南ア横断(地蔵-仙塩-左俣-池山吊-辻山南西-ナジカ)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 69.2km
- 登り
- 6,551m
- 下り
- 6,992m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:20
- 山行
- 14:50
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 17:30
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:30
写真欄参照
天候 | ずっとド快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バスタ新宿2130-伊那BT0030(夜行バス) 伊那BT0430-仙流荘0510(モーニングジオライナー) (帰) 在来線(中央線大遅延阿鼻叫喚) |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇地蔵尾根-仙塩尾根(両俣乗越迄) 一般登山道 〇北岳左俣コース 左俣大滝までは沢歩きレベル(ワラーチ可) 左俣大滝-中白根沢ノ頭は下部不安定なトラバース有るも上部は安定して歩ける 中白根沢ノ頭-両俣分岐は這松と戯れながら歩く 〇池山吊尾根 八本歯ノコル-ボーコン沢ノ頭は這松煩わしい 〇辻山南西尾根 下部は無理くり這い上がる 上部は踏跡やテープを忠実に辿ると楽(暗闇だと無理) 山頂直前は匍匐前進で這松と戯れる (@sunatomo 様のログのおかげで突破できました) 〇ナジカ(名称わからん 苺平-甘利山) 大馴鹿峠-千頭星山はザレや岩場あるもお助けロープがあるので無問題 ◎水場 柏木登山口(看板のとこ) 地蔵尾根中間水場(林道終点脇ホース) 高望池(西側斜面5分) 両俣小屋 池山御池小屋(東斜面往復1時間テープ有) あるき沢橋(橋の脇から沢に降りれそう) 南御室小屋 千頭星山手前谷地形(源頭部細い) 椹池(未確認 現地地図に表記有) |
その他周辺情報 | 武田乃郷 白山温泉 日帰り入浴 蕎麦屋併設 韮崎駅2km |
予約できる山小屋 |
仙丈小屋
|
写真
感想
去年歩くはずだったものの沢の増水で破壊され繰り越し
今シーズン一発目の主稜線エリアは未踏ルートだらけの横断コースでした
天気は良ければいいってもんじゃない
少しは頭上にガスをくれ
遠くの尾根にだけ雲かかるな
火傷祭りじゃ
〇1日目 地蔵尾根-仙塩尾根
真夜中に伊那で夜行バスから降ろされ
仕方なくベンチで仮眠
起きたらモーニングジオライナー発射五分前
最後列でもなんとか座れて安堵
仙流荘は人ゴミで鬱
早く一人になるべく市之瀬方面へ退避
このロード歩いてるだけでエモくなる
だらだら上り坂を歩いて柏木登山口
綺麗な簡易トイレとスプラッシュ水場
こじんまりとした登山口にしてはかなりのクオリティ
地蔵尾根長い
途中林道歩かされたりして
なかなか標高を上げさせてくれない
まあ嫌いじゃない
樹林帯の雰囲気が素晴らしい
南アに来た感じがヒシヒシ
でも抜いていく人々口揃えて樹林帯いらん
じゃ北へどうぞ
森林限界越えたら流石の展望
そして人ゴミ
楽園は何処
人を避けて大仙丈の先へ
2年ぶり逆走の仙塩尾根は思ったより快適
下り基調もあって楽しい
乗越から両俣へ
河原に出て釣り人の気配
小屋は大盛況
色んなグループがそれぞれ楽しい時間を過ごしてる
聖地として
山小屋として
輪郭のないコミュニティが心地良い
夕まづめで岩魚を釣ってみたり
おっさんたちと飯を食って
缶ビールもご馳走になって
こういうハイキングの時は基本一人のリズムで過ごすことが多いけど肩肘張らずに楽しむのもいいなと感じました
〇2日目 左俣コース-池山吊尾根-辻山南西尾根
朝イチで渡渉祭り
釣りならじっくり楽しいけど
今回はあくまでルートの一部なので黙々
途中でザック外付けの靴が無くなってるのに気づく
奇跡的に引き返して見つけたけど奇跡的すぎて声出た
とはいえ魚影はちらほらあるので竿を出して
活性なのか腕なのか釣れず大滝まで
ワラーチから靴に履き替える
中白根沢ノ頭まで
取り付きから暫くはトラバースが連続して怖い
慎重に行けば無問題
時間経過で道自体が崩れそうな儚さ
