張温泉方面へと下りて行きました。
リンドウの群生を振り返ってみる。
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リンドウの群生を振り返ってみる。
再び泥濘地。大松倉山までこんな感じのあまり展望のない道が続きます。
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再び泥濘地。大松倉山までこんな感じのあまり展望のない道が続きます。
少し開けた所に出たので、姥倉山以来の岩手山の写真を撮ります。しかしいつの間にやら雲が登ってきていました。
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少し開けた所に出たので、姥倉山以来の岩手山の写真を撮ります。しかしいつの間にやら雲が登ってきていました。
南側180度の写真。だいたい岩手山と秋田駒ヶ岳の距離は同じくらいです。
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南側180度の写真。だいたい岩手山と秋田駒ヶ岳の距離は同じくらいです。
大松倉山山頂。なんとか「おおまっくら」になる前に到着出来ました。あとはこの日は小屋まで下りるだけです。
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大松倉山山頂。なんとか「おおまっくら」になる前に到着出来ました。あとはこの日は小屋まで下りるだけです。
秋田駒ヶ岳もかなり近くに見えたので撮りました。右側の乳頭山が目立ちます。
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秋田駒ヶ岳もかなり近くに見えたので撮りました。右側の乳頭山が目立ちます。
岩手山が雲で隠れてしまいました。
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岩手山が雲で隠れてしまいました。
翌日最初に登る三ツ石山が眼前にまで迫ってきました。結構登りが大変そうです。
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翌日最初に登る三ツ石山が眼前にまで迫ってきました。結構登りが大変そうです。
やっと小屋が見えて来ました。人の姿も見えます。
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やっと小屋が見えて来ました。人の姿も見えます。
小屋は小さな湿原の真ん中に建っています。三ツ石湿原というそうです。
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小屋は小さな湿原の真ん中に建っています。三ツ石湿原というそうです。
小屋に入ってみて、あれ?と思わず声に出してしまいました。誰一人といません。どうも先程の人達はそのまま小屋に泊まらず下山してしまったようです。
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小屋に入ってみて、あれ?と思わず声に出してしまいました。誰一人といません。どうも先程の人達はそのまま小屋に泊まらず下山してしまったようです。
食事を作っている間、辺りをうろうろしてみました。三ツ石山と三ツ石山荘。そして湿原。
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食事を作っている間、辺りをうろうろしてみました。三ツ石山と三ツ石山荘。そして湿原。
少々寒いですが、無人の小屋で篭って黙々と食事するのも寂しいので外でご飯を食べました。今回の登山酒は山廃純米ひやおろし。宮城県北端の有壁という町にある萩野酒造のお酒で、初日に一ノ関の酒屋で調達しました。非常に芳醇な味わいで飲みごたえ抜群。四合瓶があっという間に空になりました。
食事をしている最中、一人宿泊者の方が来られました。無人の避難小屋でひとりぼっちというのも心細かったので、胸を撫で下ろしました。
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少々寒いですが、無人の小屋で篭って黙々と食事するのも寂しいので外でご飯を食べました。今回の登山酒は山廃純米ひやおろし。宮城県北端の有壁という町にある萩野酒造のお酒で、初日に一ノ関の酒屋で調達しました。非常に芳醇な味わいで飲みごたえ抜群。四合瓶があっという間に空になりました。
食事をしている最中、一人宿泊者の方が来られました。無人の避難小屋でひとりぼっちというのも心細かったので、胸を撫で下ろしました。
翌日朝4時頃。早く目が覚めてしまったので、外でバルブ撮影して遊びました。満天の星空です。
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翌日朝4時頃。早く目が覚めてしまったので、外でバルブ撮影して遊びました。満天の星空です。
三ツ石山荘の煙突と月。
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三ツ石山荘の煙突と月。
三ツ石山へ登り始めていると、次第に日が昇ってきました。岩手山も雲に纏わり付かれながらもその姿を確認できます。
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三ツ石山へ登り始めていると、次第に日が昇ってきました。岩手山も雲に纏わり付かれながらもその姿を確認できます。
朝焼けもちらほら。これは天気は大丈夫そうだなと、高をくくって先に進みます。
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朝焼けもちらほら。これは天気は大丈夫そうだなと、高をくくって先に進みます。
そう思ったのもつかの間。三ツ石山はガスに巻かれており、何にも見えませんでした。
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そう思ったのもつかの間。三ツ石山はガスに巻かれており、何にも見えませんでした。
三ツ石山の山頂。時々雲が薄くなる時があるのですが、しばらく粘ってもこの程度。
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三ツ石山の山頂。時々雲が薄くなる時があるのですが、しばらく粘ってもこの程度。
展望のない縦走路を歩きます。遮る木々もないので、晴れていたら絶景の中でしょう。
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展望のない縦走路を歩きます。遮る木々もないので、晴れていたら絶景の中でしょう。
三ツ沼。裏岩手縦走路沿いは小さな池塘が点在しています。
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三ツ沼。裏岩手縦走路沿いは小さな池塘が点在しています。
