シルバーウィークは槍ヶ岳から笠ヶ岳

- GPS
- 25:05
- 距離
- 43.5km
- 登り
- 3,674m
- 下り
- 3,757m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:13
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:44
| 天候 | 9/19 曇り後晴れ 9/20 晴れ後曇り 9/21 晴れ後曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
鍋平高原の登山者用無料駐車場を利用しました。 帰りは、 新穂高ロープウェイを使い、鍋平まで上がり、駐車場まで歩きました。 路駐だらけで、中尾高原方面は一方通行になっていました。 |
| その他周辺情報 | 平湯の日帰り温泉施設に入ろうとしましたが、満車で断念。 帰り道にある「坂巻温泉」に入りました。 9:00〜16:00 ¥500 http://sakamaki.yumori.jp/ |
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
浅間山が噴火していました。
朝日の赤が不気味さを演出しています。
帰宅して、浅間山の噴火を調べると大きなニュースになっていなくて、ほっとしました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
|---|---|
| 共同装備 |
コンロ
コッヘル
|
感想
五連休の最初の3日間は、よく一緒に行く相方の念願である槍ヶ岳へ
槍ヶ岳だけではもったいないので、縦走気分も味わってもらうため、新穂高温泉を登山、下山口にして、槍から西鎌を通って、笠へ行くことにしました。
加えて、初の2泊3日の山行き。
先週の反省から金曜日夜早く出発。(先週は23時でしたが、今回は21時)
もっと早く出発したかったんですが、仕事の関係で仕方ありません。
松本ICまで高速を飛ばします。
いつもの週末よりも車が多いような感じ。
途中、寄り道をせずに松本IC近くのコンビニで行動食や昼食を調達。
一路、深山荘の登山者用無料駐車場を目指しますが、
案の定、前回の奥穂〜西穂()のときと同様、1時近くで満車ため、
鍋平高原の無料駐車場に回されました。
9月19日(土)
3時間くらい仮眠する予定が30分も2度寝してしまい、5時42分出発。
前回(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-168523.html)は新穂高の登山口に出るまで獣道のような道なき道を行ったことを思い出します。
今回は丁寧な案内看板があり、20分かけて登山口に到着。
岐阜県は条例で登山届け提出が義務つけられていて、登山センターで提出して、
気持ちを引き締めて、出発。
白出沢まで以前通っているので、ショートカットを駆使して、ペースが上がります。
白出沢には水場があり、力水を頂き、長い行程に挑みます。
白出沢を渡ると林道でなく、本格的な登山道になります。
槍平に10時半に到着。
少し、休息を取り、水を補給して、いよいよ難所の飛騨乗越までの急登に挑みます。
道中、睡眠不足の為、休憩のたびに居眠りする始末なので、休憩は短くしたお陰で
コースタイム5時間のところ、4時間半で槍ヶ岳山荘に15時前に到着。
チェックインするためにカウンターで手続きをしようとしたら、
何と”個室あります”の案内が出ています。
追加料金を聞いたら、+2000円だったので、迷わず個室(簡易)に宿泊。
シルバーウィークの初日にもかかわらず、槍ヶ岳山荘は比較的空いていました。
まだ、元気が残っていたので、槍の山頂を踏んでおこうということになり、
天気は曇っていましたが、空荷(カメラとGPSのみ)で山頂を目指しました。
山頂に着くと、人も少なく、20年ぶりの記念写真を撮り、下山しようと思ったら、
何と晴れてきて、「虹」って言って周りが騒いでいたので、山頂に留まり
暫く様子を伺っていると、ブロッケンの登場。
