記録ID: 581962
全員に公開
雪山ハイキング
奥秩父
滝子山(寂ショウ尾根↑)、大谷ヶ丸、コンドウ丸、大鹿山、甲斐大和駅
2015年01月29日(木) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 10:07
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,629m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:52
距離 17.6km
登り 1,637m
下り 1,659m
7:33
45分
寂ショウ荘入口
8:18
8:23
79分
970m地点
9:42
9:50
35分
1460m地点
10:25
10:52
82分
滝子山
12:14
12:20
16分
大谷ヶ丸
12:36
12:38
22分
米背負峠
13:00
13:20
52分
大谷ヶ丸
14:12
14:17
53分
コンドウ丸
15:10
15:25
15分
大鹿山
15:40
15:42
70分
大鹿峠
16:52
33分
景徳院
17:25
甲斐大和駅
ログは山旅ロガーゴールド。累積標高差が多く出ていたのでカシミール3Dで地図から標高を求めて修正しました。
大谷ヶ丸と米背負峠は赤線つなぎのため往復(休み込で45分)。積雪による道迷い2回で20〜25分ロス。
大鹿山の登りでいったん北東にコンタ50m下った軌跡になってますが、大鹿山のピークに行くのにそんなに下った記憶がないのでログの不具合かと思います。
大谷ヶ丸と米背負峠は赤線つなぎのため往復(休み込で45分)。積雪による道迷い2回で20〜25分ロス。
大鹿山の登りでいったん北東にコンタ50m下った軌跡になってますが、大鹿山のピークに行くのにそんなに下った記憶がないのでログの不具合かと思います。
天候 | 晴れ、午後から高くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[滝子山(寂ショウ尾根)] 浜立山分岐手前まで積雪なし。破線ルートになってますが、特に迷いやすい所、危険箇所なし。登りやすく、南面で日当たりも良く、陽だまりハイクが楽しめるいい尾根だと思いました。ただし積雪の無いことが前提。 上部に凍結箇所有り、要スパイク、軽アイゼン。 [滝子山→大鹿山] 滝子山を越すと北斜面になるため積雪が増えます。またトレースも薄くなり、積雪のため迷いやすいところ有り。私は2箇所で迷いました。正規ルートを見つけるのにどちらも10分程度かかりました。 所々に凍結箇所有り、要スパイク、軽アイゼン。 迷った場所1:大谷ヶ丸を下りきったあたりのだだっ広い所。南に少し下り変だと思い位置確認、西に軌道修正。10分程度のロス。 迷った場所2:コンドウ丸を下りきったあたりのだだっ広い所で地形図で景徳院分岐辺り、分岐標識は無かったと思う。正規ルートをウロウロ10分位探しました。 *どちらも積雪がなければ迷うところではないと思う。 *地図を拡大するか国土地理院の地図で見ると迷った場所が良く分かります。 *さらに積雪が増え、トレースがないと滝子山→コンドウ丸は尾根の広いところが多く常時ルートファインディングしながら歩くことになると思います。 [大鹿山→景徳院] 良く整備された道で積雪も少なくなり歩きやすかった。民家の手前の凍結箇所は要注意!ツルツルの凍結路が民家まで続きます。降雪があると凍結箇所が雪で覆われ見えなくなるので注意! [他の登山者] 終日誰にも会わず。 大菩薩嶺界隈と比べて随分人が少ないと思いました。大菩薩は確かに展望が優れているが、それ以上に日本100名山だからでしょう。 今回初めてヤマレコで(山梨県警に)登山届け出しました。 |
写真
絶好の登山日より。風は数値予報より弱く尾根筋でも0〜3m。日中の気温は数値予報より高く、お昼の大谷ヶ丸で−2度くらい。アメダス大月の7時は-5.4度、南1.0m。アメダス勝沼の17時は3.2度、東0.3mでした。
滝子山山頂でランチ1。カップ麺はミニの方です。湯は山専ボトル500ccで調達。山で食べるカップ麺は今のところこれが一番うまい。朝バナナは非常用にとっておきました。今回は水1000cc+湯500cc、朝バナナ、ジュース200cc持参。下山後の残は水200cc、湯50cc、朝バナナ、ジュース200ccでした。
大谷ヶ丸から米背負峠間が北斜面で今回のコースでは一番雪が深く、空身にも関わらず、このモナカ雪の下りで膝が痛くなりました。これは登り返しで撮ったものです。写真では伝わりませんが表面凍ったモナカ雪、膝に悪く疲れるんです。12:48
40分かけて大谷ヶ丸に戻りました。雪道を急いで歩いたので体力を使い腹が減った、ここでランチ2にしました。バーナーは持ってこなかったのでチゲ鍋はできませんでした。代わりにチゲ豆腐スープで体を温めました。13:05
コンドウ丸。ここを下りきっただだっ広い辺りでルートミス。一人分のトレースを追うとどうも変、数日前の先行者もこのあたりで戻ったようだ。位置確認すると北西のゆるい尾根を降りかけていた。コンドウ丸方面に少し戻り、正規ルートを探す。見つけるのに15分位かかったかな?地形図でルートを見るとどこで迷ったか分かります。軌跡が右往左往してます。14:12
