記録ID: 6883737
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
白山
白山（御前峰と大汝峰）へ別当出合から砂防新道とエコーラインで
2024年06月04日(火) 〜
2024年06月05日(水)
石川県
岐阜県
totonku
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:53
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,858m
- 下り
- 1,949m
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1日目
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:27
距離 7.3km
登り 1,358m
下り 101m
2日目
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 2:46
- 合計
- 9:17
距離 13.1km
登り 501m
下り 1,848m
4:06
25分
宿泊地
13:23
ゴール地点
| 天候 | （1日目）登山始めは晴れ、後にガス、山頂は夕方から晴れ （2日目）山頂は晴れ、下山途中は一時曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
今回も前日の夜に出発、途中、道の駅「恐竜渓谷かつやま」で車中休憩して、別当出合駐車場に8時頃到着しました。上の駐車場は満車、下の駐車場は20台ほどでした。 白山ベストガイド（白山観光協会）には、別当出合駐車場の駐車台数は200台となっています。 トイレや水場、登山届は、別当出合駐車場から10分ほど登った別当出合登山センターにあります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・1日目の登りは、別当出合から砂防新道で黒ボコ岩を通り室堂まで行きました。 ・2日目は、室堂から御前峰に登り、翠ヶ池などを回り、大汝峰に登り室堂に戻り、室堂からは弥陀ヶ原からエコーライン、南竜道、砂防新道を通り別当出合に下山しました。 （砂防新道） ・別当出合登山センター、中飯場には、水場と綺麗なトイレがあります。甚之助避難小屋の水場、トイレが使えません。 ・甚之助避難小屋の少し手前（標高1900m）あたりから残雪が出始めます。 ・南竜道分岐から黒ボコ岩の下、十二曲りの手前まで何箇所か残雪や雪渓のトラバースがあります。 長い雪渓もあり、滑り落ちたら谷下まで止まりそうにない箇所や沢水で穴の空いた箇所もあるので慎重に進む必要があります。すれ違ったハイカーにはチェーンスパイクなんて必要ないと言われる方もいましたが、私たちは安全を見てチェーンスパイクを着用しました。 ・弥陀ヶ原は、途中から木道が雪に埋もれ雪原になっています。少しガスっていましたが、踏跡や前方の室堂への登山道に向かって進みました。 （室堂〜御前峰〜翠ヶ池〜大汝峰〜室堂） ・室堂平は雪原ですが、平らなので特にチェーンスパイクなしでも大丈夫です。御前峰山頂までの登りは雪はありません。 ・御前峰山頂から油ヶ池への下りは、雪はありませんが岩場で険しいので慎重に降ります。 ・油ヶ池から翠ヶ池、大汝峰分岐までも雪原です。少しアップダウンがあり、池のほうに向かって斜面になっています。私たちは安心なので途中からチェーンスパイクを着けました。 ・大汝峰分岐から大汝峰山頂までは岩場ですので、慎重に登り降りしました。 ・大汝峰分岐から室堂までも積雪があります。チェーンスパイク無しでも行けそうですが、私たちは安心を選びチェーンスパイクを着けました。 （エコーライン） ・この時期、この道を利用されているハイカーがほとんどいないのか雪上には踏み跡なし。 ・弥陀ヶ原は一部木道が出ていまますが雪原となっており、地図などで目標を定めながら進みました。 ・その後、同じように積雪の尾根を行きますが、北側は谷になっているので南側のハイマツに沿って進みました。 ・尾根の頭からは、本来、九十九折の夏道が南竜道まであるはずですが、大半が雪渓に埋もれています。 まだ朝早く残雪が微妙な硬さで、雪渓を直に降りるのは（激）急傾斜のためチェーンスパイクでは滑ったら止まらないと思いました。また連れはストックを持っていないので、雪渓をトラバースしたり、ハイマツやクマザサが生えた土面が出ているところをずり降りながらなんとか降りることができました。 途中、雪渓を直登されている人を見かけましたが、エコーラインは雪山登山の経験に加えアイゼンとピッケルが必須かと思います。 （南竜道） ・アップダウンはありますが、ほぼほぼ平坦なコース。途中に小さな雪渓の横断が1箇所あります。 |
| その他周辺情報 | 白山室堂の白山荘（自炊棟）に一泊しました。１泊8200円/人。20時消灯。 水場は白山荘の横にあります。トイレは冬用トイレ（女子：和式の汲取式✕2 、男子：和式の汲取式✕1、小便用✕1）。 （参考）当初、「山の駅よろっさ」で車中休憩しようと思って寄りましたが、ここは営業時間（9:30〜17:00）外はトイレが使えません。街灯もなく真っ暗で怖いのでやめて、道の駅「恐竜渓谷かつやま」まで戻りました。 |
写真
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白山室堂ビジターセンターに着きました。
今日は白山室堂の白山荘（自炊棟）に泊まります。
今日は白山室堂の白山荘（自炊棟）に泊まります。
日の出を見るために御前峰に向う途中。
ヤマレコONを忘れていました。
ヤマレコONを忘れていました。
御前峰から見た大汝峰（左）と剣ヶ峰（右）。
紺屋ヶ池も見えます。
紺屋ヶ池も見えます。
右側にある紺屋ヶ池を回って雪原を行きます。
前方には大汝峰が見えます。
前方には大汝峰が見えます。
室堂まで戻ってきました。
荷揚げのヘリコプターが何度も飛来していました。
荷揚げのヘリコプターが何度も飛来していました。
前方の別山が迫ってきます。素晴らしい景色です。
このあとに激斜面の雪渓が待っているとは・・。
このあとに激斜面の雪渓が待っているとは・・。
南竜道から今降りてきたエコーラインの激急斜面の雪渓を見上げて。怖かったです😱。
撮影機器：
感想
週中が天気が良さそうだったので、一泊2日で白山に登りました。
室堂の山小屋には12人泊まっていました。皆さんご来光を見に3時過ぎ頃から準備して御前峰山頂に向かいました。私たちもゆっくりでしたがなんとか日の出前に登ることができ、雲海に浮かぶ北アルプスに登るご来光を望むことができました。
１日目の登りは途中からガスってどうなる事か思いましたが、２日目は快晴となり、御嶽山や乗鞍岳、北アルプスの山々など山々の絶景や池巡り、可憐な花々を見ながらの山行きで良かったです。
ただ、登山道の情報は最近のヤマレコを見て収集していましたが、思ったより残雪があり私たちにとっては苦労しました。特にエコーラインは、小屋の人に話を聞きましたが、事前に十分な情報収集をしておらず、下山道として利用したことを後悔しました。
今回の山行への車の運転は、いつものように連れにしていただきました。感謝感謝です。長時間お疲れ様でした。
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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