荒川岳~茶臼岳 周回 南アルプス

- GPS
- 37:57
- 距離
- 76.1km
- 登り
- 6,135m
- 下り
- 6,169m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 5:12
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:12
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:50
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 11:13
| 天候 | 朝はおおむね快晴 徐々に雲が湧き上がり昼頃には曇り空に 夕方には夕立も |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
静岡駅から静鉄バスで畑薙臨時駐車場まで |
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に異常なし 危険箇所も特になかった |
写真
詳しくは書きませんが、橋を渡って渡渉して徒歩で辿り着きました。(翌日以降、通行禁止のアナウンスがあったようです。)
3日目のアップダウンが辛すぎて(荒川・赤石岳)、赤石岳山頂から百間洞山の家までの間は写真撮りませんでした。ただ、百間平からみた赤石岳も、やっぱりデッカかった。
百間洞のテンバについて、特に私からいうことはありません。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
|---|---|
| 共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コッヘル
調理器具
ライター
ファーストエイドキット
ポール
テント
|
感想
10年以上前から、いつかは行きたいと思っていた南アルプス。アクセスの悪さから北にばかり足が向いていましたが、ついに重い腰をあげました。前日夕方に家を出て、終電でまず大阪へ。短い睡眠をとって、静岡駅へ。(飛行機を使いなさいよ、とのツッコミが入りそうですが、ガスカートリッジ調達の時間と手間を考えると、日程的にこうするしか無かったのです。少し具体的に言うと、飛行機を使うならば、日程を1日増やすか、レンタカーを借りるしかありませんでした。自宅から自家用車で静岡まで行く択は、私にはありません。)静岡駅から3時間バスに揺られ、乗り換えバス中継地点に着いてから知らされた林道不通による送迎バス来ずとの悲しいお知らせ。ほとんどの人は失意のなかそのまま帰りましたが、自身の親より年上の男性とつかず離れずの距離間で歩いて椹島へ。崩落箇所を迂回する必要が生じましたが、途中すれ違った他の登山者の情報(前述の男性が聞いていました。)もあって、安全に渡れそうな場所を渡渉。かなり予定より遅れながらも椹島に到着。無茶を承知のうえでの行動でしたが、迂回ではベストな択を採れたと思います。翌日から正式に通行禁止の触れが出たようですし、無論、すべての人におすすめするものではありません。
※※ここから※備忘録※
畑薙臨時駐車場到着直後(昼すぎ)に、林道の一部が車両通行不可となったことを"井川のおじさん"(地元の遭対協の人?登山者への案内役をしていた。東海フォレストとの関係性不明。)を介して知る。静岡駅からのバスに一緒に乗っていた東海フォレスト社員が、厳しい表情でどこかと忙しなく電話連絡している。どうやら2時間ほど前に斜面の崩落が見つかったらしい。おじさん曰く、状況が不透明だが経験上、あと数時間待てば林道の復旧作業が終わり椹島間の連絡バスが来るかもしれない、とのこと。数時間なら待ちつつ登山計画や地図を読み直せば良いかなと思い、座って大人しく待つ。それから1時間強待っただろうか、”井川のおじさん"のところに東海フォレスト関係者と思われる人から無線連絡が入る。「土砂の崩落が止まらず危険なため、本日の作業は中止する。それにつき、少なくとも今日のバスが来ないことを登山者にお知らせして欲しい。」位置的に近かったので、そういった内容がよく聞こえた。連絡が入ったとはいえ、"井川のおじさん"も状況を掴み切れていないらしい。「聞こえたと思うけど、今日はバスが来れなくなった。明日の朝も分からないけど、ここで明日朝のバスを待つか、帰るか皆さんが決めて欲しい。でも、徒歩なら通れますよ。遠いけどね。」そういったことを言われた。道路の一部が欠損して車両は通れないけど、人が端を歩くくらいは出来るのかな?とぼんやり思い、椹島まで徒歩で行くことを考え始める。(実際に傍でみると、側面の山肌ががっつり崩壊してた。)どうやら4~5時間みれば到着できそうだ。ただやっぱり遠いな、20kmある。昨日はほとんど寝ていないし、縦走前にできれば足を使いたくないが。富士登山に切り替えてお茶を濁して帰ろうか。。20分以上は悩んだだろうか、ほぼ帰るほうに傾いていたが、1人2人と男性が歩き始めるのが目に入る。やっぱりここまで来て、歩いて行けるのであれば帰れない。次の機会はないかもしれないし、歩こう。状況がいまいち分からず混乱があり時間はかかったが、そう決断できた。先行されたお二人に感謝。
※ここまで※※
山は、幸か不幸か、人が少なかったようで個人的には望むところでした。山頂で写真を撮ってくれる人は居ませんでしたが。
全体的にアップダウンが容赦なく、特に荒川小屋から赤石岳への登りかえしは、圧倒されて腰が立たず、整理運動している振りをしばらくするほどでした。他方で赤石岳のその存在感、山容のスケールは圧倒的で、通過後も振り返って繰り返し見つめてしまう感じでした。穂高岳、剱岳に並ぶ個人的に好きな山になりました。また来たいと思います。
入山前の計画では、茶臼岳には寄らず、聖平から椹島に下りる予定でした。茶臼まで足を延ばして畑薙始点で周回する行動は、椹島までの林道を歩きすがら考えて変更したもの(もちろん、家族には途中で知らせた)で、山中の山小屋の宿泊者から消防隊誘導付きでの渡渉&下山バス運行の知らせは聞きましたが、そっちはパス。より広い山域を歩けて結果的に大満足の山行でした。
畑薙大吊橋を渡ってからは、白樺荘での入浴を楽しみにして(毎日暑くて汗ムラムラで、茶臼小屋でのテント泊では気持ち悪くて数時間しか寝られませんでした。)、頑張ってロード歩きしました。休みでした。計画に無かったせいもあって、リサーチ不足でした。ここも、また来たいと思います。
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おけら
















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