記録ID: 8559344
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳：下りの小池新道でオコジョ
2025年08月14日(木) 〜
2025年08月15日(金)
岐阜県
Echigoya
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 17:34
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 2,402m
- 下り
- 2,482m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 5:52
- 合計
- 11:40
距離 12.2km
登り 1,949m
下り 298m
19:25
2日目
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 8:51
距離 18.6km
登り 524m
下り 2,261m
4:08
10分
笠ヶ岳テント場
12:59
新穂高温泉バス停
| 天候 | 晴れたりガスったり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰りは下山中に知り合った方に車に乗せて頂いた。感謝！ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
秩父沢の橋が今月大雨で二度も流されたが、その都度1日で掛け直された。関係者のご尽力に感謝。ただ、通行できない時間もあったわけで、大雨の直後は双六小屋のお知らせ一覧を見ておく方が安全。 https://www.sugorokugoya.com/news/ 笠新道の登り下りには影響ない。 |
| その他周辺情報 | 笠ヶ岳山荘の水場はこの夏はすでに枯れている。水不足のため、山荘では1人当たり水の500mlのペットボトルは1本のみ、お湯が500mlのみの販売だった。他の飲み物の販売は制限なし（お茶、スポーツ飲料等）。 テント場と山荘の間が片道約10分の距離なので、用事はなるべくまとめて済ませるようにした（トイレは山荘にしかない）。 下山後はひがくの湯。樽の水風呂と、メニュー・ボリュームとも豊富な登山者食堂が嬉しい。 https://www.okuhida.or.jp/roten_catalog/detail?id=1704 |
写真
数日前の大雨で笠新道登山口の水場が出なくなったと笠ヶ岳山荘の小屋番さんが電話で教えて下さったので、この水場で水を補給。
笠新道登山口。確かに水が出ていない。翌日の下山時には復活していた。
標高1700mまで登ってきた。槍穂が一望できるそうだが、残寝ながらガスで真っ白。
歩いて来た南側の緑のトレイルのうしろで黒々とした穂高の岩壁がガスに覆われている。
時間が経てば笠ヶ岳が姿を見せてくれるかもしれないと思い、抜戸岳を往復してみた。
笠ヶ岳のガスの中にうっすらとシルエット。今回の山行で遠目に笠ヶ岳を見られたのはこの一瞬だけ。
テン場、山荘、山頂がすべて見えた！ このあとは基本ガス、時々ガスが晴れる状況で、いつ山頂に上がるか迷った。
夕方、ガスが薄くなる頻度が増えてきたので、山頂に登って日没まで過ごすことにする。
北側にはブロッケン。1時間ぐらいの間、数えきれないほど何度も出ていた。
水晶、鷲羽、野口五郎。右手前には双六岳から東に伸びるなだらかな稜線。
この日進む稜線。稜線上で一番高いのが抜戸岳。一番左に映っているピークが弓折岳で、そこから小池新道に下る。
振り返ると笠ヶ岳にもガスが・・この後さらにガスが濃くなって、これが笠ヶ岳の見納めになった。
1時間以上飛んで、秩父平下降点。写真の大きな岩壁の下に先行者が見える。
大ノマ岳へ。弧を描くこういう稜線は美しいと思う。右奥は樅沢岳。
ガスがだいぶ晴れた。右手前は今回のラスボス弓折岳。左奥の一番高いのは樅沢岳。
北アルプスには珍しい緑の起伏が美しい。一番左が樅沢岳、その右奥がたぶん南真砂岳。一番右は何だろう・・
こちらは穂高。見えているのはたぶんジャンダルム。笠ヶ岳から見るシルエットからだいぶ変わった。
写真のお二人は200マイルとか100キロのレースを走るガチトレランナーのSさん・Mさん。鏡平からお二人に追いつかれないように、追い越されてからは引き離されないように頑張って走って、とても良いトレーニングになった。途中からはしゃべりながらご一緒させて頂いた。Mさんには下山後に車で乗せて頂いて感謝！
2
8/15 12:11
写真のお二人は200マイルとか100キロのレースを走るガチトレランナーのSさん・Mさん。鏡平からお二人に追いつかれないように、追い越されてからは引き離されないように頑張って走って、とても良いトレーニングになった。途中からはしゃべりながらご一緒させて頂いた。Mさんには下山後に車で乗せて頂いて感謝！
撮影機器：
感想
この週と翌週は平湯温泉でリモートワーク。14・15日と好天予報だったので、有休を取って笠ヶ岳に登ってきた。先月買った人生初のテントを背負っての1泊山行。
笠新道は評判通りのしんどさだった。よく整備されているけれど、標高差や長さを考えると、北アルプス三大急登に入っている合戦尾根よりしんどいと思う。
樹林帯をほぼ抜けて杓子平、さらに登って稜線に辿り着いてから笠ヶ岳テント場に至るまで、予報が外れてガスだった。この区間は帰りもガスで、抜戸岳あたりから笠ヶ岳への稜線を一度も見られなかったのは残念。
一方で、朝夕の山頂ではドラマティックな景色を見ることができた。山頂で3時間以上も過ごしたのはたぶん人生初だと思う。それでも全然飽きず、2日め朝の山頂ではテント場で知り合ったお二人と「名残惜しいけどそろそろ下ります」と言いつつお互いなかなか下らないという楽しい思い出も。
そのお二人とは下りの小池新道でもまたお会いすることができ、そのあとは最後の写真のSさん・Mさんと下りラン。楽しくしゃべりつつ、でもお二人のペースで走るのに必死だった。これも楽しい思い出。
もうおひとかた、オコジョに会えたのも超ラッキー。
以下は自分のための備忘録*****
テント場の明け方の気温はたぶん10度前後。風が多少あって、インナーテントがハタハタと揺れることが多かった。フリースにダウンを来て、快適温度8度と謳われているモンベルのダウンハガー800#5にもぐって寝たところ、明け方下半身が少しスースーした。持参していたレインパンツを付けて寝袋に入れば良かった。
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笠ヶ岳/笠新道ルート/新穂高温泉起点杓子平抜戸岳分岐笠ヶ岳山荘経由
利用交通機関：
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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