記録ID: 8253844
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無雪期ピークハント／縦走
奥秩父
両神山(坂本BS〜日向大谷口BS)[前泊]
2025年06月06日(金) [日帰り]
埼玉県
Barklay
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:25
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,341m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 9:23
距離 15.0km
登り 1,853m
下り 1,724m
| 天候 | 高曇り(霞) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
小手指 16:11-16:29 飯能 西武池袋線(飯能) 飯能 16:43-17:32 西武秩父 西武秩父線(西武秩父) 前泊・かめのこホステル ￥4500 西武秩父駅BS 6:25-6:58 小鹿野役場BS 西武バス小鹿野線（小鹿野車庫）￥490 小鹿野役場BS 7:05-7:40 坂本BS 西武バス志賀坂線（坂本）￥530 [帰]日向大谷口BS 17:15-17:50 薬師の湯BS 小鹿野町営バス(三峰口駅)￥200 薬師の湯BS 19:05-19:19? 小鹿野町役場BS 小鹿野町営バス(小鹿野町役場・終便)￥200(乗継券でタダ！) 小鹿野町役場BS 19:52-20:33 西武秩父駅BS 西武バス(西武秩父) 西武秩父 20:45-21:34 飯能 西武秩父線(飯能)￥796 飯能 21:41-22:29 池袋 西武池袋線急行(池袋) 池袋 22:47- 副都心線通勤急行(元町・中華街) バス前便15:10- 後便18:30-薬師堂、小鹿野町役場乗換 薬師の湯からの西武秩父行バス18:15あり これなら22時前に家に帰れた… |
| コース状況／ 危険箇所等 |
マイナーコースに慣れてれば特に問題なし [登山口〜大岩] 序盤違う沢筋を行かないよう注意 基本的に河原沢川の左岸を維持 渡渉は最低5回(自分は7回した) 最後の一回以外は渡渉後すぐに戻る [大岩〜八丁峠] 急登、1200mあたりからつづら折り始まる 道じゃない？と思ったら折り返している場合があるのでそれだけ気をつける [八丁峠〜西岳〜東岳] 鎖場だが鎖使わなくても登れるレベル 岩場そのものよりアップダウンがかなり激しいので時間・体力との戦い [東岳〜日向大谷口] 平易だがたまに岩場、急登、渡渉あり 地面もやや滑りがちで正直ここがいちばん悪路かも |
| その他周辺情報 | [前泊時] 田舎うどんわたなべ 武蔵野うどん風 安い 美味い つまみも○ 店主や常連さんと喋りながら待つ店 ベルク(スーパー) 安いし惣菜もよくてかなり便利 [下山後] 両神山荘 バッジ2種類￥600、飲料等 薬師の湯 入館料￥700 二子山、四阿屋山のバッジあり 直売所や食堂は17:00ごろ閉まる 泉質は循環で塩素臭くよくわからない… 小鹿野町 焼肉東大門：わらじカツ丼や味噌豚丼など￥1000 提供早い 奥にラーメン屋もあり |
写真
田舎うどんわたなべにてうどん大盛り600円、うどん単体でも美味い。しゃくしなは半分食べちゃってあの量で200円安定の美味さ。イチローズモルトが600円…は、飲みやすい、それだけ。いかにも趣味でやってる感じのお店で美味しく穴場。ジモティや旅慣れてる人のお一人様向けかな。
3
6/5 18:29
田舎うどんわたなべにてうどん大盛り600円、うどん単体でも美味い。しゃくしなは半分食べちゃってあの量で200円安定の美味さ。イチローズモルトが600円…は、飲みやすい、それだけ。いかにも趣味でやってる感じのお店で美味しく穴場。ジモティや旅慣れてる人のお一人様向けかな。
お宿の看板犬。靴の臭いフェチとかいうなにかこじらせたわんわん。におい嗅ごうとすり寄ってくるのに触ろうとするとイヤイヤするやんちゃっ子。
7
6/6 6:14
お宿の看板犬。靴の臭いフェチとかいうなにかこじらせたわんわん。におい嗅ごうとすり寄ってくるのに触ろうとするとイヤイヤするやんちゃっ子。
入山数分でウゲェー。昨日予習した記録でさんざん脅されてるので、先が思いやられてゲンナリ。
