記録ID: 5954209
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
大雪山
トムラウシ縦走（トムラウシ温泉⇨ヒサゴ沼⇨天人峡）
2023年09月16日(土) 〜
2023年09月18日(月)
北海道
Osamurai24
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 24:15
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 2,529m
- 下り
- 2,611m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 12:44
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 13:38
距離 17.9km
登り 1,769m
下り 766m
5:08
16分
スタート地点
18:46
| 天候 | 9/16：くもり、9/16：くもり、9/16：雨、後雹、後晴れ、後くもり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
飛行機
天人峡温泉⇒（タクシー）⇒旭川空港⇒（ANA）⇒羽田空港 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【トムラウシ温泉〜コマドリ沢出合】登り始めは急登だが、すぐに平坦な道になり、それがずっと続く。 【コマドリ沢出合〜前トム平】視界が開け、のどかな登り。岩場もあるが、鳴きうさぎに会えるチャンスでもある。 【前トム平〜南沼キャンプ指定地】大きな岩がゴロゴロしている箇所もあるが、天気が良ければハイキング気分。 【南沼キャンプ指定地〜トムラウシ山頂〜北沼】山頂に近づくにつれ岩場の登りとなる。北沼への下りも岩場が続く。すぐに下へ降りられないで岩場をトラバース。 【北沼〜ヒサゴのコル】一見、なだらかに見えるがところどころ岩場を通過する。 【ヒサゴのコル〜ヒサゴ沼避難小屋】木道で沼のほとりを歩いて行けるが、わたしは暗くなって着いたので道を探すのに悪戦苦闘した。 【ヒサゴのコル〜化雲岳】意外ときびしくない登りで到達できる。 【化雲岳〜ポン沼】強風で低体温症の危機を感じた。 【ポン沼〜第一公園】大雨の後だったので長い区間の登山道が川になっていた。第一公園手前の大きな滝は迂回できたのに突っ込んで濡れてしまった。 【第一公園〜滝見台】ようやく、『沢下り』が終わって普通の道になったが、結構長かった。 【滝見台〜天人峡温泉】トムラウシ〜北沼と同様で下の景色が見えてもなかなか降りられないジレンマ。 |
| その他周辺情報 | 【トムラウシ温泉】キャンプ場との距離があるので歩いて往復は厳しい。サウナまであって充実しているようだ。 【天人峡温泉】御やどしきしま荘で日帰り入浴できる。 【根室本線】富良野〜新得の根室本線は来年3月末に廃線になるので鉄っちゃんが多かった。 |
写真
9月16日（土）、11時10分に富良野に着いて正午にスープカレーを食べる。
14時59分、富良野から根室本線で東鹿越に到着。この区間の運航は来年の3月末までで廃線になるんだそう。鉄っちゃんが多いのに驚く。ここから代行バスで新得へ。
1
14時59分、富良野から根室本線で東鹿越に到着。この区間の運航は来年の3月末までで廃線になるんだそう。鉄っちゃんが多いのに驚く。ここから代行バスで新得へ。
16時21分、バスが新得駅に着いて頼んでおいたタクシーに乗り込む。話のおもしろい運転手さんだった。
17時半にトムラウシ温泉東大雪荘前に到着。
運良く東大雪荘の人に車でキャンプ場まで乗せてもらう。
運良く東大雪荘の人に車でキャンプ場まで乗せてもらう。
キャンプ場にはバイクのグループと車で来たグループのみだった。運が悪いことにテントの骨組みが壊れて苦肉の設営となった。
登山口には鳥居があり、祠みたいなものもあり、
拝んでから登山を開始した。
拝んでから登山を開始した。
10時15分、上から降りてくる登山者と何人もすれ違う。今回の山行でもっとも多くの登山者と遭遇したのが、この辺りだった。
10時38分、前トム平への登りは、岩がゴロゴロ。視界が開けてさわやかな感じ。
10時45分、みんな立ち止って鳴きうさぎを探していたが、わたしは近くで声だけ聞いただけで最後まで見つけることができなかった。
11時10分、背後にツリガネ山やコスマヌプリが雄大に見えた。
11時37分、またもや、岩がゴロゴロ。この日はこんな場所がたくさん出てきた。
11時46分、眼下に池のあるトムラウシ公園、そしてトムラウシ山。
13時、南沼キャンプ指定地に到着。こんなところで泊まるのも悪くはない。ヒグマが怖いけど。
13時49分、トムラウシ山に登頂。標高2141メートル。これで日本百名山99座目になった。
14時11分、下山しようとしたら、若い女性登山者と遭遇。
大雪山の方から縦走してきたらしい。若さと時間があってうらやましい。
大雪山の方から縦走してきたらしい。若さと時間があってうらやましい。
北沼へは慌てて下へ向かうとやられそうだったのでマーキング通りに岩場をトラバースしていく。
15時12分、この前行きそこなった北アルプスの双六岳の天空の滑走路みたい。
15時33分、またもや、岩ゴロゴロに阻まれる。荷物が重いだけにきつい。
16時3分、またもや、岩ゴロゴロ。助けてぇー！
この辺がロックガーデンだったらしい。
この辺がロックガーデンだったらしい。
17時22分、木道を歩くが、なかなかヒサゴ沼が見えなくて焦ってくる。