良い写真が撮れました。
睡眠不足とハードな行程で熟睡できました。
何と、17時夕食開始で17時半に食事を済ませ、夕焼けを楽しみ、
18時には床に就きました。
9月20日(日)
朝食5時に合わせ、4時起床。
朝食後、ご来光を見るため、明るくなっていた方角に目を向けると
浅間山から噴煙が上がっていました。
ちょっと心配になりましたが、帰宅後、インターネットで調べたら、特に大きな噴火ではなかったようで安心しました。
富士山、南アルプスも眺められました。
6時に出発。
西鎌を下ります。
すると、小槍と大槍が間近に見れます。
よく見ると、天気が良いので槍ヶ岳の影がこれから行く稜線の谷に映っています。
その影が時間が経つ(歩を進める)ほど、徐々に稜線に近づいてきて、楽しい。
意外と双六小屋まで長かったが、熟睡と朝食のお陰で疲れませんでした。
双六小屋で水を補給し、軽く食し、笠を目指します。
弓折岳手前の鏡平分岐までは以前に通ったこと(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-334239.html)があるので、ペースが良く、その分岐で休息。
双六小屋いや、西鎌の途中から笠ヶ岳は見えない状態でした。
数名が笠ヶ岳方面に向いました。
何か安心しました。
秩父平でランチにすることにして、出発。
ここから、ゾーンに入った感じで秩父平まで1時間20分で到着。
待ちに待ったランチ。
槍ヶ岳山荘で作ってもらった弁当は炊き込みご飯のおにぎり。
再び、稜線に戻り、次第に雲がかかってきて、笠ヶ岳は相変わらず見えない状態。
ですので、あとどのくらいで着きそうかがわからずに歩いて、目の前に笠っぽい山が現れて、そこが今日もゴールと思って、がんばるが、肩透かし。
そんな感じを何回かあって、やっとキャンプ場に到着し、
さらに歩くこと数十分、笠ヶ岳山荘に15時に到着。
山荘は大盛況で布団1枚で2人。
我々は2段ベットのような部屋の前室に布団が引いてあって、
寝袋でした。布団の取り合いにならないので、何かラッキー。
日の入りを楽しんでいたら、影に縁があるみたいで、夕方は笠ヶ岳の影が
穂高との谷に湧いた雲に写っています。
赤く染まった槍穂高が綺麗。
あまりにも人が多いので真夏の熊谷よりも暑い。
人の体温って凄い。槍ヶ岳山荘は寒いくらいでしたが、
最終的にはパンツとTシャツになりました。
9月21日
4時半起床。
朝一の朝食は定員いっぱいで第2陣で朝食を頂きました。
日の出を見ようと外に出ると、雲が多く、綺麗な日の出ではありませんでしたが、
味のある日の出風景が撮れました。
また、富士山も眺められました。
先週、仙丈ケ岳からも笠ヶ岳が拝見できたので、
富士山も見えるんじゃないかなぁって思っていましたが、見事な富士が見えました。
昨日はクタクタで山頂を断念しましたが、
日の出のあと、空荷で山頂(大笠)を踏みました。
小笠も踏もうと思ったんですが、道がわからずに断念。
再び、山荘に戻り、帰る準備をして、笠新道で下山。
穂高は、小屋を出て、すぐに見えなくなりました。
しかし、安心してください、笠ヶ岳は見えてますよ。
ということで昨日はこんな感じで見えていたんだー的な写真ばかり撮っていました。
杓子平付近はなだらかな斜面(山スキーの記事でよく見る景色)でしたが、
すぐに急な下りに苦労して昼に新穂高ロープウェイ乗り場に到着。
登山センターに下山届を出し、
駐車場(鍋平)までの登山はキャンセルし、ロープウェイで鍋平まで上がり、
ようやく、駐車場に到着。
路駐の多さにびっくりしながら、平湯で日帰り温泉入ろうとしたんですが、
満車で断念。
さすがSW(シルバーウィーク)、人の多さにびっくり。
帰りの道すがら、沢渡辺りの温泉を思っていたら、
以前から気になっていた坂巻温泉(\500)に浸かり、
産直販売店でブドウと梨を購入して、帰途に着きました。
(18日21時から21日21時のまるまる)3日間、充実した日を送りました。

















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