岩湧山《関西百名山》


- GPS
- 5080:25
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,618m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:04
天候 | 曇り一時霰のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山口:滝畑ダムBSから南海バスで近鉄長野線河内長野駅 |
写真
感想
南海高野線の天見駅に降り立ち駅南側の踏切を渡った。谷を上る林道があり少し歩くと軽トラで下って来た地元の小父さんが「この先を左に曲がりなさい」と親切に教えてくれ迷うことなく登山道に入れた。35分の登りで旗尾岳(548m)に達した。山頂展望はなく、南東に200m程進むと送電鉄塔があり、南側が開けダイトレの稜線が望めた。比較的しっかりした踏み跡を辿り旗尾岳東峰(570m’)に達するが展望はない。P548を越えると再び送電鉄塔が現れた。ここからは南から西面にかけての展望があった。さらに進むと南側がすっかり伐採された稜線に出て500m程の間は見晴らしが続いた。稜線はそのまま府庁山(610m)に続き、府庁山山頂に到ると展望が利いた。面白い名前だ、大阪府庁が名づけたのかどうかは残念ながら定かでない。
京都を出るときは満天の星だったのに、天見に着く頃には曇り空、そして終にパラパラと降り出してきた。府庁山から十字峠に向けて下ると途中突如として林道が現れ登山道が吸収されてしまった。他の林道が交差したり、分岐したり地形図にも記載はなくただ迷うだけだ。それでも尾根通しと思しき本道を行きダイトレ(ダイヤモンドトレイル)の稜線に近づくと谷が二股に分かれた。右は“沢道(雨後丸太が滑りやすい)”、左は“安全道”と木に巻かれたテープに案内があった。沢道も面白そうだが稜線に出てから西(左)に行くので安全道を採った。パラパラしただけで止んでいた雨が霰となって再び降り出した。レインハットとザックカバーで簡単に雨装備を整え、不明瞭になった踏み跡を登り詰めるとダイトレ稜線に達した。
ここからは2ヶ月前に歩いた道、標識はしばしば現われ、整備された道が続いた。降り始めた霰は激しくなり、ザックカバーの上を転がるように落ちていく。限界だ、完全雨モードに変換した。それにしても晴れる筈だったのに残念だ。西ノ行者を過ぎると丸太階段が延々と続き面白くない。山ノ神の手前でダイトレは舗装された林道となり紀見峠まで続く。前回はこのルートを忠実に歩いたが、今回は山ノ神から左に逸れ尾根道に入り山腹の南を巻き紀見峠で合流した。こちらの方が登山道らしくていい。紀見峠は旧街道と旧国道が越えているが、紀見トンネルの開通で府県境を越える車は殆ど通らず静かな山里の雰囲気だった。
紀見峠を越え岩湧山を目指すが、金剛山へのルートを外れると人気もなくなる。ボ谷(棒谷)へ一旦下り登り返すとボ谷ノ池という殆ど水がなくなり湿地化した小さな池の畔にでて昼食タイムにした。幸い雨・霰も止んだ。ひと峰越すと砥石谷の遡行で、上り詰め再び府県境尾根に乗った。この頃から急速に天気が回復し晴れ間が出てきた。丸太の階段道が続き越ヶ滝からの登山道と合流すると漸く岩湧山三合目に達した。立派な看板とベンチが備わり休憩ポイントとしては最適だが、昼の大休止を取ったばかりなので通過しさらに登り続けた。
登山道右手に現れたピークは根古峰で踏み跡を50mほど入ると山頂に達した。山頂域には反射板があり、3等三角点「加賀田」(750m)は少し外れた所に設置されていた。この位置より反射板の裏手の方が2mほど高いようで山岳標高は752mとなりそうだ。山頂に展望はない。根古峰から30分ほどで南葛城山方面への分岐点となり左手に聳える阿弥陀山(849m’)への登り口を捜すが道らしきものはなく、仕方がないので谷筋を藪漕ぎで登った。山頂部は西側が伐採され見晴らしも良い。まるで禿頭のような山頂の岩湧山や和泉葛城山が見通せる。北へそのまま進めば下りられそうな気がしたが、安全策を取り元の道へ引き返した。ダイトレ道に復し五ツ辻に至るとダイトレ道と長尾ルート、千石谷ルートが交わりあと一つ阿弥陀山からの不明瞭な踏み跡が合わさり“5つの辻”となっているようだった。
さらに進み右手から兼松新道(急坂の道)が合流すると岩湧山東峰(862m’)で少し下り、鞍部に達するとカヤトの草原となり、丸太階段を登りきると岩湧山(897m)の山頂に達した。2等三角点「岩湧山」があり原っぱの山頂は東に金剛山、葛城山、二上山、西に和泉葛城山、北は大阪平野が広がり素晴らしい眺めだ。夏はササユリが咲くという。
下山はキトラ山(790m)、扇山(762m)を経て滝畑ダムへ下りるがダイトレは扇山の手前から南に下っている。地図を確認しないまま階段道を50m程下りてしまい右手に大きな山体が壁になってきたのに不審を抱き地図を見ると間違いに気づいた。引き返して扇山に向かうがピークが3つあり、夫々に私製の山頂標識があり惑わされるが一番西のピークが正解だった。ここからは凄い斜面を木に摑まりながら下り、滝畑ダムの畔の民家の裏に出てきた。バス停の位置が上流側に100m余り移動しており、14:15発の河内長野行きバスに滑り込みで乗ることができた。河内長野駅近くに長野温泉なるものがあり、エルサンティ河内長野荘で日帰り入浴ができるはずだったのに、温泉だけの利用はできないとのことでガックリして近鉄線で帰途に着いた。
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