17時半、ようやく、ヒサゴのコルの分岐点に到着。ヒサゴ沼へ向かって最後の踏ん張りどころだ。
17時36分、またもや、岩がゴロゴロに手こずっていると次第に暗くなってくる。傍らで鳴きうさぎの声がしたが、それどころじゃない。
9/17 17:36
17時36分、またもや、岩がゴロゴロに手こずっていると次第に暗くなってくる。傍らで鳴きうさぎの声がしたが、それどころじゃない。
ヒサゴ沼へようやく来たと思ったら、真っ暗で道がわからなくなり、しかも雨が降ってきて右往左往してしまう。心が折れそうになりながらもなんとか暗闇の中で階段を見つけ、沼沿いの避難小屋への道を歩いて行く。
1
9/17 18:28
ヒサゴ沼へようやく来たと思ったら、真っ暗で道がわからなくなり、しかも雨が降ってきて右往左往してしまう。心が折れそうになりながらもなんとか暗闇の中で階段を見つけ、沼沿いの避難小屋への道を歩いて行く。
18時45分、雨の中、ヒサゴ沼避難小屋に到着。小屋の中には3人の男性グループと女性のソロ登山者がいてみんな優しく声をかけてくれた。
9/17 18:45
18時45分、雨の中、ヒサゴ沼避難小屋に到着。小屋の中には3人の男性グループと女性のソロ登山者がいてみんな優しく声をかけてくれた。
9月18日（月）、5時6分にヒサゴ沼避難小屋を出発。暴風雨って感じだった。
5時16分、昨夜は暗くてわからなかったヒサゴ沼沿いの道を歩いて行く。
5時32分、昨夜、暗闇の中、不気味に白く浮き上がって見えた雪渓は意外とかわいかった。
8時46分、沢と化した登山道を進んでいく。激しい風が体温を奪っていき、低体温症のリスクを感じたのでザックの奥底にしまっていたダウンジャケットをレインウェアの下に着て、頭にニット帽をかぶって手袋もはめた。
9/18 8:46
8時46分、沢と化した登山道を進んでいく。激しい風が体温を奪っていき、低体温症のリスクを感じたのでザックの奥底にしまっていたダウンジャケットをレインウェアの下に着て、頭にニット帽をかぶって手袋もはめた。
8時52分、着替えの直後にヒサゴ沼避難小屋の3人組が後ろからやってきてあっという間に追い抜いて行った。
9時8分、笹の藪を突き進んで行く。足元には沢が流れ、段差があり、時折、滑る石もあったりするので神経が磨り減る。
9時27分、ゴールの天人峡温泉まで8キロ。6キロぐらいだと思っていたので落ち込む。
10時16分、この頃になると靴の中に水が入ることが気にならなくなってきた。雨はやみ、陽が照ってきて結構暑くなったので、薄着に着替えた。
9/18 10:16
10時16分、この頃になると靴の中に水が入ることが気にならなくなってきた。雨はやみ、陽が照ってきて結構暑くなったので、薄着に着替えた。
11時8分、第一公園の手前で大きな滝が登場。本当は迂回路があったらしいが、気がつかず滝を降りた。
11時24分、第一公園を通過。まあ、普通の湿原だけど…。
ようやく、登山道が川じゃなくなったので一安心。
ようやく、登山道が川じゃなくなったので一安心。
天人峡温泉が見えてホッとするが、目の前のホテルは、廃墟だった。
14時51分、天人峡温泉の『御やどしきしま荘』で日帰り入浴する。
露天風呂もあっていい湯でした。風呂から出て、カップ麺を食べながらタクシーを待つ。
18時前に旭川空港に着いてフードコートで夕食を食べる。
やっぱり、登山後は肉が食べたくなる。
やっぱり、登山後は肉が食べたくなる。
装備
| MYアイテム |
Osamurai24
重量：-kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
時計
タオル
ストック
テント
マット
スマホ
ダウンジャケット
手袋（インナー＆アウター）
ニット帽
アイゼン（6爪）
|
感想
本当は、大雪山からの縦走をしたかったが、二泊三日ではわたしの速度では無理だったので、こういうコースになった。
今年の北海道は結構暑いので冬用のシェラフとアイゼンは必要なかった。
とにかく、北海道の百名山はすべて終えてホッとしている。これで99座目。
残る一座である草津白根山は、現在、山頂へ行けないので、何年後に解禁されたらペロッと行くことにして、しばらく、行きたい山だけ登って人生を楽しもうと思っている。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：356人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
トムラウシ山の最新記録
トムラウシ山
2025年09月28日 (日帰り) [C]
日帰り百名山トムラウシ山の巻
2025年09月27日 (日帰り) [B]
トムラウシ山
2025年09月23日 (日帰り) [B]
トムラウシ山
2025年09月23日 (日帰り) [C]
トムラウシ山（トムラウシ短縮コース登山口ピストン）
2025年09月22日 (日帰り) [B]
化雲岳の最新記録
大雪十勝縦走
2025年09月15日 [A]
天人峡-化雲岳-トムラウシ
2025年09月14日 [B]
トムラウシ山・化雲岳〜やっぱり大雪が好き��赤線つなぎ山行の巻(^^)
2025年09月12日 [S]
クワウンナイ川 化雲岳 天人峡
2025年09月06日 (日帰り) [C]
トムラウシ、化雲岳 ヒサゴ沼泊クチャンベツより 晴天絶景 岩と湿原と沼の光景を楽しむ
2025年09月04日 [A]
onmyo-ji さん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する