へーちゃんと整備してて歩きやすいじゃん！ という罠。みんなの足跡で620mあたりからぴょこんと南に出て800mぐらいで戻ってるやつあるでしょ？ あのルートです。
1
6/6 8:13
へーちゃんと整備してて歩きやすいじゃん！ という罠。みんなの足跡で620mあたりからぴょこんと南に出て800mぐらいで戻ってるやつあるでしょ？ あのルートです。
ということで正解は石垣の右手を行く、です。私は正解路がわからなかったのでこの石垣を思いっきり突っ切って踏み跡に出ましたが、もしかしたらもっと前に分岐があったのかも？ もしくはこのあたりが道だったのかもしれませんが…。
2
6/6 8:17
ということで正解は石垣の右手を行く、です。私は正解路がわからなかったのでこの石垣を思いっきり突っ切って踏み跡に出ましたが、もしかしたらもっと前に分岐があったのかも？ もしくはこのあたりが道だったのかもしれませんが…。
看板と道祖伸と休憩地点。小屋がバキバキに潰れててもうアカン…。
ファースト渡渉タイム。右手にピンテが見えるのでぴょーん…そしてすぐ戻って後ろを見ると…道あるやんけ！（画像左手の歩きにくそうなところ）これは渡渉する必要なかったですね。
2
6/6 8:40
ファースト渡渉タイム。右手にピンテが見えるのでぴょーん…そしてすぐ戻って後ろを見ると…道あるやんけ！（画像左手の歩きにくそうなところ）これは渡渉する必要なかったですね。
なんだこれ…アミガサタケ…？ 季節終わってるからこんなカピカピなのかな…？ 弾力性あって面白かったです。
溜息が出るほどザ・渓谷美。こっちのルートほんと最高…。ということで2往復目の渡渉。渡渉地点は露骨に道がなくなるのとピンテが見えるのですぐわかります。そしてすぐ渡渉しなおすのでこれまたわかりやすい。
3
6/6 8:53
溜息が出るほどザ・渓谷美。こっちのルートほんと最高…。ということで2往復目の渡渉。渡渉地点は露骨に道がなくなるのとピンテが見えるのですぐわかります。そしてすぐ渡渉しなおすのでこれまたわかりやすい。
モノレール発見！ 予習通り発見できて嬉しい。しかしバキバキで今にも崩れそう。
カメラで撮ったのとスマホで撮ったのが混ざってます。ちょっと明るすぎる気もしますが、現実には美しい緑が映えていたので少しでも伝わっていただければ。
4
6/6 8:58
カメラで撮ったのとスマホで撮ったのが混ざってます。ちょっと明るすぎる気もしますが、現実には美しい緑が映えていたので少しでも伝わっていただければ。
この気泡、そして透明度の高さ！ 沢なんて幾度も見てきたはずなのに、なんだか興奮してしまいました。
一瞬チチタケか〜とも思いましたが、家で調べてみれば…んん？ ドクササコ……？？ かの有名なアイツか…？
そして3往復目の。ここだけ少し難所かも？ ちょうど全体図みたいになってますが、まず対岸に渡り、正面に見える重なった岩のあたりを隙間を縫って登ります。
1
6/6 9:02
そして3往復目の。ここだけ少し難所かも？ ちょうど全体図みたいになってますが、まず対岸に渡り、正面に見える重なった岩のあたりを隙間を縫って登ります。
前の画像から対岸に渡ったところ。気泡がキレイ。目の前の岩は簡単に登れそうですが、岩と岩の間がかなり空いているので厳しい。
天然のジャグジー。ここでひょろっと黒い魚影が2つ見えて大興奮！
ちなみに右岸のまま登れるのでは、と思い試そうとしましたが…左の岩を見るとわかるように高低差結構あるんですよねこれ。危険なんでやめました、が左側も岩の間に幹がはえてて進みにくい。
3
6/6 9:07
ちなみに右岸のまま登れるのでは、と思い試そうとしましたが…左の岩を見るとわかるように高低差結構あるんですよねこれ。危険なんでやめました、が左側も岩の間に幹がはえてて進みにくい。
先程の岩を降りてそのまま中州を奥に向かいます。ここだけちょっと沢登り気分。
そうしてこのあたりで左岸を見ると上の方に道が見えるので、一度Z字に折れて登っていきます。
するとロープがついてますので10m下の沢に滑り落ちないよう慎重に通ります。
爪のような滝！ 予習した通りちゃんと見れました！ けど結構下ですね…20mくらい？
いまにも岩が落ちてきそうな沢を渡る…のですが、そこに行くまでの道が狭い。左側の緑と緑の間の斜めったところが道です。湿った地面なのでなおの事お気をつけて。
3
6/6 9:22
