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Yamareco

記録ID: 5793693
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳/小屋泊にて母と共に登頂!

2023年08月02日(水) 〜 2023年08月03日(木)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
loon_nz その他1人
GPS
--:--
距離
11.5km
登り
1,237m
下り
1,234m

コースタイム

1日目
山行
4:35
休憩
0:25
合計
5:00
6:58
49
9:01
9:08
82
10:30
10:40
53
11:33
11:36
22
11:58
2日目
山行
5:15
休憩
0:49
合計
6:04
4:21
42
5:03
5:24
39
6:03
6:08
56
7:04
7:16
65
8:21
8:27
80
10:25
天候 8月2日(水)晴れのち曇り、午後は雨  8月3日(木)晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘バス乗り場付近の有料駐車場を利用しました。(5日まで1,000円)
南アルプス林道バスにて始発バス(6:05発)に乗車して北沢峠へ。
コース状況/
危険箇所等
しっかりと整備された歩きやすい登山道です。
その他周辺情報 仙流荘にて汗を流しました。
予約できる山小屋
仙丈小屋
北沢峠 こもれび山荘
8/2(水)仙流荘バス乗り場  5:45撮影

今回は前夜到着して駐車場で車中泊して臨みます。
バス待ちの行列は20〜30mといったところです。

6:05 北沢峠行きバスにて仙流荘出発

増便を含めて3台により運行された模様です。自分と母は1台目に乗車できました。
バスは定刻よりやや早くに北沢峠に到着しました。
8/2(水)仙流荘バス乗り場  5:45撮影

今回は前夜到着して駐車場で車中泊して臨みます。
バス待ちの行列は20〜30mといったところです。

6:05 北沢峠行きバスにて仙流荘出発

増便を含めて3台により運行された模様です。自分と母は1台目に乗車できました。
バスは定刻よりやや早くに北沢峠に到着しました。
6:58 北沢峠(2030m)出発!

また来ることになるとは!!
ということで2週連続の北沢峠です。母はもう待ちきれないという勢いで登山開始!
6:58 北沢峠(2030m)出発!

また来ることになるとは!!
ということで2週連続の北沢峠です。母はもう待ちきれないという勢いで登山開始!
最初の一登りでゆったりとした尾根歩きとなります。
最初の一登りでゆったりとした尾根歩きとなります。
微細なアップダウンはあるものの、序盤は緩やかで快適です。
行く手にはこのあと登っていく尾根が見えてきます。
微細なアップダウンはあるものの、序盤は緩やかで快適です。
行く手にはこのあと登っていく尾根が見えてきます。
7:47 二合目(2170m)

長衛小屋方面からの山腹道が合流してくる二合目。
自分は2017年に仙塩尾根縦走(長衛小屋〜鳥倉登山口)をしたことがあり、
ここからは一度だけ登ったことがある区間になります。

先週の甲斐駒登頂断念の経験が教えてくれたことは、
母を連れていくには自分が一度でも歩いたことがあるところから選ぶべきというものです。
その点において仙丈ヶ岳は格好の転進目標でした。
7:47 二合目(2170m)

長衛小屋方面からの山腹道が合流してくる二合目。
自分は2017年に仙塩尾根縦走(長衛小屋〜鳥倉登山口)をしたことがあり、
ここからは一度だけ登ったことがある区間になります。

先週の甲斐駒登頂断念の経験が教えてくれたことは、
母を連れていくには自分が一度でも歩いたことがあるところから選ぶべきというものです。
その点において仙丈ヶ岳は格好の転進目標でした。
二合目を過ぎると本格的な登りとなります。
先週の甲斐駒でのペースダウンもあって母のことが心配でしたが、
今回は予想以上に調子良さそうで安堵しました。
二合目を過ぎると本格的な登りとなります。
先週の甲斐駒でのペースダウンもあって母のことが心配でしたが、
今回は予想以上に調子良さそうで安堵しました。
8:14 三合目(2320m)

