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Yamareco

記録ID: 8241955
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

天地山から御前山へ縦走 ~熊の親子とまさかの遭遇🐻~

2025年06月02日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:34
距離
15.0km
登り
1,649m
下り
1,494m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:52
休憩
1:42
合計
8:34
距離 15.0km 登り 1,649m 下り 1,494m
8:35
1
スタート地点
9:02
9:03
50
9:53
40
10:33
57
11:30
11:37
34
12:11
12:13
8
12:21
13:22
6
13:28
29
13:57
18
14:15
14:20
33
14:53
14:54
2
14:56
14:59
4
15:03
15:17
1
15:18
12
15:30
42
16:12
16:17
39
16:56
16:58
5
17:08
17:09
0
17:09
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
≪駐車場≫
◆登計原山村広場運動公園(奥多摩総合運動公園)駐車場
◇駐車料金:無料
◇駐車台数:約40台
◇トイレ:なし
◇携帯電話:問題なく使用できます
◇特記事項
 ・今回のコースは電車でアクセスし、奥多摩駅から歩いた方が近いです

≪帰り(奥多摩湖→駐車場)≫
◆西東京バス
◇乗車料金:430円
◇乗車時間:約10分
◇特記事項
 ・バス停から駐車場まで徒歩5分程度
コース状況/
危険箇所等
≪駐車場~天地山~鋸山≫
・天地山山頂までは、分岐の分かりづらい箇所もありますが、意外と踏み跡は明瞭です。
・林道終点から、かなりの急登が続きます。ペース配分に注意。
・山頂から一旦下りますが、ここが核心部です。滑りやすい急な斜面で、ロープが設置されています。
・登りに転じたら、後は急な斜面を登るだけです。特に迷う箇所はありません。

