唐松岳〜五竜岳 雲の上散歩


- GPS
- 30:59
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,883m
- 下り
- 2,201m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 5:57
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:56
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
金曜日 大阪発の夜行バス 23日 長野着 6:20 長野 8:20 〜 白馬八方バス停 9:35(アルピコ交通) 八方→兎平→黒菱平→八方池山荘(八方アルペンライン) 24日 遠見尾根を下って アルプス平駅へ ゴンドラで10分 エスカルプラとうみ駅へ 高山植物園を歩くなら アルプス第1ペアリフトはスルーして歩く。 エスカルプラザとうみ駅から長野駅までバス 15:00発 16:10着の1本のみ。 |
写真
感想
雲の上の散歩道。
唐松岳から五竜岳までのんびりと歩いてきました✨
交通手段をどうするか悩んだけれど、大阪から長野まで夜行バス、長野から八方尾根スターミナルまでアルピコ交通のバスに乗ることに。
でもこれだと登山Startとなる八方尾根山荘に着くのがお昼近くになるので、1日目は唐松岳頂上山荘までしか行けないが 白馬に前泊するよりも行程に余裕が持てる。
そして 唐松岳から一気に白馬五竜まで降りようかとも思ったけれど 白馬五竜から長野行きのバスは15時の1本のみ。
高山植物園にも寄りたいし、温泉にも入りたい。
なので、唐松岳頂上山荘、五竜山荘にも泊まるという贅沢な日程となりました。
夜の9時半に大阪を出て 長野駅着が6:20 白馬に行くバス停へは一番乗り。
バスは8:20なので 2時間の待ち時間がある。
登山装備に着替えてから コインロッカーにいらないものを放りこんだり
朝ごはんを食べてたら いつの間にかバス待ちの長蛇の列が出ていてびっくり😳。
臨時便が出てました。
白馬八方バスターミナルには9:35着。少し坂を上って八方アルペンラインのゴンドラ乗り場に。
バスを降りてから一番に速足で向かったからか ゴンドラに並んでいる人はいなかったけど 登っている最中に聞こえてきた話では その人たちの時はかなりの列ができていたらしい。
ゴンドラからさらにリフトに二つを乗り継いで やっと登山スタート地点の八方尾根山荘に着いたのが10時半。あっという間に標高1860mの世界です。
文明の力ってすごいね〜〜〜
お昼には少し早かったけど、高度順応を兼ねて八方山荘でお昼ご飯をゆっくり食べてからスタートする。
高山病が出る高度でもないけど バスの中で熟睡できてないから念のため。
予想通り八方池までの渋滞は酷くて、対向の下山者に道を譲るとキリがない💦
対向者も登りの方に道を譲るとキリがない。なのに「どうぞ」って道を譲ってくださる。ありがたいね😊。
思ったよりも花が多く でも後ろに人が続いているから立ち止まって写真を撮るのも一苦労。
そんなこんなでたどり着いた八方池は青空がなくどんより。
池に映る白馬三山や不帰嶮は見れなかったのが残念。
それでも緑が映りこむ光景には心が癒される。
そして多くの人がここで引き返すので 渋滞が少しましになる。
扇雪渓は雪たっぷりで天然のクーラーで気持ち良い❄。
ここから岩の多いガレ場となり はぁはぁと息を切らしながら登り続ければ 小高いピークの下にいきなり唐松岳頂上山荘が現れて思わず「おお!」と声が出た。
山荘からはアタックザックで唐松岳に。眺望はなかったけれど 山頂で飲むコーヒーは美味しい☕。
翌日は距離は短いけど 鎖場があるし 鎖場で渋滞に巻き込まれても嫌だし お昼からお天気が悪くなるかもとのことで 5時半スタートとする。
Start前に山荘に常駐してる「山岳遭難防止隊」の方に牛首の鎖場のアドバイスを頂けた。
どんなに怖いところなんだろうとドキドキして挑んだけれど ホールドはしっかりとあり 三点支持さえしっかり取れば大丈夫。てか結構楽しい👍🎶
ただ最初の方はすれ違いが厳しそうなところもあり やっぱり混む前に唐松岳をでて正解だった。
鎖場を過ぎてからの稜線歩きは最高に気持ちよく 所々で青空も見え 劔もその雄姿を見せてくれてラッキーだった。
五竜山荘には9時半着。
山荘で稲荷寿司を買ってエネルギー補給後に五竜岳の山頂までピストン。
私の足じゃ往復2時間以上かかるので アタックザックの中には 一応エマージェンシーポーチなども追加しておく。
少し前にキレットの向こうの鹿島槍ヶ岳で熊が出たので 熊鈴も忘れずに。
途中までは何てことない普通の歩きやすい登山道。
からの1転して 縦方向の岩々の鎖場となる。
黄色の目印を確認していけば ホールドもしっかり取れるんだけど 何ヵ所か私の短い足じゃ届かなくて苦戦するところもあり、また鎖の下の岩がツルツルになってて足がかからなかったところが一か所💦。ここは山荘でも「怖かった」と話題になっていた。
残念ながらわずかの差で山頂からの眺望を見るのは叶わなかったが ここでも飲むコーヒーは美味しかった☕。
降りるとき 山友さんは鎖を握って格好良く懸垂下降の姿勢で降りてたが 私はそこまで鎖に命を預ける勇気がなくて 基本両手両足の四輪駆動でヨタヨタと(笑)
お昼過ぎには山荘に戻れたので それから他の登山者とお話をしたりして
のんびりまったり山荘タイムを味わう。
今回山荘のお泊まり初体験の同行者は「昼から飲む山ビール最高!!」と生ビールのジョッキを前に輝く笑顔を見せてくれた🍺🤗。
何とお値段1200円Σ(゜Д゜)。
私は持参したモンベルのチャイを五竜岳を眺めながら味わう。
そうそう 五竜岳の武田菱の雪形は キレットからじゃないと見れないんだって。
山荘から見れる雪形は大きく羽を広げた蝶の形。
キレットは歩く勇気がないから武田菱はgoogleの画像検索で良しとしよう。
そして迎える最終日。
夜明け前の五竜岳には ”ご来光登山”のヘッデンの明かりが見える。
星空は望めなかったけれど 青空もあったし日の出も見れた。
最高でしたと言いたいけれど 家に帰るまでが遠足なので 今日も1日頑張ろう。
ここでも「山岳遭難防止常駐隊」の方に下山ルートのアドバイスを頂いてから下山を始める。
中遠見まで鎖場が続くし、砂地のところで滑落死が出てるとのこと。
でもその危険な砂地のところがわからなく 気が付けば通り過ぎていたみたい。
小遠見からは延々と階段が続く。
これ 「登るの嫌やなぁ」とか「白馬のダイトレVerやんか」とかブツブツいいながらせっせと降りる(笑)
降りないと家に帰れない(笑)
そのしんどい思い後の高山植物園は見事でした✨。
コマクサも見れたしね。
五竜のゴンドラでは冷たいおしぼりサービスという素敵なおもてなしがあったし 温泉にものんびり入れたし お昼ご飯もゆっくり食べれたし。
新幹線で食べた駅弁も美味しかった。
やっぱり山は愉しい👍💕
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