少しだけ展望が見える三合目。空模様は少しずつ雲が出てきているようです。
8:14 三合目(2320m)

少しだけ展望が見える三合目。空模様は少しずつ雲が出てきているようです。
8:35 四合目(2410m)

一登りで四合目。合目標記は行程の進み具合が分かりやすくて有難い。
8:35 四合目(2410m)

一登りで四合目。合目標記は行程の進み具合が分かりやすくて有難い。
五合目までは尾根上をあまり通らず、長く感じるトラバースが続きます。
尾根に戻るところは部分的に急登。
五合目までは尾根上をあまり通らず、長く感じるトラバースが続きます。
尾根に戻るところは部分的に急登。
9:01 五合目(2520m)

尾根に復帰してすぐに五合目・藪沢大滝ノ頭に到着。
ここから藪沢小屋方面の登山道が分岐してますが、今回は尾根筋をピストンする予定。

本当に予想外なことに五合目までほぼ標準所要時間どおり約2時間で到着。
母は先週と別人のように元気で、自分としては嬉しい誤算でした。
9:01 五合目(2520m)

尾根に復帰してすぐに五合目・藪沢大滝ノ頭に到着。
ここから藪沢小屋方面の登山道が分岐してますが、今回は尾根筋をピストンする予定。

本当に予想外なことに五合目までほぼ標準所要時間どおり約2時間で到着。
母は先週と別人のように元気で、自分としては嬉しい誤算でした。
六合目までもなかなかの傾斜ながら、先週の駒津峰までの急登よりはだいぶ楽と母も感じたようです。
途中からは展望も開けてきますが、見えてくるのは先週に登頂できなかった甲斐駒。
六合目までもなかなかの傾斜ながら、先週の駒津峰までの急登よりはだいぶ楽と母も感じたようです。
途中からは展望も開けてきますが、見えてくるのは先週に登頂できなかった甲斐駒。
南西側から見る甲斐駒ヶ岳

長衛小屋のテン場から駒津峰まで、先週苦闘したところが手に取るように見えています。
自分としても黒戸尾根経由で甲斐駒に登った時のほうが楽に感じました。
1
南西側から見る甲斐駒ヶ岳

長衛小屋のテン場から駒津峰まで、先週苦闘したところが手に取るように見えています。
自分としても黒戸尾根経由で甲斐駒に登った時のほうが楽に感じました。
9:42 六合目(2650m)

待望の森林限界に差し掛かる六合目。
行く手の緑の尾根を指し示し、あの上が小仙丈ヶ岳と母を元気づけます。
9:42 六合目(2650m)

待望の森林限界に差し掛かる六合目。
行く手の緑の尾根を指し示し、あの上が小仙丈ヶ岳と母を元気づけます。
開放的なハイマツ帯を登っていきます。
この頃より日差しが遮られることが多くなってきて、
暑さが和らぎだいぶ楽になりました。

小仙丈ヶ岳手前はなかなかの傾斜で、母もちょっとしんどそう。
開放的なハイマツ帯を登っていきます。
この頃より日差しが遮られることが多くなってきて、
暑さが和らぎだいぶ楽になりました。

小仙丈ヶ岳手前はなかなかの傾斜で、母もちょっとしんどそう。
10:30 小仙丈ヶ岳(2864m)

七合目相当の小仙丈ヶ岳に到着!
ここで仙丈ヶ岳のシンボル的景観である小仙丈沢カールが見えてきます。
母も優美な仙丈ヶ岳の姿に魅せられているようです。


10:40 出発
10:30 小仙丈ヶ岳(2864m)

