記録ID: 733792
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍
奥穂高岳（涸沢の紅葉とパノラマコース）
2015年10月03日(土) 〜
2015年10月04日(日)
長野県
岐阜県
anappleaday
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:50
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 2,723m
- 下り
- 2,708m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 9:29
距離 20.4km
登り 2,008m
下り 527m
16:42
2日目
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 7:57
距離 18.1km
登り 732m
下り 2,208m
14:13
上高地バスターミナル
| 天候 | 10/3：晴れ、10/4：曇後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
◆濃飛バス・上高地シャトルバス（あかんだな駐車場〜上高地：往復2050円） |
| その他周辺情報 | アルプス街道平湯（高山市奥飛騨温泉郷平湯：600円） |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
【1日目：上高地〜横尾〜涸沢〜穂高岳山荘〜奥穂高岳往復】紅葉目当てに、涸沢を経て奥穂高岳を目指します。上高地バスターミナルから歩き始めると、
10/3 7:00
【1日目：上高地〜横尾〜涸沢〜穂高岳山荘〜奥穂高岳往復】
紅葉目当てに、涸沢を経て奥穂高岳を目指します。上高地バスターミナルから歩き始めると、
紅葉目当てに、涸沢を経て奥穂高岳を目指します。上高地バスターミナルから歩き始めると、
わずかで河童橋へ。吊尾根の上空には雲ひとつない青空が広がり、紅葉見物に期待は高まります。
梓川の対岸に望む明神岳は、2236m峰と第5峰が並び、おリボンこそ付けていませんがキティさんのお顔のようです。
横尾大橋を渡って、横尾谷を遡ります。岩小屋跡を過ぎると、木々の間から迫力ある屏風岩の大岩壁が見えてきます。
本谷橋を渡って右岸に移ると、しばらくは傾斜のきつい登りが続き、
ナナカマドの紅葉とダケカンバの黄葉が織りなす眺めは素晴らしく、
燃え上がるようなナナカマドの紅葉に目を奪われながら、石畳の道を登っていくと、
涸沢ヒュッテのテラスからの眺めを楽しみます。ナナカマドの紅葉の先には、
前穂高岳から吊尾根で繋がる奥穂高岳、ザイテングラートが突き上げる白出のコルに建つのはこれから向かう穂高岳山荘、鋭く尖った涸沢槍を経て北穂高岳まで、涸沢カールを取り巻く稜線を仰ぎ見ます。
10/3 11:42
前穂高岳から吊尾根で繋がる奥穂高岳、ザイテングラートが突き上げる白出のコルに建つのはこれから向かう穂高岳山荘、鋭く尖った涸沢槍を経て北穂高岳まで、涸沢カールを取り巻く稜線を仰ぎ見ます。
前穂高岳から明神岳を経て屏風の頭へと、徐々に高度を下げながら続く稜線を眺めながら、ひと息つきます。
涸沢小屋を後にして、岩がごろごろとした急斜面を登っていくと、ダケカンバや、
カール底を上がってきたパノラマコースを合わせると、岩屑のトラバースを経て、
ザイテングラートに取り付きます。ここからしばらくは急傾斜の岩尾根が続き、
山荘前のテラスで寛ぎながら、涸沢カールを見下ろします。その先に望むのは、先日辿った常念岳から蝶ヶ岳にかけての稜線。
山荘でひと息つくと、日没までまだ時間がありそうなので、奥穂高岳を目指すこととします。二連梯子が架かる急斜面の岩場に取り付くと、涸沢岳を背にしながら登り、
10/3 15:41
山荘でひと息つくと、日没までまだ時間がありそうなので、奥穂高岳を目指すこととします。二連梯子が架かる急斜面の岩場に取り付くと、涸沢岳を背にしながら登り、
巨大なケルン上に穂高神社の嶺宮が鎮座する奥穂高岳の頂上に到着します。
南側には、前穂高岳とジャンダルムの左右に広げる尾根に挟まれて、岳沢が上高地へと流れ下り、彼方には南アルプス、中央アルプス、御嶽山や乗鞍岳を見渡します。
10/3 16:15
南側には、前穂高岳とジャンダルムの左右に広げる尾根に挟まれて、岳沢が上高地へと流れ下り、彼方には南アルプス、中央アルプス、御嶽山や乗鞍岳を見渡します。
前穂高岳の彼方に目をやると、甲斐駒ヶ岳の左肩から富士山が端正な姿を見せています。
振り返って北方には、北穂高岳の先に槍ヶ岳。西方の笠ヶ岳へと伸びる稜線越しには黒部五郎岳、薬師岳や立山が顔を見せ、槍ヶ岳の右手には後立山連峰、北東方向には常念山脈が連なります。
10/3 16:10
振り返って北方には、北穂高岳の先に槍ヶ岳。西方の笠ヶ岳へと伸びる稜線越しには黒部五郎岳、薬師岳や立山が顔を見せ、槍ヶ岳の右手には後立山連峰、北東方向には常念山脈が連なります。
