大峰山・神童子谷犬取谷〜山上ヶ岳〜八経ヶ岳


- GPS
- 35:53
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 2,732m
- 下り
- 2,737m
コースタイム
- 山行
- 10:12
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 10:17
- 山行
- 12:35
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 13:57
天候 | 8月14日小雨のち晴れ 8月15日晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点から杣道をたどるも道がなくなり、戻って上白石谷を下降し 栂淵から遡行開始。栂淵もへっついさんも水位は腹〜胸まで。赤鍋滝は右の細かいクラックに沿って。赤鍋の上の滝はちょっと泳いで左に取り付く。釜滝は二条の左俣が犬取谷。左を巻く。一ノ滝、二ノ滝ともに右巻き。犬取滝、ジョレンの滝は左岩壁を回り込んで大高巻。巻き道は踏み跡が錯綜しているところあり。犬取谷を水量に従って詰めると登山道と橋で交叉するが、知らぬ間に通過してしまったので注意。行者還岳避難小屋までは一部鎖場があるものの、奥馳道は大部分が歩きやすい登山道。小笹宿は間近に水の得られる山上の別天地。避難小屋は3〜4人まで、毛布3枚あり。サイト適地はかなり豊富。八経ヶ岳から行者還トンネル西口に下山し、さらに車道を1時間ちょっと歩いて大川口に戻る。 |
その他周辺情報 | 天の川温泉、普段は20時まで8月中は21時まで。シャンプー別売り。 |
写真
感想
関西の沢登り発祥の地、神童子谷を遡行し世界遺産の山上ヶ岳、奥馳道を経由して百名山の八経ヶ岳まで。
初日、小雨の降る中、神童子谷林道入口に車を駐車して出発。途中なにわナンバーの車にちょっと乗せてもらい、通行止め地点へ。さらに林道終点から杣道をたどるが、道が無くなり右往左往。結局戻って林道終点の橋から上白石谷を下る。栂淵からスタートになったのでのっけから腹まで水に浸かることに。8月とはいえ沢の水は冷たいがそのうち慣れてしまう。途中どこからか関西パーティーが現われ、先行させていただいたが、先程の杣道の続きを辿って来たのかな?
続いて現われたのはへっついさん。ちょっとしたゴルジュで胸まで水に浸かる。前方に2人パーティーがみえたら赤鍋の滝、右を簡単に越えられた。続いて泳いで2m滝に取り付き左手を登る。釜滝は二条となっており左滝が本流犬取谷、右滝がノウナシ谷だ。左手を巻いて滝上にでる。
犬取谷一ノ滝、ニノ滝は簡単に右手を巻く。犬取滝は左岸壁を大きく回り込んで高巻き。ジョレンの滝は左手草付き尾根を大高巻き、黄色テープでトラバースして滝上に出る。落ち着いた雰囲気の原生林のなか水流に従い詰めてGPSを確認すると、いつの間にか登山道をすぎている。おかしいと思って下って行くと、実は登山道は頭上、橋となって通過していたのだった。
その後は、女人結界門を経て、世界遺産の山上ヶ岳に登る。大峰山の登山シーズンとは違うのか全く登山道では人に合わなかった。真夏で暑いかというと適度に霧がかかり、風もあって快適。山上ヶ岳から1時間、小笹宿は水場のある山上の別天地。誰もいなかったので避難小屋で泊まる。濡れた装備や衣類を干して、食事の支度をしていると、登山者が1人現われ、避難小屋を2人でシェアすることに。避難小屋の収容人数は3人、詰めても4人までか。毛布3枚が常備されている。キャンプサイトはかなり多数あり。
翌日は、大峰山の百名山山頂とされている八経ヶ岳へ。鎖場はあるが、概ね快適な登山道。八経ヶ岳往復の最短コースにあたる奥馳道出合からは登山者が目に見えて増えてくる。百名山の山頂を踏んで、行者還トンネル西口経由で大川口に下山。天の川温泉で汗を流し、翌日は人気の前鬼川へ。
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