木曽駒ヶ岳【桂小場から往復】


- GPS
- 11:58
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,357m
- 下り
- 2,341m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 2:51
- 合計
- 9:07
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:34
天候 | 一日目 曇り→晴れ→曇り 2日目 早朝雨→曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※朝4時でほぼ満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されてます ※頂上付近はガスが出ると方向わかりにくい |
その他周辺情報 | 下山後、小黒川PAで昼食 |
予約できる山小屋 |
西駒山荘
|
写真
感想
今季初のテント泊は、出身地の山、西駒ヶ岳(木曽駒ヶ岳)へ。中学登山を含めて何度か登ったが、桂小場からは初めて。父母の若い頃はロープウェイがなく、このルートから何度か登頂したとのこと。
距離は長く、全体的に派手さはないものの、しっかりと登山している感覚が楽しいコース。昔から多くの人が踏み固めた登山道を一歩一歩、樹林帯、ハイマツ地帯まで進むと、御嶽山がほぼ正面から拝める。その先の馬の瀬からは木曽駒ヶ岳の嶺々が突如現れる。重たい荷物を担いで何とか木曽駒ヶ岳まで到着すると、30人程の写真撮影の行列。漏れなく並んで標高2956mのプレートを持ちスマイル。
その後に頂上山荘まで下り、良さげなテント場を探す。先着は10人ほどいたが、日曜の晩なので混んではいない。予想以上に疲れたので、湯を沸かしコーヒ飲んで休憩し、宝剣岳に出かける。距離こそ短いが、本格的な岩場で、ガスで下まで見えない垂直に近い谷に落ちたらアウト。テッペンの岩には上がらなかったが、真下に見えたロープウェイ駅周辺がまさに箱庭。その後はテントで缶ビールをいただく至福の時。山荘周辺では雷鳥を2回見られ、保護活動している信州大学の中村名誉教授らの活動に感謝。
真夜中から風が強く目が覚める。標高2800m越えにあるテント場の風は木曽谷から伊那谷(盆地)まで一気に吹き抜ける。テント全体がずっと風にあおられ、ペグが抜けないか心配に。翌日3〜4時にしっかりとした風雨があり、満月の月と星の観察どころではない、、。
朝はご来光もなく、予定送らせて朝6時過ぎに真っ白なガスの中を出発。テントの撤収は強風で手こずった。宝剣山荘から濃ヶ池経由の八合目までは誰とも会わず雨上がりの静かな山歩きを楽しむ。途中大正時代にあった地元中学生らの遭難事故の碑で無事を祈る。小学生の時に学校で観た映画【聖職の碑】(新田次郎原作)の怖かったのを思いだし遭難しないようにと進む。
この時に山の怖さが良い意味で刷り込まれたと思う。
あとは前日登ってきた雨上がりの道をひたすら下りゴール。クラシックココースの名に恥じぬ満足度の高い良い登山道で、昔の記憶も思い出しながらの意味深い山行だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する