摩耶山 (雷声寺〜学校林道〜掬星台〜長峰山)

- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 929m
- 下り
- 906m
コースタイム
9:28−雷声寺ー9:39
10:11−学校林道分岐ー10:16
10:59−天狗道出会ー11:04
11:32−行者尾根分岐ー11:44
11:51−地蔵谷分岐
12:13−掬星台ー12:43
13:12−杣谷峠ー13:17
13:58−長峰山ー14:08
14:54−水場ー15:03
阪急六甲駅着 15:39
| 天候 | 曇り後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
感想
◆ 今日よりお盆で、道路の渋滞が予想されるので、今日は電車で行ける所にする。
天気予報は、夕方から雨。雲の多い天気だ。気温27〜34度。
暑いので、日が当たらない尾根歩きが良い。そこで六甲山より摩耶山にする。
それも、駅から登山口までの登りと、登山口から駅までの下りが短くて、日が当たるアスファルト道路のコースが短い所がよい。
◆ 新神戸から雷声寺までは、新神戸駅の二階を東に進み、最初の交差点を左折し、谷沿いの道を登って行くと、右側に二本の大きな石灯篭がある。此処が旧摩耶道の入り口だ。其処を右に入って、コンクリートの道を登って行くと、住宅街の道に出る。そこを左に、山側へ向かって階段を登って行く。
雷声寺までは20分位だが、約100mを登り、一汗掻く事になる。また、寺に入ると山道の取り付きまで 200段の石段がある。これがまたしんどい。
◆ 此処から山道になるので、一休みして準備をする。登山道の入り口には、猪除けの金網がある。道はすぐに急坂になり小さな尾根にでる。
学校林道分岐までは190mの登りになる。此処で旧摩耶道に別れ、北に学校林道に入る。東山から天狗道の主稜に伸びた尾根を登る。
すると、小雨が降ってきた。木の間から空をみると雲は高く明るい。大した事は無かろうと思い、天気予報を信じて登る。
もし、本降りになったら、掬星台まで行ってロープウェイで下ろうと思っていたら止んだ。
◆ 途中に高圧線の鉄塔(p451)があるが、その手前に神戸港が良く見える所がある。今日は霞んでよく見えなかった。
この先にもう一箇所、西の方が開けた所がある。ここも今日は須磨の鉢伏山が霞んで、ぼんやり見えただけで、明石大橋は見えなかった。
◆ 此処までは全く人に会わなかったが、天狗道に出ると人に会う。
ここで標高555m。掬星台が700mで、あと145mの登りになるが、実際はアップ・ダウンが3回あり200mの登りだ。
掬星台(山頂)は、ロープウェイもあるので、家族連れも多く、結構の人だった。
木陰のテーブルで弁当を食べたが、適当な風があり涼しかった。
◆ 帰りは、杣谷峠から長峰山経由で下る。
オテルド摩耶を過ぎ摩耶別山からアゴニー坂を下り、一旦ドライブウェイに出て杣谷峠へ。
杣谷峠から長峰山は、二回のアップ・ダウンがあり、標高差は80mだが、実質130mの登りがあり、午後の下り道としてはとてもしんどいコースだ。
◆ 長峰山は、六甲山の主稜から東に伸びた尾根の途中にあって、海側に突き出ているので、谷を挟んで西側に摩耶山、北側に六甲山の中心地が見えて大変眺めの良い所だ。ただ東側は尾根が続いているので残念ながら展望が無い。
しかし、今日は霞んで遠くは良く見えなかった。天気は午後の方がよくなり、岩ばかりの長峰山の山頂は、日が当たり暑いので、下の登山道で日差しを避けて休む。
◆ ここからは、もう登りは無い。下るだけだが急坂が続く。急ぐと足にくるので、ゆっくり注意しながら下る。
◆ 先週と同様、水分と塩分の補給に気を付けたので、今日も足が攣る事はなかった。S・ドリンクが2.5本、お茶 1本、水 1本。塩分補給が午前と午後二回づつだった。しかし、家に帰ったら、これでも水分が足りないような気がした。
それとも、塩分が少し多過ぎて、のどが渇いたのかも知れない。
