記録ID: 8531710
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
塩見・赤石・聖
聖岳〜標高差3200mへの挑戦＋旧木沢小学校のネコと鉄道写真展
2025年08月08日(金) 〜
2025年08月09日(土)
長野県
静岡県
komaki
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 34:37
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 3,075m
- 下り
- 3,080m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:09
距離 14.8km
登り 2,000m
下り 450m
2日目
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 11:51
距離 19.4km
登り 1,276m
下り 2,836m
| 天候 | 8/8−晴れのち曇り 8/9−曇り・山頂気温9度。極寒 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
聖光小屋の住所にてSET ＊長野県飯田市南信濃 木沢592-4 駐車台数50台。駐車場手前は未舗装。 *8/7の22時到着で駐車率7割 トイレ、自販機。登山ポストあり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
☆芝沢ゲート〜易老渡〜便ヶ島（聖光小屋) →片道7Kmの林道歩き。 聖光小屋のトイレが最終トイレ。 ◎自転車利用不可です。駐輪自転車一切なし ☆西沢渡〜大木の広場 →橋が再設置されていました。感謝。 急坂ですが、まだまだ序の口。 ヒル出没ゾーンらしいですが、被害なし。 ☆大木の広場〜苔平〜薊畑 →先が見えない樹林帯の急坂が、 薊畑まで延々と続きます。 ◎薊畑は、聖岳アタック時の荷物デポ最適地。 ☆聖平小屋 →食事提供なし。居室スペースは、カーテンで仕切り。 ☆小聖岳〜前聖岳（山頂） →森林限界超えの、ガレ場の標高差700mの急坂。 道が複線化しているので、マーキングを追いましょう。 |
| その他周辺情報 | 聖光小屋 https://seikougoya.info/ 聖平小屋 https://hijiridairagoya.wixsite.com/hijiri 昼食提供のみ。食堂の利用は、１８時までの間で 時間交代制。 旧木沢小学校 https://tohyamago.com/osusume/kizawa 聖岳・光岳の史料館。 |
写真
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登山開始〜
易老渡まで自転車を
使ったという記録が
ありますが
自転車は「禁止」です
この日も路上駐輪なし
易老渡まで自転車を
使ったという記録が
ありますが
自転車は「禁止」です
この日も路上駐輪なし
タクシ−なら易老渡まで
入れます。
ソロ登山者には
お高いお値段なので
自分はひたすら歩きます。
入れます。
ソロ登山者には
お高いお値段なので
自分はひたすら歩きます。
聖岳は、遠山川源流の山です。
赤色チャートの巨岩を眺め
遠山川の激流音を聞きながら
歩きます。
赤色チャートの巨岩を眺め
遠山川の激流音を聞きながら
歩きます。
便ヶ島通過。
右折し西沢渡
(にしざわど)に進みます。
聖光小屋でトイレ使用。
右折し西沢渡
(にしざわど)に進みます。
聖光小屋でトイレ使用。
数か所崩落していますが
登山には支障なし。
去年は通行止めでした。
登山には支障なし。
去年は通行止めでした。
たっぷり歩いて
バテバテの
タイミングで登場する
1800m標識。
まだまだ先は長い。
ここから急傾斜になります。
バテバテの
タイミングで登場する
1800m標識。
まだまだ先は長い。
ここから急傾斜になります。
コメツガやシラビソの
根元を埋め尽くす
濃い緑色のコケワールド。
根元を埋め尽くす
濃い緑色のコケワールド。
聖平の立ち枯れの風景は
大台ヶ原と同じく
伊勢湾台風被害の被害とのこと。
大台ヶ原と同じく
伊勢湾台風被害の被害とのこと。
マルバダケブキは
大群落です。
聖平の一面黄色の
群落は圧巻でした。
大群落です。
聖平の一面黄色の
群落は圧巻でした。
ここから二日目。
ヘッデンスタート後
よっやく登場した
聖岳山頂部。
大きな山です。
ヘッデンスタート後
よっやく登場した
聖岳山頂部。
大きな山です。
嫌らしい位置に漂う
低い雲。
荒川岳も赤石岳も山頂だけ
見えません。
低い雲。
荒川岳も赤石岳も山頂だけ
見えません。
山頂周辺には
聖平とは違う
花が多くみられます。
ミネウスユキソウ
日本のエーデルワイス。
聖平とは違う
花が多くみられます。
ミネウスユキソウ
日本のエーデルワイス。
シコタンソウを初体験
最盛期に赤い花の芯と
純白の花びらを見たかった。
最盛期に赤い花の芯と
純白の花びらを見たかった。
「奥聖岳」