七合目相当の小仙丈ヶ岳に到着!
ここで仙丈ヶ岳のシンボル的景観である小仙丈沢カールが見えてきます。
母も優美な仙丈ヶ岳の姿に魅せられているようです。


10:40 出発
小仙丈ヶ岳からは地味な登下降がしばらく続きます。
だいぶ雲が沸いてきて、この頃には周囲の山はほぼ隠れていました。
ガスガスになるのは仕方ないとして、雨が降り始めるまでには仙丈小屋に着きたいところ。
小仙丈ヶ岳からは地味な登下降がしばらく続きます。
だいぶ雲が沸いてきて、この頃には周囲の山はほぼ隠れていました。
ガスガスになるのは仕方ないとして、雨が降り始めるまでには仙丈小屋に着きたいところ。
下りで通過する岩場が数ヶ所あります。
母はちょっと緊張していましたが、普段歩いてる摩耶山の行者尾根と思えばよいと言い聞かせました。
実際に順調に通過できて、母も自信が付いたようです。
下りで通過する岩場が数ヶ所あります。
母はちょっと緊張していましたが、普段歩いてる摩耶山の行者尾根と思えばよいと言い聞かせました。
実際に順調に通過できて、母も自信が付いたようです。
11:09 2830mコル

岩場が一段落すると、山頂部へ向かう登りが見えてきます。
登頂は明日朝としていますが、仙丈小屋へ進む分岐点はあの登りの向こう側。
残す標高差は100mくらいと母を元気付けて、超スローペースで先導します。
11:09 2830mコル

岩場が一段落すると、山頂部へ向かう登りが見えてきます。
登頂は明日朝としていますが、仙丈小屋へ進む分岐点はあの登りの向こう側。
残す標高差は100mくらいと母を元気付けて、超スローペースで先導します。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ…。
1
あと少し、あと少し、もう一歩前へ…。
11:34 分岐点より仙丈小屋へ(2930m)

ようやく待望の分岐点にやってきました。
午後は雷雨の予想もあり、このあとは予定どおり仙丈小屋へ直行します。
11:34 分岐点より仙丈小屋へ(2930m)

ようやく待望の分岐点にやってきました。
午後は雷雨の予想もあり、このあとは予定どおり仙丈小屋へ直行します。
仙丈小屋のある藪沢カールは自分も初めてですが、あとは山腹道を進むのみ。
この時に雲が切れて遥か伊那盆地を見下ろすことができました。
とんでもなく高い山に居ることを母も改めて実感したようです。
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仙丈小屋のある藪沢カールは自分も初めてですが、あとは山腹道を進むのみ。
この時に雲が切れて遥か伊那盆地を見下ろすことができました。
とんでもなく高い山に居ることを母も改めて実感したようです。
待望の仙丈小屋が見えてきました!
小屋に着くまで気を抜かないようにと母に声を掛けて下りていきます。
待望の仙丈小屋が見えてきました!
小屋に着くまで気を抜かないようにと母に声を掛けて下りていきます。
11:58 仙丈小屋(2880m)到着!

北沢峠から5時間。自分の予想より1時間早く着きました!
先週のこともあって自分も内心は心配でしたが、
今回は母もペースを大きく落とすことなく元気に歩き通しました。お疲れさまでした!

初めての仙丈小屋。藪沢カールに抱かれた素晴らしいロケーションです。
母を連れてくるという機会でもないと、自分もここで小屋泊するという経験はできないでしょう。

さっそく受付を済ませて、小屋での時間を楽しみたいと思います。
1
11:58 仙丈小屋(2880m)到着!

北沢峠から5時間。自分の予想より1時間早く着きました!
先週のこともあって自分も内心は心配でしたが、
今回は母もペースを大きく落とすことなく元気に歩き通しました。お疲れさまでした!

初めての仙丈小屋。藪沢カールに抱かれた素晴らしいロケーションです。
母を連れてくるという機会でもないと、自分もここで小屋泊するという経験はできないでしょう。

さっそく受付を済ませて、小屋での時間を楽しみたいと思います。
仙丈小屋でのあおいとひなた

#ヤマノススメ

予想どおり午後早い時間から雨となりました。しかも土砂降り!
母は登頂したがっていましたが、予定どおりに小屋へ向かって良かった!

登りの時に母の焦りを誘ってはいけないと、午後の天気の見通しはあえて伝えていませんでした。
でもここまで強い雨になるとは自分も予想外でした。
仙丈小屋でのあおいとひなた

#ヤマノススメ

予想どおり午後早い時間から雨となりました。しかも土砂降り!
母は登頂したがっていましたが、予定どおりに小屋へ向かって良かった!

