大門山・赤摩木古山 藪漕ぎに苦笑でも眺望は◎


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 678m
- 下り
- 662m
コースタイム
8:05分岐点8:10
8:25大門山9:05
9:15分岐点
9:40赤摩木古山10:05
10:25分岐点
11:25ブナオ峠
天候 | くもり でも視界バッチリ! |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水場・トイレ・登山ポストなし 登山道は整備されているが、分岐地点より先は大門山、赤摩木古山方面ともに笹薮と頭の高さに横切る木の枝がうるさい。 |
その他周辺情報 | くろば温泉:入浴料大人600円 露天風呂・サウナ有り |
写真
装備
個人装備 |
30Lザック
雨具上下
ストック
クマ除け鈴3個
コンパス
スマホ
アクエリアス1000ml
紅茶500ml
缶コーヒー2本
リポビタンD
パン2個
ポイフル
ウィダーインゼリー2個
ヒザ用サポーター
湿布
軍手
予備の長袖
デジカメ
帽子
アルミシート
エマージェンシーシート
タオル3枚
呼笛
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感想
盆休み初日の今日は、お馴染みの大門山と合わせて、久しぶりに赤摩木古山へも登ってきました。
今日から盆休みに入る会社もあるだろうから、何人か登りに来る人がおいでるかと思ったけどブナオ峠には誰も居ない!?
完璧に僕一人でした(やっぱりこの時期に登る人は少ないか・・・)。
しばらくブナオ峠で誰か来ないか待ってましたが、誰も来る気配がない・・・せめて僕以外にもう一人いれば心強いのだが・・・
せっかく朝早くに起きてブナオ峠まで来たので、仕方なくクマ鈴3個も付けてクマ除け対策は万全!
これでクマにとってみれば3人グループが入山したと思うはず!
山に向かって「山に入るぞー!!!」と大きく一声を発した後入山しました。
こんな感じで、朝から自然界との微妙な駆け引きから山行が始まりました。
途中、森の向こうから「アー!アー!」と明らかに鳥とは違う鳴き声が聞こえ、ちょっと焦りましたが、クマ鈴を鳴らしまくりながら、ケモノ臭がしないか嗅覚も意識して慎重に歩を進める。
前回来た時は雨模様だったけど、今日も曇りで雨が降りそうな感じでした。
そんな中、入山から1時間で眺望の良い分岐点に到着。
思っていた以上に視界が良好で、剱岳から御嶽山までクッキリ見えました。
これにテンションが上がり、まずは大門山へ目指す!
前回の時もそうだったけど、ここ最近、分岐点からの登山道は、道を覆いかぶさるほど成長した笹薮がとにかくうるさい!その上オオカメノキの花とかも生い茂ってるので尚更うるさい!
思わず鎌か鉈でも持って刈ってやりたいくらいだ。
でも、こう言った藪漕ぎとか好きな人もいるし、一応国立公園に近い所なので、一概に勝手に刈って良いものか悩んでしまう・・・。
とりあえず下草を足で踏んだりしてダメージを与えましたが効果は薄そう・・・。
そんなこんなで1時間半ほどで大門山に到達。何度も登ってますが掛かる時間はだいたい同じですネ。
大門山の山頂は灌木に覆われてるので、眺望は背伸びをするか、三角点や小高くした石の上に乗ったりしないと望めませんが、僕はこの山頂が大好きです。
ここで朝食を摂って寛いでから、今度はお隣の赤摩木古山へ目指す。
大門山・赤摩木古山の両山を登るのは大したことないのだが、赤摩木古山側の登山道も笹薮が多くうるさかった。
人が居なくて静かなのに「うるさい」とは如何なものかと思いながら、笹薮を掻き分ける。
最近は白山とか整備された登山道ばかり歩いてるからなのか、このシチュエーションには何気に気力を使いました。
赤摩木古山と言えば、昨年の秋に接着剤で簡易的に修復した方位盤が、厳しい冬に耐えただろうか?
明らかに去年より多い笹薮を掻き分けながら、やっとの思いで赤摩木古山山頂に辿り着くと、早速方位盤の確認!
意外や意外!!接着したところが、しっかりとくっついていて、座っても大丈夫なくらいでした!!
とりあえず一安心した後は独り占めの山頂を満喫しました。
眺望も天気の割には素晴らしく、しかも真夏で暑くなると思ったけど意外に涼しく居心地は最高!
でも話し相手がいないのはちょっと淋しかった・・・
下山途中に2人1グループに会った以外は、ほぼ独りでした。
ブナオ峠に着くと、この辺りを管理されてると言う方にお会いしました。
その方と大門山から大笠山一帯のことについて、30分も話しました。
・下草刈りのこと・・・ 個人的に刈ってもOK!管理する側も助かるし、原生林も生きてくるとのこと。
・大笠山近くにあると言う大笠池のこと・・・山頂近くに立派な池があるらしく、千丈平なども巡れるような周遊コースが有ったら良いな〜
・登山道に残る塩硝街道の名残り・・・時折交差するケモノ道かと思ったら、実は先人たちが残した塩消造りの作業路だったこと。
・大笠山からの笈ヶ岳夏山登山??・・・新築の避難小屋が出来て、笈ヶ岳へ目指す人も増えたらしい。
・今後の大門山のこと・・・石川県側の眺望も見えるように、もうちょっと刈ってほしい。
・・・・など、興味深くて面白い話ができてとても良かったです!
とりあえず今度登るときは鉈でも、持ってこようと思いました。
この先の大笠までは草刈りはなしでしょうか? 秋に歩きたいのですが
、情報あればお願いします。
確か、この辺りを草刈りしたのは2年前の秋でしたか、その時は大笠山まで一斉に草刈りされたそうです。
最近、大門山、赤摩木古山だけでも、このところ藪がヒドイので、その先は更に藪が濃くなってるかも知れません。
もしかしたら今年、草刈りしてくれることを期待してますが…
ただ、先日桂湖から大笠山登ったときに、奈良岳方面にちょっと歩いてみましたが、割りと道筋は明瞭でした。
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