笠ヶ岳


- GPS
- 56:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,067m
- 下り
- 2,052m
コースタイム
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 10:15
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 11:02
天候 | 1日 晴れ 2日 曇のち小雪一日中ガスってました。 3日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年は笠新道側から攻めましたが大雪に阻まれ抜戸岳までしか到達
出来ず悔しい結果になり、今年はクリヤ谷側を攻める事にしました
記録的暖冬で雪も少なく簡単にできると踏んでましたが
2日のアタック日だけ天気が悪く思ったより厳しい登山になりました。
登山口の積雪10センチ位でツボ足出行きます
クリヤ谷の渡渉も問題なし、錫杖岩屋よりスノーシューを履く
積雪40cm程度なので中途半端な雪で却って歩きにくい
1700m付近まで夏道を往く、其処から右手の広サコ尾根に向けて
広いクリヤ谷を横断するが、ヤブがひどく迷路のようで時間を無駄にする
途中で引き返し、一旦夏道に戻る、雪も少なく雪崩の心配も低いので
そのまま夏道通しクリヤの頭まで往事にするが、蜂の巣岩より上は
傾斜もきつく、雪質悪くなりここから上は無理と判断し、左手の尾根に
取り付く、ラッセルをしながらジグザグに登ってゆく
前日の新雪40cm程度表面が日差しで重くなってスノーシが重い、その上
その下硬い雪とまだ馴染んでなく、一歩踏み出す度ずるけて足を取られ何度も転びとにかく疲れる、このままでは今日中にクリヤの頭まで
届かないそこでザックをデポし、息子のkと交代で
空身でラッセルをする、この方が重いザックを
担いだままより余程楽だ、15分交代で繰り返す2時間位続けるが
時間切れになり、、天場を捜しながら行く2250mまで到達するが
適当な天場をがないので2210mまで降りて斜面を、L型に切り開き
天場を確保、我ながら上手く出来ました。
テントに入るともう暗くなる、夕焼けが綺麗です
ジフィーズと鶏ちゃんの夕食、後は明日の水を作り、ワインを飲んで
20時に就寝
1月2日
4時40分起床、ラーメンを食べ紅茶をテルモスに詰めてビバーク用具
をザックに詰め7:06 笠を目指して出発
朝は晴れていたが段々雲が出て高い山は雲の中先が心配だ
相変わらずのラッセルを続けて8:21稜線上に出る
其処からクリヤの頭を水平にトラバースコルに着く、更に雷鳥岩の下まで
トラバース、少し尾根沿いに歩き雷鳥岩着、ガスが濃くなり視界がきかない。
小休止して此処からがこのコースの難所、ほぼ夏道沿いに2500mピークを四つトラバース、40度以上の斜面を600m墜ちたら止まらない緊張する
漸く2520mノコルに出る更にガスが濃くなり風も強くなりホワイトアウト気味になる、これより悪化すれば敗退だ・・
コルから2780mの南西尾根ジャンクションまで急登が続く、右手は穴毛谷側へ
雪庇が張り出して踏み抜いたらお終い、慎重に歩くが空と雪稜の区別も着かず足元しか判らず空中に浮いてるような感覚です。
13:00目の前の雪庇を乗り越えるとそこがジャンクション、水平な尾根になる。
一瞬ガスが晴れて頂上が見える、2枚写真撮るとまたガスに包まれる
後は頂上岩稜を乗り越えるだけ、アイゼンに履き替える手間を惜しみ
スノーシューのままで頂上まで往く
13:43分頂上着、風も強く何も見えない写真撮ると直ぐに下山開始
下山の方がガスっているとルーファイが難しい、GPSを頼りに雷鳥岩の手前まで降りたら暗くなる
ヘッドランプを点け、ガスの中18:08分テントに戻って来れました。
11時間目一杯行動しましたが、500mlのテルモスの水分しか持って
行ってないのでぼくは、脱水症になりテントに戻っても水分しか
受け付けず夕食を食べずに寝てしまいましたが
kくんはモリモリ食べてました、若いっていいですねー
1月3日
7時半頃起き出してゆっくりと撤収後9:48 下山開始、天気良く下山捗る
9:48 下山開始
11:13 錫杖岩屋
12:49 登山口
12:58 駐車場
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