伊那川ダム上Pから越百山(南駒ヶ岳敗退)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,774m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
天候 | 2月11日 快晴 2月12日 曇り一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
往路 2月11日2:00浦安-首都高-中央道伊那IC-7:00伊那川ダム上駐車場 往路 2月12日16:00駐車場-木曽福島駒の湯(入浴550円通常750円)-伊那ICまことおあがり亭(ソースかつ丼単品1.200円ほど、他海鮮やそばなど何でもという感じですが高め)-20:00伊那IC-24:00浦安 ガス代680K÷9k=75L×120円=9,000円 高速代930+460+3,090+4,410+620+930=10,410円(帰りは平日の為割引なし)計19,410円 残高14,000円変わらず |
コース状況/ 危険箇所等 |
越百避難小屋 窓からは入れずドア前を除雪して使用。当たり前ですがスコップ必携。 越百山直下は急斜面ピッケル、アイゼン必携。 越百山から仙涯嶺に向かう稜線は鞍部に向かって急なアイスバーンになっており我々にはとても怖くて断念。かなりの標高差の1枚バーンで支点の取りようがない。アンザイレンしても一人落ちれば止めるどころか全員もっていかれそうな急斜面でした。 |
写真
トレース深く、先行者はかなりのラッセルを強いられていることが判る。本来なら5人もいる我々が追いつき交代すべきだが、完全なラッセル泥棒となる。情け無い!kai言
体力には自信があったものの我々のスノーシューは
急斜面に絶えれなく滑って思うように登れませんでした。 su
遅いのを道具のせいにする頑固なsu爺。kai
天気も良く、トレースもばっちりなので後続を待たずに小屋に行くことに!明るいうちに除雪作業をしたい!kai
この間も夕方ぎりぎりになっちゃいましたからねぇ・・・(s)
前回もここで長時間待たせましたね!kai
※内側からカギがかかってます。小屋を利用される方は、”無理せず”ドア前を除雪が良いです。何度かほってあるので雪も軽く、そんなに苦労しないと思います(s)
昔の山岳部なら絶対ケリが入っているところです。kai
無事の到着にひと安心(s)
翌朝は3:00起床。5:00出発!先行者のトレースがあり暗いうちの出発を決定。トレースが無ければ明るくなるのを待たなければならないでしょう。ここでも先行者に助けられています。kai
越百山から南駒に向かう下りがアイスバーンでS女子は別として我々にはとても下れそうもありませんでした。S女子には申し訳なかったが早くも撤退を決定しました。kai言
S女子の提案で反対側の南越百だけでも行こうとしましたが山頂に戻るわずかな時間で天候が激変。風が強くなり、ガスも濃くなってホアイトアウトに。見えるのは足元の自分たちアイゼン跡だけ!この山頂標識を見逃せば下山口さえ判らない平らな越百山山頂です。kai言
安全地帯まで無事戻りアイゼンからスノーシューに。ここまでちょっとはらはらした私です。山頂直下は十分滑落の危険はあるし、わずかなルートミスで危険な斜面に入り込みます。ホワイトアウト時は気を付けて!kai言
去年やっとワカンからシューに変えたsu爺だが、役に立たない安物を買った為、大いに足手まといとなる。ワカンの方がまし。kai言
感想
当初、この飛び石連休を使い池山尾根からの空木岳を予定していました。
昨年はラッセルと多量降雪の為途中敗退になったものです。あと1日あれば登れたので今回はゆとりをもって3泊4日の行程で計画していました。しかし後半の土日の予報がかなりやばいので、急遽越百山から南駒のピストンに予定を変更しました。
中1日を使い越百小屋をベースに軽量速攻で南駒をピストンして土曜は樹林帯の下山なので多少荒れても下山できるとの判断でした。
結果は正直ボロボロでした。先行者様のトレースが無ければ越百小屋までにもたどり着けなかったでしょう。南駒は越百山の下りの時点で早くも敗退でしたが、ここを下れたとしても我々の体力では遠く及ばないものでした。
ここ2,3年で皆さんの実力が上がるどころか急激に下がっているようです。私を含め加齢による体力の減退は否めません。
悲しいかな、重装備の縦走登山はもう無理かなと考える登山になりました。
最後にS女子には大変申し訳ないことをいしまた。なさけない爺ばかりでせっかく休みを取ったのに前回と同じ越百どまりとなってしまいました。ただ天候の急変もあったので結果的には良かったかもしれません。
今シーズン初めての雪山フル装備を背負って疲労困憊の試練の山になりました。
初日は天気も良く登山道は樹林帯の中なので景色は所々しか見れなく
2日目出発当初は天気を期待したものの頂上手前で一気に天候が崩れ
越百山からの絶景を見れることなくしかも天候悪化で残念ながら
南駒には行く事が出来ませんでした。
何時かこの中央アルプス縦走して見たいですね。
2回目の冬の越百でした。
温かい冬季小屋に今年もお世話になり、先行者のトレースにも非常に助けられました。感謝いたします。
行ってみてから気が付きましたが、南駒まではホワイトアウトでアイスバーンはかなり怖いですし、運が良くないといけないなと思いました。
いつかは行きたいですが、、、厳しい山行が予測されました。
今回は朝から天候悪化してましたし、早めの下山が判断できてよかったと思います。
kaito隊としては「どうも縦走できない白峰三山」というジンクスがありますが、このエリアも同じような感じがしました・・・(-_-;)
こんにちはそしてお疲れ様です。
時期、コース、天候、すべてにおいて厳しい山行でしたね。
果てしない樹林帯のラッセルに・・
雪が積み上がって傾斜が増したうえにクラストした稜線・・・
といった状況でしょうかね。。。
まぁ、よくいわれるように山は逃げません。
チャンスは必ず巡ってきます。
完遂めざしてがんばってください。
応援しています!
ありがとうございます。
もう歳なので次があるかどうか?
いつも、これで最後と言う気持ちで今自分達というか、私が出来る最高レベルの登山をしています。今回はちょっとレベルが高すぎたようです。
樹林帯の登行でアップアップしているようなので稜線の縦走など無理な話だったような。
年々、山行レベルがダウンして行く爺達です。
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