2015-03-29 袈裟丸連峰(塔ノ沢〜最高点ピストン)


- GPS
- 14:57
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,993m
- 下り
- 1,980m
コースタイム
- 山行
- 13:00
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 14:51
7:46 賽の河原
8:37 小丸山
9:00 袈裟丸山避難小屋
9:58 前袈裟丸山
11:10 八反張
11:34 後袈裟丸山
12:22 中袈裟丸山
13:30 奥袈裟丸山
13:37 袈裟丸連峰最高点
16:56 前袈裟丸山
20:27 塔ノ沢登山口
天候 | 晴天のち曇(後袈裟丸山付近で風花舞う) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
塔ノ沢登山口に駐車場あります。 |
写真
樹木が無く、雪が深いと手掛かりが何も無い急斜面です。
今回は、雪が少なく、ロープも掴めたので楽でした。
八反張の鞍部で、わかんは外して登りました。以後、アイゼン。
奥袈裟丸山の標示板が分からなかったので、スルーしてしまっていました。
前袈裟丸山から、3時間もかかった…。
すでに14時。
トレッキングポールの先端ゴムが無くなっちゃった…。
でも、このあと、ゴムを買い換える必要すらなくなるんだけど…(-_-;)
装備
個人装備 |
長袖速乾シャツ
フリースジャケット
タイツ
ズボン
予備靴下
グローブ(防寒テムレス)
アウター手袋
予備手袋
レインウェア
ゲイター
帽子
輪カンジキ
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
スポーツ飲料(1L)
水(2L)地形図(&予備)
コンパス(&予備)
笛
ヘッドランプ
予備電池
タブレット端末(GPS&カメラとして)
携帯
時計
ツェルト
細引き
ホッカイロ
長袖インナー(非常時用)
ストック
カップ
バーナー
ガス缶
クッカー
ライター
マッチ
キャンドル
ナイフ
保険証番号&連絡先メモ
|
---|
感想
遂に、奥袈裟丸山と、その先の最高点へ!!
ただ、色々と問題のある山行となってしまいました。
前袈裟丸山に到着した時点で、10時。
今だかつて、こんな早い時間に前袈裟丸山にいた試しがない。
いつもより少しだけ早かった出発と、雪がしっかりと締まっていた事と、ワカンの使用のおかげだと思う。疲労感も無い。
…奥袈裟丸山まで行けちゃうんじゃないか?
天候やその他の状況で断念しなければならない時もあるので、チャンスがあればいつでも狙うつもりでした。
で、行ってみた(*´∀`)
予報を見て、今日は天気は悪いと思っていたけど、なんとか大丈夫そう。
後袈裟丸山山頂で、風花が舞ったけど、すぐ止んだ。
中袈裟丸山へ向かう途中、腐れ雪の斜面で足を滑らせてプチ滑落。
たまたま深目に刺さってたピッケルにぶら下がる形で停止。
奥袈裟丸山を目指していたのに、気がついたら最高点にいた(^_^;)
休憩後、帰路へ。
八反張の下りで2度目のプチ滑落。
どうにもならず、尻餅つく様なかっこうで鞍部へ到着…。
前袈裟丸山まで戻った時点で、すでに17時。
いつもの事ながら、賽の河原へ向かう途中で、夜になる。
いつもの事だから、問題ない。…という油断。
賽の河原から避難小屋を目指して、テキトーに下る。
避難小屋が出て来ない…(-_-;)
右往左往。枯れ沢と、水の流れている沢があった。
地図アプリで確認したのに、間違えて反対方向へ…。
頭では落ち着かなきゃとわかっていても、気持ちが焦る…。
引き返す?引き返すのが正解なんだけど…、沢を下っちゃいけないんだけど…。
なんで引き返さなかった…?
沢を下らないように、斜面をトラバースしていくと、沢の向こう側の斜面になんとなく、ルート…?
ようやく、避難小屋とは、沢を挟んだ反対側の支尾根にいるようだと分かる。
ヘッドランプの灯りを頼りに、渡渉出来そうなポイントを探し、暗い中、沢を渡る危険行為を犯して、雪の斜面をよじ登り、やっと正規ルートへ。
その後も、渡渉ポイントでも何でもないところを渡渉ポイントと勘違いして渡ろうとし、足を滑らせて沢に片足ドボン。
(昼間の時点で、すでに靴の中まで雪が染み込んでびしょ濡れだったけど(^_^;)
足は冷たくなかったので、下山後、替えの靴下を履きました。)
雪を踏み抜いて転倒した拍子に、トレッキングポールをテコの原理みたいにポッキリ折る。
20時半、無事?下山。
色々、反省だらけの山行になってしまいました。ハアー…
コメント
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やっぱりソロはこのくらい気合を入れないとね!
この冬最後にして目標達成しましたね、おめでとう(^^)/
一泊で、と聞いていたのですが、日帰りでとは頑張りましたね!!
さて、次のターゲットはどこでしょうか・・・
里山に戻る・・・
もう少し雪山を攻める・・・
それとも、我が領域に足を踏み入れるか・・・
soyanoさんの動向に注目ですよ(^^♪
そうなんです、1泊で奥袈裟丸山を目指す予定を立てていたんです。
でも、いつもの寝坊…。
なので、日帰りで前袈裟丸山まで行く事にしました。
まさか日帰りで奥袈裟丸山まで行くとは、自分でも最初から考えていたわけでは無かったんです(^_^;)
計画なんて、あったもんじゃないですね。。。
そもそも、こういうところからsoyanoには問題がありそうです…(^_^;)
次は勿論、袈裟丸山と皇海山をつなぐルートの探索…なんですが、今回の滑落体験があって、このまま独りで経験を積もうとしても、経験を積む前に死んじゃうかも…(-_-;)
ここは、nukaboshiさんにくっついて、ichigomirukuさんみたいにスキルアップも目指したいと思うようになりました。
もし、宜しければ、是非soyanoも誘っていただきたいです!!(*^_^*)
里山も、雪山も、アルパインにも貪欲に喰いついていきたいです!!
