常念山脈縦走(中房温泉〜燕山荘〜大天井岳〜常念岳〜一ノ沢)

- GPS
- 51:20
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,226m
- 下り
- 2,413m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:50
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:58
| 天候 | 晴、曇 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
一ノ沢からしゃくなげ荘へはタクシー |
| コース状況/ 危険箇所等 |
常念小屋から常念岳への道はほとんどガレ場で、大きな石でも動くものがたくさんあった |
| その他周辺情報 | 常念坊 http://jonenbo.com/ 500円 常念小屋においてあるチラシで400円になる 日帰り専用の温泉施設ではなく、宿の温泉だからかすいていてゆっくりできる |
| 予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
1日目はしゃくなげ荘からバスに乗り、中房温泉へ。
2台バスが来て、補助席全部使って詰めこまれたけど、もう1台後から来ていて、ガラガラで走っていた様子。
補助席は乗り心地悪いし、後のバスに乗せてほしかった〜
30分くらいゆっくり準備をして出発。
バスが到着した時は人であふれかえっていたけど、あまりいなくなった。
登り始めからいきなり結構な登りが続き、30分ほどで第一ベンチ、さらに30分ほどで第二ベンチ。
そしてさらに30分ほど歩いて、第三ベンチでランチタイムに。
笛の練習しているグループがいたけど、なぜわざわざ荷物を増やしてそこで練習してたんだろうか??
お昼休憩をとった後はまた足が少し重くなるが、また30分程度で富士見ベンチ、更に30分ほどで合戦小屋に到着。
途中、ところどころできれいに紅葉している木々が。
今年は花も早いと思ったけど、紅葉も早いな・・・
合戦小屋では名物のスイカを食べる。
甘くておいしいけど、一気に体が冷えて寒くなり、おなかもいっぱいに。
晴れていたのは朝出発した頃だけで、すっかり曇って日が当たらず、じっとしていると結構寒いので出発。
合戦の頭を過ぎたあたりはすでにいい感じに紅葉していて、もうほぼ見ごろという感じ。
そこから1時間弱くらいで燕山荘に到着。
たくさんの人でにぎわっている。
とりあえずチェックイン。
それから燕岳に登りに行く時間は十分あったけど、外は真っ白、前にも登っているので今回は省略・・・
夕食までの時間は珍しいスイスのワインを飲みながら過ごす。
夕食は18:10の3回目。
食後、少し外に出てみると、星がいっぱい。
テントの明かりがカラフルできれい。
小屋に戻り、特にすることも、いる場所もないので部屋へ。
すると、壁際に枕が並んでいたのにわざわざ逆にし、足に囲まれて寝ることを自ら選んでいる人が数人。
翌朝、足が当たったと不満をもらしていたけど、まあ当たるよね、普通。
早くに目が覚めたので、1回目の朝食の長蛇の列に並ぶ。
しかし、目の前で無情にも1回目終了。
立ったまましばらく待つことになり、少々気分が悪くなる。
低血圧で朝は弱いんだよな・・・
おなかはすいてないので、ほとんど無理に流し込み、準備を整えて出発。
かなり大きく見える槍などを眺めながらの気持ちの良い稜線歩きが続く。
30分ほど歩いたところでライチョウ5羽を発見!
おそらく親子だろうけど、もう同じくらいのおおきさになっているので、どれが親でどれが子か、よくわからない。
途中で一人、大きく写真を撮りたいがために斜面を登ってライチョウに近づいて行ったため、ライチョウは逃げて行ってしまった。
その後の道のりはずっととても雰囲気が良く、景色が良く、天気も良いので気分良く進んでいける。
前を団体が歩いていたり、はしごを下りるためなど、ところどころで渋滞するも、イライラするほどのこともなく、青空の下、快調に進んでいく。
テレビ番組でこの道のりが一番好きだと言っていた人がいたけど、納得。
槍との分岐まで来ると、大天荘までそこそこの登りが続く。
ゆっくり登り、大天荘に到着。
ザックを置いて、大天井岳へ登る。
大天井岳へは10分程度だけど、足元はガレ場で少々歩きにくい。
山頂からは360度の大絶景が広がっていて、いつまででもいられそうだった。
30分ちょっと景色を楽しみ、大天荘で有名なインディアンランチを食べて出発。
ランチタイムも含めて2時間もまったり過ごしてしまった。
なかなかいい場所だ。
その先の道もアップダウンはそこそこあるけど、とにかくいい雰囲気の道。
気分良く進んでゆくと、常念小屋が見えてきた。
その周辺は紅葉がとてもきれい。
常念小屋への下りは思ったより時間がかかった。
小屋の入り口には1畳2名となるという紙が貼られていた。
連休で天気もいいのでどこも混雑している。
チェックインし、それから常念岳往復すると暗くなりそうということで明日にして、
喫茶室で本を見ながら飲む。
夕食前に夕日を見に外に出るも、雲が多く、見えなかった。
夕食は昨日と同じくらいの18:20。
メインがハンバーグで昨日と同じだったけど、味は違った。
食後はまた喫茶室でしばらく本を見ていたけど、眠くなってきたので部屋へ。
また消灯後に暑くて目が覚め、あまり眠れなくなった。
前日の朝食の長蛇の列や、日の出の時間にあたること、おなかがすいていなかったことなどを考え、朝食はなしにしていたので、ゆっくり外で日の出と赤く染まる槍や常念岳を堪能。
その後、準備を整えて、ザックは置いて常念岳へ。
ガレ場で浮石も多く歩きづらいけど、ほぼ標準コースタイムで山頂へ。
狭い山頂では写真を撮るために渋滞が起きていた。
とりあえず写真を撮ってから小屋まで下りて朝食。
タクシーを予約して下山開始。
下山が苦手なので、いつ足が痛くて歩みが遅くなっていくかと思ったけど、今回は意外と調子よく進んでいく。
いつもなら追い越されてばかりなのに、追い越したりもして、タクシーの予約時間の約1時間前に登山口に到着した。
何組かタクシー待ちをしていたけど、割とすぐに乗ることができた。
とても良いコースだったけど、天気が悪かったらきつかったんだろうな・・・















ゆっくり楽しめたようですね。
常念小屋の朝食なしは良い考えですね。(*^^)v
混んでいる時は時間がもったいない、日の出の良い時間帯を逃した事も有ります。
紅葉が始まると小屋泊は遠慮したいかな。?(^_^;)
小屋は激混み、暑くて大変でしたが、そこを除けばとっても楽しい山行きとなりましたよ。
燕山荘〜常念小屋の道は本当にいい道でした。
時期によっては朝食時間が日の出と、夕食時間が日の入りと重なりますが、それってせっかく山に泊まっているのにもったいないですよね。
1泊目の朝は、食べるのが苦痛なくらいだったこともあって、2泊目の朝はなしにしました。食べておかないと体力は持ちませんが、無理に食べるのも良くないです・・・
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