いまにも岩が落ちてきそうな沢を渡る…のですが、そこに行くまでの道が狭い。左側の緑と緑の間の斜めったところが道です。湿った地面なのでなおの事お気をつけて。
手前からはまったく見えなかった休憩ゾーン。こうしてみると大きいんですけどね…。
なんか全体的に斜めってて左のがけ下も2~30m下ですが、ここをまっすぐ進みます。
右の方が緩やかかな〜と右を行ってみましたが、あまり変わりませんでした。とにかく左上に向け登っていきませう。浮石は多いですが、ザレザレではないので苦ではありません。
1
6/6 10:46
右の方が緩やかかな〜と右を行ってみましたが、あまり変わりませんでした。とにかく左上に向け登っていきませう。浮石は多いですが、ザレザレではないので苦ではありません。
はえー自然の造形ってすごいなーと軽い崩落地を眺めてました。すみません本当は迷ってこっちに行きかけました。来た道を折り返しましょう。ここからずっと九十九折れです。
1
6/6 10:53
はえー自然の造形ってすごいなーと軽い崩落地を眺めてました。すみません本当は迷ってこっちに行きかけました。来た道を折り返しましょう。ここからずっと九十九折れです。
しばらくはイージーモードでしたが、八丁峠に出る直前だけ倒木で進みにくかったです。
ここを登り切ればいよいよ岩場ゾーン。楽しみ…いやちょっと疲れたかな…。
木の根がしっかりしているのでこれでも登りやすいです。VRだとこれがボロボロで力かけられないですからね…。
手使わないでも足だけで登れる…。伊豆ヶ岳の男坂みたいなかんじ。
え…さすがに左のもっこりが西岳ですよね…？ 真ん中のエグい急峻なやつはなんなん…。…実際には確かに西岳でしたが、その前に更に行蔵峠なる偽ピークがありました…。
3
6/6 12:06
え…さすがに左のもっこりが西岳ですよね…？ 真ん中のエグい急峻なやつはなんなん…。…実際には確かに西岳でしたが、その前に更に行蔵峠なる偽ピークがありました…。
うわぁ…めっちゃ下る…。直選距離10mで2〜30mは下る…。岩場そのものよりこのアップダウンが辛いです。
そして登る。ホールド探し面倒臭くなって鎖使っちゃったのが5，6回ほどありましたがここらへんだったかな？
岩質が安定してるので登りやすい。左→右→左と登って行ったかな？
真ん中のあたりだけ鎖使ったかも？ どのみちもうちょっと登攀速度を上げたいところです。
アップダウンすごい…。左の雪がちらっとみえるのはなんだろ、八ヶ岳…？
ここも思いっきり下まで降りて、真ん中に見える筋のところを登ります。ちょうど人が下っているところが映ってるんですが…見えないかも。しかし皆さんメットはつけるのに登り降りの声掛けはしないのね。鈴つけない人いると気配もわからないので更に怖いです。
4
6/6 12:49
ここも思いっきり下まで降りて、真ん中に見える筋のところを登ります。ちょうど人が下っているところが映ってるんですが…見えないかも。しかし皆さんメットはつけるのに登り降りの声掛けはしないのね。鈴つけない人いると気配もわからないので更に怖いです。
前の画像を下ったところ。このあたりは木の幹も丈夫なので助かります。ここも鎖なしでOK。
ここはリッジを歩いた方が楽ですね。見た目ほど怖くもありません。
見てくださいよこの木の幹…掴みたくなるでしょう？ いいんですよ、全体重かけてしまっても…ホラホラ。
迫力あります。が、ここも結構楽な方です。壁に突っ張って登ると気分はまるでSASUKE。
それよりふと下が見える崖の方がこわいです。足が生まれたての小鹿状態。
おっ、右端に赤城が見える！ 真ん中のなだらかな三角形はなんの山だろう…御荷鉾山周辺…？ 群馬も楽しそうだなぁ。
思わず進みたくなる右の道には×印。渋々真ん中の岩肌を登ります…。
西岳とは対照的に北東方面への展望が開けています。当初の計画だとここが唯一の休憩地点でした。んなアホな…。
霞んではいますが、こうしてぎりぎり赤城が見えるだけ恵まれてるのかな。直線距離はかったら70km弱でした。
左のほうにちょこっとだけ二子山が見えますね。今まで見えなかったんですよ彼ら…。今後も見えないんですよ彼ら…。あんなに一緒だったのに…。
4
6/6 13:31
左のほうにちょこっとだけ二子山が見えますね。今まで見えなかったんですよ彼ら…。今後も見えないんですよ彼ら…。あんなに一緒だったのに…。
東岳から先は平易な登山道。こんな盛り上がりもあるけれど、どこか高尾からの稜線っぽい道です。