リンドウの群生。展望は無いので、花を見ながら歩きます。
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リンドウの群生。展望は無いので、花を見ながら歩きます。
小畚(こもっこ)山。依然として厚いガスが掛かっています。
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小畚(こもっこ)山。依然として厚いガスが掛かっています。
小畚山山頂。雲の流れがあり、少し晴れそうな気配がしたのでちょっと粘ってみした。
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小畚山山頂。雲の流れがあり、少し晴れそうな気配がしたのでちょっと粘ってみした。
予想は当たり、岩手山方面の雲が抜けて朝焼けとともにその姿を現し、思わず快哉を叫びました。
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予想は当たり、岩手山方面の雲が抜けて朝焼けとともにその姿を現し、思わず快哉を叫びました。
雲はまだまだ多いですが、岩手山を見ることが出来たので満足でした。
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雲はまだまだ多いですが、岩手山を見ることが出来たので満足でした。
小畚山出発時はこれくらいまで回復しました。
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小畚山出発時はこれくらいまで回復しました。
しかし、これから進む大深岳方面は未だ厚い雲が掛かっています。どうも西側からかなり大きな雲が流れてきているようで、これ以上の回復は無さそうでした。
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しかし、これから進む大深岳方面は未だ厚い雲が掛かっています。どうも西側からかなり大きな雲が流れてきているようで、これ以上の回復は無さそうでした。
小畚山を下りた所から岩手山。やはり全体的に雲が多めです。
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小畚山を下りた所から岩手山。やはり全体的に雲が多めです。
朝焼けと北上山地方面の山々。
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朝焼けと北上山地方面の山々。
大深岳に登り返す所。雲が厚く頂上が把握できません。
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大深岳に登り返す所。雲が厚く頂上が把握できません。
岩手山が雲で隠れる数秒前。これからしばらくの間、見る事が出来ません。
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岩手山が雲で隠れる数秒前。これからしばらくの間、見る事が出来ません。
八瀬森方面の分岐。この辺りでぽつぽつと雨が降り始めてきました。弱い雨なら良いのですが、だんだんと雨脚が強くなってきたので雨具を着用しました。
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八瀬森方面の分岐。この辺りでぽつぽつと雨が降り始めてきました。弱い雨なら良いのですが、だんだんと雨脚が強くなってきたので雨具を着用しました。
大深岳山頂。雨が強く展望も無いので先に進みます。
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大深岳山頂。雨が強く展望も無いので先に進みます。
源太ヶ岳、松川温泉方面の分岐。
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源太ヶ岳、松川温泉方面の分岐。
大深山荘に到着。三ツ石山荘と同様の作りで、清潔な感じの小屋です。この付近で携帯が繋がったので、これからの天気を調べたりとしばらく小休止しました。調べた所によると、雨は一時的なもので、1時間もすれば抜けて昼ごろには晴れるとの予報でした。
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大深山荘に到着。三ツ石山荘と同様の作りで、清潔な感じの小屋です。この付近で携帯が繋がったので、これからの天気を調べたりとしばらく小休止しました。調べた所によると、雨は一時的なもので、1時間もすれば抜けて昼ごろには晴れるとの予報でした。
天候が回復することを確信したので、気を取り直して先に進みます。大深山荘付近の池。
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天候が回復することを確信したので、気を取り直して先に進みます。大深山荘付近の池。
嶮岨森山頂。まだ雲は厚いですが、雨脚は弱まってきました。
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嶮岨森山頂。まだ雲は厚いですが、雨脚は弱まってきました。
山をべったりと覆っていた雲も、だんだんと剥がれてきています。これは期待できそう。
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山をべったりと覆っていた雲も、だんだんと剥がれてきています。これは期待できそう。
嶮岨森〜前諸桧の間。この辺りで雨は完全に止みました。
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嶮岨森〜前諸桧の間。この辺りで雨は完全に止みました。
南側一帯。雨雲が流れたことで、背後には展望が広がりました。岩手山もよく見えます。
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南側一帯。雨雲が流れたことで、背後には展望が広がりました。岩手山もよく見えます。
東側180度。岩手山から一日で随分歩いたという印象です。
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東側180度。岩手山から一日で随分歩いたという印象です。
しかし雨は降らずとも再び雲がかかり始め、前諸桧に到着する頃には展望が無くなりました。
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しかし雨は降らずとも再び雲がかかり始め、前諸桧に到着する頃には展望が無くなりました。
石沼手前の名も無き沼。この辺りは特に沼が多く、大小のものが点在しています。
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石沼手前の名も無き沼。この辺りは特に沼が多く、大小のものが点在しています。
石沼。こちらはまさに名前の通りという印象を受けます。