登りの時に母の焦りを誘ってはいけないと、午後の天気の見通しはあえて伝えていませんでした。
でもここまで強い雨になるとは自分も予想外でした。
できる範囲は節約すべく食事は自炊です。

夕食は棒ラーメンながら、具材を揃えて少しでも豪華に。
写真には写っていませんが、ゆで卵も用意していました。
食事は登山の楽しみでもあり、また体調管理の観点からも重要です。
できる範囲は節約すべく食事は自炊です。

夕食は棒ラーメンながら、具材を揃えて少しでも豪華に。
写真には写っていませんが、ゆで卵も用意していました。
食事は登山の楽しみでもあり、また体調管理の観点からも重要です。
午後遅くなると雨も上がり、絶景を楽しむことができました。
馬ノ背と鋸岳の対照的な稜線!
午後遅くなると雨も上がり、絶景を楽しむことができました。
馬ノ背と鋸岳の対照的な稜線!
仙丈小屋でのひと時、母にも自分にもまた一つ良き思い出ができました。
仙丈小屋でのひと時、母にも自分にもまた一つ良き思い出ができました。
18時過ぎには明日に備えて就寝しました。
二人ともよく眠れました。
18時過ぎには明日に備えて就寝しました。
二人ともよく眠れました。
3時頃起床。
まだ照明の付いていない食堂をお借りして、軽めの朝食を摂りました。
母は今日も早朝から元気そうです。


4:21 仙丈小屋(2880m)出発!

仙丈小屋から西側の稜線へ向かうやや急な登山道を登っていきます。
3時頃起床。
まだ照明の付いていない食堂をお借りして、軽めの朝食を摂りました。
母は今日も早朝から元気そうです。


4:21 仙丈小屋(2880m)出発!

仙丈小屋から西側の稜線へ向かうやや急な登山道を登っていきます。
4:36 稜線に乗る(2930m)

稜線に乗るといくらか傾斜は落ち着きます。あとは山頂へ突き上げるのみ!
4:36 稜線に乗る(2930m)

稜線に乗るといくらか傾斜は落ち着きます。あとは山頂へ突き上げるのみ!
日の出直前の淡い光に包まれる仙丈小屋。シルエットの甲斐駒が神々しい!
日の出直前の淡い光に包まれる仙丈小屋。シルエットの甲斐駒が神々しい!
絶景を見やりつつ、ゆっくりと山頂へ。
絶景を見やりつつ、ゆっくりと山頂へ。
4:53 御来光(2990m)

ついでにご来光も眺めることができました。金峰山辺りから登ってきたようです。
4:53 御来光(2990m)

ついでにご来光も眺めることができました。金峰山辺りから登ってきたようです。
5:03 仙丈ヶ岳山頂(3032.9m)到着!!

着きました!!
いつ来ても眺望雄大で素晴らしい。先週の甲斐駒撤退を乗り越えての登頂です。
母にとっていつもより嬉しい登頂でしょうし、自分も本当に安堵しました。
自分にとっても6年ぶりの仙丈ヶ岳であり、懐かしく感慨深いものがありました。
5:03 仙丈ヶ岳山頂(3032.9m)到着!!

着きました!!
いつ来ても眺望雄大で素晴らしい。先週の甲斐駒撤退を乗り越えての登頂です。
母にとっていつもより嬉しい登頂でしょうし、自分も本当に安堵しました。
自分にとっても6年ぶりの仙丈ヶ岳であり、懐かしく感慨深いものがありました。
仙丈ヶ岳山頂より南側の眺望

大仙丈ヶ岳を越えて塩見岳へ続く仙塩尾根。縦走以来6年ぶりに仙丈ヶ岳から眺めました。
母も2年前に塩見岳に登頂しており、二人して感慨深い遠望だったようです。
仙丈ヶ岳山頂より南側の眺望

