記録ID: 7087684
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ハイキング
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳を歩く（仙水峠〜甲斐駒ヶ岳〜双児山）
2024年08月02日(金) [日帰り]
山梨県
長野県
yujioku
science110
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:43
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 1,215m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:43
距離 10.2km
登り 1,204m
下り 1,215m
15:35
ゴール地点
| 天候 | ☀（快晴） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
戸台パーク⇔北沢峠：南アルプス林道バス（片道1370円） 往復の購入がおすすめです。乗車券はバスの始発30分前より発売されます。 駐車場に到着したら、バスの乗車、チケットの購入どちも順番待ちの確保が必要です。置いておくのは何でもいいですが、目立つものがいいと思います。私はいつヘルメットか水筒を置いています。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
山行ルート：北沢峠→長衛小屋→仙水峠→駒津峰→甲斐駒ヶ岳（まき道ルート往復）→駒津峰→双児山→北沢峠 ・北沢峠→長衛小屋 林道歩きですので特に問題ありません。 ・長衛小屋→仙水峠 小屋から本格的な登山道となります。斜度もきつくなくのんびり歩けます。 仙水小屋付近から斜度があがり、少し行くと岩場となり、峠まで標高を上げていく道となります。岩場といっても難しい道ではないですが、よく見て歩かないとロストすることもあります。とはいえ、注意して歩けば踏み跡がわかると思います。 ここまではハイキング気分で歩けます。 ・仙水峠→駒津峰 約500mの標高差を一気に上がります。ここの斜度は結構厳しいと思いますが、危険な場所はないので、自分のペースを守って歩けば大丈夫だと思います。所々に眺望のいい地点があり、標高上げるにつれ視界が広がっていくので、ひと休みするにはいいと思います。 ・駒津峰→甲斐駒ヶ岳 このルートで一番難しいところです。 駒津峰から六方石を経由し、甲斐駒ヶ岳のザレ場までは岩場が続きますので、慎重に歩きましょう。また段差が高いところもあるので、慌てずに自分のペースを守って歩くことが体力温存にもなります。ザレ場に入るとスリップしそうな箇所がいくつかありますが、足の裏全体を使って慎重に歩けば滑ることはないと思います。ザレ場は花崗岩が主体となっているので、岩触ることもあると思いますので、グローブをしていた方がいいと思います。 駒津峰→双児山 約200m下降し、約100m登り返します。 下りの道はこぶし大の石がゴロゴロしていますので、浮石に注意です。いったん樹林帯に入ると木の根が多いので、こちらは躓きに注意です。登りに転じた後はひたすら歩くのみで、難しい箇所もありません。 双児山→北沢峠 約650mの下降です。ひたすら降る感じです。 急な箇所もありますが、歩きやすいので問題ないと思います。とはいえ約8kmくらい歩いたあとの急な下りなので、足へ負担を考慮し、無理なく歩いたほうがいいと思います。 |
| その他周辺情報 | 北沢峠：こもれび山荘（宿泊2食付き 12,000円） 生ビールあり（クラフトビール2種）：1000円 自販機缶ビール500円、酎ハイ400円 仙流荘：日帰り入浴800円 食事ラストオーダ14:30（生ビールも） 自販機多数あり 高遠の街にも日帰り入浴可能な温泉あり |
| 予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
2年前に甲斐駒ヶ岳を歩いた際に、こもれび山荘の夕食時間に間に合わなかったとのことで、リベンジにやってきました。今日は甲斐駒に登頂し16時前にこもれび山荘に下山するのを目標に歩きます。バスの始発が6:05分、チケット販売開始が5:30ですが、事前準備のため4時起床（車中泊）です。
空がうっすら明るくなると、鋸岳のシルエットが浮かび上がります。
