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Yamareco

記録ID: 8193251
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

【東仙波ー和名倉山】仙波尾根↑ナシ尾根↓

2025年05月21日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:35
距離
22.1km
登り
1,966m
下り
1,971m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:55
休憩
1:40
合計
10:35
距離 22.1km 登り 1,966m 下り 1,971m
5:15
2
スタート地点
5:17
58
6:15
6:16
32
6:48
0:00
31
松葉沢下降点
7:19
7:25
38
仙波尾根取り付き
8:03
12
8:15
8:16
12
8:28
8:46
27
9:13
9:14
28
9:42
9:43
23
10:06
23
10:29
10:32
18
10:50
10:51
27
11:18
11:40
22
12:02
12:03
14
12:17
10
12:27
9
12:36
12:37
13
12:50
13:05
14
13:19
47
14:06
14:25
53
15:18
15:28
21
15:49
1
15:50
ゴール地点
天候 ☀️
気温は高めでしたが風が気持ちよくそれほど暑さは感じませんでした。
飲料は2L消費。
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鮫沢橋手前の駐車スペース
キャパは5,6台。
平日なのに5:00の時点ですでに3台駐車してましたがすべて釣り師の方のよう。
駐車場でお話しした釣り師さんによると平日でもだいたい2,3台は停まってるとのこと。
コース状況/
危険箇所等
◆大洞林道〜仙波尾根取り付き
ブラックデビル小屋を過ぎると崩落箇所が多数。松葉沢下降点手前が特に酷く、ここの横断は危険です。松葉沢への下降は道を見失わなければ容易。
松葉沢、大洞川、井戸沢と立て続けに3回渡渉します。大洞川は入水渡渉必至。井戸沢も入水渡渉推奨。

◆仙波尾根
テープが豊富にあると聞いてたのですが、取り付きが見つけられず、悪い斜面を強引に攀じ登り道に合流しました。多分見落としたのだと思います。下部はテープも豊富で踏み跡というよりはっきりした道で迷うことはありませんが、急登だし崖をへつるようなところもあり(トラロープあり)なかなかタフです。
鹿の楽園からは一転して穏やかになりますがテープ類は激減します(あるいは見落とした?)。鹿の楽園、出逢いの広場、白樺広場、鹿の十字路、見晴らしの丘などと名付けられたスポットがあり、鹿の楽園、白樺広場、見晴らしの丘は雰囲気がよく気持ちよく歩けます。他の2つはわかりませんでした。
見晴らしの丘あたりからまた急登になります。

◆東仙波〜和名倉山
特に迷うところはありません。
山火事跡の千代蔵休ン場は13年前は山頂周辺の鬱蒼とした樹林帯の中唯一の展望地だったのですが、すっかり木が生い茂ってしまってどこがそうだったのかわかりませんでした。

◆ナシ尾根
和名倉山山頂からしばらくは広い尾根で方向確認要します。倒木も多く歩きづらい。ここを過ぎると尻無ノ頭までは明瞭で素直な尾根筋なので問題なし。
尻無ノ頭から広い斜面を降りますがここも方向確認必要。ピンポイントで尾根に乗らなければなりません。尾根に乗ってからは新しいテープが豊富にあり踏み跡は不明瞭なところも多いですがルーファイ必要なし。下部は急斜面の九十九折れ。この辺は道は明瞭です。