大仙丈ヶ岳を越えて塩見岳へ続く仙塩尾根。縦走以来6年ぶりに仙丈ヶ岳から眺めました。
母も2年前に塩見岳に登頂しており、二人して感慨深い遠望だったようです。
仙丈ヶ岳山頂より北東側の眺望

雨上がりで夏とは思えないほど澄んだ景色でした。
この素晴らしい絶景を母に観てもらえて良かったです!
仙丈ヶ岳山頂より北東側の眺望

雨上がりで夏とは思えないほど澄んだ景色でした。
この素晴らしい絶景を母に観てもらえて良かったです!
仙丈ヶ岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
仙丈ヶ岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
二等三角点
点名:「前岳」
標高:3032.88m
二等三角点
点名:「前岳」
標高:3032.88m
母には横で待ってもらい、望遠レンズに交換して撮影しました。

後ろの悪沢岳と被ってちょっと分かりにくい塩見岳。
母には横で待ってもらい、望遠レンズに交換して撮影しました。

後ろの悪沢岳と被ってちょっと分かりにくい塩見岳。
富士山と北岳

母と共に去年、一昨年と登ってきた山々を眺めるのはなんともいえない思いでした。
富士山と北岳

母と共に去年、一昨年と登ってきた山々を眺めるのはなんともいえない思いでした。
日本第1位、2位、3位の高峰が並ぶ。仙丈ヶ岳ならではの光景です。
日本第1位、2位、3位の高峰が並ぶ。仙丈ヶ岳ならではの光景です。
甲斐駒とアサヨ峰越しに登ってくる朝日
甲斐駒とアサヨ峰越しに登ってくる朝日
西側には木曽駒。千畳敷ホテルもよく見えているようです。
西側には木曽駒。千畳敷ホテルもよく見えているようです。
北アルプスもしっかり見えています。母と共に槍に登ってから早6年経ちました。
北アルプスもしっかり見えています。母と共に槍に登ってから早6年経ちました。
大仙丈沢カールを抱く大仙丈ヶ岳。遥か後方に塩見岳。
仙塩尾根縦走は本当に長かった。
1
大仙丈沢カールを抱く大仙丈ヶ岳。遥か後方に塩見岳。
仙塩尾根縦走は本当に長かった。
5:24 出発

もうちょっと山頂に居たかったけど、母には寒かったようで滞在約20分で出発しました。
藪沢カールを取り巻く稜線を東進していきます。
5:24 出発

もうちょっと山頂に居たかったけど、母には寒かったようで滞在約20分で出発しました。
藪沢カールを取り巻く稜線を東進していきます。
藪沢カールを見下ろすトラバース
藪沢カールを見下ろすトラバース
標高3000m級の稜線を進みます。
標高3000m級の稜線を進みます。
次第に離れゆく山頂
次第に離れゆく山頂
昨日からお世話になった仙丈小屋。遥か眼下の谷間に見えていないけど仙流荘があります。
昨日からお世話になった仙丈小屋。遥か眼下の谷間に見えていないけど仙流荘があります。
藪沢カール上のトラバースが終わると、小仙丈ヶ岳が見えてきます。

6:03 仙丈小屋分岐点(2930m)

昨日最後の登りだった区間を、慎重にゆっくりと下りていきます。
藪沢カール上のトラバースが終わると、小仙丈ヶ岳が見えてきます。

6:03 仙丈小屋分岐点(2930m)

昨日最後の登りだった区間を、慎重にゆっくりと下りていきます。
下りでは登り方向で通過する岩場。登りのほうが簡単と母を元気づけます。
下りでは登り方向で通過する岩場。登りのほうが簡単と母を元気づけます。
小仙丈沢カールを抱く仙丈ヶ岳を見送りました。
小仙丈沢カールを抱く仙丈ヶ岳を見送りました。
母にも心に残る小仙丈沢カールの光景となったようです。
母にも心に残る小仙丈沢カールの光景となったようです。
7:04 小仙丈ヶ岳(2864m)到着