≪鋸山~御前山~サス沢山~奥多摩湖≫
・歩きやすい尾根道です。危険箇所、不明瞭箇所はありません。
・御前山までは意外とアップダウンがあり、楽々の稜線歩きとはなりません。
・御前山から先は急な下りです。雨上がりは滑りやすいので注意。
・サス沢山から少し下った所で熊の親子と遭遇しました。最近は他にも目撃例があるようなので注意して下さい。
その他周辺情報 ≪日帰り温泉≫
◆生涯青春の湯 つるつる温泉
◇利用料金:750円(18時以降入場)
◇風呂の種類:内湯、露天風呂、サウナ、水風呂
◇泉質:アルカリ性単純温泉
◇無料休憩スペース:あり(別途食堂あり)
◇特記事項
 ・最寄りは「もえぎの湯」ですが、定休日だったのでこちらに来ました。
 ・ph10.1の強アルカリ泉で、化粧水のようなしっとりしたお湯が特徴です。
 ・露天風呂の造りが大きく違い、「当たり」と「ハズレ」があります(日替わりで男女入替制)。この日はハズレでした。
登計原山村広場運動公園(奥多摩総合運動公園)駐車場に来ました。歩いたことはないですが、登計トレイルの起点になっています。
2025年06月02日 08:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 8:35
登計原山村広場運動公園(奥多摩総合運動公園)駐車場に来ました。歩いたことはないですが、登計トレイルの起点になっています。
先ずは天地山を目指します。少し舗装路を歩いた後、登山道(遊歩道)に入ります。
2025年06月02日 08:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 8:41
先ずは天地山を目指します。少し舗装路を歩いた後、登山道(遊歩道)に入ります。
何と海澤方面が通行止めです。奥多摩駅方面に迂回するか、愛宕山(愛宕神社)を越えるかで迷いましたが、愛宕山に向かいます。
2025年06月02日 08:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 8:47
何と海澤方面が通行止めです。奥多摩駅方面に迂回するか、愛宕山(愛宕神社)を越えるかで迷いましたが、愛宕山に向かいます。
この日は愛宕神社の「例の階段」を登る羽目になるとは、思っていませんでした。
2025年06月02日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 8:53
この日は愛宕神社の「例の階段」を登る羽目になるとは、思っていませんでした。
急な188段の階段を登り終えました。この日は長丁場なのに、いきなり脚を使ってしまいました。
2025年06月02日 09:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:01
急な188段の階段を登り終えました。この日は長丁場なのに、いきなり脚を使ってしまいました。
愛宕神社の先も通行止めになっており、一瞬焦りましたが、こちらは迂回路がありました。
2025年06月02日 09:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:03
愛宕神社の先も通行止めになっており、一瞬焦りましたが、こちらは迂回路がありました。
愛宕神社の鳥居を潜りました。海澤方面の林道に進みます。結果的には、初めから登計峠を目指していれば、もっと早く辿り着けたことになります。(石段も登らずに済みました)
2025年06月02日 09:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:06
愛宕神社の鳥居を潜りました。海澤方面の林道に進みます。結果的には、初めから登計峠を目指していれば、もっと早く辿り着けたことになります。(石段も登らずに済みました)
海澤方面の林道を行こうとしたところ「台風の影響で通行止め」とあります。ここから奥多摩駅まで戻ったらかなりの時間ロスです。車両の通行は出来なくても歩行は可能ではないかと思い、先に進みました。
2025年06月02日 09:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:08
海澤方面の林道を行こうとしたところ「台風の影響で通行止め」とあります。ここから奥多摩駅まで戻ったらかなりの時間ロスです。車両の通行は出来なくても歩行は可能ではないかと思い、先に進みました。
林道は緩やかに下っていきます。愛宕山で稼いだ標高はここで使い切ってしまいます。
2025年06月02日 09:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:20
林道は緩やかに下っていきます。愛宕山で稼いだ標高はここで使い切ってしまいます。
林道の終点に来ました。崩落箇所などは全くありませんでした。
2025年06月02日 09:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:33
林道の終点に来ました。崩落箇所などは全くありませんでした。
舗装路に出て少し歩いたら、元々予定していたコースに合流します。
2025年06月02日 09:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:34
舗装路に出て少し歩いたら、元々予定していたコースに合流します。
この日は一日中曇りでした。景色を楽しむ所も少ないので、気温がそこまで上がらなかったのは良かったです。
2025年06月02日 09:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:36
この日は一日中曇りでした。景色を楽しむ所も少ないので、気温がそこまで上がらなかったのは良かったです。
天地山に向かう林道(登山道)です。標識などは全くありません。
2025年06月02日 09:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:46
天地山に向かう林道(登山道)です。標識などは全くありません。
地図上は林道ですが、だいぶ登山道っぽくなっています。
2025年06月02日 09:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 9:51
地図上は林道ですが、だいぶ登山道っぽくなっています。
この辺りから完全に登山道になり、急登が始まります。
2025年06月02日 10:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 10:04
この辺りから完全に登山道になり、急登が始まります。
斜面は急ですが、歩く人が少ない割に踏み跡は明瞭です。目印テープも多めに付けられています。
2025年06月02日 10:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 10:41
斜面は急ですが、歩く人が少ない割に踏み跡は明瞭です。目印テープも多めに付けられています。
天地山(981m)の山頂に到着しました。急登でペースが上がらず、スタートから2時間45分ほどかかりました。