◆ダム湖〜林道
疲れ切ってようやくダム湖に着くとここから林道へ約100mの地獄の登り返しが待ってます。
その他周辺情報 ◆大滝温泉 遊湯館
単純泉
750円 JAF割で670円
広めの内湯が2つとサウナ
水風呂と外気浴スペースがないのが残念
鮫沢橋ゲートからスタート。
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鮫沢橋ゲートからスタート。
竜喰山が見えましたが、東仙波や和名倉山は確認できませんでした。
竜喰山が見えましたが、東仙波や和名倉山は確認できませんでした。
大洞林道脇には藤の花がたくさん。
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大洞林道脇には藤の花がたくさん。
有名なブラックデビル小屋。タケちゃんマン小屋はないのけ?
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有名なブラックデビル小屋。タケちゃんマン小屋はないのけ?
仁田小屋尾根の取り付き。ここもいずれ。
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仁田小屋尾根の取り付き。ここもいずれ。
大洞林道は崩落しまくりですが、特にここは酷いです。パッと見これは無理?って思いましたが、よく見ると上に行けそうなところがありました。
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大洞林道は崩落しまくりですが、特にここは酷いです。パッと見これは無理?って思いましたが、よく見ると上に行けそうなところがありました。
長い林道歩きの末、ようやく惣小屋谷へ降りていきます。
長い林道歩きの末、ようやく惣小屋谷へ降りていきます。
松葉沢への下降はけっこう悪いと聞いてたのですが、しっかりとした道がこの堰堤まで続いていて容易でした。
松葉沢への下降はけっこう悪いと聞いてたのですが、しっかりとした道がこの堰堤まで続いていて容易でした。
松葉沢の渡渉は飛石で楽勝。
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松葉沢の渡渉は飛石で楽勝。
小屋跡。
惣小屋谷はやはり靴を脱がなければダメなようです。
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惣小屋谷はやはり靴を脱がなければダメなようです。
靴を脱いでの渡渉なんてずいぶん久しぶりです。深いところで膝まででした。
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靴を脱いでの渡渉なんてずいぶん久しぶりです。深いところで膝まででした。
渡渉3連チャン。最後は井戸沢です。かろうじて飛石で渡れましたが、場所探しで時間ロス。サンダルのままここまできて入水渡渉した方が合理的です。
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渡渉3連チャン。最後は井戸沢です。かろうじて飛石で渡れましたが、場所探しで時間ロス。サンダルのままここまできて入水渡渉した方が合理的です。
井戸沢を渡って一段上がるとここにも小屋跡。長い導入部が終わりようやく仙波尾根に取り付きますが...
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井戸沢を渡って一段上がるとここにも小屋跡。長い導入部が終わりようやく仙波尾根に取り付きますが...
取り付きの目印が見つけられず悪い斜面を強引に登りました。
取り付きの目印が見つけられず悪い斜面を強引に登りました。
ようやくテープと踏み跡(というかほぼ道)に合流。
ようやくテープと踏み跡(というかほぼ道)に合流。
今はないという「奥秩父山岳会」のプレートはそこかしこにありました。
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今はないという「奥秩父山岳会」のプレートはそこかしこにありました。
苔がついたトラロープ。どんだけ古いんだ。もちろん使わず。
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苔がついたトラロープ。どんだけ古いんだ。もちろん使わず。
新しいのもありました。こんな辺鄙なところを整備する方、マジリスペクト。この辺りは危険ポイント。
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新しいのもありました。こんな辺鄙なところを整備する方、マジリスペクト。この辺りは危険ポイント。
この辺がソゲ岩みたいですが、どれ?
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この辺がソゲ岩みたいですが、どれ?
傾斜がなだらかになり広々とした気持ちのいい場所です。この辺が鹿の楽園のようですが、プレートは見つけられず。
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傾斜がなだらかになり広々とした気持ちのいい場所です。この辺が鹿の楽園のようですが、プレートは見つけられず。
ミヤマハコベ。
ヤマツツジ。
祠がありました。大洞山ノ神のようです。この辺から岩稜が続きます。
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祠がありました。大洞山ノ神のようです。この辺から岩稜が続きます。
アズマシャクナゲ。まだ蕾も多く、見頃はこれから。
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アズマシャクナゲ。まだ蕾も多く、見頃はこれから。
ミツバツツジは終盤。
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ミツバツツジは終盤。
白樺が目立ってきました。この辺が白樺広場のようです。ここも気持ちのいい場所。やはりプレートは見つけられず。
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白樺が目立ってきました。この辺が白樺広場のようです。ここも気持ちのいい場所。やはりプレートは見つけられず。
枯死したスズタケが敷き詰められた斜面が延々と続きます。異様な光景。
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枯死したスズタケが敷き詰められた斜面が延々と続きます。異様な光景。
振り返ると雲取山と芋ノ木ドッケ。
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振り返ると雲取山と芋ノ木ドッケ。
左手には飛龍山、大常木山、竜喰山。
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左手には飛龍山、大常木山、竜喰山。
カバアノ頭がようやく見えたと思ったら偽ピークでした。
カバアノ頭がようやく見えたと思ったら偽ピークでした。