地味な登下降を経て小仙丈ヶ岳に到着しました。
仙丈ヶ岳はここで見納めとなるので、二人でよくよく眺めておきました。
7:04 小仙丈ヶ岳(2864m)到着

地味な登下降を経て小仙丈ヶ岳に到着しました。
仙丈ヶ岳はここで見納めとなるので、二人でよくよく眺めておきました。
小仙丈ヶ岳でのあおいとひなた
小仙丈ヶ岳でのあおいとひなた
野呂川の深い谷を挟んで、東側に北岳と間ノ岳、そして西側には仙塩尾根
野呂川の深い谷を挟んで、東側に北岳と間ノ岳、そして西側には仙塩尾根
富士山と両側に北岳、鳳凰山


7:16 小仙丈ヶ岳出発
富士山と両側に北岳、鳳凰山


7:16 小仙丈ヶ岳出発
小仙丈ヶ岳からは標高差800m余りの下り。
北沢峠まで気を抜かないよう下りていきましょう。
小仙丈ヶ岳からは標高差800m余りの下り。
北沢峠まで気を抜かないよう下りていきましょう。
展望スポットでは休みがてら、景色を観ていきましょう。
展望スポットでは休みがてら、景色を観ていきましょう。
7:50 六合目(2650m)

苦しかった登りも下りは早い。あっという間に森林限界まで下りてきました。
樹林帯に入る前に一息入れていきます。
7:50 六合目(2650m)

苦しかった登りも下りは早い。あっという間に森林限界まで下りてきました。
樹林帯に入る前に一息入れていきます。
ハイマツの間を下りていくと、まもなく樹林帯へ。
六合目まで暑かったけど、木陰で涼しくなりました♪


8:21 五合目(2520m)

要衝の五合目。北沢峠まで標準所要1時間20分ながら、
2時間掛けるつもりで下っていきましょう。
ハイマツの間を下りていくと、まもなく樹林帯へ。
六合目まで暑かったけど、木陰で涼しくなりました♪


8:21 五合目(2520m)

要衝の五合目。北沢峠まで標準所要1時間20分ながら、
2時間掛けるつもりで下っていきましょう。
南アルプスらしい深い樹林帯を満喫できる下りです。


8:53 四合目(2410m)
南アルプスらしい深い樹林帯を満喫できる下りです。


8:53 四合目(2410m)
9:16 三合目(2320m)

二合目までは所々で急な下り。でもそんなに暑くないので、母も集中力を切らさず下りていました。


9:47 二合目(2170m)

先週のリトライを兼ねた山行もあと僅か。でも北沢峠まで気を抜かずに。
9:16 三合目(2320m)

二合目までは所々で急な下り。でもそんなに暑くないので、母も集中力を切らさず下りていました。


9:47 二合目(2170m)

先週のリトライを兼ねた山行もあと僅か。でも北沢峠まで気を抜かずに。
10:25 北沢峠(2030m)到着!!

着きました!
母も自分もゆったりと満喫できた仙丈ヶ岳での山行でした!
今回は順調に登頂できたことが本当に何よりです!

定時では次のバスは13:10なので、北沢峠でゆっくりと待ちました。
でも乗客が満員になるまで集まったことで臨時便を出してくれました。

11:45頃 北沢峠発

12:30頃 仙流荘着

仙流荘にて2日間の汗を流し、仙丈ヶ岳の余韻に包まれて3〜4時間の帰途に就きました。
疲れているはずの母も一睡もせず、山の話が尽きることはありませんでした。
10:25 北沢峠(2030m)到着!!

着きました!
母も自分もゆったりと満喫できた仙丈ヶ岳での山行でした!
今回は順調に登頂できたことが本当に何よりです!