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石沼。こちらはまさに名前の通りという印象を受けます。
再び雲が流れました。中央右の畚岳を目指します。
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再び雲が流れました。中央右の畚岳を目指します。
諸桧岳。またまた雲で展望が無くなりました。一喜一憂しながら先に進みます。
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諸桧岳。またまた雲で展望が無くなりました。一喜一憂しながら先に進みます。
先ほどの雨で道はぐちゃぐちゃで、沢のようになっています。
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先ほどの雨で道はぐちゃぐちゃで、沢のようになっています。
沼の近くに何か横切るものが見えたのでマムシかと警戒したものの、よく観察してみたらオコジョでした。あまり人が怖くないのか、立ち止まっているとじっと止まってこちらの様子を見てきます。
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沼の近くに何か横切るものが見えたのでマムシかと警戒したものの、よく観察してみたらオコジョでした。あまり人が怖くないのか、立ち止まっているとじっと止まってこちらの様子を見てきます。
畚岳が近づいてきました。裏岩手の連峰の中でも一つだけ突き出た円錐状の山で、遠くからもよく見えます。
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畚岳が近づいてきました。裏岩手の連峰の中でも一つだけ突き出た円錐状の山で、遠くからもよく見えます。
畚岳の山頂まではこの分岐路から往復15分。結構な急登ですがすぐに着きます。
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畚岳の山頂まではこの分岐路から往復15分。結構な急登ですがすぐに着きます。
畚岳山頂。八幡平三大展望地の一つとされるのでしばらく雲が流れてくれるのを願って待ちましたが、一向に変化が無く諦めて下山しました。
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畚岳山頂。八幡平三大展望地の一つとされるのでしばらく雲が流れてくれるのを願って待ちましたが、一向に変化が無く諦めて下山しました。
途中で綺麗な緑色をした、小さなモリアオガエルを発見しました。
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途中で綺麗な緑色をした、小さなモリアオガエルを発見しました。
八幡平方面へ進みます。相変わらず視界は悪いままです。
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八幡平方面へ進みます。相変わらず視界は悪いままです。
やっと舗装路に合流。これにて裏岩手縦走路は一応ゴールということになりますが、これから八幡平まで更に歩きます。
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やっと舗装路に合流。これにて裏岩手縦走路は一応ゴールということになりますが、これから八幡平まで更に歩きます。
八幡平の入口付近。大きな駐車場やレストハウスなどが立ち並んでいて、先程までの縦走路とは物凄いギャップです。
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八幡平の入口付近。大きな駐車場やレストハウスなどが立ち並んでいて、先程までの縦走路とは物凄いギャップです。
八幡平入口。石畳が敷かれ、登山道というより散策道という雰囲気です。
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八幡平入口。石畳が敷かれ、登山道というより散策道という雰囲気です。
歩いているとものすごい勢いで雲が流れ、急に青空が広がりました。これは期待できそうです。
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歩いているとものすごい勢いで雲が流れ、急に青空が広がりました。これは期待できそうです。
青空が反射し、綺麗なコバルトブルーの湖面を湛える鏡沼。
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青空が反射し、綺麗なコバルトブルーの湖面を湛える鏡沼。
八幡平山頂に到着。何やら展望台を建設している真っ最中で、騒々しい雰囲気でした。あまりにも予定よりも早く到着してしまったので一旦ここで荷物を置き、予定していなかった八幡平の周回をして時間を潰すことに。
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八幡平山頂に到着。何やら展望台を建設している真っ最中で、騒々しい雰囲気でした。あまりにも予定よりも早く到着してしまったので一旦ここで荷物を置き、予定していなかった八幡平の周回をして時間を潰すことに。
山頂出発地点ではまた視界が悪くなってきましたが、しばらくすると再び雲が流れてくれます。
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山頂出発地点ではまた視界が悪くなってきましたが、しばらくすると再び雲が流れてくれます。
ガマ沼展望台。八幡沼が青空に映えてます。
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ガマ沼展望台。八幡沼が青空に映えてます。
八幡沼の南から逆時計回りに周回します。岩手山がよく見えるらしいですが、雲がかかって殆ど見えませんでした。
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八幡沼の南から逆時計回りに周回します。岩手山がよく見えるらしいですが、雲がかかって殆ど見えませんでした。
湿原と八幡沼。いい散策道といった雰囲気です。
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湿原と八幡沼。いい散策道といった雰囲気です。
湿原の木道を歩きます。花はこの時期あまり見られませんでした。
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湿原の木道を歩きます。花はこの時期あまり見られませんでした。
源太分れ付近の風景。少し東に入った源太森の景色が良いと聞いたので寄り道します。
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源太分れ付近の風景。少し東に入った源太森の景色が良いと聞いたので寄り道します。
源太森方面への道。そのまま先に進むと安比高原の方に下りることが出来るみたいです。