◆ いずれにしても、一日中大汗を搔き、ズボンまで濡れてしまうしまつで、電車に乗っても座ることが憚られ、立ったまま帰ってきた。
(ps)
この記事を書き始めたら、14日付けで misuzu さんの日記「発汗と水分補給」が目に入った。
● 体重の3%の水分が失われると、身体能力が低下すると言われている。
● misuzu 氏の場合、Tシャツが汗で濡れて、乾かない位の大汗を搔くような場合、1L/Hの割合で水分が減少するらしい。このペースに合わせて水分補給をすると、ハンガーノック(腹に力が入らず、力が出ない状態)的パワーダウンが起こらない。パワーが維持され、休憩寺すぐに心拍が下がる。
● この状態で、0.5L/H位の補給だと、約2時間後、ハンガーノックの兆しが出始める。
● 水分補給は、0.3%位の塩分を一緒に摂取する必要がある。
● 一旦、水分不足状態になると、簡単には復帰しない。不足してからでは手遅れだ。
● 1Lの水分減少までは、元気に動ける。喉や口内が渇いた感じになってきたら0.5Lの減少。
● 大汗でなく、汗ばむ程度だと、0.5L/H の水分減少(体重の0.8%)。
以上が misuzu 氏の論旨だが、登山中の体重は分らないから、自分の発汗量は経験と勘で知るより方法が無いように思う。
ちなみに、今日の私の水分補給は2250cc。それでも、家に帰ったら、喉の渇きを感じた。
そして、今日の山行6時間30分の内、休憩が1時間40分、行動時間 4 時間50分。
従って、私の1時間当たりの水分補給は、2250cc/290mx60m=465cc となる。
mi 氏の1L/Hに比べて、半分も補給していない。これは恐らく私の年齢、経験、体型(62kgで全く同じ体重) や、スピード等が違うと思われるので、その差かなぁ・・と思われるが、家に帰って渇きを感じたことを考えると、もっと補給した方がよかったようだ。或いは塩が多すぎたか?
塩分は4回補給したが、2gx4 回で8g〜10g位だろうと思う。
先週も、今週も全く脚が攣るような事はなく、問題は無かったと思うが、来週からは、も少し水分の補給を増やしてみよう。
何れにしても、misuzu 氏の実験は、非常に参考になりました。
有難うございます。
mesner
















トラブルがなくて何よりでした
かなりシビアに水分補給を管理されていますね
私はずいぶんアバウトです 15分から30分ごとに一口か二口のペースです
あと適当に 森永の塩キャラメルをなめています
歩かれたコースは懐かしいです 新幹線が開通するずいぶん前の事なので今行くとどこから取り付いたらいいのかわからなくてウロウロするでしょうね
o・dreamer さん、今日は。
水分補給と塩分補給は十分にした積もりで、何も問題は無かったのですがしたが、も少し多くても良かったかなぁ・・と言ふ気はします。
来週は500cc/hを越えるように試してみます。
old さんは、以前に神戸に住んでいたと言っていましたね。あの辺りは殆ど変わってはいませんよ。
震災でも、被害が大きかったのは、山側より海側でしたから。
以前、GW頃に六甲にお邪魔した時、めちゃくちゃ暑かったのを思い出しました。
夏の六甲も暑そうです。水分はしっかり考えなきゃいけないですね。
水分補給、けっこうな量を摂らないといけないのですね。
私はあまり摂らないので、気を付けたいと思います。
casumin さん、今日は。
六甲山のGWは、人いきれで蒸したでしょう。それに、何十米から登りますから暑いです。海側から登ると日当たりも良く、冬はいいですけどね。
六甲山でも、梅雨明けなどにうっかりしてると、足が攣りますから、この歳になると油断できません。若い時はそんな事ないですがね。勘だけでも何とかなりますし・・。
また、その日の体調や、距離・時間でも、体力的なマージンが消耗される量が違ってくると思います。
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