2025年06月02日 11:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 11:22
天地山(981m)の山頂に到着しました。急登でペースが上がらず、スタートから2時間45分ほどかかりました。
天地山の山頂は狭いですが、数人が休憩するくらいのスペースはあります。
2025年06月02日 11:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 11:23
天地山の山頂は狭いですが、数人が休憩するくらいのスペースはあります。
山頂からの眺望はほぼありません。この日は曇りなので、あまり関係ありませんが…。
2025年06月02日 11:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 11:23
山頂からの眺望はほぼありません。この日は曇りなので、あまり関係ありませんが…。
少し休憩したら、鋸山に向かいます。ここからの下りがこの日の核心部(?)です。
2025年06月02日 11:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 11:30
少し休憩したら、鋸山に向かいます。ここからの下りがこの日の核心部(?)です。
ロープが出現しました。先の方がはかなり切れ落ちています。
2025年06月02日 11:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 11:31
ロープが出現しました。先の方がはかなり切れ落ちています。
一昨日の雨がまだ乾いておらず、石や木の根が滑ります。慎重に一歩ずつ歩きます。
2025年06月02日 11:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 11:33
一昨日の雨がまだ乾いておらず、石や木の根が滑ります。慎重に一歩ずつ歩きます。
核心部を下り終えて上を見上げます。ちゃんと足場は確保できるので、丁寧に歩けば問題ありません。
2025年06月02日 11:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 11:39
核心部を下り終えて上を見上げます。ちゃんと足場は確保できるので、丁寧に歩けば問題ありません。
核心部が終わった後の急登の方がキツイです。御前山まで歩けるのか、不安になってきます。
2025年06月02日 11:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 11:53
核心部が終わった後の急登の方がキツイです。御前山まで歩けるのか、不安になってきます。
ヤマツツジが咲いていました。この日は花はほぼ見られなかったので、貴重な癒し要素です。
2025年06月02日 12:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 12:00
ヤマツツジが咲いていました。この日は花はほぼ見られなかったので、貴重な癒し要素です。
鋸山の登山道に合流しました。昔は天地山方面の標識がありましたが、だいぶ前に撤去されています。
2025年06月02日 12:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 12:12
鋸山の登山道に合流しました。昔は天地山方面の標識がありましたが、だいぶ前に撤去されています。
鋸山(1109m)に到着しました。天地山からは50分ほどかかりました。
2025年06月02日 12:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 12:25
鋸山(1109m)に到着しました。天地山からは50分ほどかかりました。
スタートから4時間近く経過しているので、ここで昼休憩にします。パスタを作ってコーヒーを飲んでいたら1時間近くも休憩していました。
2025年06月02日 12:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 12:25
スタートから4時間近く経過しているので、ここで昼休憩にします。パスタを作ってコーヒーを飲んでいたら1時間近くも休憩していました。
休憩して少し体力が回復したところで、御前山の方面に向かいます。鋸山から御前山に向かうのも約10年ぶりです。
2025年06月02日 13:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 13:20
休憩して少し体力が回復したところで、御前山の方面に向かいます。鋸山から御前山に向かうのも約10年ぶりです。
一気に標高を下げて鋸山林道に出ました。向こうに見えるのはトイレです。
2025年06月02日 13:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 13:27
一気に標高を下げて鋸山林道に出ました。向こうに見えるのはトイレです。
地図上だと未だに「鋸山避難小屋」とありますが、20年以上前に撤去されています。今は公衆トイレしかありません。
2025年06月02日 13:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 13:27
地図上だと未だに「鋸山避難小屋」とありますが、20年以上前に撤去されています。今は公衆トイレしかありません。
トイレの傍を通って先に進みます。この先は急なアップダウンの多い尾根道です。
2025年06月02日 13:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 13:28
トイレの傍を通って先に進みます。この先は急なアップダウンの多い尾根道です。
鞘口山(1142m)に到着しました。あまり山頂感はないですが、ベンチが設置されており休憩できるようになっています。
2025年06月02日 13:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 13:55
鞘口山(1142m)に到着しました。あまり山頂感はないですが、ベンチが設置されており休憩できるようになっています。
鞘口山から20分ほどの距離にあるのがクロノ尾山(1179m)です。急な斜面を1時間近くも歩いているのに、鋸山から70mしか標高が上がっていないのが理不尽に感じます。
2025年06月02日 14:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 14:15
鞘口山から20分ほどの距離にあるのがクロノ尾山(1179m)です。急な斜面を1時間近くも歩いているのに、鋸山から70mしか標高が上がっていないのが理不尽に感じます。
クロノ尾山から先は登り基調になり、歩いた分だけ標高が上がっていきます。御前山避難小屋との分岐に来ました。
2025年06月02日 14:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 14:54
