記録ID: 748212
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
*谷川馬蹄形縦走*澄みわたる秋風吹く静かな稜線
2015年10月20日(火) 〜
2015年10月21日(水)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,467m
- 下り
- 2,464m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 8:40
2日目
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:50
7:00
43分
蓬ヒュッテ
10:25
11:15
10分
奥の院
14:50
天候 | 20日 曇り〜晴れ〜曇り&強風〜雨 21日 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土合駅はトイレが綺麗で明るいのでおすすめです 白毛門登山口駐車場へは土合駅からさらに踏切を渡り 土合橋バス停を右に入っていきます。 広めの駐車場ですがトイレはありません。 水場は現在枯れています。 登山ポスト有 用紙有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○土合橋〜白毛門○ 最初から木の根のビッシリとある樹林帯の急登を進みます。白毛門までは3kmほどですが一気に1000m標高を上げていくのでしんどいです。最初の岩場はトラロープが両側にあります。その次の岩場からはしっかりとした鎖がついています。松ノ木沢の頭へ出るとその先の景色が広がりこれから向かう白毛門や素晴らしい谷川の展望が広がります。 ○白毛門〜笠ヶ岳○ 笠ヶ岳へ向かう途中ほんの少し登山道がガレているところもあるので気をつけてください。輝く黄金色の草紅葉が美しくこのあたりから馬蹄の楽しみが始まります。笠ヶ岳の展望は格別です。 ○笠ヶ岳〜朝日岳○ 笠ヶ岳直下にかまぼこ型の避難小屋があります。小烏帽子、大烏帽子への気持ちいい稜線を進みます。朝日岳までは小ピークが多いです。最後に大きな岩が見えたら左側から回り込んで登ります。そのピークを過ぎるとその先に朝日岳が見えてきます。 ○朝日岳〜ジャンクションピーク○ 朝日岳を降りていくと木道が整備されていて歩きやすいです。宝川温泉の分岐を過ぎさらに歩くと巻機山への分岐があります。ここがジャンクションピークです。巻機山への縦走は残雪期によく歩かれるルートで今の季節は藪漕ぎを強いられます。 ○ジャンクションピーク〜清水峠○ ここからは一気に標高を下げていきます。背の高い草や木々の間の登山道を進みます。途中登山道がやや崩壊気味のところもありますので慎重に。下りがほぼ終わると池塘が現れます。それを過ぎると白崩避難小屋と送電線監視所のJR小屋が見えてきます。 ○清水峠〜七ツ小屋山○ すぐに三叉路の分岐があります。馬蹄形は真ん中の道を進みます。両側に熊笹の気持ち良い道を登っていきます。途中送電線の作業道が交差していたりしますが、そちらは立派な道のようになっていますが笹を刈った道ですので明らかに登山道とは違っていますので間違えないように。大源太山の分岐を過ぎ、こんもりした七ツ小屋山の山頂まで登ります。 ○七ツ小屋山〜蓬峠○ 七ツ小屋山を下っていくと木道があり池塘が両側に現れます。ゆったりとした熊笹の原っぱを歩くのでのんびり散歩気分で歩けます。アップダウンも少なく美しい景色が広がるのでこのあたりから蓬峠までは一番楽しく歩いていてもご機嫌になれる稜線です。 ○蓬峠〜武能岳○ 徐々に標高を上げていきます。振り返ると多分一番美しく見える角度の上越のマッターホルンの大源太山の山容が望めます。武能岳のピークかな?と思うとまだまだ先は続いたりと相変わらず偽ピークに騙されます。でも偽ピークの後は今までの稜線と異なり少し岩が出てきたりりこの変化がまた良いです。 ○武能岳〜茂倉岳○ ここが今回の白毛門からの縦走コースで一番の難所と言われています。ずっと長い急登ではなく最初は稜線歩き。次第に谷川らしい岩などの展望が近づいてきます。最後に茂倉の標識が見えるピークを目指してひたすら登ります。 ○茂倉岳〜一ノ倉岳○ 茂倉岳からは主脈稜線の万太郎山などの南側の美しい景色が楽しめます。また一ノ倉沢の岩稜は見ごたえがあります。 ○一ノ倉岳〜オキノ耳、トマノ耳○ ノゾキや奥の院など谷川のゴールデンコース。登山道の岩が水色に光っています。これは蛇紋岩が沢山の登山者の脚で磨かれ滑りやすくなっています。十分気をつけて歩いてください。鎖なども設置されています。オキノ耳の手前の奥の院は比較的静か。ここでいつもゆっくりとする私の休憩ポイントです。 ○オキノ耳、トマノ耳〜ラクダのコル○ 晩秋の平日にも関わらず双耳峰の山頂はどちらも賑わっています。 西黒尾根は分岐を左に降りていきます。最初少しだけガレ気味の下り。そのうち蛇紋岩の岩場が現れます。ここも磨かれていますので十分気をつけて下っていきます。またどこからでも降りれてしまうでうっかりルートから外れてしまうこともあると思います。しっかりと黄色いペンキマークがありますので見落とさないように。 ○ラクダのコル〜西黒尾根登山口○ ラクダの背を過ぎると鎖場があります。岩がとても滑りやすいのでしっかりと鎖を掴んで安全に降ります。鎖場が終わると少し長い樹林帯に入ります。途中L字に曲がった木や大木を跨いだりしながら進みます。右手に鉄塔が見えたら登山口まであと少しです。 |
その他周辺情報 | ○温泉○ 谷川へ来たときに寄る私のお気に入りの温泉5つほどある中から Nちゃんに選んでもらったのが今回の鈴森の湯 鈴森の湯 2時間 650円 源泉かけ流しのゆっくりと入れるぬるめの湯 内湯からも露天風呂からも自然豊かな景色が堪能できます。 川のせせらぎも心地良いおすすめの温泉です。 ○下山後の食事○ 亜志麻 焼きカレーが有名なお店 平日は16時まで土日は19時まで営業 |
写真
感想
ずっと仕事漬けの10月。夜も10時過ぎまで・・・
三連休ももちろん仕事((+_+))
それでも先週の火曜日は長野の女友達と三人で巻機の米子沢へ計画を立てていた。
直前になって巻機が雨予報のため急きょ子持山獅子岩マルチに転戦。
遠路はるばるやってきてくれた彼女たちは青空のクライミングを堪能して帰って行った。
そして今週はまた私に合わせて火曜に仕事を休んでくれ二週連続Nちゃんが群馬へ。
以前から歩きたかった谷川の馬蹄形をリクエストされた。
健脚なNちゃんなら今の季節でも明るくなっての出発
暗くなる前の日帰りも全く問題ない体力がありますが、
私のほうが今は山にほとんど入っていないので体力的に微妙(^^;
彼女自身も憧れている山だから急いで歩きたくないので馬蹄形二日間との希望。
ホッ。
おかげでまだ鮮やかな赤や黄色の紅葉の残る白毛門登りや西黒尾根の下り
稜線上は黄金色に輝く草紅葉、晩秋だけど青々と光る笹原
美し過ぎる谷川山域の絶景を二人でゆっくり堪能することができました。
テントで泊まった蓬ヒュッテは私達の貸し切り✨
2人テントで色々な事を語り合った事、きっとずっと忘れないんだろうな。
友情を深めたそんな夜でした。
以前は時間が無く日帰りで回ったルート。
今回は時間の流れがゆっくりで同じルートだけれどこんなにも感じ方が違う。
大好きな谷川の空、風、光を感じる素晴らしい時間が過ごせて幸せな二日間でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1320人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人