傾斜がキツくなってきましたが雰囲気がいいので苦になりません。この辺が見晴らしの丘みたいです。
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傾斜がキツくなってきましたが雰囲気がいいので苦になりません。この辺が見晴らしの丘みたいです。
フデリンドウ。
カバアノ頭に到着。6年ぶりです。
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カバアノ頭に到着。6年ぶりです。
これから向かう東仙波と吹上ノ頭。
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これから向かう東仙波と吹上ノ頭。
そして和名倉山。気のせいか遠いような...
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そして和名倉山。気のせいか遠いような...
東仙波への登り途中からのカバアノ頭を振り返り。やっぱこの山いいなあ。
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東仙波への登り途中からのカバアノ頭を振り返り。やっぱこの山いいなあ。
予定より早く東仙波に到着です。3回目。
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予定より早く東仙波に到着です。3回目。
霞んでますが富士山も拝めました。
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霞んでますが富士山も拝めました。
唐松尾山と笠取山。右奥に国師ヶ岳。そういえばしばらく奥秩父は歩いてないな〜。
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唐松尾山と笠取山。右奥に国師ヶ岳。そういえばしばらく奥秩父は歩いてないな〜。
ここでランチにします。これもイマイチ。やっぱりカップヌードルは定番に限りますね。
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ここでランチにします。これもイマイチ。やっぱりカップヌードルは定番に限りますね。
時期的に「コ」ミヤマカタバミかな〜。今日一番多く見かけた花です。
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時期的に「コ」ミヤマカタバミかな〜。今日一番多く見かけた花です。
吹上ノ頭手前の展望地から奥秩父の山並み。手前中央左が水晶山、右が雁坂嶺。雁坂嶺の左奥が木賊山、右が三宝山かな。甲武信は雁坂嶺と重なってるようです。
吹上ノ頭手前の展望地から奥秩父の山並み。手前中央左が水晶山、右が雁坂嶺。雁坂嶺の左奥が木賊山、右が三宝山かな。甲武信は雁坂嶺と重なってるようです。
カバアノ頭と雲取山、芋ノ木ドッケ。
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カバアノ頭と雲取山、芋ノ木ドッケ。
馬酔木がまだ残ってました。
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馬酔木がまだ残ってました。
今年初めてのイワカガミ。
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今年初めてのイワカガミ。
シャクナゲロード。
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シャクナゲロード。
バイケイソウ畑。
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バイケイソウ畑。
二瀬分岐に到着。
二瀬分岐に到着。
葉っぱからするとタチツボスミレかな〜。群落を作ってました。
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葉っぱからするとタチツボスミレかな〜。群落を作ってました。
和名倉山に到着〜
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和名倉山に到着〜
では、ナシ尾根を降ります。足下は苔の絨毯。白い点々はすべてコミヤマカタバミです。踏みつけないようにするのが大変。
では、ナシ尾根を降ります。足下は苔の絨毯。白い点々はすべてコミヤマカタバミです。踏みつけないようにするのが大変。
倒木地帯。
三姉妹。
仁田小屋尾根分岐。
仁田小屋尾根分岐。
電話の残置物は珍しい。
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電話の残置物は珍しい。
1758P。ここは開けてて展望があります。
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1758P。ここは開けてて展望があります。
芋ノ木ドッケと雲取山。
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芋ノ木ドッケと雲取山。
尻無ノ頭。ここまでは素直な尾根で容易でした。
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尻無ノ頭。ここまでは素直な尾根で容易でした。
尻無ノ頭からの降りは斜面広すぎてどこを目指せばいいのかわかりません。GPS頼み。
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尻無ノ頭からの降りは斜面広すぎてどこを目指せばいいのかわかりません。GPS頼み。
やっと尾根に乗りました。
やっと尾根に乗りました。
こんなテープがたくさんあってルーファイ不要でした。まだ新しいです。
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こんなテープがたくさんあってルーファイ不要でした。まだ新しいです。
大崩壊地の脇を通過。
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大崩壊地の脇を通過。
ダム湖に降りてきました。
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ダム湖に降りてきました。
ダムを通過。
ダム湖。ここから100mの登り返しがツラい。
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ダム湖。ここから100mの登り返しがツラい。
よれよれで林道に合流してやれやれと思っていたら...
よれよれで林道に合流してやれやれと思っていたら...
げげげ!ポールの先が折れてる😱😱😱❗️❗️❗️
まだ買って半年しか経ってないのにぃーーー。
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げげげ!ポールの先が折れてる😱😱😱❗️❗️❗️
まだ買って半年しか経ってないのにぃーーー。
沈んだ心で帰還。
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沈んだ心で帰還。