クロノ尾山から先は登り基調になり、歩いた分だけ標高が上がっていきます。御前山避難小屋との分岐に来ました。
御前山(1405m)に到着しました。御前山は5年ぶりですが、鋸山から縦走したのは約10年ぶりです。以前はここまでキツくなかった記憶ですが、天地山を経由した影響か、脚力が衰えているのか…?
2025年06月02日 15:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/2 15:04
御前山(1405m)に到着しました。御前山は5年ぶりですが、鋸山から縦走したのは約10年ぶりです。以前はここまでキツくなかった記憶ですが、天地山を経由した影響か、脚力が衰えているのか…?
この日は一面の曇り空で、何も見えません。しかし、樹々の成長によるものか、この山は段々と視界が狭くなっている気がします。
2025年06月02日 15:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 15:05
この日は一面の曇り空で、何も見えません。しかし、樹々の成長によるものか、この山は段々と視界が狭くなっている気がします。
脚力回復のために15分ほど休憩しましたが、羽虫が凄くて閉口しました。
2025年06月02日 15:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 15:05
脚力回復のために15分ほど休憩しましたが、羽虫が凄くて閉口しました。
御前山から15分ほどの距離にあるのが惣岳山(1341m)です。眺望はないですが山頂は広く、ベンチが多めに設置されています。
2025年06月02日 15:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/2 15:30
御前山から15分ほどの距離にあるのが惣岳山(1341m)です。眺望はないですが山頂は広く、ベンチが多めに設置されています。
惣岳山から45分ほど歩くとサス沢山(940m)です。急な下りが続くのでグングン標高が下がって行きますが、滑りやすい箇所もあるので注意。
2025年06月02日 16:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/2 16:12
惣岳山から45分ほど歩くとサス沢山(940m)です。急な下りが続くのでグングン標高が下がって行きますが、滑りやすい箇所もあるので注意。
サス沢山には展望台があり、奥多摩湖を見下ろせます。
2025年06月02日 16:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/2 16:13
サス沢山には展望台があり、奥多摩湖を見下ろせます。
ここから奥多摩湖までは、まだ標識差が400m以上ありますが、だいぶ下界が近付いてきた感じがします。
2025年06月02日 16:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/2 16:13
ここから奥多摩湖までは、まだ標識差が400m以上ありますが、だいぶ下界が近付いてきた感じがします。
サス沢山から5分ほど下ったところで、何と熊の親子と遭遇しました🐻。母熊の方はかなり大きい熊です。まさかこんなメジャールートで遭遇すると思っていなかったので、思わず言葉を失いました。
2025年06月02日 16:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/2 16:21
サス沢山から5分ほど下ったところで、何と熊の親子と遭遇しました🐻。母熊の方はかなり大きい熊です。まさかこんなメジャールートで遭遇すると思っていなかったので、思わず言葉を失いました。
母熊はこちらに気付くとフェイントチャージ(疑似突進)を仕掛けてきましたが、こちらが棒立ちで突っ立っていると急停止し、子熊を連れて斜面を下っていきました。対面した時の距離は50mほどでしたが、生きた心地がしませんでした。
2025年06月02日 16:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/2 16:21
母熊はこちらに気付くとフェイントチャージ(疑似突進)を仕掛けてきましたが、こちらが棒立ちで突っ立っていると急停止し、子熊を連れて斜面を下っていきました。対面した時の距離は50mほどでしたが、生きた心地がしませんでした。
スマホで拡大して撮ったのでボケていますが、中央に見えるのが母熊です。
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スマホで拡大して撮ったのでボケていますが、中央に見えるのが母熊です。
こちらが子熊です。何枚か撮りましたが、なかなか上手く撮れていないものです。
3
こちらが子熊です。何枚か撮りましたが、なかなか上手く撮れていないものです。
熊の気配が遠ざかったところで、熊鈴を付けて歩き出しました(←もう遅い)。この日の熊鈴はやたらと頼りなく聞こえました。
2025年06月02日 16:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/2 16:55
熊の気配が遠ざかったところで、熊鈴を付けて歩き出しました(←もう遅い)。この日の熊鈴はやたらと頼りなく聞こえました。
奥多摩湖の堤防に出ました。何とか無事に生還しました。
2025年06月02日 17:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/2 17:00
奥多摩湖の堤防に出ました。何とか無事に生還しました。
天地山の下りがこの日の核心部だと思っていましたが、真の核心部はサス沢山でした。やはり最後まで気は抜けません。
2025年06月02日 17:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/2 17:02
天地山の下りがこの日の核心部だと思っていましたが、真の核心部はサス沢山でした。やはり最後まで気は抜けません。
奥多摩湖からバスに乗って駐車場に戻って来ました。無事に下山できたことをいつも以上に感謝したい気分でした。
2025年06月02日 17:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/2 17:42
奥多摩湖からバスに乗って駐車場に戻って来ました。無事に下山できたことをいつも以上に感謝したい気分でした。
最寄りの「もえぎの湯」が定休日だったので、「つるつる温泉」に来ました。露天風呂は「ハズレ」の日でしたが、無事に下山できた幸運に比べれば些細なことです。
2025年06月02日 18:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6/2 18:25
最寄りの「もえぎの湯」が定休日だったので、「つるつる温泉」に来ました。露天風呂は「ハズレ」の日でしたが、無事に下山できた幸運に比べれば些細なことです。
撮影機器:

