川向男体山・小舟富士（道の駅かつらから緒川物産センターかざぐるまへ）
茨城県
tsutomu310
体力度について
- GPS
- 06:36
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 972m
- 下り
- 894m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
自転車
自転車（緒川物産センターかざぐるまから道の駅かつらへ） |
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| 個人装備 |
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Tシャツ
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グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
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ヘッドランプ
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|
|---|
感想
tsutomu310
道の駅かつらから緒川物産センターかざぐるままで歩いてみた。
今回の目的は3つ。
・むじな滝を探す
・百観音に行ってみる
・小舟富士に登ってみる
まず自転車を緒川物産センターかざぐるまに置かせていただく。
ちなみに同センターの駐車場は朝8時にオープンすることが判明。
次に道の駅かつらの、ハイキング用駐車場に車を停める。
新「道の駅かつら」の工事中で、令和8年春完成予定とのこと。
道の駅かつらから、むじな滝を探す。
皇都川を渡って対岸に行く。冬だったので渡渉は楽だった。
むじな滝は、渡渉場所の正面にあった。御前山から流れる沢が落差約10mの滝になっている。
水量は少なかったが、ツララが成長していた。
むじな滝から藤倉の滝へ行く。
藤倉の滝は、御前山から伸びる尾根で水が湧いているような感じだった。
水が湧いているなら見てみたい。
藤倉の滝から御前山に登り、鐘つき堂に寄って、那珂川大橋に下山する。
御前山は城跡らしく、土塁や空堀のような構造物がいくつかあった。
下山後はそのまま橋を渡って、百観音を目指す。
百観音は、溶結凝灰岩が露出する川向男体山の中腹に、たくさんの観音様が祀られている場所だった。
その中でも観音洞窟は素晴らしかった。
茨城県にこんな場所があるなんて驚き。というのも、洞窟を比較的彫りやすい溶結凝灰岩は茨城県ではほとんど見られない。
ネットの地質図ナビを見ると、百観音から緒川に沿って500mほど上流側（北側）が「デイサイト・流紋岩 大規模火砕流」になっているが、実際には百観音もこの地質だった。
百観音の500mほど緒川の上流側に行くと、山麓に「愛宕神社」と書かれている鳥居と山道があった。
社殿はどこにあるのだろう、と山道を進んでいくとどんどん尾根を登って行き、標高140mのピークに到着した。
ピークには溶結凝灰岩でできた社があり、木製の神仏が祀られていた。
このピークは愛宕山という風に呼ばれているのかな？
愛宕神社からは、西小屋の滝に寄る。
この場所を地質図ナビで見ると、「デイサイト・流紋岩 大規模火砕流」とその上流側の「砂岩」との境界にあたるところらしい。
地形図を見ると、川が大きく蛇行していて、下流側が土手のように標高が高くなっている。
おそらくデイサイトか流紋岩の硬い部分が東西に伸びていて、川の流れを遮っているんじゃないかと思う。
西小屋の滝の現地説明文によると、昔は今よりも川が蛇行していて水害が頻発していて、昭和4年に改修工事が行われたという。
きっと人工的に土手を作って、川を無理やり硬い地質の部分を乗り越えるように流す改修を行ったのだと思う。
その部分が滝のようになったんじゃないのかな。勝手にそう推測してみた。
西小屋の滝から小舟富士に向かう。
最初の予定では、滝の近くの滝山に登るつもりだったが、愛宕神社で体力を使ってしまったので今回はやめておく。
小舟富士へは坂木コースを歩いてみたが、アップダウンが結構あって山行の最後に登るにはなかなか辛かった。
小舟富士は、チャートのような硬い岩が露出していて、山頂からの眺めはすばらしかった。
下山は砂羅向山を経由して、ロープのある階段の激下りで、緒川物産センターかざぐるまに下山した。
かざぐるまからは自転車で道の駅かつらへ。
途中で緒川十景のいくつかに寄った。
なお、緒川十景は緒川の上流側から、
「大岩山」「権現山」「本橋次郎左衛門政國の碑」「義民堂」「江畔寺と小瀬城跡」「館の山（小瀬館跡）」「立野神社」「大根田願入寺跡」「西小屋の滝」「百観音」らしい。
GPSロガー（GP-102）は、1台がちゃんとログが取れていて、もう1台はまあまあだった。
今回すれ違った人は、御前山周辺の4人だけだった。
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