西岳・大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳(上高地BT〜三股登山口)


- GPS
- 74:07
- 距離
- 48.7km
- 登り
- 3,226m
- 下り
- 3,534m
コースタイム
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:18
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 10:09
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:02
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:43
天候 | 7/19 晴、夕方小雨(35.5/20.4) 7/20 晴ときどき曇、日没後雷雨(35.5/21.6) 7/21 晴ときどき曇(34.4/22.1) 7/22 晴ときどき曇(34.8/22.3) ( / )は松本の最高/最低気温 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高尾 6:15 〜 9:35 松本 JR 松本 10:10 〜 10:40 新島々 松本電鉄 710円 新島々 10:50 〜 11:55 上高地BT アルピコ交通バス 3000円 <復路> 柏矢町 17:43 〜 18:09 松本 松本 18:46 〜 21:27 大月 JR 大月 21:31〜 22:13 高尾 JR |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒュッテ西岳〜赤沢山:踏跡はある程度明瞭で、ピンクテープもある。ただし、ほぼ全区間ハイマツが被っており、枝が切ってあるのは初めだけ。半袖半ズボンで行った人がいて、戻ってきた時は血だらけで「二度と行かない」とのことだった。 赤岩岳:腕力で登るので、ストックは置いて行った方が良い。 |
その他周辺情報 | ほりでーゆ〜四季の郷 入浴料 700円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(MB ウイックロン ZEOサーマル ジャケット)
半袖ジップシャツ(コーコス信岡)
ズボン(マムート)
靴下(Injinji 5本指)
グローブ(MB クールフィンガーレスグローブ)
防寒着( MB U.L.サーマラップ ジャケット)
雨具(カモシカ)
日よけ帽子(ワークマン)
アームカバー(MB トレールクールアームカバー)
フェイスマスク(WIC.クール フィールドマスク)
帰宅時着替え
靴(Sirio PF441)
ザック+ザックカバー(Caelus 50)
行動食
非常食
調理用食材
ポカリ粉末
コンロ/コッヘル(Jetboil Stash)
ガスカートリッジ
食器(Snapfold Bowlz)
スプーン
ライター
水筒(ペットボトル 900ml2本)
折りたたみ水筒2L2本
山と高原地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ(Actik Core)
モバイルバッテリ(13000mAh)
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
スマホ/GPS
腕時計
オーバーサングラス
タオル
ストック1本
ナイフ
テント(Hi-Revo)
マット(UL Pad 15)
シェラフ(MB DH800#7)
シュラフカバー(MB UL)
ワラーチ(RunSun RN-2)
熊鈴
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備考 | 出発時重量:12.7kg(水1.2L含む) ガス消費量:55g モバイルバッテリー:帰りの電車で使い切った(275%) |
感想
先月コロナ感染で撤退した山行に再挑戦した。
初日、3週間前と全く同じく、上高地から歩き始め、横尾でテント泊。
2日目、槍沢を遡り、大曲から水俣分岐に向かって急登。これで脚を使い切り、ヒュッテ西岳への尾根道は踏ん張りが利かず、ちょっと危なかった。一番乗りで日陰にテントを張り(結局3張だけ)、赤沢山を往復。ハイマツだらけの酷い道だが、眺めは最高だった。テントで一休みして、今度は西岳へ。岐阜県側で湧き上がった雲が稜線を越えて流れ込んでいた。日没後に1時間、盛大な雷雨となったが、風がなく、テントの中は乾いていた。
3日目、大天井岳に向かう途中、縦走路を外れて赤岩岳に立ち寄る。標高差は50m足らずだが、ズルズル滑る急斜面で、藪を掴んで強引に登り降りした。大天井岳から見ると結構見栄えのする山だが、百高山でなければ登ることはないだろう。大天井ヒュッテから先の登りで疲れが出て、大天荘に中々辿り着けなかった。大天井岳山頂は大賑わい。ちょうど雲が消えて、槍穂高を初め素晴らしい眺望だった。
これから先は嫋やかな尾根で眺望も良く、今回の山行で一番楽しかった。縦走路を外れて東天井岳と横通岳の山頂に立ち寄って、常念小屋へ。目の前に聳える常念岳に登る元気はなく、ハイマツの脇にテントを張って、午後の暑さをやり過ごした。
最終日、まずは常念岳に、息を切らさぬようジワジワ登る。頂上に着いて蝶ヶ岳方面を見ると、痩せた尾根が長く続いていて、結構大変そう。岩場はないが、ザレた斜面で滑らぬよう気を使って、疲れる下りだった。やっと鞍部に下り着き、暑くなってきたが、ここからは樹林帯。逆方向の人が多くなった。蝶槍からはまた樹木がないが、緩やかな尾根なので問題ない。ずっと見えていた槍穂高の眺めも、蝶ヶ岳ヒュッテで見納め。金曜日とあって、まだ午前中だがテントがたくさん張られていた。
三俣への下山路は、急斜面には全て階段が設置されていて、下る分にはとても楽だったが、登りでは段差が合わなければシゴキのようなものだろう。三脵登山口からほりでーゆまで歩くつもりだったが、2キロほど歩いたところで地元の方の車に拾っていただき、とても有り難かった。ほりでーゆからは、少し先のあづみの公園からあづみのエンジョイバスで穂高駅に行くつもりだったが、バスが来ない。よく見ると、バスの運行は先週で終わっていた。別の路線の運行スケジュール表を見ていたのだった。おバカ。結局、柏矢町駅まで歩いた。
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今年は5月に左眼の手術をした後2ヶ月間のブランクがあり、7月に再開したら今度はコロナで3週間のブランク。今年初めてのテント山行となったのでちょっと不安はあったが、1日の行動時間が短い計画なので大丈夫だろうと思った。結果として、やはり脚力はかなり落ちていて、長い急登(水俣乗越、大天井岳、常念岳)の後は太腿に力が入らない感じで、これは危ないなと思った。ただ、どれも暑くなる前に通過したので、あまりバテはしなかった。
<ヒヤリハット>
3日目、朝、歩き始めてまもなく、トラバース道で路肩を踏み外して、路面に腹這いになった。ザックに押さえつけられ、なかなか起き上がれなかった。怪我はなし。
最終日、三脵への下り終盤、平らな路面に浮き出た枝に靴を引っ掛け、前のめりに倒れた。怪我はなし。
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