立山三山縦走(雷鳥と出会う絶景ハイク、最高の天気かと思ったら最終日は荒れるんかーい!)

- GPS
- 15:07
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,225m
- 下り
- 1,233m
コースタイム
- 山行
- 0:54
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 1:52
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 4:44
| 天候 | 7/13晴れ 7/14晴れ、強風 7/15風雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されていて歩きやすい道でした。雪渓が残る箇所が多く、特に浄土山の登山口と室堂山荘の間は階段の上の雪渓があり歩きにくく感じました。私は気合いでつぼ足で行ってしまいましたが軽アイゼンやチェーンスパイクがあると歩きやすいと思います。 |
| その他周辺情報 | みくりが池温泉の売店で購入できるホットピザが美味しかったです。焼きたてのピザはもちろん、ホットソースがどれも美味しいです。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
雷鳥を見たいと君が言ったから、雷鳥荘を予約しました。ついでに以前からの目標のひとつだった立山に登ることにしました。せっかく登るので縦走することにしました。山を渡ることは楽しいからです。
初日、最高のお天気で室堂を散策しました。高度順応を兼ねてゆっくりします。雷鳥荘に着いて、温泉に浸かり(頭も体も洗える!)、ダラダラしたり雷鳥を探したりして過ごしました。
二日目、天気はいいけど風が強いです。この日は別山まで登り、剱御前小舎に戻って泊まります。キャンプ場から山に取り付くところで道を間違えました。特に分かりにくくないので他に間違える人は少ないと思いますが気をつけてください。雪渓を渡りますがへっちゃらです。後ろを振り返り振り返り登っていきます。砂浴びをする雷鳥さんにも会えました。かわいいね。
剱御前小舎まで上がったら絶景の稜線歩きで別山まで向かいます。どこか落ち着けそうなところがあればお弁当を食べたかったのですが、どこもアブが多く断念。びっくりこそしないけどなかなか慣れないんですよね。いそいそと下山して(また雷鳥さんが!)剱御前小舎に入りました。
小屋では暇を極めたので将棋を指して過ごしました。外はどんどんガスってきて真っ白に。夕ご飯の後また晴れてそうだったのでちょっとお散歩をしました。小屋からすぐの剱御前への登山道の途中に小高い岩山があり、そこに登ってみると360度の絶景!この登山のハイライトとなりました。
夜は暴風雨、という予報の通り夜中はものすごい風でした。朝も雨風強く直前まで迷いましたがやはり三山縦走することにしました。まだ元気あったので。
朝のうちだけ雨という話が昼頃まで雨、15時ごろまで雨、と後ろ倒しになり、その通りに15時ごろまで雨でした。眺望は無く、時折吹く暴風に耐えながら淡々と歩きます。でもこれが最高に山やってる!って感じで楽しいのです。小屋を出てから誰にも会わず、次に会ったのは大汝休憩所の小屋番さんでした。真砂岳から富士の折立までが長くきつかった……。大汝休憩所で元気をもらい、雄山まではすぐでした。ここでこの日初めて登山者に会いました。こんな天気で登ってくる人がいるんだなぁ。
登頂の喜びもそこそこに浄土山へ向かいます。また誰もいない静かな道です。そして思ったより険しくて遠い。浄土とは?と思いましたが山頂付近は確かに浄土でした。お花畑が広がるのどかで静かな楽園です。雷鳥さんの親子もいました。
登りが険しければ下りも険しいです。岩山をただよじよじと下っていきます。雨は相変わらず降ったり止んだりしていてペースは上がりません。下りきったと思ったら今度は遊歩道上に雪渓が多く、軽アイゼンを取り出す元気もなく滑りながら下りました。遊歩道なのに厳しい!この遊歩道が一番きつかったです。
そんなこんなでギリギリの下山となりました。室堂限定の星空の雫だけゲットして駆け足でアルペンルートのバスに乗り込んだのでした。
2/3はいい天気で、雷鳥にもたくさん出会えたので全体的には大満足です。やっぱ悪天候での山行はキツイですけど、それはそれでアドレナリンが出てたまらなく楽しいものです。欲を言えば晴天の雄山も知りたいですけどね。
あゆかん
taku



















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