朝日岳(朝日鉱泉〜大朝日〜小朝日〜朝日鉱泉)



- GPS
- 10:20
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,319m
- 下り
- 2,280m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 10:19
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
http://mhan.blog52.fc2.com/blog-entry-315.html
という訳で、勤続25年で頂いた??パワーアップ休暇3日目、山形の名山”大朝日岳”に酒田へ転勤になった同期の友人と行ってきました。
ホントなら早朝出発したかったのですが、ずっと過酷な移動をしていたので6時待ち合わせとしてもらいました。福島から登山口の朝日鉱泉まで155km、2時間も有ればつくと思い4時に出発したのですが、これが大間違い。
国見付近で事故渋滞に巻き込まれ、更にナビの目的地設定を朝日村の朝日鉱泉案内所に設定していて時間を大幅にエラ〜〜〜、到着は6時半過ぎになってしまいました。
ということで、7時に出発!
天気は快晴できれいに大朝日岳が見えます。遠いな〜
吊り橋を渡り、沢沿いを進みます。すぐに弘法清水という水場、力が出るかもしれないのでさっそく飲んでみました。”うめ〜〜”
尾根の取り付きまで吊り橋が4つ有りました。きれいな沢の上を歩くのはとても気持ちがいい!
沢沿いの道もとても気持ちよく、暖まって来た体!服を脱いで飛び込みたい衝動に駆られます。魚影も確認できました。
でもあの悪魔がいるんです!そう、忘れてたよ!夏の東北の山にはあのウザイ!メジロ(アブ)がいるんでした!!!!さっそくやってきて、タイツの上からでも血を吸いにくる!
そしていよいよ中ツル尾根に入ります。
結構な傾斜で登って行きます。
私は距離は短く、一気に登るのが好きです。
体力が有るうちに一気に標高を稼ぎたい!
4合目に長名水という水場が有りますが、5分くらい下るとのことでいきません。
大きなブナの原生林の中を快適に登って行きます。
まあ、それにしても暑い!
もうちょっと登ると小灌木帯になり眺めも出てきました。
でも、ガスもだんだん出てきました。
時々足下の谷間から吹き上げてくる風が冷たくて気持ちよい!
いよいよ頂上が近くなってくると高山植物も沢山出てきてとてもきれい!
頂上直下のちょっと下は気持ちのよい尾根、でもガスが出ていてあまり眺めがなく残念。
それでも気持ちのよい登りです。
そしていよいよ最後の登りです。
何となく東北の山っぽくない垢抜けした感じの頂上への道です。
そして頂上、結構時間がかかってしまい11時30分頃になってしまいました。
北西側の眺めは雄大かつ険しく奥深い!
頂上では友人が担ぎ上げてくれた酒田の冷えたメロンを食べましたが美味しかった!一人で登るときには重いそんな高級品持ち上げることが無いので感謝感激です。
結構休んで銀玉水を目指す。が、ぼ〜っとしていて水場についたらなんと”金玉水”ではないか!道を間違えた!くやしいので、しっかり水をのんで来ました。
そして大朝日避難小屋まで戻り、(30分以上はロスってしまった)またそこで少し休んで銀玉水に向かいました。
くるまゆり
大朝日小屋から眺めた金玉水、雪渓末端に延びる道のちょうど中間にあります。
そこから結構な下りになります。急な斜面に道を付けているため荒れてます。
そしてだんだん膝に痛みが感じてきた頃に銀玉水到着。
日本一美味しい水とのこと、なので、妻へのお土産として1.5リットルくらい汲んで帰ることにしました。ホントに日本一美味しいかどうかは???
そこから更に下ります。どんどん下ります。
小朝日岳は結構な大きさです。”小”だし、標高も大朝日に比べたら200mも低いのでバカにしてたのですが、とんでもない!立派な独立峰の様相です。
谷は深く、雪渓もしっかり残っています。
小朝日の登りは一気に250m位登ります。
急なので、ホントに一気に登った感じです。
頂上は高山植物もなく、ガスのため眺めもいまいちでちょっと残念。
鳥原山方面はしっかり見えていましたが。
左上の山が鳥原山です。
鳥原山まで膝が結構痛く、下りのペースがだいぶ落ちてきました。
下りメインですが、時々登りも有りなかなか厳しい道です。
鳥原山への最後の登りは急な所はなく、気がつくと頂上!
ここは頂上手前の展望台。朝日はガスに隠れて見えませんでした。
鳥原小屋の近くの湿原で最後の食量を食べたり大休止をとり最後の下りの備えました。※そこでも地図をよく見ていなかったため危うく白滝方面に進む所でした。
後は林の中の下りをどんどん下ります。でもあまり急ではなくなかなか高度が落ちて行きません。それでもなんとか金山沢に到着、ここでしっかり水を飲み、顔を洗い、最後の最後に備えました。
沢から登りが有るので嫌でしたが、急な登りではなく安心。しかし、いつまでたっても本格的な下りにならず、上り下りの続く尾根上を歩きます。ブナや松、そして立派なヒバなど、なんだかパワーがもらえちゃいそうです。
最後の下りは一気です。綴り折れの道です。
膝に痛みがあって辛かったのですが、ここでカニ走り(欽ちゃん走り)だと大丈夫ということに気がつき、一気に下りました。
そして朝日鉱泉についたのは5時半になっていました。
ずいぶん時間がかかってしまった。
急いで着替えをしようと思ったものの、そこでメジロの大群に襲われたいへんでした。沢の水で水浴びしたいと思ったけど、そんなの無理!
アブさえいなければ最高の一日だったのに!
ということで、オーバー10時間の行動、ちょっときつかったね〜〜〜
東北の山、なめたらあかんです。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する