往復40分です。
チングルマの群落が
あるらしいですが
天気の崩れが心配で断念
往復40分です。
チングルマの群落が
あるらしいですが
天気の崩れが心配で断念
前日よりも固定され
安定した工事用の橋。
現地の山岳関係者が
整備していただいたそうです。
安定した工事用の橋。
現地の山岳関係者が
整備していただいたそうです。
ほかほかライスと
甘口のカレー、
冷えたコーラで
生き返りました。
甘口のカレー、
冷えたコーラで
生き返りました。
長い登山も最終パートです。
芝沢ゲートまでの
7km、1時間40分の移動です。
案外長いのです。
芝沢ゲートまでの
7km、1時間40分の移動です。
案外長いのです。
旧木沢小学校を
今回も訪問します。
かってのネコ校長
タカネちゃん。
今回も訪問します。
かってのネコ校長
タカネちゃん。
鉄道写真展
かってこの辺りは
森林鉄道網が
張り巡らされて
いたようです。、
かってこの辺りは
森林鉄道網が
張り巡らされて
いたようです。、
感想
8月8日から9日までの2日間で
南アルプスの聖岳に登ってまいりました。
コロナによる聖平小屋の休業
→水の補給が困難
昨年の、便ヶ島から先の道路崩落通行止めなど、
登ろうとするたびにアクシデントが
発生し、ずっと順延していた聖岳への挑戦です。
満を持して今年、浜松赴任中の地の利を活かして
距離が短い、静岡県側の聖沢からの登山を
予定していましたが、先般の椹島閉じ込めが
トラウマとなり、計画を変更し
長野県側の芝沢ゲートからの登山としました。
今回自分が、登山前に不安を感じていたのは
登山の難易度です。
＊計画ルートにおける
標高差2900m超え・距離30km超えの数値
＊寒気流入予報による悪天候
＊調理道具その他装備増による重量増加
など不安だらけでしたが、無事に山頂に立つことが
できました。
今回の聖岳、山頂での展望が
開けなかったことは残念でしたが
登山中に見た、荒々しい遠山川の激流、
地衣類、広葉樹と針葉樹など
道は単調ながらも変化に富んだ植生、
長く急な坂を上り切ったあとに、
劇的に開ける薊畑・聖平などの
開放的で、モフモフした柔和な眺めなど
変化に富んだ景色が楽しめる山だと
思いました。
今回の聖岳登山で、南アの百名山は
全て踏破と相成りました。
ゴール直前に、長い長い芝沢ゲートまでの道を
「もう、このエリアは卒業だ」
と思いながら歩いておりましたが、
下山後に立ち寄った、旧木沢小学校で
登山関係者の方とお話する機会に恵まれ
西沢渡の橋の整備、馬の背の梯子の付け替えなどの
ご苦労を直接お伺いし、感謝を申し上げると共に
「聖岳と光岳以外にも、いい山があるよ」と
上河内岳、茶臼岳など詳しくご説明頂き
機会があれば、いつかこの2座を
歩いてみたいなと思いました。
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komakiさん おはようございます
立秋が過ぎて少し涼しい風に変わりましたが、また暑さが戻るそうですね😓
単身赴任中の地の利を生かしてとはいえ、距離のある「聖岳」大変お疲れさまでした🙏
私達の登頂以来 8年が過ぎましたが、登山道や山小屋の状況も色々変わったようですが、
関係者の方々の ご苦労で整備や保全が進んでいる様子・・安心しました😉✌️
今回はテン泊装備などもあって、かなりの重量を背負っての急登歩き、荒々しい息使い
が想像できますが、無事登頂され ご来光と霊峰「富士山」の歓迎もあって感激も
ひとしお だったと思います🤗👊
最後の写真をみて・・かつては西沢渡まで「森林鉄道」が敷かれいたようで、今では
全く想像もできないですね〜😣💦
今回、浜松から南信州に車で移動中
飯田市と浜松市が隣接しているのだと
実感しました、ほぼ一般道での移動なので
コストが抑えれました。
ibuki89さんのレコを改めて拝見させて
頂きまして、光小屋の年齢制限システム、
聖平小屋での、ウェルカムポンチ
食事提供の廃止など、ずいぶん
変わったのだなと思いました。
ibuki89さんのように、茶臼岳方面から
縦走して、西沢渡までの道は、下りだけで
済ませると、さらにこのエリアの
醍醐味を感じ取れるのだろうかなと
思いました。
今では、森林鉄道の軌跡など全く
なくなり、登山道としても不安定な
道になってしまっていますが、
往時の写真を見るにつけ、一抹の寂しさを
感じた次第です。
直近のレコを多々参考にさせていただきました。
聖平小屋のシステム、野猿ゴンドラが不安材料でしたが
事前に予習することができました。
芝沢ゲートから、易老渡までの区間は
自分は２度目で、しかも昨年はう回路を
歩きましたのであまり標高差を感じませんでしたが
400ｍの上り坂なんですね。タマアジサイと
川の流れしか見るものがなくて途中から
うんざりしました。
今回の登山で、本州の未体験百名山は
北ア３座と飯豊山だけになりました。
今月末から、福島遠征です。仰るように
天気の巡りあわせに期待しています。
私が行った2014年はまだ便ヶ島まで車で入れたので日帰りが可能でしたが、芝沢ゲートからよく行かれましたね。
天気もまずまずだったようで良かったですね！
