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Yamareco

記録ID: 5806067
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

北穂高東陵

2023年08月11日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
08:44
距離
38.1km
登り
1,988m
下り
1,976m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:01
休憩
0:43
合計
8:44
距離 38.1km 登り 1,996m 下り 1,987m
5:40
5:41
2
5:43
18
6:07
6:08
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5
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4
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
さわんどバスターミナルからバス
コース状況/
危険箇所等
〇上高地〜横尾山荘〜涸沢(往復)
林道〜一般登山道。特に帰りが長く感じる・・・
〇北穂高東陵
一般登山道との分岐路は特にないが、視界が開けていれば東陵は丸見えなので、歩き易そうなガレ場をトラバースして取り付きまでアプローチ。取り付き付近は微妙に踏み代があるため、それらを参考にして尾根へ詰める。ルーファイと登攀慣れしていれば何ら問題なく登り易いところから詰めていける。詰めた後は稜線沿いに小屋に向けてひたすら登り詰めていくのが基本スタイル。
中盤でゴジラの背と呼ばれる東陵の核心部があるが、手足のホールドが豊富にあるので荷物容量や力量次第で確保無しで通過可能。登るというより岩稜帯をトラバースしていく感覚に近い。人気ルートの由縁なのか、至るところにハーケンや支点が配置されていた。鞍部に下る岩場に懸垂支点(岩にスリング巻き+カラビナ)あり、目検高さで10〜15mくらいあるが、クライムダウンも可能。大荷物でもない限りは、個人的にクライムダウンの方が良いかと。
後半部は崩れやすいガレ場とザレ場を登り詰める。踏み代が多少残っている箇所もあるが、それらをあまり当てにせずに自身の安全かつ楽なルートを選んで登った方が良いと思う。
〇北穂高南陵(下り)
一般登山道。途中で梯子と鎖場あり。
予約できる山小屋
横尾山荘
横尾橋。上高地バスターミナルからここまで約10.5km。まずはここまで駆け抜けました。
2023年08月11日 06:29撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 6:29
横尾橋。上高地バスターミナルからここまで約10.5km。まずはここまで駆け抜けました。
本谷橋。ここから本格的な登り。この区間もとっとと駆け抜けました。
2023年08月11日 06:57撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 6:57
本谷橋。ここから本格的な登り。この区間もとっとと駆け抜けました。
ようやく涸沢ヒュッテ。空が青くて今日も強烈な日差しと暑さ。
2023年08月11日 07:39撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 7:39
ようやく涸沢ヒュッテ。空が青くて今日も強烈な日差しと暑さ。
北穂高と南陵と東陵。本日のミッションは東陵踏破&日帰り。
2023年08月11日 07:51撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 7:51
北穂高と南陵と東陵。本日のミッションは東陵踏破&日帰り。
登り出しからそれなりの急登で、ハイペースで涸沢まで来たダメージを癒すために写真でも撮りながらゆっくり行動。
2023年08月11日 07:58撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 7:58
登り出しからそれなりの急登で、ハイペースで涸沢まで来たダメージを癒すために写真でも撮りながらゆっくり行動。
前穂と吊尾根。左手に見える前穂北尾根もいずれまた。
2023年08月11日 08:06撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 8:06
前穂と吊尾根。左手に見える前穂北尾根もいずれまた。
この辺りから岩のサイズが大きくなり始める。
2023年08月11日 08:06撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 8:06
この辺りから岩のサイズが大きくなり始める。
暇だったので再び振り返って涸沢の写真撮影。
2023年08月11日 08:21撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 8:21
暇だったので再び振り返って涸沢の写真撮影。
東陵への取り付き分岐。確かにトラバースするならここ!って感じのガレ場でした。
2023年08月11日 08:33撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 8:33
東陵への取り付き分岐。確かにトラバースするならここ!って感じのガレ場でした。
トラバース途中の景色で富士山などが見えました。
2023年08月11日 08:45撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 8:45
トラバース途中の景色で富士山などが見えました。
草付きゾーンの踏み代はすごく分かり易い。
2023年08月11日 08:50撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 8:50
草付きゾーンの踏み代はすごく分かり易い。
尾根に詰める分岐路?左は少し急そうだったので、右側から詰めていきました。
2023年08月11日 08:53撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 8:53
尾根に詰める分岐路?左は少し急そうだったので、右側から詰めていきました。
傾斜はこんなもん。
2023年08月11日 08:57撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 8:57
傾斜はこんなもん。
尾根に乗りました。
2023年08月11日 09:02撮影 by  iPhone XR, Apple
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尾根に乗りました。
尾根沿いにも良い踏み代がありました。
2023年08月11日 09:05撮影 by  iPhone XR, Apple
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尾根沿いにも良い踏み代がありました。
槍ヶ岳方面。まさに快晴。
2023年08月11日 09:07撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 9:07
槍ヶ岳方面。まさに快晴。
岩場に踏み代ないので、登り易そうなところから登って行く。
2023年08月11日 09:07撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 9:07
岩場に踏み代ないので、登り易そうなところから登って行く。
ゴジラの背で先行パーティに追いつきました。単独だったので、リード後に先を譲って頂きました。
2023年08月11日 09:20撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 9:20
ゴジラの背で先行パーティに追いつきました。単独だったので、リード後に先を譲って頂きました。
ゴジラの背で半分くらい。
2023年08月11日 09:24撮影 by  iPhone XR, Apple
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ゴジラの背で半分くらい。
切り立っていますが、手足は豊富にありました。高度感があるので、あまり長居したいとは思わないです。
2023年08月11日 09:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 9:28