ある程度標高を上げると道も安定して歩きやすい
這松が出てくると尾根はすぐそこ
新しめの看板が見えたらあとは最高の稜線歩き
人もいない静かな空間
遠く北岳や間ノ岳の稜線上には大量の人ゴミ
もう鬱
花を愛で景色を堪能して尾根を上がる
一般道に合流したら虚無
感情を無にしてピーク踏んですぐ先へ
有人小屋には掠らずに吊尾根方面へ
ザレと半端な木片のせいで歩きづらい
八本歯ノコルは割と普通の道
ボーコン沢ノ頭までは遠目歩きやすそ!と思ったら這松煩くて足が傷だらけ
砂払からはゴリゴリ標高下げてすぐ池山御池小屋
辺りの雰囲気が良すぎて虫と暑さが無ければ1泊したい
小屋の内部は涼しかった
水場は遠かった
崖みたいな源頭部で怯えながら取水
200mくらい下ったので往復1時間の表記はあながち間違ってない
復帰してさっさ林道まで下りる
ちょいちょい怖い傾斜の道があって鬱
あるき沢橋に着地
バス停の誘惑に何とか打ち勝つ
重い足を前に出して鷲ノ住山方面へ
訳分からんとこから吊り橋へ降りて対岸へ
この時点で16時くらい
予定では南御室までの2日目
先のことは1回置いといて鷲ノ住山を登る
林道へ着地してだらだら休憩
ハンガーノックがとんでもないことになってて食欲無いけど無理に食べ物をねじ込む
メンタル乗らないまま辻山南西尾根の取り付きまで歩く
とりま行ってあれだったら夜叉神経由で歩いて帰るかってことで
結局南西尾根登り切りました
割と序盤で19時越して暗くなる暗くなる
ヘッデン発動して訳分からん感じに登って
GPSガン見で忠実に人様のログを辿る
ログなかったら普通に遭難してたと思う
鹿用カメラ?に手を振ったり精神汚染まっしぐら
4ルーメンくらいのクソザコヘッデンのせいで先が見えない見えない
半分運ゲーみたいな登り方でなんとかピークへ
山頂直下ラストの這松は背が低すぎて匍匐前進
松ヤニまみれ
なんかしらん大量の羽虫が口にダイブ祭り
散々なまま21時すぎに辻山フィニッシュ
一目散に南御室小屋まで歩いて水場に駆け込む
飯食ってそこらへんで寝ました(寝てない)
○3日目 ナジカ(呼び方わからん尾根)
雲海と日出が染みる最終日
基本下るだけでも訳アリルートは慎重になる
苺平から東へ
600mを一気に下って大馴鹿峠まで
斜面の割に木が密生してるお陰で高度感は感じなかった
峠付近の笹原は雰囲気良すぎて虫さえいなけりゃ長居してた
結局虫が最大の敵
人様のログで大馴鹿峠から千頭星山までが核心とあったのでドッキドキで突撃
蓋を開けたらまあそこそこって感じ
数箇所際どい斜面とかあるけど高所恐怖症でも心動きづらいレベルで安堵
道も歩きやすいしテープも多くて迷わない
あっという間に千頭星山
もうこっからはご褒美トレイルでした
訳分からんくらい歩きやすいし景色はいいしここだけ歩きに来る人が多いのも頷ける
半ばスキップで甘利山まで
もう山ってより観光地感が強い
南アなのかここは
甘利山から韮崎まで徒歩で下る
椹池まではトレイルがあるけど一部大薮になっててウエッティで鬱
割と茂茂めなので注意
椹池はありえん濁り方してて沼みたい
あとはひたすらロード
標高を下げるとどんどんなくなる日陰
灼熱上がり続ける気温
沢沿いに降りたら我慢できず沢にダイブ
夏休み
文字通り炎天下の中白山温泉までとぼとぼ
遠く奥秩父に大入道が雷を落としてる
風呂で人権復活してたまたま近くにいた知り合いに駅まで送ってもらって(大感謝)
とまあ走り書きで適当ですが
今年も短いシーズン
やりたい計画どんどんやって行きたいです
本当に飯は大事(n回目)
P.S. sunatomo様のログのおかげで辻山南西尾根のナイトハイクを無事に突破できました。この場をお借りして感謝申し上げます。
コメント
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柏木登山口でスライドしたのはUTさんだったんですね。スプラッシュ水場の横で脱輪した車があったでしょ?
下の分岐のところに居たのが私です。こんなところに歩いて登ってくるとは珍しいなと思いました。
今度は見かけたら声かけますね。
え?!
まさかあの自転車の方でしたか?
知っていればいろいろお話したかったです(笑)
ぜひ、次お見かけしたら僕もお声がけさせて頂きます!
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