白雲ゼブラと裾合平チングルマを求めて


- GPS
- 13:38
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 1,635m
- 下り
- 1,553m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:48
天候 | 7月12日 晴れのち曇り 7月13日 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<黒岳〜白雲岳> 黒岳へは急登。ルートは良く整備されています。 赤石川の渡渉は水量少なく、靴が濡れる心配なし。 北海岳から白雲岳分岐間に残雪トラバースがあるが勾配は緩い 白雲岳直下は大岩地帯を登る。 <北海岳〜中岳温泉> 快適な稜線。間宮岳から中岳温泉への下りは侵食が著しいが 補修作業が各所で行われている。 <裾合平〜姿見駅> 朽ちた木道からグレーチングへの交換作業が随所で行われている。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉 涌駒荘 ¥1200 |
写真
装備
共同装備 |
テカポ ガスコンロ装備
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感想
5年前の旭川長期出張の時に初めて大雪山系の山々を歩き、
その時にもっとも感動したのが「白雲岳からみた旭岳ゼブラ」
そしてその旭岳の裾野に広がる恐らく日本一の規模を誇るチングルマ群生地。
この大絶景をぜひ見てもらいたくて、
大阪からkomorinさん、神奈川からpopokoさんをご案内させていただいた。
初日、黒岳ロープウェイで縦走パスチケットを購入。
この一枚で旭岳ロープウェイも利用出来て、ステッカー等の限定品もセットという
お得なチケットだ。
黒岳ではガスガスであったが次第に晴れ渡り、
ルート沿いに咲くチングルマに目を奪われ、足取りを奪われて
歩みはスローとなっていく。
北海岳で予定通りの白雲岳に進むか、そうすれば旭岳ロープウェイの最終便17:30
に間に合うか・・・・
チームの足取り、意気込みを確認し、三人の足は白雲岳へと向かうことに。
白雲岳のゼブラは山頂に登るまでは全く見えないという展開。
ひたすら歩き、山頂直下の岩石帯を越えて、さあ顔を上げると・・・・
目の前にはあの美しき白と緑のゼブラ模様が広がっていた。
komorinさんは以前トムラウシから旭岳に歩いたそうだが
白雲岳には登らなかったそうだ。
popokoさんは今回が初めてのグリーンシーズン北海道。
お二人の感動の声に無事にこの絶景を案内出来たことに
こちらも感激する。
しかし、最終便の時間は刻々と迫る。
更に歩みを早め北海岳まで戻った。
時間を確認するとあと4時間弱。
私の右膝の腸脛靭帯炎がここで始まったので
鎮痛剤でごまかしながら先を進む。
次第に辺りはガスに覆われて、二つ目の絶景ポイントの裾合平は真っ白な状態。
ここで頭を巡らせて思案する。
明日の富良野岳は中止し、再び裾合平へ上がってこうようか・・・
鎮痛剤でごまかした膝は明日は富良野岳での下りは持たないだろうし・・・
お二人にも私のプラン変更を了承してもらい、
ガスに覆われた裾合平はほとんど写真も撮らずに歩みを進める。
17:01 姿見駅着。なんとか間に合った。
この日は白銀荘でビールにて乾杯、就寝。
翌朝、我々三人は快晴の空の下、裾合平で歓喜の声を上げていたのであった。
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