白馬大雪渓から不帰ノ嶮、唐松岳リベンジ大成功!


- GPS
- 17:49
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,935m
- 下り
- 2,358m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:03
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 7:39
天候 | はれ 夕方一時雷雨 のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方アルプライン(リフト2本、ゴンドラ)片道下車2000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬雪渓は良好 一部落石あり https://strava.app.link/2el91FQOuVb https://strava.app.link/TILQtQIOuVb |
その他周辺情報 | 白馬姫川温泉 天神の湯、北アルプス白馬三山、八方尾根方面がよく見える |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
地図(地形図)
ファーストエイドキット
ツェルト
ロープ
|
感想
去年のリベンジ、ついに果たしました!白馬大雪渓から天狗山荘、そして念願の不帰ノ嶮(かえらずのけん)を経て唐松岳へ。昨年は雪渓がほとんどなく、不帰ノ嶮も悪天候で撤退を余儀なくされたので、今年は気合十分でのぞみました!
1日目:雪と花のコントラスト、そして天空の絶景!
猿倉から白馬大雪渓の入口までは、ゆっくりと足慣らし。いよいよアイゼンを装着し、白く輝く雪渓へと足を踏み入れます。今年は雪質が締まっていて、アイゼンがしっかり効くので、ぐんぐん高度を稼げました。
「日本三大雪渓」の一つである白馬大雪渓は、この上ない快晴に恵まれ、真っ白な雪と真っ青な空のコントラストが息をのむ美しさ!途中、大きなクレパスやクラック、落石に注意しながらも、ひんやりとした風に吹かれ、涼しく快適な雪上歩きを心ゆくまで楽しみました。
雪渓を越えると、そこには夢のようなお花畑が!名前は分からなくても、色とりどりの高山植物が絨毯のように広がり、疲れを忘れさせてくれます。巨大な芋虫のようなユニークな岩を過ぎると、村営白馬岳頂上宿舎に到着。テン場はなんと120張の予約が入っていたそうで、この日の賑わいが伺えます。
一息ついたら、日本百高山の一つ旭岳へアタック!荷物を分岐にデポして身軽になり、宿舎の方のアドバイス通り、頂上直下から左に巻いて旭岳の看板を右に進みます。ごつごつした岩山を登りきると、そこには360度の大パノラマが!白馬岳をはじめとする山々の雄大な景色に、思わず「来てよかった!」と叫びたくなります。
その後は、杓子岳の巻き道をトラバースし、白馬鑓ヶ岳に登頂!そして、ようやく今日の宿である天狗山荘に到着です。早速、キンキンに冷えた生ビールで乾杯!この一杯のために登ってきたと言っても過言ではありません。今日の山行を振り返りながら、明日の不帰ノ嶮のコースを仲間と確認しました。
夕食後は予報通りの急な雷雨に。あっという間に通り過ぎましたが、その後に現れた虹が幻想的で、今日の締めくくりにふさわしい光景でした。
2日目:いざ不帰ノ嶮へ!スリルと感動の空中散歩
いよいよ2日目。今日は楽しみ半分、緊張半分(いや、緊張が8割?)の不帰ノ嶮です。空が赤く染まり始める午前4時過ぎに宿を出発。
朝日を浴びて輝く剣岳、立山。そして遠くには槍ヶ岳、富士山、八ヶ岳、南アルプスまで見渡せる贅沢な景色を眺めながら、天狗の頭、天狗の大下り手前まで進みます。
ここからはヘルメットを装着し、慎重に下り始めます。途中の鎖場はほぼ垂直の岩壁!鎖に頼りすぎず、手足でしっかりと岩を確認しながら進みます。不思議と怖さはなく、集中して下ることができました。一番下まで降りて、次は不帰一峰へ!ここはサクッと登頂し、頂上で絶景を眺めながらの朝食タイムです。
不帰二峰へのルートは、先行者の動きを参考にしながら慎重に確認。いよいよ不帰二峰へ!鎖やハシゴを使い、全身を使って登っていきます。すれ違いの際には譲り合い、安全に通過。特に空中ハシゴはスリル満点ですが、鎖の補助もあり、思ったほど怖くありませんでした。雄大な景色を楽しみながら、不帰二峰北峰へ登頂。さらに不帰二峰南峰へも慎重に進みます。
そして三峰も難なくクリアし、ついに唐松岳に到着!ここからの景色もまた格別です。唐松岳山荘で仲間とコーラで乾杯!疲れた体に染み渡る炭酸が最高に美味しい!
その後、山頂はガスに覆われて真っ白になってしまいましたが、八方池へと向かいます。すると、そこで奇跡が起こりました!これまで歩いてきた白馬三山、天狗の大下り、そして難所である不帰ノ嶮の第一峰、第二峰、第三峰まですべてが、ガスが晴れてくっきりと見えるではありませんか!これまでの大変さをしみじみと感じることができ、仲間と共に感動を分かち合いました。
昨年のリベンジは、天候にも、そして最高の仲間にも恵まれ、無事に怪我なく成功することができました。本当に素晴らしい山行でした!
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