そうですか、soyanoさんも棺桶に片足突っ込む決心がつきましたか(*_*;
頼もしい仲間がひとり増えたってことですね(^^)/
まあ、アルパインといったって、所詮我々が登ろうとするルートは安全が担保されてるようなところなので、ソロでちょっと人のいないとこ登るより危険は低いと思います。soyanoさんの多少なりともスキルアップのお役に立てれば私も嬉しいです。
かく言う私だって、今回の星穴岳では懸垂下降で不覚をとりましたからね。装備的に不十分なところはテクニックでカバーなどとうぬぼれがあったようで、結果的に指を痛めてしまいました。ま、本チャンルートがトレーニング場ですので、多少のケガは想定内ですし、そこでの経験がスキルアップにつながっているわけで・・・
今回の場合でいえば、懸垂下降における手袋の必要性とバックアップの大切さを身をもって体験できたわけです。バックアップに関してはその後勉強してかなりの知識を得ることができましたし、手袋の必要性についても実際に制動をかけた時に発する摩擦熱の凄まじさが良い経験になりました。
何事も経験してナンボだと思うんですよ。soyanoさんも失敗したことの反省が次回につながると思います。頑張りましょう♪
たった一言で、棺桶の蓋を開けてしまった気がする…(^_^;)
というのは冗談ですけど、よろしくお願いします♪(*^_^*)
soyanoの岩登りのレベルがどの程度なのか(かなりヘタレ)、今までの練習会でnukaboshiさんは分かってくださっていると思うので、安心してついていきますー♪
nukaboshiさんのレコ、見ました!!\(^^)/
そうですよね!失敗しないと成長しませんよね!
これからも沢山失敗していきたいと思います(*^_^*)
(一撃死しない程度の失敗を…(^_^;))
ついにやりとげましたね\(^o^)/
見てるこっちが力入っちゃったよ
お疲れ様でした
寝釈迦にならなくて良かったね( ・∇・)
生きて帰ってきましたー!!\(^^)/
寝釈迦にはなりませんでしたよー(ToT)
前白根山で、meniaobaさんにワカンをお借りして歩いた時に、弛むのでベルトの調整が必要だという事だったので、予めベルトをキツメに調整しておきました。
おかげで、全然弛む事は無かったです(*^_^*)
いやー、助かりましたm(__)m
ただ、足の甲が途中でちょっと痛くなり始めたので、少し緩めました。
やっぱり、ソフトタイプの靴だと締め付けられちゃいますねー。
あと、家に帰ってから気付いたんですけど、アイゼンを付けたまま履いてたら、ワカンのベルトが…ちょっと切れてた(^_^;)
アイゼンの爪で切れちゃうみたいです。
ベルトは消耗品だと思って、割りきろうかなと思います(*^_^*)
八反張でプチ滑落って危なかったじゃないですかー
尻餅つく様なかっこうで鞍部へ到着って少しでも左右に逸れていたら寝釈迦 ・・・
最高峰辺り無雪期はシャクナゲが胸サイズで茂ってるから相当雪深そうですね。
標識はご飯食べている所の左手前2m辺りで埋まっているかも
袈裟丸最高峰〜六林班峠の区間はDIYさん2011年10月の沢入〜六林班峠記録が藪や幕営適地等詳しく書かれていてお勧めですよ。
奥袈裟丸〜皇海山
藪主体とにかく歩き易さだけ考えると残雪だけど、奥袈裟丸〜六林班峠らしさは無雪期の笹&シャクナゲ藪漕ぎだと思います。
ここまで書いておきながら私この法師岳〜六林班峠は未走破
六林班峠〜庚申山荘トラバースは雪崩の危険性があるので5月中旬まで残雪避けた方が良さそうです。ここは身をもって体験済み
八反張での滑落は、あっ…っと思った時にはもう手遅れでした(ToT)
脚ももうフラフラだったんですね…(-_-;)
今回の山行は、色んな意味で力量オーバーだったと思います。
えっ!!最高峰って、シャクナゲが雪の下になってたんですね!?
じゃあ、やっぱり時期的には一番歩き易いタイミングだったみたいですね。
それでも前袈裟丸から3時間もかかっちゃいました(^_^;)
山頂の標示、近くにあったんですねー。
なんか、縦形のお札みたいなのはあったんだけど、人の名前みたいのが書いてあったから、写真撮りませんでした。
どうやら、その下に標示があったみたいですね。
無雪期にも行ってみたいです(*^_^*)
皇海山までの情報、色々ありがとうございます♪\(^^)/
jaianさん、以前、前を歩いてた人と同じところで滑落したって話がありましたよね?
そこの辺りですか?
六林班峠から下りていくルートは、やっぱり雪のある時期は怖そうですね。
沢も何度も渡るというレコもみていたので、僕もヤバそうだと思っていました。
なので、皇海橋の方から、袈裟丸山に向かって少し歩いてみようかなあーっと考えています。
やっぱり、藪こぎが醍醐味ですか!!
無雪期にツェルト泊縦走するしか無いですね(*´∀`)
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