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Yamareco

記録ID: 7248127
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

【弥助沢】黒部の山賊が遺した幻のイワナを求めて

2024年09月14日(土) 〜 2024年09月16日(月)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
kloundin その他1人
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
28:42
距離
50.6km
登り
2,971m
下り
2,975m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:35
休憩
1:00
合計
13:35
距離 25.3km 登り 1,332m 下り 295m
1:39
2
1:41
4
2:35
2:36
10
3:38
22
4:00
4:01
51
4:52
32
5:24
5:45
29
6:14
18
6:32
6:38
21
6:59
7:07
30
7:37
7:43
49
8:32
50
9:22
35
9:57
44
10:41
10:50
211
14:21
14:29
45
2日目
山行
2:48
休憩
0:00
合計
2:48
距離 2.4km 登り 459m 下り 22m
3日目
山行
10:17
休憩
1:33
合計
11:50
距離 23.0km 登り 1,008m 下り 2,485m
3:53
23
4:16
4:21
69
5:30
5:32
6
5:38
5:46
8
5:54
49
6:43
6:51
32
7:23
7:24
77
8:41
3
8:44
26
9:10
9:26
12
9:38
9:53
118
11:56
12:27
31
12:58
12:59
57
13:56
13:57
22
14:19
14:21
33
14:54
14:55
11
15:06
15:07
7
15:39
2
15:41
1
15:42
15:43
0
15:43
ゴール地点
天候 1日目:晴れ 2日目:雨 3日目:曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
核心は湯俣川本流の硫黄沢出合〜モミ沢出合間。本格的な沢登りになります
予約できる山小屋
七倉山荘
1:30スタート。まずは晴嵐荘に先入りしている父と合流
1:30スタート。まずは晴嵐荘に先入りしている父と合流
晴嵐荘見えてきた
晴嵐荘見えてきた
伊藤新道入ります。開通前の2年前に行った時と打って変わってすごい人!
伊藤新道入ります。開通前の2年前に行った時と打って変わってすごい人!
吊橋は渋滞ですよ。秘境感無し、、
吊橋は渋滞ですよ。秘境感無し、、
ガンダム岩にはホチキスが
ガンダム岩にはホチキスが
しかし大岩の下を選択。去年は腰まで浸かったが全然水量なかった
しかし大岩の下を選択。去年は腰まで浸かったが全然水量なかった
新しく架けた吊橋も無残な感じに、、
新しく架けた吊橋も無残な感じに、、
ここも水量少なし。問題なく渡渉
ここも水量少なし。問題なく渡渉
赤いですなあ、この辺が伊藤新道という感じ
赤いですなあ、この辺が伊藤新道という感じ
赤沢出合に着きました。変わらず好きな景色
赤沢出合に着きました。変わらず好きな景色
山へは登らずそのまま上流へ
山へは登らずそのまま上流へ
温泉が賑わってました
温泉が賑わってました
さらに先へ。この先は一気に人の気配がなくなる
さらに先へ。この先は一気に人の気配がなくなる
今日イチの湯俣ブルー。ここが一番綺麗だtった
今日イチの湯俣ブルー。ここが一番綺麗だtった
硫黄沢出合。硫黄沢へは行かず進行方向右の湯俣川へ。
硫黄沢出合。硫黄沢へは行かず進行方向右の湯俣川へ。
ここから沢靴オン
ここから沢靴オン
渓相が一気に変わる
渓相が一気に変わる
THE 沢登り的な感じに。下は苔むしててよく滑る。ラバーでしたがフェルトの方がベター
THE 沢登り的な感じに。下は苔むしててよく滑る。ラバーでしたがフェルトの方がベター
水量多し。この先も高巻き渡渉岩登りとアドベンチャー
水量多し。この先も高巻き渡渉岩登りとアドベンチャー
ようやく穏やかな流れに
ようやく穏やかな流れに
天国みたいなところ!
天国みたいなところ!
モミ沢出合にようやく着いた。長かった。
モミ沢出合にようやく着いた。長かった。
時刻は14時半を超えているのでそろそろビバーク地点を探すも中々良い場所がない
時刻は14時半を超えているのでそろそろビバーク地点を探すも中々良い場所がない
そうこうしているうちに弥助沢との合流地点に着いた
そうこうしているうちに弥助沢との合流地点に着いた
ビバーク地点も探さずに釣り開始
ビバーク地点も探さずに釣り開始
釣れた!これが幻の黒部の山賊が放したというイワナ
釣れた!これが幻の黒部の山賊が放したというイワナ
釣り初めてだったけどじゃんじゃん釣れる。こんなイージーな場所はない
釣り初めてだったけどじゃんじゃん釣れる。こんなイージーな場所はない
有難く頂きます
結局川沿いにビバーク。しかしこれが失敗。夜に雨が降ってきて急遽場所を移すハメに、、、
結局川沿いにビバーク。しかしこれが失敗。夜に雨が降ってきて急遽場所を移すハメに、、、
朝。雨が降ってます
朝。雨が降ってます
弥助沢を遡上。この辺もイワナが豊富
弥助沢を遡上。この辺もイワナが豊富
沢水と雨でビショビショです
沢水と雨でビショビショです
そろそろ源頭
一般道が見えた!
一般道が見えた!
伊藤新道の終点に合流。安堵
伊藤新道の終点に合流。安堵
2日目はテント泊の予定でしたが急遽小屋泊に変更。暖も取れて正解だった
2日目はテント泊の予定でしたが急遽小屋泊に変更。暖も取れて正解だった
翌朝はすっきり晴れ。裏銀座経由で帰ります
翌朝はすっきり晴れ。裏銀座経由で帰ります
無事高瀬ダムに。お疲れ様でした。
無事高瀬ダムに。お疲れ様でした。

感想

初めて伊藤新道に行ったのは開通1年前の2022年。
それから伊藤新道の歴史を知ろうと黒部の山賊を読んでいると、気になる一文が。

-----
山賊たちの話では樅沢のイワナは昔、富士弥の父、品衛門が黒部で釣ったものを、樅沢へ放流したのが繁殖したのだという。 
(中略)                 
そのおかげで今では、湯俣から硫黄沢までは温泉が湧出しているので魚はいないのに、それより上流の樅沢にはいるのである。
-----

これが今回の山行のきっかけである。
前回の伊藤新道の興奮をもう一度楽しみつつ(実際は人が多くいて冒険感がほとんどなかったけど)、その先の幻のイワナに会いに行きました。

<コース概要>
●高瀬ダム〜伊藤新道(赤沢出合まで):伊藤新道はもはや一般道
●赤沢出合〜硫黄沢出合:ここまで賑やかだった道(沢)も一気に人がいなくなる。トレースもなくなり歩きづらくなり、ようやくここからバリエーションルートの気分
●硫黄沢出合〜モミ沢出合:硫黄沢へは行かず湯俣川本流を進む。今回はここが一番の核心。渓相が変わり緑豊かな沢に。足元は苔むして滑りやすく、水量多く、巨岩が並ぶ沢を進んでいく。一部高巻きもあり。どこを進むか考えながら進む、THE 沢登り
●モミ沢出合〜弥助沢(幕営地):水量や流れも穏やかになり流される心配はなくなる。歩いていると至るところに魚影が。山賊のイワナはやはり実在していました。
●弥助沢:遡上していく。特に危険な箇所は無し。伊藤新道の終点に合流
●三俣山荘〜高瀬ダム:裏銀座経由で。


昔この沢を歩きイワナを釣って生活をしていた人がいたんだという歴史を感じながら、思い出に残る旅となりました。

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技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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