ようやく辿り着きました。坂本の麓にあったCTは多分0.5〜0.6の速さじゃないかな…と思うも、両神山荘の山中夫妻の話でそれが常識であることを知る。恐ろしい…。
5
6/6 14:09
ようやく辿り着きました。坂本の麓にあったCTは多分0.5〜0.6の速さじゃないかな…と思うも、両神山荘の山中夫妻の話でそれが常識であることを知る。恐ろしい…。
奥多摩のどっか。先日登った和名倉すらわからないよ〜〜。奥多摩の山ってなんでこんなに特徴に乏しいんですかね…。
やっぱり、今まで辿った道程が見えるってのはいいですよねえ…縦走の醍醐味ですよ…。いつか向こうの群馬県境も行きたいところ。
んで、八ヶ岳ってこっちですよね…？ 蓼科っぽいのが見えるし…。それじゃさっき見えた雪がちらっと見えたのはなんだったんでしょう…？
3
6/6 14:16
んで、八ヶ岳ってこっちですよね…？ 蓼科っぽいのが見えるし…。それじゃさっき見えた雪がちらっと見えたのはなんだったんでしょう…？
今回、ここが一番滑りました。あんだけハードだったコースでは一度も滑らなかったし靴の中にゴミが入り込んだりもしなかったのに…。
4
6/6 14:45
今回、ここが一番滑りました。あんだけハードだったコースでは一度も滑らなかったし靴の中にゴミが入り込んだりもしなかったのに…。
もりのようかん。中はキレイでゴースとかロトムが出てきそうな気配はなかったです。
突如ピンテが大増殖しました。なにここ…。ちなみに全部で7つありますが見つけられるかな〜？
こちらのルートにもいくつか渡渉あり。それにしてもあのピンテ長いな…。
こちらも負けず劣らず水は綺麗ですが…やっぱり坂本ルートの方が美しいかなぁ…。
地形図見てなんとなく予想できてたさ…会所から先、何度か登りがあるって…。
憧れの両神山荘。宿泊はできませんでしたが、バッジ置いてる+バスまで時間があるのでお立ち寄り。とても90歳付近とは思えないお二人でした。でも宴会する団体にはちょっと頭を悩ませてる様子。
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6/6 16:35
憧れの両神山荘。宿泊はできませんでしたが、バッジ置いてる+バスまで時間があるのでお立ち寄り。とても90歳付近とは思えないお二人でした。でも宴会する団体にはちょっと頭を悩ませてる様子。
そして頂いちゃいました。こんにゃくがウマすぎる…。お漬物は単体だとちょっとしょっぱいけど登山後の身体に合うしごはんが進むやつ！ 遠慮されましたが半ばこれ目当てだったので無理矢理寸志渡してきました。泊まりで山菜や花の天ぷらとかおひたしとか色々食べたいなぁ〜…。
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6/6 16:45
そして頂いちゃいました。こんにゃくがウマすぎる…。お漬物は単体だとちょっとしょっぱいけど登山後の身体に合うしごはんが進むやつ！ 遠慮されましたが半ばこれ目当てだったので無理矢理寸志渡してきました。泊まりで山菜や花の天ぷらとかおひたしとか色々食べたいなぁ〜…。
そ、そんなつもりじゃ…。小鹿野町で30分もアタシを待ちぼうけさせるバスが悪いんだからね！！！！（小鹿野町／東大門／味噌漬け豚1000円）
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6/6 19:31
そ、そんなつもりじゃ…。小鹿野町で30分もアタシを待ちぼうけさせるバスが悪いんだからね！！！！（小鹿野町／東大門／味噌漬け豚1000円）
イワカガミそろそろちょっと飽きてきちゃったかも…。剣が峰の方にはいません。
感想
気温 常に20±2℃の範囲
湿度 おおむね60〜70％ 沢近いと80％
風 微風
消費水量 1200ml
今回は候補がいくつかあり、�＼崚�〜苗場〜佐武流山〜切明温泉、��男体山&女峰山〜霧降高原、��坂本から赤岩尾根、�そ銃鵐�岳〜(根場民宿泊)〜精進湖と迷ってました。予報は晴れだったのが土曜は山間部雨に変わってしまい、�”直貉劃坐阿�4〜5mの雪庇無理、��雨天下女峰山周辺の岩場いたくない、�２嫉蓋�&幕営地がうまく計画立てられない、�いい弔任發い韻襪箸里海箸如∀�線維持が危ぶまれる志賀坂線の終点坂本まで二回目の訪問です。ちなみに運転手さんに聞いたらそんな話は聞いてないとのこと。