感想

奥多摩駅にほど近いながらも、なかなか行く機会のなかった天地山(981m)。鋸尾根から外れていることも理由の一つですが、「危険箇所がある」とされていることも足を鈍らせる原因となっていました。
天地山の登山道は、ヤマレコ上は一般ルートになっていますが、20年くらい前の地図だと破線ルートで、奥多摩の中ではキツめの山とされていました。
しかし、今回歩いてみると意外とコースは整備されており、山頂直下の急な下り(お助けロープあり)も丁寧に歩けば問題ないレベルでした。天地山は多摩百山(2021年選定)や東京百名山(2023年選定)に選ばれていますが、近年は登山道の整備が進んでいるのかもしれません。
今回の目標であった天地山を無事にクリアし、後は消化試合のような感覚で黙々と歩いていましたが、御前山を過ぎてサス沢山を少し下ったところでハプニングが発生しました。熊の親子🐻と遭遇したのです。

時刻は16時20分頃で、日照時間の長いこの時期なら日没を気にする時間ではないですが、17:24のバスを逃すと次は18:59なので、やや急ぎ気味に歩いていました。そして、ふと前方を見渡すと50mほど先を黒くて大きな生物が登山道を横切ろうとしていました。子熊を連れた大きな熊でした。雄の熊は子育てはしないので、母熊と見て間違いないでしょう。

母熊はこちらに気付くと登山道上に立ち止まり、じっとこちらの様子を伺っています。「まさか…こんなメジャーな登山道で!?」と心の中で思いつつも、全身は硬直したままです。
これまで山中で熊を目撃(遭遇)したことは割とありますが、親子の熊と遭遇するのは初めてです。母熊は子熊を守ろうとして攻撃的になるとされるので、これはかなりマズイ状況です。母熊は5秒位こちらを見つめていましたが、おもむろに姿勢を低くすると、こちらに向かって突進して来ました。

突進してくる熊を茫然と眺めながらも、身体はピクリとも動きません。走馬灯が頭をよぎりかけましたが、母熊は10mも進まない内に急停止すると、子熊を連れて左の斜面(熊から見れば右)を下っていきました。威嚇のためのフェイントチャージ(疑似突進)だったのか、何もできないヘタレ野郎だということを見抜かれたのかは分かりませんが、無事にやり過ごせたのはラッキーでした。
熊の気配が遠ざかったところで、ザックに熊鈴を取り付けて歩き出しましたが、とにかく鈴の音が頼りなく、ビクビクしながらの下山となりました。

後日、熊の出没情報を奥多摩町観光産業課に連絡しましたが、サス沢山付近は熊の目撃情報が相次いでいるそうで、現在はかなり「出やすいエリア」となっています。これから計画される方はご注意ください。

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コメント

SHAKATAKさん

こんばんは💦
無事に下山…ホントによかったです!
クマさん初めてでは無くてもさぞ驚かれたことと思います💦御前山でも普通に遭遇するんですね😓
私もいつも会いませんように…と思いながら歩いていますがせめて熊鈴は忘れないようにしたいと思います…情報ありがとうございます🙇‍♀️
お疲れ様でした⛰️
2025/6/5 22:08
あずきさん

コメントありがとうございます。
熊と遭遇した(相手の存在に同時に気付いた)のはこれが3回目ですが、いざその場面に遭遇すると、何も出来ませんでした。
今回は50mくらい離れていたので良かったですが、これが10mの距離で鉢合わせしていたら、どうなっていたか分かりません。
役場の人にも「ちゃんと熊鈴を付けてください」と言われましたが、やはり自分の存在を相手(熊)にアピールすることは大事ですね。
とりあえず、もっと大きい熊鈴をポチろうと思いました。
2025/6/5 23:21
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