7
8/2 4:21
2年前に甲斐駒ヶ岳を歩いた際に、こもれび山荘の夕食時間に間に合わなかったとのことで、リベンジにやってきました。今日は甲斐駒に登頂し16時前にこもれび山荘に下山するのを目標に歩きます。
バスの始発が6:05分、チケット販売開始が5:30ですが、事前準備のため4時起床（車中泊）です。
空がうっすら明るくなると、鋸岳のシルエットが浮かび上がります。
バスの始発が6:05分、チケット販売開始が5:30ですが、事前準備のため4時起床（車中泊）です。
空がうっすら明るくなると、鋸岳のシルエットが浮かび上がります。
太陽があがり、周囲の山に光が届き始めました。バスの乗車待ちです。第一駐車場は満車です。
乗車待ちの列もずいぶん長くなっています。
10
8/2 5:44
太陽があがり、周囲の山に光が届き始めました。
バスの乗車待ちです。第一駐車場は満車です。
乗車待ちの列もずいぶん長くなっています。
バスの乗車待ちです。第一駐車場は満車です。
乗車待ちの列もずいぶん長くなっています。
いい天気です。
乗客が多いこともあり、15分前に第1便が出発します。
2時少し前に到着、並び順確保して1便に乗車できました。
乗客が多いこともあり、15分前に第1便が出発します。
2時少し前に到着、並び順確保して1便に乗車できました。
仙水峠へのルートで樹林帯を抜けたあたりからの仙丈ケ岳。
といっても、見えているのは小仙丈ケ岳です。
といっても、見えているのは小仙丈ケ岳です。
前の写真から少し高度を上げた地点から。
右側に岩があるようにルートが、岩主体に変わります。
右側に岩があるようにルートが、岩主体に変わります。
峠からの眺望
栗沢山の後ろに鳳凰三山（地蔵岳）のオベリスクが見えます。
栗沢山の後ろに鳳凰三山（地蔵岳）のオベリスクが見えます。
峠に出ると甲斐駒ヶ岳の全容が見えてきます。
山頂は、はるか上に見えます。ここから約700m上です。
山頂は、はるか上に見えます。ここから約700m上です。
駒津峰直登ルート上の見晴らしのいい地点からの眺望。
栗沢山の背後に見えるピークはアサヨ峰です。
栗沢山の背後に見えるピークはアサヨ峰です。
仙丈ケ岳も見えてきました
仙丈ケ岳から左に伸びる尾根が仙塩尾根です。
間ノ岳の肩にある三峰岳、その奥に塩見岳も見えています。
仙丈ケ岳から左に伸びる尾根が仙塩尾根です。
間ノ岳の肩にある三峰岳、その奥に塩見岳も見えています。
摩利支天と鳳凰三山です。鳳凰三山は、地蔵、薬師、観音岳すべてのピークが見えてきました。
正面に栗沢山、アサヨ峰さらに早月尾根が鳳凰三山に続きます。
ここもいずれ歩きたいですね。
ここもいずれ歩きたいですね。
こちらもイワシャジン
日当たりのいい斜面は、いろいろな花が咲いてます。
日当たりのいい斜面は、いろいろな花が咲いてます。
鳳凰三山の背後に富士山の山頂が見えます。富士山の周囲は雲海が広がっているようです。山頂にいる人たちは、雲海に映った富士山の影を楽しめたのではないでしょうか。
13
8/2 9:26
鳳凰三山の背後に富士山の山頂が見えます。
富士山の周囲は雲海が広がっているようです。山頂にいる人たちは、雲海に映った富士山の影を楽しめたのではないでしょうか。
富士山の周囲は雲海が広がっているようです。山頂にいる人たちは、雲海に映った富士山の影を楽しめたのではないでしょうか。
北岳から右奥に向かって、南アルプスのスターが並びます。いつも思いますが、甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳からの眺望は贅沢ですね。日本の��1,2,3がまとめて見えますし、その他の3000m峰が並ぶ眺望も圧巻です。
11
8/2 9:33
北岳から右奥に向かって、南アルプスのスターが並びます。
いつも思いますが、甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳からの眺望は贅沢ですね。日本の��1,2,3がまとめて見えますし、その他の3000m峰が並ぶ眺望も圧巻です。
いつも思いますが、甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳からの眺望は贅沢ですね。日本の��1,2,3がまとめて見えますし、その他の3000m峰が並ぶ眺望も圧巻です。
西側の視界が開けると、先々週歩いた中央アルプス、その背後に御嶽山、右には乗鞍岳も見えます。