感想
1月14〜15日の大菩薩の2日目が悪天でエスケープしたのでその続きをする。膝の具合を見る。以上が今回の山行目的です。
午前中は快晴で冷たくクリアな空気で富士山や南アルプスが綺麗に見え、大変満足度の高い山行でした。
タクシー利用で40分時間を短縮することができましたが、赤線つなぎの米背負峠往復(40分)でチャラになりました。赤線つなぎで4000円、安かったのか高くついたのか、未だに答えが出ません。
滝子山の周回は時折人が入るようですが、その先はあまり入らないようで、アモウ沢乗越分岐(鎮西ヶ池)から先はトレースも細くなり、大谷ガ丸を下った所とゴンドウ丸を下った所でトレースが消滅したり、鹿のトレースが交錯したりして道を見失いました。現在地が確認できたので、コンパスで方向を確かめいずれも10分程度で修正復帰しました。
積雪はほぼ予想通り(10〜30cm)でしたが、雪質がザラメの凍ったモナカ雪で、非常に歩きにくく、積雪の多かった米背負峠への下りで膝が痛くなりました。その後、最後の下りでも膝が痛くなりましたが、痛くて苦痛を感じるほどではありませんでした。
昨年の1月は奥日光太郎山にテント1泊で行き、スノーシューでガシガシラッセルをしましたが最近のような膝痛にならなかったので、膝の状態を昨年の1月レベルまで持っていくのが今後の課題です。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1761人
滝子山は結構登っていますが、ヤマレコ開設後はまだご縁がありません。
前回に引き続き、眺望もよかったようで写真拡大して楽しませていただきました。
わたしは寒い季節は腰痛爆弾があるので雪のロングは無理です。
暖かくなれば、単日で大菩薩から笹子までチャレンジしてみようと目論んでいます。
登山口までタクシーを使うなど、贅沢なハイキングになってしまいました。それでも首都高+中央高速+ガソリン代より安く上がりました。
風も収まり、移動性の高気圧に覆われるので、春霞がかかるかなと思っていましたから、綺麗な富士山や南アルプスが見れて大変楽しい雪山ハイキングとなりました。
線がつながったのと少し時間的余裕が出来たのでタクシー代の元は取れたつもりです。初体験の線つなぎ、なんかやみつきになりそうな感じがしてきました。皆さんが、線つなぎに固執するのがわかる気がしてきました。
大菩薩から笹子レコ、楽しみにしています。
コメント有難うございました。
昨年の北ア遠征以降ですかねぇ
kenさんの山行は天候に恵まれていますね
拙者は滝子山には一度しか登ったことがないのですが、偶々、寂ショウ尾根を辿りました。
同行者と喋っているうちに取付きを見逃してしまい
kenさんと同じ感想で、特に難しい尾根あるいは岩場ではなかったですね
ただ、登るにつれ、背後でその姿が次第に大きくなる富士山を見ながらの登高は楽しかったです
山頂からの眺望も、四方八方丸見え
もっともkenさんの方が大気スッキリ感がありますね
滝子山から大谷ヶ丸は拙者に取って未開通区間ですが、それ以外は比較的最近に歩いたので、大体の写真に見覚えがあり、「うん、うん、そうだったな」感覚で拝見しました。
ところが・・・拙者、「大鹿山・景徳院分岐点〜大鹿峠」間だけが未踏区間なのです。
笹子雁ヶ腹摺山から北上した時に大鹿峠から景徳院に下り、湯ノ沢峠から南下した時には大鹿山・景徳院分岐点から景徳院に下っているからなのです。
ここだけ歩きに行くのもナニですし・・・我が身のことを考えると、大月駅からのタクシー代4000円は、長い目で見ると、十分に元が取れたと思いますよ。
最後に62番写真、拙者も、民家の庭先?を通過する道だったのでビックリしました。
追伸
計画書でルート作成する際のドットの濃淡、参考になりますね(^_^;)
天候に関しては、悪天予報の時は山行を1〜2週先で組み直すので好天率が高いんです。ただし、泊まりの場合は日程が長くなるほど好天が続く確率が下がるので、先伸ばししないで妥協する時があります。なので日帰りは晴天率がかなり高いです
寂ショウ尾根は滝子山に登る最短ルートでもあり、登るにつれ木々の間から次第に大きくなる富士山が見られるので、いい尾根ルートだと思いました。
「大鹿山・景徳院分岐点〜大鹿峠」が未踏、嫌なところが残りましたね。当方の赤線つなぎの区間、あそこを残すと、後々まで気になるだろうと思いタクシー使いました。登山口まで楽ちんでした。民家の庭先は想定外で当方もビックリしました。
計画書は最近作成するようになったので、ドットの濃淡も気がついたのはつい最近です。地図ではルートの記載が無い尾根道に結構濃いドットがあったりして面白いです。ちなみに男坂、女坂の上部から真南に分岐する尾根、1095mピーク下でドットが完全に消えてるんです、皆さん戻ったんでしょうね。2014年版昭文社の地図では実線ルートになってるんです。登りで使うルートの候補だっただけに、なぜドットが消えてるか気になります。
コメント有難うございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する