お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。
先ほど改めてレコを拝見させていただきました。
便ヶ島スタートとはいえ、奥聖プラスで
日帰りはお見事です。
今回も、日帰りトレランの方に抜かされましたが
この山を日帰りできる方を尊敬致します
しかし、先月末赤石で閉じ込めに遭ったのに、再び南ア南部へとは豪胆ですね〜
もう40年以上も前、テン泊5日分背負って登った聖南斜面のガレ。長い・きついながらもこれが3,000mへの道と陶酔しながら登っていた記憶がありますが、今じゃ日帰りの荷でも登れるかどうか。
それにしても、深百の南アエリアコンプリートですか〜。小生、ヤマレコ登録以来「南ア好き♡」と公言していながら未達なんですよね〜（光残し）。もう難しいのかも
PS 茶臼、上河内エリアもスケールは少し小さいですが、いい山域ですよ〜。
何より（深百でないため）もっと静か。地の利があるうちに機会あればどうそ！
仰るように、何もトラブルが起きず
ピークハントにも成功した、今年初の登山に
なりました。先回の椹島閉じ込めがトラウマでして
今回は長野県側から登りました。とはいえ、
長野県側も以前、登山者の閉じ込めが
あったらしいですね。
今回のルートを、５日分のテント泊装備で
上りとはお見事です。山頂直下のガレ場は
さぞ大変だったことでしょう。
光岳は、登山口が遠くなり、山小屋は
予約がほとんど取れずと、登山以外の
難易度がどんんどん上がり、遠い山に
なりつつありますね。
上河内エリアは、今回俯瞰してみて
とても魅力を感じました。易老岳までの
行程は大変ですが、一度体験したいなと
感じました。
今年はいろいろ記憶に色濃く残る山行が続き、教訓も感動も多く得られた年に
なりそうですね。毎回緊張（？）しながら拝見しております。
百名山もカウントダウン、気力、体力それと遠征が叶う生活環境に感謝ですね。
私の方は相変わらず遠征を躊躇する毎日ですが、
又、機会があればご一緒させて下さい。
登山口から進めず撤退したり、下山が深夜になったり
土砂崩れで山小屋に閉じ込められたりと
ご心配をおかけいたしまして恐縮です。
百名山の遠征は、来年あたりで完結に
目途をつけたく思っております。
ぜひまたご一緒できる機会がありますことを
願っております。
聖岳登頂、やりましたねー、羨ましい。私もいつかは聖岳に登りたいと思って居るので思わずkomakiさんレコお気に入り登録させて頂きました。😁でも標高差3200もあるんですね、絶対日帰りは無理なので私達も聖平小屋に宿泊しないとですね。南アル百完登も羨ましい。hardそうな山々が控えてそうなので登れるかどうか不安で〜す😅komakiさんもこのエリア卒業かと思いきやまた素敵な山二座を聞いたのでいつか登るんですね。🏃💦魅力的なお山がまだまだ沢山あるんですねー😁PS:百名山も残り7つ今月末は飯豊ですか〜、着実に進んでますね。熊も嫌らしいのでお互い気を付けて焦らず安全登山でいきましょう💪😁
聖岳、ロングコースですが、西沢渡までの林道歩きが
往復17ｋｍなので、ガチの登山道距離としては
往復20ｋｍくらいだと思います。西沢渡から先の
急坂は、聖平まで1200ｍ、薊畑から山頂までは700ｍ
でして、幌尻岳・チロロ林道26ｋｍを踏破された
moomin2013さんなら、日帰りでもお手の物だと思いますが、
聖平小屋のテン場は、整地も区割りも小屋の設備を使えることなど
ソフト面も完璧で、ロケーションも抜群、この日は
あいにくでしたが、聖平分岐での夕日、
小聖岳以降で迎えるご来光など
素晴らしい絶景をお楽しみいただけるかと
思います。花のシーズンが一番ではないかと
思いますが、広葉樹が多く、紅葉も侮れないかと
思われます。ぜひお試しください。
今月末からメインの飯豊山と、以前悪天で登れなかった
福島の一切経山・浄土平など狙っています。
moomin2013さんのレコを参考にさせて
いただきたく思います。
聖岳、お疲れさまでしたとともに、南アルプス百名山踏破、おめでとうございます！！やりましたね！！
それにしても標高差3200mはすんごいですね。リタイヤしたら憧れの南アルプスへ、と思ってましたが、自信喪失。。。今の私にはちょっと難しそうなので、少し鍛えなおさないとだめですね。まずは10kgは痩せないと（笑）。でも聖平の立ち枯れの風景、見てみたいな〜。
とにかくお疲れさまでした。次なるレコ、楽しみにしております。
１２年目にして、よっやく南アルプスの百名山１０座を
全山踏破できました。今回の聖岳も含めまして
南部の山は、１座ごとに登山口からのピストンですと
一気に難易度が上がりますが、縦走しますと
案外、山同士が近かったりします。
南アの山は登山口まで車で乗り入れが
できない山ばかりですが、中でも押しは
北部の３座、甲斐駒、仙丈、北岳だと思います。
10ｋｇの減量、yo-shaさんが本気を出されれば
叶うかと思われます。運動と食事の量などの
バランスよく減らせますように
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