定時では次のバスは13:10なので、北沢峠でゆっくりと待ちました。
でも乗客が満員になるまで集まったことで臨時便を出してくれました。

11:45頃 北沢峠発

12:30頃 仙流荘着

仙流荘にて2日間の汗を流し、仙丈ヶ岳の余韻に包まれて3〜4時間の帰途に就きました。
疲れているはずの母も一睡もせず、山の話が尽きることはありませんでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ポール テントマット シェラフ 三脚 熊鈴 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

1週間前に同じく北沢峠起点で母と甲斐駒ヶ岳を目指しましたが八合目までで撤退。
自分の読みの甘さで母には辛い思いをさせてしまいました。
早く次の山で払拭させたかったのですが、これは仙丈ヶ岳以外の選択肢はないでしょう。
幸いなことに休暇の調整、山小屋予約、そして天候と全て揃い、早くも翌週に
仙丈ヶ岳での母との山行が実現しました。

仙丈ヶ岳への登山道は甲斐駒よりだいぶ登りやすく、母も先週とは大違いで調子良く歩けていました。おかげで予想を越える早さで仙丈小屋到着。午後の雨に当たることはありませんでした。
仙丈小屋は居心地が良くて、まったりと時間を過ごすことができました。

翌朝に母と共に今回は順調に登頂!
絶好の登山日和で絶景を楽しみながらの稜線歩き。北沢峠までの樹林帯も木陰で涼しく下れました。母も先週の分まで心ゆくまで楽しんでくれましたし、自分としても本当に嬉しさと安堵でいっぱいです。今後とも安全第一で、母にはただただ多くの山で、色んな景色を観てもらいたいです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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コメント

ルーンさん おはようございます。
 ご登頂おめでとうございます。
 やはり 山頂を踏みたいですね。(⌒∇⌒)
 無事踏めて なによりでした。

 母上様も お疲れもなく 快調に
 飛ばされたようで、安心でしたね。
 良かったですね。

 すばらしい 景色をご紹介くださいまして、
 ありがとうございます。

 仙丈ケ岳をしって 何年過ぎたかな。
 あこがれの 南アルプスの女王です。
 
 歩けるうちに 行ってみたいものです。
 お二人で登られた かずかずの 頂を
 確認されるのも なかなか 楽しいですね。
 
 第一位富士山 第二位北岳 
 第三位間の岳まで 望める すばらしい所に 位置する山ですね。
 
 ふんだんに景色を シェアーしていただけ
 楽しく拝見しました。

 ありがとうございました。
2023/8/7 10:03
いいねいいね
1
mayasanpoさん、こんばんは。
ご多忙のところをいつもありがとうございます。

先週の母の疲れ方は本当に余力が無いと見えるほどでした。
甲斐駒より登りやすい仙丈ヶ岳で、しかも小屋泊なら間違いなく
失敗はないだろうということで企画しました。

部分的に急登はありますが、終始母のペースは大きく落ちることもなく、
今回は一緒に歩いていて安心感がありました。

mayasanpoさんにとって、仙丈ヶ岳は目標の憧れの山だったのですね。
南アルプスの中でも交通の便は良いほうですし、
ぜひ機会を作ってお出かけになってみてください。
北沢峠付近の長衛小屋ではテント泊も楽しめますよ。

仙丈ヶ岳山頂は本当に眺望雄大で、富士山をはじめ南アルプスの数々の山々を眺められます。
先週に甲斐駒も登頂できていれば何も言うことはないのですが、
早くも翌週に隣の山でリトライできたので、これはこれで良かったかなと思います。

母にとっても楽しい登山となったようですし、二人で山で過ごす時間は本当に
お互いにとってかけがえのない思い出となっています。

mayasanpoさんのコメントはいつも励みになっています、と横で母が言っています。
自分も毎回観ていただいて本当に嬉しいです。母共々ありがとうございます。
2023/8/7 20:33
兵庫に帰られ、
少し涼しくなりましたら、
一座同行下さいませ。(≡^.^≡)
2023/8/7 12:16
いいねいいね
1
mayasanpoさんへ。母に伝えました。

涼しくなった頃に久しぶりに摩耶山などでご一緒できればと思います。
どうぞよろしくお願いします。
2023/8/7 20:37
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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [日帰り]
仙丈ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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