ヌクビ沢 割引岳 巻機山 牛ヶ岳
群馬県
新潟県
daypack
その他1人 
体力度について
- GPS
- 08:48
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,611m
- 下り
- 1,622m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 8:47
| 天候 | はれ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山計画書の下が半券になっているのでポストに入れる前に切って、残った半券は下山時に確認事項に記入して投かんする仕様になっています。 |
写真
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矢印通りに進むとちょっと危険
でも渡る手前の岩を高巻すると安全に越えられた
この直後2度目の道迷いが待っていた
手前の稜線を辿れば丹後山を経由し越後三山の中の岳に至る
感想
高速で長岡を過ぎた辺りから湯沢方面はどんよりした空、六日町インターを降りた時は一面の朝霧。国道17号の六日町駅交差点を左折し清水部落への1本道に入りそこから徐々に高度を上げて行くと霧が取れてきた。昇ったばかりの朝日に山の紅葉が素晴らしく待ち望んだ久々晴れの山行きに期待できた。駐車場に入ると奥まった方に空いてるスペースを見つけ駐車するが、身支度をしている間にも次々に車が入ってきて一杯になった。
特別な道具を持たない我々でもトレッキングシューズで沢登りできると知ってヌクビ沢に入った。
割引沢の出会いに入り赤いペンキの丸や矢印を追いながら、開けた沢の解放感とへつり場面の緊張感、間近かに迫る滝と燃える紅葉を楽しみながら快調に足を運んだ。
突然動けなくなったのは2度目の道迷いから抜け出した直後だった。ヌクビ沢の出会いを過ぎ、白い布干岩の上を歩き、行者の滝の上の滝を登った辺りで先行していた4人に追いついた。そこから一旦沢から離れ天狗岩直下の斜面を直登する。最初の道迷いは6人まとめてドン詰まりまで登ったところで間違いに気付いた。恐る恐る下りて来て途中で消えかけた矢印を見つけた。後で分かったがこの先が一番事故が多いへつり場らしい。ロープが渡してあるが足元は緩く不安定で高さもあるので下ばかり気を取られていると上から石が落ちてきそうだ。大岩をくり抜いたシェードを潜り抜けるとロープに頼って垂直に沢に下り対岸をまた直登する。2度目はあろうことかまた登り詰めてしまい必死で登った草付きの斜面を必死で下りてきた。途中に赤いリボンが下がってるのを見つけて愕然とした。
しばらくして足は上るがそこから力が入らず体を引き上げられない、大きな段差が上がれなくなってしまい先に進めない。しゃがんで休憩できる状況になく急斜面に立休みするしかなかった。ここまでろくに水分も休憩も取らなかったツケが回ったのだ。沢登り区間の残り4分の1はカメになってしまったが、2度の道迷いした割には予定時間の4時間半を少しオーバーした所で割引岳に到着した。
山頂は素晴らしい天気と紅葉だが西の方から雲が上がって来て、1時間前まで富士山が見えてた事を教えられてそれだけが心残りになった。昼飯のあと巻機山 牛ヶ岳と一通り周ったが最後まで体調は戻らず、登りは体が鉛のように重く下りは集中力が途切れ途切れで足元が危なっかしいままだった。
へつり場で1度小石が落ちて来たのでヘルメットの必要性を感じました。
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