切り立っていますが、手足は豊富にありました。高度感があるので、あまり長居したいとは思わないです。
人がいると雰囲気が伝わり易い。
2023年08月11日 09:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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人がいると雰囲気が伝わり易い。
懸垂下降点。(10〜15m程度)。クライムダウンで降りることも可能なので、どちらにするか自身の力量と状態に要相談。私はクライムダウンで降りました。
2023年08月11日 09:31撮影 by  iPhone XR, Apple
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懸垂下降点。(10〜15m程度)。クライムダウンで降りることも可能なので、どちらにするか自身の力量と状態に要相談。私はクライムダウンで降りました。
待っている間に辺りを見回すと残置支点(スリング)が設置されており、他にもハーケンが沢山刺さっていました。
2023年08月11日 09:33撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 9:33
待っている間に辺りを見回すと残置支点(スリング)が設置されており、他にもハーケンが沢山刺さっていました。
懸垂地点。
2023年08月11日 09:35撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 9:35
懸垂地点。
残りはここを登り詰めるだけ。浮石が多いので手足の確保や落石に注意しました。
2023年08月11日 09:35撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 9:35
残りはここを登り詰めるだけ。浮石が多いので手足の確保や落石に注意しました。
登っている途中で後ろを振り返る。
2023年08月11日 09:38撮影 by  iPhone XR, Apple
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登っている途中で後ろを振り返る。
登っている途中で後ろを振り返る。その2。
2023年08月11日 09:45撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 9:45
登っている途中で後ろを振り返る。その2。
途中で踏み代らしきものが左右にあったので登山道かと思った。(実は違います)
2023年08月11日 09:52撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 9:52
途中で踏み代らしきものが左右にあったので登山道かと思った。(実は違います)
登山道だろうと思って詰めてみたら小屋の真下に。
2023年08月11日 09:55撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 9:55
登山道だろうと思って詰めてみたら小屋の真下に。
石垣を越えるための階段が置いてありました。
2023年08月11日 09:56撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 9:56
石垣を越えるための階段が置いてありました。
北穂高小屋。ここでご褒美の飲食タイム。
2023年08月11日 10:04撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 10:04
北穂高小屋。ここでご褒美の飲食タイム。
飲食しながら登ってきた東陵を眺める。
2023年08月11日 10:04撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 10:04
飲食しながら登ってきた東陵を眺める。
ここまで登ってくると前穂北尾根を見下ろすという構図に変わる。
2023年08月11日 10:04撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 10:04
ここまで登ってくると前穂北尾根を見下ろすという構図に変わる。
槍ヶ岳をバックに北穂高岳山頂。今回は日帰りなので、上高地へ早々に引き上げます。
2023年08月11日 10:06撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 10:06
槍ヶ岳をバックに北穂高岳山頂。今回は日帰りなので、上高地へ早々に引き上げます。
帰る前に奥穂経由で戻るルートが頭によぎりましたが、それなりに消耗した身体で時間内に上高地へ戻る自信がなかったので、予定のピストンで下山。
2023年08月11日 10:10撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 10:10
帰る前に奥穂経由で戻るルートが頭によぎりましたが、それなりに消耗した身体で時間内に上高地へ戻る自信がなかったので、予定のピストンで下山。
テント場。水場が近くにないのが難点。
2023年08月11日 10:14撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 10:14
テント場。水場が近くにないのが難点。
下山途中でライチョウ。
2023年08月11日 10:25撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 10:25
下山途中でライチョウ。
南陵の梯子。
2023年08月11日 10:35撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 10:35
南陵の梯子。
南陵の鎖。南陵も整備されていなければ東陵と良い勝負な気がする。
2023年08月11日 10:38撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 10:38
南陵の鎖。南陵も整備されていなければ東陵と良い勝負な気がする。
来た道と合流。
2023年08月11日 10:43撮影 by  iPhone XR, Apple
8/11 10:43
来た道と合流。
帰りの涸沢登山口はこれから続々と登って来るハイカーで大混雑していました。
2023年08月11日 11:18撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 11:18
帰りの涸沢登山口はこれから続々と登って来るハイカーで大混雑していました。
帰りの登山道渋滞と熱中症気味の身体をしばきながら、少し早い時間帯に河童橋。ここからバス乗車渋滞などがあり、なかなか上高地が抜けだすことができませんでした。
2023年08月11日 14:02撮影 by  iPhone XR, Apple
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8/11 14:02
帰りの登山道渋滞と熱中症気味の身体をしばきながら、少し早い時間帯に河童橋。ここからバス乗車渋滞などがあり、なかなか上高地が抜けだすことができませんでした。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 着替え 行動食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト ナイフ ヘルメット 30mロープ ビレイデバイス ハーネス セルフコード スリング(60 120) カラビナ 捨て縄

感想

今年のソロ山行チャレンジは北穂高東陵(日帰り)へ。前情報で東陵自体の難易度は低いということだったので、それなり日帰り条件を加える方向で自身のハードルを上げました。速さへ全振りするためにロープ&ハーネス一式を持参するか考えましたが、初見ということもあり、おまもり扱いで携帯することにしました。とはいえこれだけでも軽く2キロ以上足されることになるので、速く動くにはちょっと無視できないレベル。戻りの林道で熱中症気味となり、スローペースを与儀されなくなりましたが、概ね問題なく終えることができました。

山の日だけに道中の渋滞、登山道渋滞、バス待ち渋滞など、あらゆる場面で渋滞が起きていたので、来年の山の日は人気のないマイナールートで行きたいと思いました。

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