感想

東仙波は奥秩父で一番好きな場所ですが、以前から仙波尾根から登りたいと思ってました。
当初は2日の行程で考えてましたが、最近の体力ならイケると日帰りで決行。

念願の仙波尾根は、緩急あり岩場あり、鹿の楽園、白樺広場など気持ちのいい場所もあったりと変化に富んで飽きさせないいいルートでした。
ここはお気に入りに登録です。
1時間半の林道歩きがネックですが。

この日会ったのは沢で釣り師2名と和名倉山手前でスライドしたソロの外国人のみ。
彼はウェストポーチ一つだけという軽装でした。外国人ってなんでみんな軽装なんだろ。

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コメント

当日スライドしたソロの外国の方です!
その日は二瀬尾根からピストンしていました。その日は気温が高くとても暑かったので、ザックをデポして水を汲みに浄水器とボトルだけをポーチに入れて千代蔵沢水場まで向かっていた所ですれ違ったみたいです。軽装で登山していた訳ではないですが誤解させてしまい申し訳ございません!

ちなみに仙波尾根もナシ尾根も登ったことありますが特に仙波尾根は変化があって楽しい道ですよね!
2025/5/24 21:10
iryzhiiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!

そんな事情があったとは知らず、決めつけて大変申し訳ありません🙇

山で外国の方に会うのは珍しくないこの頃ですが、展望のない地味で通好みなこの山でというのがとても意外でした。
この人はなぜこの山に登ろうと思ったのだろうとスライドした後妄想を膨らませていました。

和名倉山を知り尽くされているようですね。
どんな山行をされているのかとても興味深いです。
お友達のワナクラ〜さんにYAMAPユーザーさんだと教えて頂きましたが、限定公開なので残念ながら拝見できませんでした。

ぜひ公開してください!

仙波尾根はとても楽しかったです♪
今度は秋にでも訪れたいと思います。
2025/5/24 21:28
kさん、こんばんは。

和名倉山に行かれていたのですね。
私にはよく分からないルートですが、何やら楽しまれたようですね。

しかし体力、脚力万全で素晴らしいですね。
私の方は全然ダメダメです。。

例の場所、大変申し訳ないのですが秋にさせてもらえればと思っています。
2025/5/26 23:40
cさん、こんばんは。

仙波尾根は楽しかったですよー。

秋、了解です。
2025/5/26 23:49
🙇
2025/5/27 0:29
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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