両神山も十二ヶ岳と同じくあまり期待してませんでしたが、そんなネガティブは登り始めて数十分で吹き飛びました(登り始めて数分で倒木にあたりゲンナリしたのはナイショ)。新緑と渓谷のコントラストが美しすぎるんです。迫力ある清流の間近を緑の屋根の下登っていく時間は溜息しか出ません。滝壺の泡の中に魚影を見つけた瞬間など心が踊りました。しかも良いことに、思ったより迷いません。確かにピンテは少ないし荒れてはいますが、ルートファインディング必要というには踏み跡明瞭です。渡渉は靴が悪いので少し怖いですが濡れる場面もなく、楽しく渡れました。大岩から先も傾斜はキツくなりますが、マイナーコースとしては平易な部類。靴の中にゴミも入らないし快適でした。
予定より一時間の猶予を残し八丁峠。少し暑くなってきましたが、予想より雲が多く気温は21℃と快適。展望はあまりありませんね。さすがにこの先行く両神山のギザギザを間近に見ると絶望でしたが…その絶望通り、ここから一気にペースが落ちました。岩場自体は鎖に頼らずともいけるレベルですが、アップダウンが激しすぎてとにかく体力が削られます。なんだかんだで西岳まで1時間、東岳まで50分とひどい有様。これは赤岩尾根だとどうなっていたやら…。東岳から先は楽々…と見せかけて、両神山頂直下は距離の割に時間がかかります。結局そこで猶予はすべて使い果たしました。展望は…まぁ赤城、富士、荒船と雲に浮かぶ浅間山(かっこよすぎ！)が見えたからまぁいいかといったところ。本当は八ヶ岳も見えると期待してたんですけどね。
その後日向大谷口へ急ぎつつ、山荘跡観察やら湧水補給やら結構時間を食いました。山荘は本当に立派なので休止中なの勿体ないと思います。中に誰もいませんよでしたが、下山時スライドした、ヨロヨロしてた大柄の男性は大荷物だったので一人だけ止まるのでしょう。でも足取りがヤバかったし大丈夫かなアレ…。会所から先、予測してたとはいえ登りの連続でしたがなんとか予定より15分早く下山、せっかくなのでバッジを名目におばあちゃんのご馳走期待という下心をもって両神山荘を訪れました。お二人ともこたつで寛いでまして、色々とお話が楽しめました。さすがに庭である近辺は詳しい…だけでなく、コースタイム設定がなんかおかしい(笑)八丁峠〜西岳、東岳〜西岳が10〜20分とかぬかしよる…。それでも90と87のお二人がこんなに元気なので、当時はそれで行けたんでしょうねぇ。おばあちゃんはかつて両神山荘までのバスの運転手をしていたらしく、今でも買い出しに運転しにいくそう。ひ孫が生まれたやら娘が手伝いにきてくれるやら、老いてなお人生楽しそうなお二人でした。今は土曜のみ定員10人ちょっとだそうですが、いつか泊まってイワツツジの天ぷら(!?)やら、ここならではの山菜野菜を食べたいものです。あ、アップしましたがご馳走美味しかったので心添え…したら饅頭頂いてしまいました。いつもすまないねぇ…。その後、ハイテンションな町営バスの運転手さんとお話し、楽しく山をあとにしました。
渓谷は美しかったし、色々要素が詰まっていたし、ごはんも美味しかったし、両神山荘にも寄れたし前評価を覆しての満足感でした。唯一花が少なかったところは不満かも。あと薬師の泉質…。そういえば帝釈山周辺は6/8が山開きのようで行きたいんですが、帰りが…徒歩下山だと麓17時なので帰れない…。
P.S.吾野のトンネル内で鹿と接触して電車止まりました…人生で3回目くらいかも。運転手さんかわいそ〜
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坂本までのバスで一緒になりました。
両神山への山行記録はとても参考になりました。
近々ぜひ行きたいと思いました。
私は二子山の東岳から見た西岳にひよってしまい
上級者コースはパスしてしまいました😢
それでも天気に恵まれ、
岩陵歩きがとても楽しい1日になりました。
またどこかでお会いできればと思います。
あ、やはりそうでしたよね！
わざわざコメントくださりありがとうございます。
西岳の上級者コース、私も最初はそちらにいこうと思ってたのですが現地で日和ったタイプです。
パスしてたのを見て「あ〜〜〜なるよね〜」とニヤリとしてました。
東岳のハーケンを足場にするところはドキドキしましたね。
そこから見る両神山もよかったですねぇ。浅間も見えて…。
両神山は坂本コースが特にオススメです。
公共交通機関ならまたお会いするでしょう、ご安全に！
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