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源太森方面への道。そのまま先に進むと安比高原の方に下りることが出来るみたいです。
源太森から見た北側方面の山々。八甲田山は見えませんでした。
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源太森から見た北側方面の山々。八甲田山は見えませんでした。
南側。八幡平、岩手山方面。まだ雲が残っています。
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南側。八幡平、岩手山方面。まだ雲が残っています。
一瞬雲が抜けた岩手山を撮りました。いい形の山です。
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一瞬雲が抜けた岩手山を撮りました。いい形の山です。
岩手山が見えて満足したので、荷物の置いてある八幡平の山頂へ戻ります。奥の丘が八幡平山頂です。
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岩手山が見えて満足したので、荷物の置いてある八幡平の山頂へ戻ります。奥の丘が八幡平山頂です。
八幡沼の湖畔を歩いてみました。
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八幡沼の湖畔を歩いてみました。
裏岩手縦走路と同様に、やはりここでもリンドウの花が目立ちます。
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裏岩手縦走路と同様に、やはりここでもリンドウの花が目立ちます。
八幡平山頂を見据える。非常に平べったい山です。
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八幡平山頂を見据える。非常に平べったい山です。
八幡沼越しの岩手山。
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八幡沼越しの岩手山。
八幡沼全景。この日はそれほど人は多くはなく、静かな湿原歩きが出来ました。
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八幡沼全景。この日はそれほど人は多くはなく、静かな湿原歩きが出来ました。
八幡平山頂に戻り、少し西に進むと蒸ノ湯(ふけのゆ)温泉方面の下山道があります。今回はそちらから下りて温泉に向かいます。
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八幡平山頂に戻り、少し西に進むと蒸ノ湯(ふけのゆ)温泉方面の下山道があります。今回はそちらから下りて温泉に向かいます。
道筋は明瞭でしたが、それほど使われていないような雰囲気の登山道でした。
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道筋は明瞭でしたが、それほど使われていないような雰囲気の登山道でした。
田代沼。草の湯方面の分岐があります。やはりここでも花はリンドウ。
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田代沼。草の湯方面の分岐があります。やはりここでも花はリンドウ。
大小の岩が転がっていてそれが湿っていて滑りやすく、思ったより歩きづらい道でした。
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大小の岩が転がっていてそれが湿っていて滑りやすく、思ったより歩きづらい道でした。
木道や階段もありましたが、朽ちている所も幾つか見かけました。
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木道や階段もありましたが、朽ちている所も幾つか見かけました。
車道が見えてきました。温泉が湧いているようで、川から湯気が立ち上っています。
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車道が見えてきました。温泉が湧いているようで、川から湯気が立ち上っています。
登山口の様子。
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登山口の様子。
大深温泉のバス停付近の様子。蒸ノ湯温泉は奥の道を更に先に進みます。
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大深温泉のバス停付近の様子。蒸ノ湯温泉は奥の道を更に先に進みます。
北側方面の谷。下に蒸ノ湯温泉の露天風呂が見えます。
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北側方面の谷。下に蒸ノ湯温泉の露天風呂が見えます。
蒸ノ湯(ふけのゆ)温泉。江戸時代からの湯治場らしく、立派な一軒宿です。
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蒸ノ湯(ふけのゆ)温泉。江戸時代からの湯治場らしく、立派な一軒宿です。
内湯で身体を洗った後は露天風呂の様子を見に行きました。あちこちで湯気が吹き上がっています。
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内湯で身体を洗った後は露天風呂の様子を見に行きました。あちこちで湯気が吹き上がっています。
露天風呂の風景。片面を衝立で覆っただけの、必要最低限の造り。雰囲気満点です。
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露天風呂の風景。片面を衝立で覆っただけの、必要最低限の造り。雰囲気満点です。
入浴した後は鹿角花輪駅行きの秋北バスに乗って八幡平駅に向かいます。
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入浴した後は鹿角花輪駅行きの秋北バスに乗って八幡平駅に向かいます。
八幡平駅。今では無人駅ですが、木造の立派な駅舎があります。昔は八幡平の玄関口として重要な駅だったのでしょう。
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八幡平駅。今では無人駅ですが、木造の立派な駅舎があります。昔は八幡平の玄関口として重要な駅だったのでしょう。
大館経由で弘前に宿泊しました。大館では名物駅弁のとりめしを買うことが出来たので、晩飯兼酒のつまみにしました。
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大館経由で弘前に宿泊しました。大館では名物駅弁のとりめしを買うことが出来たので、晩飯兼酒のつまみにしました。
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