伯耆大山(夏山登山道↑・行者谷↓)



- GPS
- 07:05
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,041m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 6:55
天候 | 晴れ。頂上付近は9時頃からガスがかかったりはれたり。 5時過ぎ26℃@登山口、8時過ぎ20℃@頂上 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り) 大山寺-米子駅 15:20-16:12 日本交通大山線 730円 米子-岡山 16:34-18:47 特急やくも24号 (指定席特急券2530円) 岡山-新神戸 18:58-19:29 のぞみ54号 (指定席特急券3180円+乗車券5500円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。木道と石畳は濡れていたら滑りやすいかも。石室コースは改修中で立入禁止。 登山ポストは数か所あるようですが駐在所が便利。 |
その他周辺情報 | 大山寺には豪円湯院。豆乳がついてきます。無料の足湯あり。買い物と軽食は大山参道市場。他食事処が何軒か。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
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感想
さて昨夜は何もすることがなく早寝したので睡眠は十分、本番の2日目は暑さと混雑を避けて朝5時過ぎに宿を出発。登山者向けの宿泊プランでお昼ご飯のおにぎりを持たせてくれましたが、さらにお願いすると朝ごはんもおにぎりにしてくれます。ナショナルパークセンターのロッカーに荷物を預けたり写真を撮ったりしているとあっという間に5時半になってしまいましたが、ともかくスタート。他にも数グループが出発の準備をしていました。
六合目避難小屋までで追い越し5人あまり、すれ違いも数人。今降りてくる人は頂上小屋で1泊した人でしょうね。六合目で上から降りてきた人はカメラを持っていてヒメボタルの撮影が目的だと話されていました。六合目で朝ごはんにしている間に追いついてきて先に行ったグループもあるのでそこから上はもう数えるのをやめましたが、そこまでより人口密度は上がった感じ。特にすれ違いが増えます。頂上宿泊の人が結構いたみたい。
頂上のデッキでも先客が10人ほど休んでいました。平日だというのに人気です。カメラを持っている人も多い印象。お花畑とそのヒメボタル狙いでしょうか。バズーカみたいなすごいレンズの人は見かけませんでしたね。鳥はオフシーズン? 六合目の朝ごはんからいくらも経っていませんが、頂上でお昼ご飯に。塩の利いたおにぎりが美味しい。ふだん山のお昼は日持ちするパンにしがちなのですがご飯もいいですね。
デザートにリンゴまで食べてゆっくりしたところで下山開始。今日登ってくる人のピークは我々の後ろにあったようですれ違いが増え、ますます人口密度が高まります。あまり道も広くありませんし。林間学校は学校行事なので平日だったと思いますが、よくここを2クラス計80人も連れて歩けたなあと。引率の先生は気が揉めたことでしょう。昼が近づいてガスも出てきましたし、やはり早出で正解でしたね。
五合目近くの分岐で夏道と分かれて下りは行者谷コースを歩きます。こちらは人が少なく快適で、5人すれ違って (1人は歩荷の人)、1人に追い抜かれただけでした。下りは連れが膝を痛めてややペースダウン。下山後、豪円山から大山の全貌を眺めるオプションも考えていましたがそれは無しにして、代わりに金門に寄り道しました。豪円山もいいんですけどね。まあ今日はだいぶガスがかかってますし。
下山後まずは豪円湯院へ汗を流しに。スタート時点で既に26℃ありましたからね。体感ではもう少し涼しい気がしましたがそうは言っても陽を浴びて登っていれば滝のような汗でした。豪円湯院は初めてですが、脱衣所と屋内の湯舟が薄暗かったり、浴室への入り口に鳥居があったり不思議な雰囲気です。いっぽう露天風呂の方は開放的で風もよく通って爽快でした。平日とあって私含めて3人しかおらず贅沢に満喫させてもらいました。
風呂上りに大山参道市場でソーセージとビール。体に沁みます。改めて昼ご飯にするほど空腹ではなかったのですが、食べ物がもう1品くらいあればちょうどよかったかなあという感じ。食事はあるのですがカレーとかスープとかビーフシチューなので汁物はつまみにはちょっと。お土産を選んでアイスを食べているとちょうどバスの時間になりました。帰りのバスは空席がちらほら。市街で何人か乗って来てちょうど満席になりました。右側の座席は日当たりがよくて暑かった。ビールがよく廻ってたので大体寝ていましたが。帰りのやくもと新幹線は混んでいて通路はさんだ2席や3人掛けを指定するのがやっと。まあ新幹線は解りますがやくもも平日そんなに混むんですね。意外でした。乗り継ぎがスムーズに行って案外早く帰宅。やはり疲れていたのかその晩は熟睡でした。
お花畑が見たくこの季節を選んだのですが、狙いに違わずナンゴククガイソウ、イヨフウロ、シモツケソウ、ダイセンオトギリあたりが見頃で満足です。3年前7月末に来た時は少し遅かったので。北アルプスでは今年の暑さで一斉に高山植物が咲き始めたとニュースでやっていたので北アルプスでもう咲き始めたなら大山は遅いかなとすこし不安だったのですがベストシーズンでしたね。妹は高山植物にはそれほど関心がなく、むしろ野鳥の方が好きらしいのですが、たぶんキビタキらしいのを間近に見られた他、何羽かを観察できて喜んでいました。花と違って動くので写真に収めるのは難しいですね。あと人生でもう1回くらいは来たいと言っていました。私はもう少し来たいかな。大山はアクセスも割とよく手軽に登れる割に高山の風格があるのでおすすめです。日本海側の独立峰とあってガスは出やすいので完全無欠の展望を求めてついまた来たくなりますね。秋と雪山もまだですし。
がんばれば阪神間の家から新幹線と特急で日帰りも可能ですがお薦めはやはり麓の大山寺で一泊。人気の山なので早出で混雑を避けられますし、前夜星空観察もできます。
さて山行の内容的には、今日は水を多めに持ったり (3.5L)、リンゴ2個 (キティちゃん2/3匹分、匹って言うな) やら、念のためあれもこれもと積んだので普段よりザックが大分重くなりました。ザックはマムートの縦長30Lのを本格デビューさせたため重心が上にあると案外肩には重さを感じず背負いやすいのですが、足元への負荷は変わりません。妹は登りは快調だったので私にとっても結構速めのペースに。いいトレーニングでした。切り詰めればテント泊装備もいけますかね。
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