坊村から縦走&周回 御殿山〜武奈ヶ岳〜堂満岳〜烏谷山〜打見山〜蓬莱山〜夫婦滝〜白滝谷


- GPS
- 09:57
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,278m
- 下り
- 2,273m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 9:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
縦走路は部分的に狭くて滑りやすい。落ちないように気をつけて。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
保険証
携帯
時計
|
---|
感想
武奈ヶ岳へ、坊村から初登頂。
今日は武奈ヶ岳から蓬莱山へ縦走致します。
坊村に車を停めての坊村発ですので、坊村へ戻る縦走&周回コースとなります。
前回武奈ヶ岳へはイン谷口より登ったので、今回は坊村からにしました。
しかし登って降りるだけでは、あまりにももいったいない。
縦走やってみたかったので、このコースにしました。
皆さんのヤマレコやブログより、坊村からの御殿山コースは急坂が特徴みたいですね。
さて、実際にはどんな感じなんでしょう。
坊村の駐車場に車を停め、明王院方面へ向かいます。
この辺り、なかなかいい雰囲気ですね。
明王院を抜けると、早速御殿山コースに入ります。
なるほど、噂通りの登りだな。
熊鈴をつけたご年配の方が登ってらっしゃいましたが、お先に行かせて頂きました。
確かにキツい、ジグザグの坂でしたが、思ってたよりはマシでした。
でもしっかりこの坂で汗だく。
木陰の道なので陽は当たりませんが、蒸し暑くてたまりませんでした。
そうこうしているうちに、道は少しなだらかに。
でも周りの景色を見ると、木は真っ直ぐ、坂は急斜面という状況に変わりはありません。
夏道と冬道の分岐点に差し掛かりました。
正直、分岐には気付かず、当たり前の様に右側の夏道を通りました。
この道、快適でした。そしてすぐに合流点に。
ここからはすぐに御殿山山頂に到着です。
展望が開け、そこには武奈ヶ岳様が鎮座なさっています。
何と威風堂々とした御姿。
西南稜が輝いて見えます。
少し歩くとワサビ峠経由で西南稜へ。
目の前にそびえる武奈ヶ岳。
少し雲とガスが入り混じった空模様だが、山頂はクッキリ見えている。
稜線の景色と雰囲気をしっかり味わいながら山頂へ向かう。
男性の登山者の方が降りて来られました。
先程までガスまみれだったそうです。
山頂に駆け上がりました。
景色は確かにガスっていて真っ白です。
今日は武奈ヶ岳から琵琶湖がハッキリと見えませんが、眺望自体はなかなかのもの。
何やかんや言ってもこの山は比良のスター。納得。
山頂はやはり少し肌寒い感じです。
長居せず、蓬莱山への縦走コースへ出ます。
コヤマノ分岐へ向かって降りるのですが、足元が浮石と砂で滑りやすいです。
ここの下り坂も、区間は短いですが、足元要注意です!
北比良峠経由で下山しようと思いましたが、今日は北比良峠も眺望悪そうなので、ヨキトウゲ道経由で帰路に。
この道は前回に引き続き、2回目です。
沢を跨いだり、渡渉したりしながら進みます。
武奈ヶ岳山頂は肌寒かったですが、少し下りると蒸し暑い。
ほとんどの道が木陰だが汗だく。
このヨキトウゲ道、そういう意味では沢沿いで涼しかったです。
金糞峠に到着したら、縦走路から少しはずれ、堂満岳の山頂目指しました。
もちろん、引き返して縦走路に戻る前提あのですが、この堂満岳への登り、
キツかったです。
堂満岳山頂を後にし縦走路へ。
この縦走路、南比良までの間、道狭い。
しかも一部崩落(?)してるので慎重に。
歩いても歩いても蓬莱山は遠くにあります。
峠と岳を何度も越えて行く訳ですが、なかなか近づかない。
そんな時、烏谷山近くになり、琵琶湖がスカッと見える場面が増えてきました。
しかも結構近いので、これまたスカッと見えるから素晴らしい♪
峠と岳を上り下りする時、暑さの影響もあり、かなり疲れてたのですが、この景色に励まされ、足が前へと動きました。
しかし、それにしても蓬莱山遠いな。
時計を確認しながらの山歩き。
今どこまで来てる?時間内に行ける?それが心配でした。
登ったり下ったりの連続。
息が切れる、足は重くなる。でもムカつくし頑張る!
烏谷山、比良岳と、確実に近づいてきた。
烏谷山、初めて通ったが、山頂付近からの眺めは最高です。
比良岳の大きな岩まで来ると木戸峠が近づき、遠くにびわ湖バレイの音楽が聞こえてきます。
もう少しですね!
木戸峠から打見山へ。
びわ湖バレイのゲレンデを登のですが、見上げた瞬間、そして歩いた瞬間、正直疲れで足が止まり、「もう無理」と、小学生なら駄々をこねる状況でした。
堂満岳と荒川峠で力を使い果たしたか?(笑)
そうこう言ってるうちに打見山のびわ湖バレイへ到着。
力尽きた感をかかえながらようやく昼食です。
大好きな琵琶湖を見下ろしながら、ほんの少し贅沢な時間です。
ハエを追っ払いながらランチタイム。
お茶をがぶ飲み&びわ湖バレイで冷たい飲み物調達(反則ですね)
しかし私の視線の先には蓬莱山。
う〜ん、蓬莱山行くのやめとくか?・・・いや、やっぱり計画通り行く!
さっさと昼食を済ませ、冷たい飲み物飲んでイザ出発!
またゲレンデを登るのか・・・何度か足が止まる。
芝生は鹿の糞だらけ・・・でも少し寝転んでみたり。
まあ、力を振り絞って登り切りました(笑)
山頂で写真を撮ってあげたご年配のハイカーの方と少し話し、びわ湖バレイを後にしました。
夫婦滝経由で下山です。
夫婦滝に行く途中、クリンソウがありました。
綺麗でしたよ。
段々と沢沿いの狭い崖の様な道になっていきます。
こんなとこ、ほんまに誰か通るん?
と思いながら渡渉繰り返し。
夫婦滝からは、白滝谷経由で牛コバ目指します。
最初、白滝山経由で、と思ったのですが、ネットでの伊藤新道と白滝山の評判悪すぎ。正直躊躇しちゃいました。
夫婦滝は水量も勢いも申し分ない滝でした。
時間が気になりだしたので、さっさと白滝谷へ。
スベリ石を見ながらの沢沿いの山歩き。
しかしここも面倒くさい道です。
初めて通るのでそう思ったのか、それとも本当に面倒くさいのか。
いや、やっぱり面倒くさい道です。
狭い沢沿いの小さい崖みたいな道と渡渉の繰り返し。
(まあ、これはこれで面白いのですがね)
それに道がわかりにくい。
迷わないで下さいね。
私の様な初心者で知識やスキルがない人は、あまりこういうややこしい道は敬遠すべきだな、と素直に思いました。
それでも1時間程で抜けられました。
初めての比良縦走。
疲れたけど、面白かったです。
荒川峠、堂満岳、そしてびわ湖バレイのゲレンデでは、ほんまに足が止まりましたが、何とか無事に計画通りにやりきりました。
坊村〜坊村という周回縦走というのも面白かった。
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