鳥海山!色んな楽しみの滝の小屋コース



- GPS
- 11:25
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,174m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 11:25
天候 | 晴天。もうちょと風がほしかった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝ノ小屋から八丁坂に向かう途中、長い渡渉区間があります。雪渓が融けているのでかなりの水量があります。夕方はさらに増えました。渡りやすいように石をおいてくれたり、ピンクテープでどこを通っていけばいいか教えてくれています。急流部分もあり注意が必要です。 河原宿から上は今の時期でも立派な雪渓が2つ残っていて、雪渓を通って上り下りできます。10本爪の軽アイゼンが役立ちました。夏道の登山道がかなり出ているので雪渓は横断だけという選択もできます。 薊坂は昨年までと比べてかなり潅木の背が高くなり、両側から枝が迫っているという印象です。薊坂という名前のとおり、とげとげのアザミも登山道の両側にたくさん生えていて、ぶつかるとチクチクと痛いです。半袖短パンはかなり厳しいのでは? 河原宿は「山と高原地図」に水場ありとありますが、恐らく流れ水を差していると思います。滝ノ小屋の水は入口の階段脇にホースから出ていました。 |
写真
小雪路の雪渓から心字雪の雪渓に入るとき最短距離で渡ろうとした結果、スムーズに渡れず、行ったり来たりして結局長い距離を歩くことになってしまいました。早めに地図を確認すればよかった。
手が痛くなるほどの冷たい水で顔を洗って、ついでに水を飲んでみました。おいしかった!
感想
滝ノ小屋コースは、最初が渡渉、八丁坂の花畑、坂を登ると広い眺望、長い雪渓登りと、変化に富んだバリエーションが楽しめて好きなコースです。
最初の渡渉区間は結構な水量で、大きな石を右へ左へと渡りながら登ります。帰りはさらに水量が増えて、どう行けばいいのかなと判断に迷うところも。
八丁坂から上はいろんな花々が楽しめました。特に多かったのはハクサンシャジンとトウゲブキ、ハクサンボウフウ、ミヤマアキノキリンソウ。河原宿から上は、チングルマ、ミヤマキンバイ、ニッコウキスゲ。稜線上はイワギキョウ、イワブクロ、チョウカイフスマ。その他にも可憐な花々が咲き誇っていました。
今日は下界が40度に迫る気温になるとのことでした。鳥海山は高い所から登り始めるので気温は涼しかったはずなのですが、風があまりなくて直射日光が当たると暑かった。3ℓ水を持って行きましたが全部なくなってしまいました。
いつも緊張する新山登頂。小屋側から両手両足を使ってよじ登りました。今日は平日なので山頂は我々と、もう一人の男性。写真を撮っていただきました。眺望が素晴らしく感激。帰りは別コースを通りましたが、胎内くぐりの所は狭くて苦労しました。終わって外輪山の分岐まで登り返したときはへとへと。いつも大変です。
薊坂は灌木帯の木枝がかなり高くなっているところが多くなり、歩きづらく感じました。アザミもたくさんあって、触ったりぶつかったりするとチクチクと刺してきます。印象としてはアザミの数が増えたように感じました。半袖短パンは要注意。
今日一日の行動時間は11時間30分ほどになりました。疲れましたが今日もいい登山でした。次回はどこに行くかまた計画を立てなければ。
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