駒津峰山頂から鋸岳の向こうに北アルプスが並びます。
穂高連峰から北に立山・劔岳、鹿島槍から白馬への稜線が一望です。あちらも天気がよさそうです。
14
8/2 9:44
駒津峰山頂から
鋸岳の向こうに北アルプスが並びます。
穂高連峰から北に立山・劔岳、鹿島槍から白馬への稜線が一望です。あちらも天気がよさそうです。
鋸岳の向こうに北アルプスが並びます。
穂高連峰から北に立山・劔岳、鹿島槍から白馬への稜線が一望です。あちらも天気がよさそうです。
周囲の景色を楽しみすぎて、駒津峰の標識撮影し忘れていました。ここでひと休みです。
こんな高いところにもいるんですね。
キアゲハです。結構近づきましたが、おとなしくモデルになってくれました。
キアゲハです。結構近づきましたが、おとなしくモデルになってくれました。
目指す山頂です。駒津峰の山頂から眺める甲斐駒ヶ岳がかっこいいですね。駒津峰山頂は六合目なので、甲斐駒ヶ岳の山頂はまだまだです。
12
8/2 9:59
目指す山頂です。駒津峰の山頂から眺める甲斐駒ヶ岳がかっこいいですね。
駒津峰山頂は六合目なので、甲斐駒ヶ岳の山頂はまだまだです。
駒津峰山頂は六合目なので、甲斐駒ヶ岳の山頂はまだまだです。
岩場を通過して、一息ついたところからの六方石。
この前後の岩場が要注意ですね。
この前後の岩場が要注意ですね。
三角点タッチ。
ここは一等三角点です。
ひと休みしてから下山します。
ここは一等三角点です。
ひと休みしてから下山します。
双児山に到着。駒津峰からいったん下ってからの登り返しが地味にきついです。で、ここから約650mの激下りです。つづら折りの道が主体なので、急坂というより結構歩く印象です。
8
8/2 14:15
双児山に到着。駒津峰からいったん下ってからの登り返しが地味にきついです。
で、ここから約650mの激下りです。つづら折りの道が主体なので、急坂というより結構歩く印象です。
で、ここから約650mの激下りです。つづら折りの道が主体なので、急坂というより結構歩く印象です。
こもれび山荘に帰ってきました。
スイカが冷やしてあります。
ここに貯められた水を使って、顔を洗わせてもらいます。
スイカが冷やしてあります。
ここに貯められた水を使って、顔を洗わせてもらいます。
装備
| 個人装備 |
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
サングラス
ナイフ等
水：3.5L（ミネラル補給や糖分補給を考慮） |
|---|
感想
二年ぶりの甲斐駒ヶ岳です。
妻がリベンジしたいとのことで、娘が部活の合宿で不在となるタイミングにあわせて登ってきました。平日でしたが朝いちのバスは6便出たそうです。この時期は気候が一番安定するそうなので、ツアー客も結構いました。天気には恵まれましたが、日差しが強かったので、持参した水3.5Lありましたが、予備のペットボトル残し、ほぼ消費しました。また、直射日光を受ける時間帯が長いので、日焼け止め必須です。塗っても、結構日焼けして特に首筋がヒリヒリです。何度も塗らないとだめですね。
好天であったので、眺望がすばらしく、楽しい山行でした。
さて、甲斐駒ヶ岳への登山は北沢峠からの登頂が一般的ですが、宿泊前提であれば黒戸尾根の方が楽に感じてしまうのは、気のせいでしょうか。黒戸尾根は標高差、距離もあるので大変なんですが、北沢峠は、急斜面を一気に登って降りてとなるので、きつい印象です。黒戸尾根の七丈小屋にも泊まりに行きたいので、また歩きに行きたいと思っています。その時に改めて比較してみます。
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黒戸尾根の方が樹林帯が多いので日焼けの心配も少なくて済みそうです
ただ、七丈小屋から少し上に行くとやはり森林限界になるので、そこからは日焼け対策必須です
いずこの山も日焼けから逃れられそうにありません
コメントありがとうございます。
はい、森林限界越える山はしかたないですね。黒戸尾根も八合目のご来迎場からは、日陰はほとんどないですね。
七丈小屋で一泊すると早朝出発なので、涼しいうちに登れるのが救いですね。
今回と比べると2時間くらいの前倒しとなりました。頑張って歩いてくれたおかげです。脚力ついて来たと思うので、次回は黒戸尾根で！
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