蛭ヶ岳


- GPS
- 30:04
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,697m
- 下り
- 2,914m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:23
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:57
天候 | 3/26(日) 雨 3/27(月) 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
町田市(泊)ー町田ー小田急線ー新松田(新松田バス停)ー富士急湘南バスー西丹沢ビジターセンターバス停 復路 蓑毛バス停ー神奈川中央バスー秦野駅バス停(秦野)ー小田急線ー代々木上原ー千代田線ー北千住ー東武スカイツリーラインーせんげん台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西丹沢ビジターセンターバス停ーツツジ新道入口ーゴーラ沢出合 西丹沢ビジターセンターバス停からツツジ新道までは舗装路。 ゴーラ沢出合までは枯れた沢を進む。 ミツマタの開花時期でとても綺麗です。 ゴーラ沢出合ー檜洞丸 ゴーラ沢は渡渉しますが、雨天や降雨後の水嵩に注意が必要です。(この日は足首位ありました) ゴーラ沢の渡渉後、すぐに急登となり一気に標高を上げる。 檜洞丸ー神ノ川乗越ー臼ヶ岳 青ヶ岳山荘から一気に下り、その後細かいアップダウンを繰り返します。 神ノ山乗越から臼ヶ岳への登り返しが傾斜がありきつく感じる。 臼ヶ岳ーミカゲ沢ノ頭ー蛭ヶ岳 ミカゲ沢ノ頭から蛭ヶ岳への鎖場は雨天は滑落に注意が必要です。 特に開けているので高度感があります。 ※稜線や山頂では風雨の影響を受け易いので防寒対策が必要です。 蛭ヶ岳ー鬼ヶ岩ノ頭ー丹沢山 鬼ヶ岩の鎖場は雨の影響はなく、慎重に進めば問題はありません。 不動ノ峰周辺は本来なら見晴らしが良く、笹原も綺麗です。 丹沢山ー竜ヶ馬場ー日高ー塔ノ岳 本来なら竜ヶ馬場、日高は展望の良い稜線。 一部、降雨によりぬかるんだ箇所はありますが、良く整備されていて危険な箇所はありません。 塔ノ岳ー新大日ー鳥尾山ー三ノ塔 行者の鎖場は雨天は滑落に注意が必要です。 鳥尾山から三ノ塔への登り返しが傾斜がありきつく感じる。(お地蔵様が見えたら登り返し終了の合図) 三ノ塔には立派な休憩所有り。 三ノ塔ーニノ塔ーヤビツ峠ー蓑毛バス停 ニノ塔から急坂の下りのため、一気に標高を下げます。 表尾根登山口からヤビツ峠までは緩やかな上りの林道。 ヤビツ峠から蓑毛までの柏木林道は良く整備されていて危険な箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 蛭ヶ岳山荘 http://kitatan.com/hirutop.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
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備考 | 稜線や山頂では日中でも停滞中は寒く感じましたので防寒用にインサレーションはあった方が良いでしょう。 一部ですが鎖場を通過する場面があります。手の保護と防寒に予備も含めて手袋はあった方が良いでしょう。 雨で濡れましたので、着替えも靴下もあった方が良いでしょう。 |
感想
先月、雪山の蛭ヶ岳に行き充実した山行を終えたばかりでしたが、蛭カレーの味が忘れられずにいました。桜も開花した事もあり、春を求めて今回は主稜縦走する蛭ヶ岳に行って来ました。
登山ルートは西丹沢ビジターセンターからツツジ新道に入り、檜洞丸、臼ヶ岳を経由して蛭ヶ岳の登頂と丹沢山を通り、塔ノ岳から表尾根を縦走するコースとしました。
初日 西丹沢ビジターセンターバス停⇒ツツジ新道入口⇒ゴーラ沢出合⇒檜洞丸⇒臼ヶ岳⇒蛭ヶ岳 蛭ヶ岳山荘小屋泊
二日目 蛭ヶ岳山荘⇒柳沢ノ頭⇒丹沢山⇒竜ヶ馬場⇒塔ノ岳⇒新大日⇒鳥尾山⇒三ノ塔⇒ニノ塔⇒ヤビツ峠⇒蓑毛バス停
初日
雨。
西丹沢ビジターセンターバス停に着いた頃には一層雨脚が強くなってきたように感じた。終日雨の予報と聞いていたので、特に驚かずにいました。靴紐を普段よりきつめに縛ってスタートします。
西丹沢ビジターセンター前の舗装路を500mほど北に進み、ツツジ新道入口より登山道に取り付き、沢枯れの道を緩やかに登り進むと回り一面が黄色のミツマタの花に彩られていました。ミツマタは今が開花時期で見頃を迎えていました。その後、ゴーラ沢出合に到着。ゴーラ沢は降雨の影響で水嵩が増していて、慎重に渡渉を余儀なくされます。渡渉を終えると檜洞丸までは急登が連続して一気に標高を上げていきます。時折、鎖場もあり気抜けない登りが続きます。
やっとの思いで檜洞丸に到着。
そこから少し下った所に青ヶ岳山荘があって、さらに少し下った先で小休憩。
青ヶ岳山荘から金谷山乗越まで急坂を一気に下ります。この際、足元が緩いので転倒に注意が必要です。その後、何度かアップダウンを繰り返すと神ノ川乗越に到着します。ここから臼ヶ岳までの登りも傾斜があり踏ん張り所です。
そして臼ヶ岳へ。そこから雨で煙った蛭ヶ岳は巨大な壁のように見えたのは気のせいではありませんでした。山頂直下の急登の鎖場は傾斜もある上に高さもあります。その上、回りが開けているので高度感があります。雨で滑り易くなっている恐怖に耐えて、さらに連続する木道階段を進んだ先に蛭ヶ岳山頂に到着。
そこに展望はなく、雨に濡れていたため、寒さに耐え切れず山荘に入館しました。
山荘ではひと月前と同様に静かで緩やかな時間が過ぎていきました。
山荘の夕食はお目当ての蛭カレーで期待通りにおいしかったです。(日本一おいしいと思っています)
山荘は消灯時間までJAZZが流れていて自炊場はJAZZ BARを醸し出していて居心地満点でした。
二日目
曇り。
自炊の朝食を摂っていると空が明るくなってきたので、行儀悪いのですが、食べている途中に朝焼けを見に行きます。青空と雲海のコントラストが綺麗でした。(青空が見れたのはこの一瞬でした)
山荘に出発の挨拶をして、ガスに包まれた蛭ヶ岳山頂に飛び出していきます。日の出時間に見えた雲海がそのまま高度を上げ、上空を厚い雲で覆い被さってしまったのでしょう。ミストの先が見えづらい中、緩やかな稜線を下ります。その先にある難所の鬼ヶ岩は前日の雨の影響もあり、慎重に通過しました。
丹沢山では急にお腹が空いたので休憩をとり血糖値を上げました。
その後、塔ノ岳から表尾根を通り、ヤビツ峠を経由して蓑毛に下山しました。
表尾根の核心部は行者の鎖場の通過と鳥尾山から三ノ塔への登り返しがつらい事です。前者は三点支持で慎重に通過して下さい。後者は脚がいっぱいになりそうですが、お地蔵様が登りの終点と思ってモチベーションを上げて欲しいです。
最後にあいにくの天気で眺望もなく、雨に濡れて寒い思いもしました。その上、今回のルートは登りも下りも起伏にい富んでいるためハードな山行でした。
それでも、いずれ近い内に蛭カレーを欲して蛭ヶ岳に向かうような気がします。
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