穂高岳山荘に戻ってしばらくすると、日没の時間を迎えます。笠ヶ岳をシルエットにして西の空を橙色に染める夕陽が、
彼方に没するのを、吹き付ける冷風を我慢しながら見届けると、夕食の時間です。
【2日目：穂高岳山荘〜涸沢岳往復〜涸沢〜屏風ノ耳〜徳沢〜上高地】強風は一晩中止むことなく、日の出の時間目前には、飛騨側から湧き上がるガスに稜線はたちまち覆われてしまったので、ご来光は山荘前の展望テラスから眺めることとします。日が昇るとほどなく、
2
10/4 5:40
【2日目：穂高岳山荘〜涸沢岳往復〜涸沢〜屏風ノ耳〜徳沢〜上高地】
強風は一晩中止むことなく、日の出の時間目前には、飛騨側から湧き上がるガスに稜線はたちまち覆われてしまったので、ご来光は山荘前の展望テラスから眺めることとします。日が昇るとほどなく、
強風は一晩中止むことなく、日の出の時間目前には、飛騨側から湧き上がるガスに稜線はたちまち覆われてしまったので、ご来光は山荘前の展望テラスから眺めることとします。日が昇るとほどなく、
何とか持ちこたえていた涸沢側にもガスが流れ込むようになりましたが、雲の隙間から日の光がカールに降り注ぐ様子は、かえって幻想的ですらあります。
10/4 5:50
何とか持ちこたえていた涸沢側にもガスが流れ込むようになりましたが、雲の隙間から日の光がカールに降り注ぐ様子は、かえって幻想的ですらあります。
すっぽりとガスに覆われた頂上からは、当然のことながら何も見ることはできず、すごすごと退散します。
穂高岳山荘に引き返し、ザイテングラートを下ります。はじめはガスに視界を遮られていましたが、下るにつれて涸沢カールを見通せるようになり、
10/4 8:02
穂高岳山荘に引き返し、ザイテングラートを下ります。はじめはガスに視界を遮られていましたが、下るにつれて涸沢カールを見通せるようになり、
カール底を行くパノラマコースに足を進め、見晴岩に達すると、赤や黄に色づく木々が山肌を染め、
テラスでひと休みしてから、軒先からダケカンバ越しに屏風ノ頭を見定めると、
パノラマコースに進みます。カール底を赤や黄に染める木々がパッチワークのようです。
左手に、槍沢の奥にそびえる槍ヶ岳が見えてきますが、高度感があって落ち着いて眺めを楽しむ余裕はありません。
この先は屏風ノ耳を往復します。急坂を登ってハイマツ帯の岩場に差し掛かると視界が開け、
遮るものないピークから、穂高連峰と槍ヶ岳の大展望をほしいままにします。
東方に望むのは、梓川が流れる横尾を隔てて、常念岳と蝶ヶ岳の稜線。
屏風のコルに引き返し、下りに転じたパノラマコースを辿ります。前穂高岳を仰ぎ見ながら南斜面をジグザグに下り、
ダケカンバ林を通り抜けます。慶応尾根を乗り越し、しばらく下ると、
ほどなく徳沢に達し、ひと息つきます。この先は梓川左岸のなだらかな道を進むだけ。
感想
当初、2日目は前穂高岳を経て岳沢に下る予定でしたが、強風とガスが稜線を覆う様子に挫け、涸沢に引き返すことに変更。涸沢からはパノラマコースを経由することで、結果的に変化に富んだコースを楽しむことができました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：877人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
穂高岳の最新記録
奥穂高岳、涸沢岳
2025年10月29日 (日帰り) [C]
【穂高の池巡り】ひょうたん池から明神東稜～ジャンダルムと🍇ジュース
2025年10月25日 (日帰り) [A]
穂高岳
2025年10月25日 (日帰り) [A]
西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高（秋の終わりは晴れのち雪とココア☕）
2025年10月25日 (日帰り) [A]
重太郎新道経由で奥穂高岳
2025年10月24日 [B]
涸沢岳の最新記録
奥穂高岳、涸沢岳
2025年10月29日 (日帰り) [C]
北穂高岳〜涸沢岳（↑南岳新道 ↓白出沢）
2025年10月24日 [S]
【西穂高～槍ヶ岳】西穂ラーメン🍜とジャンダルム飛騨尾根
2025年10月23日 (日帰り) [A]
寒すぎて奥穂は撤退！からの涸沢岳
2025年10月23日 (日帰り) [S]
恋焦がれた北穂岳小屋泊～槍ヶ岳ー西穂高岳至高の縦走～
2025年10月23日 [S]
屏風の耳の最新記録
【中央線から見える山】鍋冠山～【2500m峰】大滝山～【百】蝶ヶ岳～【特選日本50完登】屏風ノ頭
2025年10月26日 [A]
涸沢カールテン泊からの北穂高岳 パノラマコースで下山
2025年10月18日 [C]
十年に一度の紅葉を見に涸沢へ↑横尾↓パノラマ
2025年10月17日 (日帰り) [B]
日帰り涸沢周回 激混み上高地
2025年10月12日 (日帰り) [B]
紅葉の涸沢・雨の入山 晴れのパノラマコース 下山
2025年10月11日 [B]
mountainTTT さん
いいねした人